着物の断捨離を成功させる方法｜整理のコツやおすすめ買取店も

本記事では、着物の断捨離を考えている人に向けて、着物の処分方法や整理する流れなどを解説します。着物を売却したい人におすすめの買取店も紹介。

着物は買取店によって価格が大きく異なります。少しでも高く買取りして欲しい場合は、実績が豊富にある買取店を選びましょう。

大切にしてきた着物を手放すか悩んでいる人や、大量の着物の処分に困っている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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着物の断捨離を上手く進めるコツ

処分する以外にも、買取やリメイクなどがあるため、迷った着物は納得して手放せる方法を見つけましょう。

何枚残すかを決めておく

断捨離を考える理由として、収納スペースの確保があげられるでしょう。決められたスペースに着物が何枚まで収納できるかを確認し、何枚残すのかを決めます。

残す着物の枚数を決めたら、帯などの着物に付随するその他のものが、あわせて収納できるのか確認するのがおすすめです。

使用する場面を想定する

断捨離をするうえで特に大切なことは、実際に使用するかどうかです。具体的にどんな機会に着る着物を残すのか想像してみましょう。

冠婚葬祭や子どもの入学式など、着物を着るイベントがある場合は、それらに適した色合い・デザインの着物を残します。また、子どもが将来着ることを考えて残しておくこともあるでしょう。

思い入れのある着物は写真を撮る

今後、着る機会がなさそうな着物であっても、思い入れのある着物は処分しづらいものですが、残してしまうと断捨離ができません。

思い入れのある着物は、写真を撮っておくと後から見返すこともできておすすめです。また、捨てるのがどうしても辛い人は、フリマアプリや買取店などで売却するのがいいでしょう。

着物を整理する流れ

①着物を種類ごとに分ける

着物には種類があり、「黒留袖」「振袖」「訪問着」「小紋」「紬」など、生地や柄によって異なります。それぞれ用途が異なるため、種類ごとに分けておきましょう。

黒留袖と振袖は1枚ずつ、訪問着と小紋は2枚など、使用頻度や収納スペースを考えて残すものを選びます。また、自分で着ない場合であっても、子どもが着る可能性を考え、一緒に見ておくのもよいかもしれません。

②サイズ・保管状態をチェックする

種類ごとに分けたら、サイズと保管状態をチェックします。明るい場所で広げ、シミや虫食いの有無、縫い目のほつれがないか、表と裏を目視でチェックしましょう。

また、実際に着てサイズが合っているか、生地の劣化がないかもチェックします。古いと感じるものなどは残しても着ない可能性が高いため、思い切って処分しましょう。

③残すもの・捨てるものに仕分けする

状態を確認した後は、残すものと処分するものに仕分けします。保管状態が悪いものや、着る可能性がないものは処分の対象です。

ただ捨ててしまうのは気が引けるという人は、買取や寄付、知り合いに譲るなどの方法で手放すのがいいでしょう。柄が気に入っているものなどは、リメイクして使う方法もあります。

④クリーニングする

残す着物のなかで、汚れや匂いが気になる場合は、着物に対応したクリーニング店に依頼しましょう。

古すぎるシミは取れませんが、軽いシミはシミ抜きをすることでキレイになります。着物のクリーニングは高額なので、見積もりを出し、丁寧に対応してくれる店を選ぶのがおすすめです。

⑤きれいに畳んで収納する

収納する際は、シワがつかないようにキレイに畳みます。着物の角と角をしっかり合わせながら、裾→襟→袖の順に丁寧に畳みましょう。

1箇所畳むごとに手で空気を抜くようにすると、キレイに畳めます。畳んだ着物は、湿気対策として、和紙でできた「たとう紙」に包むのがおすすめです。

着物を断捨離する方法

着なくなった着物も、捨ててしまうのは気が引けますよね。しかし、それでは断捨離が進みません。

フリマアプリや買取店などを利用して売却するか、知り合いに譲ったり、寄付したりすることで、罪悪感なく断捨離ができるでしょう。

フリマアプリで売る

写真を撮って投稿するだけで、手軽に売れる点がメリットです。状態がキレイなものはもちろん、多少のシミなどであれば、気にせずに買ってくれる人もいます。

デメリットとしては、買い手がつくまで手放せないことです。また、傷や汚れについてしっかり説明し、同意を得てから販売しないとトラブルになりかねません。

買取店で売る

買取店で売るメリットは、すぐに手放せることと、着物の価値をしっかりと評価してくれる可能性が高いことです。

デメリットは買取店によってサービスや買取価格が異なるため、買取店を比較する手間がかかることでしょう。この記事で紹介している買取店を比較し、自分にあった店舗を選ぶのがおすすめです。

