- サンローランとイヴ・サンローランの違いが知りたい
- イヴ・サンローランをギフトで贈りたい
- サンローランのおすすめアイテムが知りたい
本記事では、サンローランとイヴ・サンローランの違いを解説します。どちらも名前を聞いたことがあっても、違いは分からないという方は多いのではないでしょうか。
サンローランとイヴ・サンローランはもともと同じブランドです。なぜ2つのブランド名が区別されているのか、ブランドの歴史や変遷と合わせて紹介します。
サンローランとイヴ・サンローラン、それぞれのおすすめアイテムもピックアップしているので、ギフトなどの参考にしてみてください。
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サンローランとイヴ・サンローランの違い
サンローランとイヴ・サンローランは、同じ企業ブランドで大元は同じブランドです。では、どのような違いで2つの名称が存在しているのでしょうか。
取扱アイテムやロゴに注目して、両者の違いを比べていきましょう。
取り扱いアイテム
サンローラン(アパレルライン) | イヴ・サンローラン(コスメライン) |
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大元は同じブランドのサンローランとイヴ・サンローランですが、取り扱いアイテムに違いがあります。
サンローランはアパレルラインを扱っており、取り扱いアイテムは既製服であるプレタポルテやバッグ、財布などの革小物などです。対してイヴ・サンローランはコスメラインを扱っています。アイシャドウやリップ、香水など、カラー展開も豊富です。
ロゴ
「YSL」を縦に組み合わせたカサンドラと呼ばれるロゴを、見たことがある方は多いのではないでしょうか。実は一度、YSLロゴは消滅し、「SAINT LAURENT」と書かれたロゴのみになった時期がありました。
現在では、イヴ・サンローランを中心に、YSLロゴが復活しています。また、サンローランでも、一部商品でYSLロゴが使われるようになりました。
そのため、YSLロゴはどちらのブランドでも使われており、「SAINT LAURENT」ロゴは、サンローランのみで使用されています。
サンローランとイヴ・サンローランの歴史と変遷
サンローランとイヴ・サンローランはどのように誕生し、今のようなブランド体制になったのでしょうか。これまでのブランドの創業からの歴史や、ディレクターの変更に伴った変遷などを、くわしく見ていきましょう。
創業者の「イヴ・サンローラン」について
イヴ・サンローランは、アルジェリアの富裕層出身です。17歳のときにパリのオートクチュールのファッションデザイン学校に入学し、デザインコンクールでドレス部門最優秀賞を受賞しました。
その後、クリスチャン・ディオールのアシスタントとして働き、ディオールの主任デザイナーとして活躍しましたが、戦争のために離脱します。その後、自ら立ち上げたブランドが「イヴ・サンローラン」です。
彼が手掛けたオートクチュールはファッショントレンドとなり、彼はモードの帝王と呼ばれるようになりました。
またプレタポルテラインの「イヴ・サンローラン リヴ・ゴージュ」も設立し、より広い層がファッションを楽しめるように、ファッション界に大きな影響を与えた人物です。
メイクアップラインの誕生
イヴ・サンローランは、ファッション界に大きな影響を与えました。彼が「自分で作った服を着ている女性たちに顔を与えたい」という願いを持ったことから、1978年にメイクアップラインである「イヴ・サンローラン・ボーテ」が誕生します。
1979年に発売された「ルージュピュール No19」はベストセラーとなりました。当時は赤リップが主流であったなか、大胆な青みピンクは大ヒットし、今でもイヴ・サンローランを代表する人気カラーとなっています。
創業者の引退
創業者のイヴ・サンローランは、2002年に引退を発表しました。最後に行われたオートクチュールコレクションは、1962年からの40年にわたる歴史が体現されていたと言えるでしょう。
創業者の引退でオートクチュール部門が閉業され、プレタポルテ部門が1本になりました。同時期はファッション界が大きく変革した時代で、イヴ・サンローランもグッチを所有する大企業「ピノー・プランタン・ルドゥード」に買収されたことで、低迷期に入っていきます。
