侘び・寂び・「もえ」……などと、日本の文化が曲解されるようになったきっかけは10年前のヴェネチア・ビエンナーレからだと思うのですが、この「もえ」には2通りあると、この機会に声を大にしておきたいと思います。
【ひへん】の「燃え」と【くさかんむり】の「萌え」、この2通りの「もえ」があってこその日本文化であり、萌えに偏重しがちな昨今の風潮はいかがなものかと?
そして、この「2つのもえ」の造詣で高い評価を受けている「ウェーブ(WAVE)」こそ、日本の文化を端的に表す会社であるのでもっと大切にしなくてはいけないと、あえて口にしてしまいたい、のです。
ウェーブのフィギュアのおすすめ買取店
おたかランド
買取専門店、更には宅配買取に力を入れているショップ「おたかランド」は、近場に買取ショップがない、地方のフィギュア好きには貴重なショップです。特に「見積もり」「送料」はともかく、査定価格に納得がいかなかった場合の「返送料」までショップが負担してくれるという所が特に頼もしい点。買取価格に対しての自信の表れと見ることができます。
また、HPに掲載されている買取価格の一覧表も非常に充実しているのも特徴、メールや電話などでの問合せの手間が省ける上に、手持ちのコレクションの相場を把握する手助けにもなりますね。また、状態が悪いものでも、かなり頑張ってくれるとの事ですが、箱なしは減額の対象になりますから、注意が必要です。
ウェーブのフィギュアを高く売るコツ
劣化に注意
ウェーブのフィギュアはPVC製、高温多湿や紫外線など外的環境によって、ベタツキが出たり塗装が劣化したりします。こうなってしまうと、高価買取は全く期待できないばかりか、買取ってもらえない可能性すらあります。変形を防ぐ上でも、冷暗所に保管というのはかなり大切なことなのです。
箱から出すのか?
箱から出す派、出さない派。フィギュアのファンには2通りあるようです。箱なしでも買取ってくれるショップは多いですが、もちろん大幅な減額対象になります。やはり、高価買取を狙うならば箱は未開封が一番です。また、開封時にもテープをカッターで切るなど、可能な限りキレイにあけることで、減額を最小限に防ぐことができます。
まとめ
その筋からの大きな信頼と人気を誇るWAVEですが、ほとんどの製品は販売価格を割り込んだ買取しか提示してもらえません。しかし、ワゴンに積まれて捨て売りされている光景を見たことがないことから考えてみれば、そのことはWAVEの生産計画がうまくいっていることの現われ。これからも、上質なフィギュアを提供してくれる証といっていいでしょう。
元はといえばプレミアム狙いで購入したものではないはず。思うような価格が付かなくても、手放す時は気持ちよく手放したいものです。



