クリスマスの風物詩「ホーム・アローン」
1990年に、子役・マコーレー・カルキン主演のドラマ「ホーム・アローン」が公開され、世界規模の空前の大ヒットとなりました。
パリでクリスマスを過ごすことになった15人の大家族が、8歳のケビン(マコーレー・カルキン)を家に置いてけぼりにしたことに気がつく。一方、自宅に一人残されたケビンは、二人組の泥棒と対峙することとなり、子供ながらに悪戦苦闘するといったクリスマスシーズンにふさわしいファミリー・コメディーです。毎年この時期に必ずといっていいほど放映される、季節の風物詩のような家族で楽しめる映画です。
出典:Amazon
今年も日本テレビ「金曜ロードSHOW!」の枠で12月11日に放映されました。これに連動して、予想通り、といった様子で買取価格に変動が起きています。
金曜ロードSHOW!での放映、そしてクリスマスに向けて「ホーム・アローン」または続編の「ホーム・アローン2」の需要が伸びる。まったくその通りなのですが、ちょっと子細に見てください。なにか様子が違いませんか…?
Blu-ray ホーム・アローン2の買取価格
(※12月22日現在)
12月6日まで855円で固定していた最高買取価格がテレビ放映を控え、翌12月7日に1950円と一気に高騰。12月11日のテレビ放映後は徐々に最高買取価格は下がっていくだろう…。と思いきや、12月22日まで最高1975円、最低でも1680円の高水準で最高買取価格は推移しています。
クリスマスの12月25日まで需要が伸び続ける。…それだけで説明するのはちょっと難しいですよね…。
マコーレー・カルキン35歳の復活
12月17日以降、マコーレーのニュースがネットを中心にざわつかせました。
大人になったケビン(マコーレー演じるホーム・アローン上の役)を彷彿とさせるWEBムービー 「:DRYVRS」の第1話がYouTubeで公開されました。
マコーレーは車の運転サービスをするドライバーを演じています。彼は乗客に愚痴をこぼすようになる。昔8歳のとき家に取り残されたことがトラウマになっているんだ…
明言はされていないようですが、ヒット作「ホーム・アローン」以後、両親との金銭トラブル、俳優業の引退、ドラッグ・死亡説など話題に事欠かなかったマコーレーの、「ホーム・アローン」に対するオマージュ、パロディ、皮肉など視聴者の想像をかきたてる内容が波紋を呼んでいる様子です。
まとめ
クリスマスシーズンの風物詩であった「ホーム・アローン」が予想通りに買取価格を揺らします。
おっと、今年はケビン(マコーレー・カルキン)本人がスクリーンから出てきて市場をかきまわしていますね!マコーレーも現在35歳。いつまでも「ホーム・アローン」を引きずりたくないのかもしれません。我々もかつてのカルキン坊やの思い出を整理する時が来たのかもしれませんよ?