知り合いに譲る

知り合いに着物に興味がある人がいた場合は、譲るものおすすめです。思い入れのある着物などは、大切に着てくれそうな人に譲りたいですよね。

デメリットは、シミなどの不具合のある着物が譲りづらいことと、貰い手が見つかるまで手放せないことでしょう。

また、高価な着物などは貰い手も気を遣う可能性があります。お互いに納得できるよう気を配る必要があるかもしれません。

リメイクする

部分的な虫食いや大きなシミができてしまった着物などは、リメイクして再利用するのもよいでしょう。ただし、生地が劣化しているものはリメイクしても破れやすいので注意が必要です。

小物などであれば、自分で挑戦してみてもよいかもしれません。ドレスなどにリメイクしたい場合は専門店に問い合わせ、プロに数万円程度で依頼するのが無難です。

寄付する

NPO法人や大学、市民団体などに寄付することも一つの手です。ホームページなどで確認し、手順に従って着物やその他の小物を寄付することができます。

買取店で値段がつかなかった着物や、不具合のある着物も、有効に使ってくれるでしょう。回収方法などによってお金がかかる場合があるため、気になる人は調べてみてください。

処分する

買取店やフリマアプリで売却できず、引き取り手もない場合には諦めて処分することを検討しましょう。

最後に写真を撮っておくことで、思い出として残すことができます。断捨離を進めるためには、思い切って処分することもやむを得ません。自治体のゴミの出し方を確認し、ルールに沿ってゴミに出しましょう。

着物のおすすめ買取店3選

着物は価値の判断がむずかしいため、買取を依頼するなら実績のある業者を選ぶことがおすすめです。着物の豊富な買取実績があり、特におすすめの買取店を3店紹介します。着物の買取を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

リファスタ

公式サイト

特徴

• LINEで査定が受けられる
• 宅配キット無料
• キャンセル料も無料

店舗紹介

リファスタは2010年創業の買取店で、着物の買取に力を入れています。また、着物だけでなく、和服、呉服、織物や和装小物まで、まとめて買取が可能です。

着物専門のバイヤーが在籍し、着物の価値を正しく見極めてくれるため、高額買取が期待できます。1点から買取しており、思い入れのある着物や、高価な着物の買取を考えている人におすすめです。

実店舗は東京都豊島区池袋に1店舗のみですが、出張買取と宅配買取で全国に対応しています。宅配キットや手数料、キャンセル料まで無料。便利なLINE査定も実施しており、気軽に買い取ってもらえる点も魅力です。

買取実績

• 久保田一竹 訪問着：200,000円
• 絞り 訪問着：90,000円
• 小紋：30,000円

店舗情報

着物10

公式サイト

特徴

• 大容量の無料宅配キット
• 送料・手数料無料
• 和装品をまとめて買取

店舗紹介

1990年創業の買取店である着物10は、名前からも分かる通り着物の買取に力を入れており、和装小物のみの買取にも対応。ほかの店舗で買取不可だった着物も積極的に買取しています。

カスタマーサポートも充実しており、値段がつかなかった着物も無料で引き取りを実施しています。無料の宅配セットは約15点も入る大きさであるため、大量に着物を断捨離したいと考えている人にはうってつけかもしれません。

着物と和装品をまとめて買取してくれて、送料と手数料が無料というのも嬉しいポイントです。なるべくお金をかけずに断捨離したい人は、ぜひ着物10の公式サイトをチェックしてください。

買取実績

• 人間国宝・羽田登喜男の訪問着ほか計11点：230,800円
• 人間国宝・中村勇二郎の着物ほか計10点：120,700円
• 翠山工房・徳永正峰の振袖セットほか計20点：540,000円

店舗情報

KOMEHYO（コメ兵）

公式サイト

特徴

• 宅配キットの申し込みは24時間受付
• LINE査定あり
• 創業70周年の老舗買取店

店舗紹介

1947年に古着の販売を開始したことから歴史が始まったコメ兵は、2000年代に入り、貴金属やブランド品、着物の取り扱いを開始しました。2013年には社名をKOMEHYOと改め、創業70周年を経てホールディングス体制をスタートさせます。

公式サイトには、着物の特集として1,000件以上のアイテムが並べられ、販売も行っていることが特徴です。断捨離する前に自身の着物はどのくらいの値段がつきそうなのか、確認してみるのもよいかもしれません。

買取の際には、宅配キットはもちろん、査定料・送料・キャンセル料はすべて無料。LINE査定で気軽に査定することもできておすすめです。

買取実績

• シャネル ワンピース：220,000円
• ルイヴィトン デニムジャケット：220,000円
• クロムハーツ スニーカー：350,000円

店舗情報

着物の断捨離にはコツがある！

着物の断捨離を進めるためには、まず保管状態を確認したうえで、残すものと手放すものに仕分けるのがコツです。もちろん無理に手放す必要はありませんが、迷ったものは手放す方向で考えると断捨離が進みます。

もし「捨てるのはもったいない」と感じるのであれば、買取店やフリマアプリなど、次に誰かが使ってくれる方法を選ぶと手放しやすくなるでしょう。この記事の内容を参考に、着物の断捨離に挑戦してみてください。

本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典：リファスタ,着物10,Google,KOMEHYO