マルマンのゴルフクラブについて
時計バンドのやライターの国内メーカーだったマルマンは1970年にマルマンゴルフを設立しました。国内メーカーとして質の高いゴルフクラブ作りを続けていましたが、近年のスポーツメーカーのゴルフクラブ業界への参入のあおりを受け、「以前はよく使っていたけど最近使ってない」ゴルフクラブメーカーという印象が強くなっています。
それでも質が高く精度も高いゴルフクラブ作りは継続し、現在は所有欲を高めるような高級クラブの展開も行っています。45年の経験から作り出される安くてしっかりした作りのクラブから、トッププロでも納得するクラブまで幅広く展開をし、再び人気を取り戻しつつあります。
マルマンのゴルフクラブの人気モデル
マルマンのクラブは安くて質が高いことで定評がありますが、それだけではなくゴルフ仲間に自慢したくなるような最高級のクラブも作っています。そんなマルマンのクラブの中から特に人気のモデルを紹介します。
MAJESTY
マルマンが誇る最高級ゴルフクラブです。20万円以上するドライバーや、30万円以上するセットなど、売却時にも高価買取が期待できる価格帯のクラブになります。もちろん値段だけ高いわけではなく、マルマンの45年の経験と実績がすべて詰め込まれたゴルフクラブです。ラインナップとしてメンズ用とレディース用が用意されています。
Conductor
マルマンの名クラブとも言えるモデルがConductorになります。上級者向けのクラブですが、他のメーカーの同レベルのクラブと比較してもとても安く購入できるため、愛用者の多いクラブのひとつです。他にはないオレンジ色のグリップだけが賛否が分かれていますが、初級者を抜けだして次のステージに向かいたい人に最適なモデルです。ラインナップはメンズ用のみになります。
ZEAT
「新製品ではない。新種である。」というキャッチコピーで注目されたモデルです。マルチフィッテイングシステムと呼ばれる調整機能がついているため、ゴルフクラブで遊びたいというゴルファーやガジェット好きに最適なクラブです。クラブ長さをプラスマイナス0.5インチ変えることができるため、自分に合った長さをリシャフトせずに手に入れることが出来ます。ラインナップとしてメンズ用とレディース用が用意されています。
FIGARO
マルマンのゴルフクラブの中でもレディース専用のシリーズになります。ピンクをワンポイントカラーに使ったFIGAROは、女性ゴルファーの最初に揃えるセットとして人気があります。クラブそのものも初心者でもまっすぐに飛ばすことができるように作られているため、コストパフォーマンスに優れたクラブになります。
マルマンのゴルフクラブを高価買取してもらうためのポイント
ゴルフクラブの買取査定にはいくつかの基準があります。その基準を把握し出来るだけ高い基準で評価してもらうことが高価買取のポイントになります。ここではゴルフクラブの買取査定に影響する高価買取のポイントを紹介します。
しっかりと手入れをしてから査定に出す
ゴルフクラブの買取は新品や未使用品が最も高く買取してもらえます。新品を基準に減点方式で価格が決まりますので、いかにして減点を減らすかということが重要になります。その最大のポイントはゴルフクラブの状態です。使い込まれてキズだらけのクラブは買取をしても次の買い手が見つからないため、買取店も敬遠してしまいます。
キズを消すことはできませんが汚れや手垢を取り除くことは可能です。グリップやヘッドを薄めた中性洗剤で洗ったり、クラブのサビを可能な範囲で落とすことで買取価格を押し上げますので、大事に使ったクラブですから、しっかり汚れを落として買取してもらいましょう。
セットで買取してもらう
ゴルフクラブを1本で買取してもらうよりもアイアンセットやフルセットで買取してもらいましょう。MAJESTYのような高級クラブになると1本でもしっかりとした買取価格がつきますが、一般的なクラブは1本ずつよりも複数本、複数本よりもセットのほうが買い手の幅が広がるため、買取価格が高くなります。特にレディースのセットはどの買取店も不足していますので、買取価格が高くなる傾向にあります。
必ず付属品を一緒に査定してもらう
ゴルフクラブについてきたヘッドカバーは買取時に一緒につけておきましょう。ZEATシリーズのようにアタッチメントや工具が付属している場合はそれらをつけることも忘れないようにしてください。持っているのに査定時に持っていくのを忘れたがために買取価格が下がることもあります。付属品も含めてゴルフクラブだと考えて、きちんと付属品をつけて買取査定をしてもらいましょう。
使わなくなったらすぐに買取してもらう
ゴルフクラブは新しければ新しいほど買取価格が高くなります。モデルチェンジを行って最新モデルが出てしまうと古いモデルの買取価格は下がってしまいます。最新モデルでなくなるだけで、買い手が減りますので、買ったけど相性が良くなくて数回しか使っていないようなクラブがあれば、旧モデルになる前に買取してもらうようにしましょう。
こんなゴルフクラブは買取不可です
マルマンのクラブであれば基本的に買取不可となることはほとんどないのですが、状態の悪さなどから買取りできないというようなことがあります。どのようなクラブが買取不可になるかを説明します。
単品のアイアン、揃っていないアイアンセット
買取可な買取店もありますが、多くの買取店でアイアンの単品やセットでないアイアンの買取をしてもらえません。揃っていないアイアンセットに他のモデルのアイアンを加えると、ちょうどいい飛距離のクラブが欠けてしまうことがあります。アイアンはつねにセットで揃えるのが基本だと考えてください。
修理したクラブ、改造したクラブ
こちらも買取店によりますが、基本的には買取不可になります。修理したクラブや改造したクラブはクラブの特性が変わってしまうことがあります。Aというクラブの特性が気に入った中古で購入したら思っていた特性と違えばクレームになりかねません。トラブルを避けるために修理したクラブや改造したクラブを取り扱わない買取店があるので気をつけてください。
シャフトやヘッドにクラックがあるもの
シャフトやヘッドにクラックがあるといつ壊れるか分かりませんので、リスクを犯してまで買取する買取店はありません。かと言って自分で使い続けるのも危険ですから、修理を行うか破棄するかの判断をしてください。
使い込みすぎているクラブ
クラブは使えば使うほど特性が変化していきます。使っている本人は気づかないかもしれませんが、5年以上使うとバランスも崩れ、見た目もボロボロになって飛距離も低下します。そんなクラブを欲しいという人がいないため買取を拒否されることがあります。
まとめ
マルマンはゴルフクラブメーカーとして決して人気のあるメーカーではありませんが、昔からの愛用者もいますし、質の高いクラブですのであえてマルマンを使う人もいるぐらいです。状態さえ良ければ買取価格も上がりますので、日頃からメンテナンスをしっかりして、良い状態のまま買取査定をしてもらえるように心がけましょう。