世界的に有名な高級ジュエリーブランド、ティファニー。
ティファニーは「婚約指輪にダイヤを贈る習慣」を根付かせたブランドとして知られ、婚約指輪の代名詞的存在です。
若い女性にとっての「憧れのブランド」として、時代を超えて愛されています。
したがって、30代以降の女性の中には、ティファニーを身に着けることに不安を感じている人もいるかもしれません。
「自分は似合うのか」「若作りに見えないか」などの心配もあるでしょう。
そこでこの記事では、各年代がティファニーに抱くイメージや、年代別にオススメのアイテムを解説します。
ティファニーの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
ティファニーについておさらい
ティファニーの特徴は、最高峰の格式と洗練されたブランドイメージです。
ティファニーは、カルティエ・ブルガリ・ハリーウィンストン・ヴァンクリーフアンドアーペルと並ぶ、世界五大ジュエラーに数えられています。
また、本国アメリカでは、華やかな場で頻繁に登場するブランドです。
例えば、アカデミー賞の授賞式では、毎年有名セレブがティファニーのジュエリーを身につけて出席します。
2019年のアカデミー賞では、レディ・ガガがティファニーのイエローダイヤモンドのネックレスを着けて登場し、大きな話題になりました。
ティファニーの歴史
ティファニーの始まりは、1837年にニューヨークのマンハッタンにオープンした文房具店です。
その後ジュエリー販売に舵を切り、ビジネスを拡大。アメリカで宝石商として確固たる地位を築きます。
顧客には、当時の大統領や大統領夫人など著名人が名を連ね、セレブ御用達ブランドに成長しました。
そして、オードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」で大衆にも広く知れ渡り、現在の「憧れのブランド」というイメージを確立したのです。
アメリカ文化における「贅沢なライフスタイル」のアイコンとして、現在も絶大な人気を誇っています。
ティファニーのブランドコンセプト
ティファニーの創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーは、アメリカの宝石業界に多大なる影響を与えました。
特にダイヤモンドには並々ならぬ情熱を持っており、当時は「キングオブダイヤモンド」と呼ばれていたほどです。
その情熱は代々受け継がれ、現在も「上質なダイヤモンドといえばティファニー」というイメージを保っています。
また、チャールズは「ティファニーの品々はどれも気高くあらねばならない」という信念を持っていました。
その信念は、ブランドのイメージカラーである「ティファニーブルー」に表れています。
ブルーは古くから「真実」「信頼」など高潔なイメージがあり、気高くいようとするティファニーにピッタリでした。
また、ティファニーブルーは、こまどりの卵が由来のひとつと言われています。こまどりは「春を告げる鳥」として有名で、幸運の象徴です。
ティファニーが、婚約指輪やお祝い事のプレゼントに選ばれることが多いのも、納得ですね。
ティファニーに抱くイメージを口コミから分析
各年代の女性がティファニーに抱くイメージを、口コミを元に分析しました。
「ネックレス」「時計」「財布」とアイテム別にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ネックレスに抱くイメージ
ティファニーのネックレスは、豊富な商品展開が魅力です。
トレンド感溢れるスタイリッシュなデザインから、上品でクラシックなデザインまで、多種多様なラインナップを有しています。
では、各世代の女性は、ティファニーのネックレスについて、どのようなイメージを持っているのでしょうか。
〜20代
ティファニーは、「20代女性に人気のアクセサリーブランド」のようなファッション誌の特集では、必ず上位にランクインします。
10代・20代女性にとってティファニーは、「いつかは欲しい」憧れのブランドです。決して安い価格帯ではないからこそ、高い人気をキープしています。
一方で、ティファニー定番のオープンハートやティアドロップのネックレスは、30,000円代で購入できるので、「頑張れば買える」印象も持ち合わせています。
ヤング層にとってティファニーは「少し背伸びをして購入する大人なブランド」というイメージです。
また、清楚で可愛らしい印象をプラスしてくれるデザインも、高い支持を集めています。
30代
30代女性にとってティファニーのジュエリーは、等身大のイメージになります。
婚約指輪として広く親しまれているティファニーは、30代女性にとってはより身近な存在です。
また、繊細で上品なデザインを多く揃えるティファニーのネックレスは、普段使いに重宝します。
