ヴィトンのスピーディの流行は過ぎた?特徴や人気の秘密を深掘り

  • 2024年10月20日

一時期、爆発的な人気を集めたルイ・ヴィトンの定番バッグ「スピーディ」ですが、今から買うのは遅いのか、もう流行は終わっているのか、気になりますよね。

実は、ここ最近スピーディが再び注目され、人気を集めています。その理由は、ドラマでの使用や定番ならではの魅力、豊富なバリエーションなどです。

しかし、また人気が高まっているとはいえ人気のラインアップや特徴を把握しておかないと、「いざ使ってみたらあんまり気に入らなかった」なんてことにもなりかねません。

この記事を読んで、スピーディの特徴やラインアップ、人気の秘密について学べば、そうした失敗はなくなるでしょう。ぜひ最後まで読んで、自分にぴったりのバッグを見つけるための参考にしてください。

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ヴィトンのスピーディの再流行がきてる?

発売から90年以上経つルイ・ヴィトンのスピーディですが、近年再注目されていることを知っていますか?

なぜ今、スピーディが注目を集めているのか。スピーディの魅力や歴史とともに、人気が再燃している理由について詳しく解説します。

ヴィトンの定番ロングセラーバッグ

スピーディが誕生したのは、1930年。旅行用ボストンバッグとして人気の高かったキーポルを元に、「自動車の助手席に気軽に置けるバッグ」として開発されました。

発売から100年近く経ちますが、現在も数多くの人に愛用されています。ちなみに発表当時の名前は「スピーディ」ではなく、「エクスプレス」でした。

新しいモデルやバリエーションも多い

サイズ展開やデザインのバリエーションが豊富なことが、スピーディの魅力です。小さく、小物の持ち運びに適したスピーディナノから、大容量なスピーディ40まで。

また、ルイ・ヴィトンの定番バッグだけあり、エピやダミエなどさまざまなラインで展開されています。基本的なフォルムは同じでもラインによって個性が大きく異なるため、ライン別にコレクションしている人もいるほどです。

芸能人の使用で何度も再燃!

スピーディがもっとも人気を集めたのは、1990〜2000年頃。

しかし芸能人の愛用者も多く、ドラマなどで使用されていることも多いスピーディは、その後もたびたびブームを起こしています。近年では、ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」で、菅野美穂さんがルイ・ヴィトンのスピーディを使用されていました。

ヴィトンのスピーディの特徴

スピーディが人気を集めている理由は、流行だけではなく、さまざまな魅力を備えているからです。

そこで、ここからはヴィトンのスピーディの特徴を解説します。

収納はたっぷり

スピーディにはさまざまなサイズがあり、そのどれもが高い収納力を備えています。

比較的小さめサイズのスピーディ25でも、15cmものマチがあるため、コンパクトな見た目でありながら収納力は高め。また、底が平らになっていることでバッグの中が確認しやすく、荷物を探しやすいという特徴もあります。

バリエーションが多彩

モノグラム、エピ、ダミエなどさまざまなラインで展開されており、それぞれ違った特徴を楽しめます。サイズのバリエーションも多彩で、一番小さいナノサイズ、25、30、35、40と5種類のサイズ展開。

使用するシチュエーションに合わせてサイズやデザインを選べるので、スピーディを複数所持している人もいます。

折りたたみが可能

コンパクトに折り畳めることも、スピーディの特徴です。

旅行の際はトランクなどに詰め込み、旅先で広げて使用するといった使い方ができます。収納力が高いバッグは、バッグ自体が大きくなりやすいためかさばってしまうのが難点ですが、スピーディなら使用するとき以外は畳んでおけば圧迫しません。

パドロック(錠前)が付けられる

スピーディには、付属品として南京錠がついています。もちろん飾りではなく、開閉レザーとサイドのレザーをつなげることでしっかりと鍵をかけられますよ。

見た目はブランド名とLVのロゴが入っており、重厚感と高級感のあるデザイン。

旅行はもちろん、日常的にも財布などの貴重品を守ってくれるので安心して使えます。

ヴィトンのスピーディのサイズバリエーション

スピーディには、以下の5つのサイズバリエーションがあります。

  • スピーディ・ナノ
  • スピーディ25
  • スピーディ30
  • スピーディ35
  • スピーディ40

それぞれのサイズ感や特徴について解説するので、ご覧ください。

スピーディ・ナノ

スピーディ・ナノは、現行のスピーディのなかでもっとも小さいサイズです。

幅16cm×高さ10cm×マチ7cmと、取り回しの良いサイズ感が人気。財布などの必需品がぴったり入るので、日常のちょっとしたおでかけにおすすめです。

2本のハンドルと取り外し・調節可能なショルダーストラップによって、さまざまな持ち方が楽しめます。

スピーディ25

スピーディ25は、ころんとしたフォルムが人気のサイズ。スピーディ・ナノほどではありませんが、小さめなサイズで持ち歩きしやすく、普段使いのバッグとしておすすめです。

サイズは幅25cm×高さ19cm×マチ15cm。財布などの小物に加えて、もう少し荷物を入れたいときにぴったりでしょう。

スピーディ30

スピーディ30は、ベーシックな大きさが人気のサイズです。ペットボトルやコスメポーチも入る大きさのため、スピーディ・ナノやスピーディ25よりも幅広いシーンで使えるでしょう。