ブランド名変更
イヴ・サンローランが引退してから10年後の2012年に、エディ・スリマンが「サンローランパリ」を設立します。サンローランパリは、アパレルライン・サンローランのブランドの正式名称です。
エディ・スリマンは以前からイヴ・サンローランのアーティスティックデザイナーを務めていましたが、一時期離れていて2012年に戻ってから、ブランド名の変更などを行いました。
クラシックなイメージのプレタポルテラインにロックなイメージを加えて、リブランディングを行ったことで、一時低迷していたブランド人気を復活させています。
「YSL」のカサンドラロゴを廃止して「SAINT LAURANT」ロゴを主流にしたり、広告やストアデザインを一新したりして、より高級感のあるブランドを確立しました。
サンローランのおすすめアイテム
ここからは、アパレルラインを展開するサンローランのおすすめアイテムを紹介します。アクセサリーや革小物など、デイリー使いしやすいアイテムをピックアップしてみました。
ぜひ参考にして、普段のファッションに取り入れてみてください。
サングラス SL M107K 003
太めのべっ甲フレームが印象的な夏の必須アイテムのサングラスです。テンプルヘッドに、YSLのカサンドラロゴが配置されています。
イタリア製のサングラスは、おしゃれなだけではなく機能性も高く、フィットしやすいノーズパッドで、着け心地が良いです。グリーンのレンズは暗すぎないので、運転をする際にもつけやすいでしょう。
3つ折り財布
コンパクトな3つ折り財布は、中央のYSLのカサンドラロゴが目を引きます。上質なカーフスキン製で、傷や汚れに強いことが特徴です。
カードポケットが6個と、ファスナー付きの小銭入れがついており、現金を最低限しか持ち歩かないキャッシュレス派も使いやすいでしょう。小さめサイズなので、ミニバッグのときもかさばらずに持ち歩けます。
ポーチ付きトートバッグ
ノートパソコンやA4サイズが収納できるトートバッグは、オンオフ問わず使えて便利です。ベルト風のハンドルがアクセントになっています。
シンプルでベーシックなデザインは、どのようなファッションでも合わせやすいでしょう。付属のスリムポーチはバッグインバッグとして単独でも使えるので、汎用性が高いです。
イヴ・サンローランのおすすめアイテム
コスメラインのイヴ・サンローランのおすすめアイテムを紹介します。
リップやアイシャドウなどは、使いやすい色がそろっているので、大切な人へのギフトとしてもおすすめです。ぜひ参考にして選んでみてください。
ルージュヴォリュプテ シャイン(リップ)
ルージュヴォリュプテ シャインは、ツヤ感が特徴のリップです。6種類の美容オイルが配合されており、唇にも優しくとろけるように塗れます。
マンゴーの香りで、メイクタイムに癒しを感じられるでしょう。80番はチリチュニックというブラウンレッドのカラーで、ツヤがありながら肌なじみが良いので、普段使いしやすいです。
クチュールミニクラッチ(アイシャドウ)
YSLのカサンドラロゴが目を引くケースは高級感があるので、ギフトにもおすすめのアイシャドウです。デイリー使いしやすいブラウンは、オンオフ問わずいつでも使いやすいでしょう。
クリーミーな質感のアイシャドウは、瞼にきれいに密着し、粉飛びしにくいです。立体感のある目元が演出でき、長時間崩れにくいでしょう。
モンパリ オーデパルファム
モンパリは女性向けで、情熱的な恋に酔いしれる香りをイメージして作られた香水です。トップにベリー系が香り、ミドルにはオレンジ系やジャスミン系、ラストにはホワイトムスクやアンバーが香ります。
やわらかな曲線のボトルは、恋人に抱かれた女性の肩のような印象を醸しており、ビジュアルも魅力的です。大切な方へのギフトに選んでも良いでしょう。
サンローランとイヴ・サンローランは取り扱いアイテムが違う
サンローランとイヴ・サンローランの違いを解説しました。大元は同じブランドで、サンローランはアパレルライン、イヴ・サンローランはコスメラインと、扱うアイテムが異なります。
どちらも多くの人にとってあこがれのラグジュアリーブランドで、価格帯は高めですが、モードでクールな雰囲気はギフトで贈っても喜ばれるでしょう。
本記事で紹介した両ブランドのおすすめアイテムを参考にして、自分へのご褒美や大切な人へのギフトを選んでみてください。