仕事の会食や冠婚葬祭への出席が多くなる女性にとって、フォーマルシーンに馴染むティファニーのジュエリーは強い味方です。
ただ、30代になると「ティファニーは自分には似合わないのではないか」と心配する人が増える傾向にあります。
実際、ネット上では「30代女性にティファニーは可愛らしすぎる」「ティファニーは20代の女性が彼氏にもらうイメージ」などの声も見られました。
40代〜
40代以降の女性の中には「ティファニーは若者向けのブランド」というイメージを持っている人が少なくありません。
そのため、ネックレスを購入する際、「自分には向いていない」と選択肢から外してしまう人もいるようです。
これは、他の高級ブランドが安くても10万円前後の価格帯なのに対し、ティファニーは3万円代からの商品を用意しているためです。
また、もっとも有名なアイテムがハートモチーフのネックレスなので、これが可憐で可愛らしいイメージに繋がっています。
しかし実際は、「デザインによる」というのがティファニーの正しい姿です。
ティファニーには、若い女性向けのかわいい印象のネックレスも多いですが、大人の女性に似合うエレガントなデザインのアイテムも多数あります。
ティファニーは、ダイヤモンドジュエリーの製造で名を馳せたブランドです。ダイヤのネックレスなどの高価なジュエリーは、品を備えた40代以降の女性にこそ似合うといえるでしょう。
時計に抱くイメージ
宝飾品のイメージが強いティファニーですが、実は腕時計も根強い人気があります。
ティファニーの腕時計は、ジュエリーメーカーらしい華やかでフェミニンなデザインが魅力です。
ティファニーのウォッチメーカーとしての歴史は意外と古く、1847年にブランド初の腕時計を発表しています。
では、各世代の女性は、ティファニーの腕時計について、どのようなイメージを持っているのか紹介します。
〜20代
ヤング層の女性にとって、ティファニーの腕時計はあまり身近な存在ではないようです。
理由は、主に価格帯であるといえるでしょう。
安くても30万円代〜であるティファニーの腕時計は、ヤング層には少々購入しづらい印象です。
ただ、文字盤のカラーがティファニーブルーだったり、インデックスにダイヤがセットされていたりと、ティファニーらしさが随所に感じられるデザインも多く、ファンは確実にいます。
腕時計をあまり着ける習慣のないヤング層にも、ティファニーの腕時計は「憧れの存在」として認識されているようです。
30代
30代女性は、ティファニーの腕時計のメインターゲットです。
ティファニーの腕時計は、パッと見ただけで上質なことがわかるラグジュアリー感があります。また、ステータス性もあり、一生ものの時計として最適です。
「そろそろちゃんとした時計が欲しい」と考え始めた女性を中心に支持を集めています。
40代〜
40代以降の女性にとってティファニーの腕時計は、ベーシックなアイテムです。
40代以降の女性は、長く使える品質の良い腕時計を探している人が多く、ティファニーも選択肢に入ります。
装飾のないシンプルなものは仕事やフォーマル用に、ダイヤの付いた華やかなものはお出かけ用に、などシーンによって使い分けている上級者も。
40代以降の女性には、視認性の高いすっきりとした文字盤のものも、高い人気を誇っています。
財布に抱くイメージ
アイコンカラーのティファニーブルーの長財布がもっとも有名です。
洗練された都会的な印象のティファニーブルーに、多くの女性が心惹かれています。
また、ネコをモチーフにしたものや、三日月型のものなど、遊び心溢れたデザインを多数発表しているのも特徴的です。
では、各世代の女性は、ティファニーの財布について、どのような印象を持っているのか紹介します。
〜20代
10代・20代の女性にとって、ティファニーは「憧れのブランド」なので、財布にも「背伸びする」イメージを持っている人が多く見られます。
特に、鮮やかなターコイズが美しいティファニーブルーの財布は、アイコニックなデザインで若年層にも人気です。
30代
上質なイタリアンレザーを使用したティファニーの長財布は、30代女性にとって「長く使える良品」というイメージです。
長財布に関しては、収納力が抜群で非常に使いやすいため、機能性を求める人からも支持されています。
1番人気はティファニーブルーですが、ブラックやベージュなどのベーシックなカラーも人気です。
40代〜
ティファニーの財布は、基本的に装飾が少なくシンプルなため、大人の女性向きです。
無駄のないすっきりとしたデザインは、「手に馴染みやすく使いやすい」と好評を得ています。
財布については、40代以降の女性で「似合わない」と悩んでいる人はほとんど見受けられませんでした。
価格的にも大人の女性に申し分ないので、「持っていておかしい」と感じる人はいないようです。
ティファニーの年齢層は何歳?