サイズは幅30cm×高さ21cm×マチ17cm。

普段使いから旅先まで、いろいろなシチュエーションでスピーディを使いたい人や、はじめてスピーディを買う人におすすめです。

スピーディ35

スピーディ35は、書類やファイルといったビジネスアイテムも入るサイズです。比較的大きめながら、ルイ・ヴィトンらしいデザインのおかげで見た目は非常にスタイリッシュ。

収納力の高さから、旅行の際の持ち歩きバッグとしても人気を集めています。

サイズは幅35cm×高さ23cm×マチ18cmです。仕事用のバッグや、旅行で使う持ち歩き用のバッグを探している人にぴったりでしょう。

スピーディ40

スピーディ40は、ルイ・ヴィトンスピーディのなかでもっとも大きいサイズです。収納力が高く、ボストンバッグとしてしっかり使用できます。ノートパソコンも入るサイズのため、出張時のバッグとしても人気。

サイズは幅40cm×高さ25cm×マチ19cmです。

旅行用に収納力の高いバッグを探している人や、出張用のビジネスバッグを探している人にぴったりでしょう。

ヴィトンのスピーディの人気モデル

サイズだけでなく、デザインのバリエーションも豊富なことがスピーディの特徴。

とくに人気なモデルの特徴や、人気の理由について解説します。自分にぴったりのバッグがまだ見つかっていないという人は、ぜひ参考にしてください。

モノグラム

モノグラムは、ルイ・ヴィトンのシンボルにもなっている代表的なデザインです。日本の家紋をヒントに1896年に誕生。星と花を組み合わせたパターンと、アルファベットの「L」と「V」が目を惹きます。

モノグラムキャンパスには軽さや柔軟性、防水性能、表面に傷がつきにくいなどの性質があるため、実用的であることも特徴です。

エピ

ルイ・ヴィトンを代表するモデルのひとつ「エピ」。

エピとはフランス語で「麦の穂」を意味し、線状に流れるような細かい型押しが「麦の穂が風になびいて揺れているような風景」を思わせることから、名付けられました。

エピには「グレインザー」という上質な素材が使われ、とても高い耐久性を誇ります。また、細かい型押しのためシワが目立ちにくく、長く美しい風合いが保たれることもエピの特徴です。

ダミエ

市松模様のような細かいパターンが特徴的なダミエ。模造品の防止をきっかけに誕生したラインですが、ルイ・ヴィトンのなかでも歴史が長く、モノグラムと並んでブランドを代表するデザインです。

ダミエのなかにもブラウンを基調とした「ダミエ・エベヌ」や、白を基調とした「ダミエ・アズール」など、さまざまなバリエーションがあります。

LV ピロー

LVピローは、リサイクルナイロン「エコニール」を使用したラインです。枕のようにふわふわとした造形が特徴で、2021年春夏コレクションで発表した「ピロー・ライン・アンクルブーツ」に着想を得て開発されました。

素材であるエコニールの原料は、100%廃棄物が使われており、「地球にやさしいコレクション」として注目を集めています。

LV マッチ

2022年春夏に登場した、プレフォールカプセルコレクション「LVマッチ」。テニスのグランドスラムから着想を得て、モノグラムが描かれた「モノグラム・ジャカード ベルベット」という起毛素材が使われています。

ルイ・ヴィトンらしくシックな雰囲気がありながら、スポーティさも備えたラインとして人気です。

サマースターダスト

2022年夏のコレクションとして登場した「サマー・スターダスト」。

これまでにないスプレー着色の技法が使われ、鮮やかにカラーリングされていることが特徴です。違う角度から見ると色合いが変化したように見え、奥深い色味が楽しめます。

ライムグリーンやパールピンクカラーといった明るめの色が採用されており、持ち歩いているだけで気分が高揚するコレクションです。

古いバッグを売って新しいものを買うのも手

ルイ・ヴィトンのバッグはとても魅力的ですが、値段が高くてなかなか買えないという人もいると思います。とくにスピーディのように人気の高いものは、中古でもあまり価格が下がらず、購入しづらいでしょう。

そんなときは、今持っているバッグを売ることもひとつの方法です。買取店によっては、買取と同時に買い物をすると、割引をしてくれるお店もあります。

今持っているバッグを売り、そのお店で目当てのバッグを購入できれば、かなりお得に新しいバッグを手に入れられるでしょう。

買取店を探すときは、一括査定サービスを使えば簡単に買取店を比較することができます。

ヴィトンのスピーディが再流行中!買うなら今がおすすめ

ブランドバッグは上質な素材や、洗練されたデザインが魅力的ですが、それと同じくらい大切なのが「どれくらい流行しているか」でしょう。

どんなに素敵なバッグでも、「流行が終わっているモデルを使うのは気が進まない」という人も少なくありません。ルイ・ヴィトンのスピーディがもっとも流行ったのは1990〜2000年頃ですが、ドラマでの使用もあり、近年あらためて注目を集めています。

これを機に、お気に入りのバッグをひとつ探してみてはいかがでしょうか。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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