介護用品とはどんなものがあるのか
介護用品と一口にいっても、生活全般をフォローするものですから、多岐にわた、ここで全てを扱うことはかないません。そこで代表的なもの、かつ高額なものである介護ベットとシニアカーについて取り上げたいと思います。
家族に介護が必要となったら、大抵がケアマネージャさんのアドバイスのものに介護用品を購入したりするのですが、いざ使用が終わると誰もアドバイスをくれないのが実際です。
ならば捨てるのか?それはちょっともったいないし、手間がかかる。そんな場合は買取をしてくれるショップに相談してみましょう。大型のものが多いと思いますから、茨城まで出張してくれるショップの紹介となります。
介護用品の買取価格紹介
介護用品のジャンルでは、なかなか買取実績を掲載しているショップもないので、以下はオークションで取引されていた相場から推測した買取価格。サンプル数が少ないということもありますから、あくまでも「参考」ということで……。
介護ベッド
可動部、つまりモーターの数により定価や買取価格が高くなります。3モーターとは背中部・膝部・高さの3カ所を動かせるタイプで介護ベッドの中では一番の高額品。販売価格は高価なもので30万円程度となっています。
パラマウント「楽匠Sシリーズ 3モーター」
・KQ9632 7万円
・KQ9611 6万円
・KQ9100 5万円
シーホネンス「和夢シリーズ」
・K-630 6万円
背中・高さの2カ所を動かせるタイプの2モーター、販売価格は20万円弱といったところです。
パラマウント「楽匠シリーズ 2モーター」
・KQ82330 5万円
シーホネンス「ケプロコア」
・820R 4万円
それぞれの買取価格は定価から見るとかなりの安さではありますが、他の家具類と比較するとまだ良い方。必要になったら買わないで済むものではないという、ジャンルの商品だからでしょうか。
シニアカー
電動車いすの発展型として、スズキのセニアカーに代表されるシニアカーがあります。グレードなど細かく分かれているのですが、製造年で買取価格が変わる印象なのは、重要なパーツであるバッテリーの経年劣化による所が大きいのでしょう。
スズキ「セニアカー」
・ET4D7 10万円
・ET4D6 6万円
・ET4D5 3万円
・ET4E7 10万円
・ET4E6 6万円
・ET4E5 3万円
「ET4D」が上級車、「ET4E」が標準車というグレード分けになっていますが、買取価格には差がなく、発売年で大きく価格が変わってきます。
ホンダ「モンパル」
・ML200 6万円
セリオ「遊歩」
・スキップ 10万円
・パートナー 7万円
・フレンド 7万円
レンタルが充実しているのは、介護用品全般にいえることで、中古品を買ってまで所有しようという人が少ないためか、このジャンルの商品も定価と比較すると買取価格が非常に厳しい印象があります。
茨城でおすすめの介護用品買取店
パワーセラー買取
所有している自社トラックが15台、年間買取点数が1万点以上というのが、関東を中心に全国で出張買取をおこなっている「パワーセラー買取」です。こちらはローコスト経営をおこない、通常買取れないような大型のアイテムやジャンク品も買取してくれるといいます。
まずは電話かメールにて問合せを。
ナンバーワン買取センター
本拠地は神奈川県・横浜市にある「ナンバーワン買取センター」は、関東一円で積極的に買取を行っているショップです。介護用品を含む非常に幅広いアイテムが買取り対象になっていますから、遺品整理などにも頼れるショップです。
買取価格などについては、HP上のフォームもしくは電話にて問合せとなっています。
リセット
介護・健康用品全般の出張・宅配買取を行っているのが「リセット」です。何といっても、専門に買取をおこなっているという点で、査定眼と相場のつけ方に信頼が置けますね。もちろん、査定料や出張費、宅配料すべてリセット持ちとなっていますから安心して以来できますね。
ただし、茨城県内の出張エリアは南部のみとなっていますからご注意を。まずはお電話を!!
介護用品を買取に出す流れ
希望アイテムをショップに伝える
介護ベッドやシニアカーは非常に大きなものなので、出張買取が基本となってきますが、それに値しないものについてはショップも断らざるを得ません。
そのために、商品のメーカーや年式、型式、状態などを伝える必要があります。介護ベッドやシニアカーには必ず、それらを表すシールが貼ってありますから、問合せの前にメモにとっておくなどをしておいてください。
状態を良くしておく
後は出張の日時を決めてショップを待つだけになるのですが、それまでに状態を上げておくことが必要。整備までする必要はありませんが、軽く拭き掃除などはしておくべきでしょう。
また、取説などがしまってあるようでしたら出張買取の日時までに用意をしておきましょう。
売れない介護用品の処分方法
上に紹介した業者はすべて不用品の引き取りもおこなっているものの、大抵のアイテムが有料となりますから、いっしょに問合せするのがよさそうです。
料金が高すぎるといった場合なら、管轄は住居がある市町村になりますので、各役所まで問い合わせるとよいでしょう。
集積所に出せるものは大きさが決まっていますから、介護ベッドなど大型のものはクリーンセンターやリサイクルセンターまで持ち込むことになると思いますが、業者にお願いするよりはぐっとお得に処分することができるはずです。
注意点など
介護ビジネスが盛んになっている一方で、中古市場はいまだ成熟していない印象があります。ですから、まだ値段が付くのが介護ベットやシニアカーぐらい、それ以外は高く売れることは期待できないというのが率直な印象です。
ならば、引取りにお金がかからなかっただけでもラッキー、そんな感覚でショップにお願いしましょう。もしくはヤフオク!などを利用する方法がありますが……梱包などの手間や後のクレームを考えると、なかなか難しいのではないでしょうか。
まとめ
茨城県を本拠地に介護用品の買取をおこなっているようなショップは残念ながら見つけることができませんでした。しかし、さすが関東圏、出張買取をしてくれる業者は多数あります。せっかく遠方から来てくれるんだから、この機会を利用して、同じように不要になったものを一気に買取・処分をお願いするといいかもしれません。
取扱いについては、ショップのHPでご確認ください。