各年代の女性がもつティファニー製品へのイメージを調査したことで、ティファニーユーザーの年齢層が見えてきました。
ティファニーは何歳まで使ってもおかしくないか、製品別に詳しく解説します。
ティファニーを着用するにあたって不安を感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ネックレスの年齢層
ネックレスについては、全年代の女性が、身につけていてもまったくおかしくありません。
理由は、ティファニーのネックレスはさまざまなデザインのものが発売されているためです。
ティファニーのジュエリーは、年齢やファッションによって、ある程度棲み分けされています。
トレンドを取り入れたものや、キュートなモチーフなものは若年層向けですが、逆に、ダイヤやオパールを取り入れたアイテムはミドル層向けです。
このように、デザインや素材をしっかりと見極めれば、どんな年代の女性もティファニーを素敵に身につけることができます。
しかし、オープンハートやリターントゥティファニーなどは、大人の女性は避けた方がいいかもしれません。
あまりにも有名なデザインは、やや子供っぽく見える可能性があります。
ミドル層・シニア層は、ダイヤの輝きが似合う年齢なので、せっかくならティファニーが誇る上質なダイヤを体感されてみてはいかがでしょうか。
時計の年齢層
腕時計も、何歳までという対象年齢は特にありません。
ただティファニーの腕時計は、全体的に高級感がありエレガントです。そのため、若年層のカジュアルなファッションだと、腕時計が浮いてしまう可能性があります。
したがって、10代・20代の人よりは、30代以降向けといえるでしょう。
また、シックなファッションを好む人やシニア層は、煌びやかなデザインのものは避けた方が無難です。
あまりギラギラしていると、腕時計だけが悪目立ちしてしまう可能性があります。
落ち着いたファッションには、装飾の少ないモノトーンカラーの方がより似合うでしょう。
財布の年齢層
財布も、どの年代の女性が持ってもおかしくありません。
強いていえば、価格的にもデザイン的にも、大人の女性向きといえるでしょう。
洋服やバッグについては落ち着いた色を好む女性でも「財布くらいはパッと明るいものを使いたい」という人も少なくありません。
そういう方には、女性の永遠の憧れである「ティファニーブルー」はピッタリです。
年齢別に人気のネックレスを紹介
ここからは、ティファニーで特に人気の高いネックレスに絞って、具体的なオススメアイテムを紹介します。
年代別に2つずつ人気のアイテムをピックアップするので、ぜひ参考にしてくださいね。
〜20代に人気のネックレス
ティファニー不動の人気ナンバーワン。比較的リーズナブルなので、ファーストティファニーに最適です。
フェミニンな印象をプラスしてくれる、デイリーユースに便利なアイテムです。
30代に人気のネックレス
スマイルの口がモチーフのアイコニックなデザイン。芸能人にも多数の愛用者がいる、ティファニーを代表するモデルです。
ダイヤの美しさが際立つ一粒ネックレスは、ひとつあるとさまざまなシーンで活躍してくれます。
40代〜に人気のネックレス
さまざまなカットのダイヤモンドを組み合わせたティファニー独自のデザインが魅力。独創性とリッチさの両方が叶う欲張りなネックレスです。
- Tトゥー ダイヤモンド&マザーオブパール サークル ペンダント
マザーオブパールの周りにダイヤモンドをセットしたラグジュアリーな一品。個性的な洗練スタイルが完成します。
ティファニーは年代を超え愛される幅広いデザインが魅力
ティファニーは、数万円〜数百万円まで、幅広い価格帯の商品を展開しています。
そのため、ユーザーの年齢層も10〜60代と幅広いのが特徴です。
商品のデザインやコンセプトは価格帯によって大きく異なるため、一概に「この年齢層が似合う」とはいえません。
したがって、どの年代の人も、自分のファッションや雰囲気に合わせて、アイテムを選ぶとよいでしょう。
どのアイテムを選べばいいか悩んだら、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。