中古タクシーを高価買取してくれるオススメ店3選

  • 2024年6月13日
中古タクシーの買取はどうしたらいい?タクシー売却のまとめ
あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

中古タクシーについて

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個人タクシーを営んでいて、廃業に伴って買取を検討しているとします。果たして、一般車両の買取と同様に考えるべきか、中古タクシーとして別に考えるべきなんでしょうか?

これまで、タクシー専門の買取業者というのはほとんど見かけることがなく、一般の中古車買取店やディーラーの下取りを利用するのが一般的でした。最近になって中古タクシー専門の買取店も数多く登場しましたので、どうやら中古タクシー市場も変動が起こりそうです。
ここでは、中古タクシーの買取についてまとめましたので、売却を検討している方は参考にしてください。

タクシーは何が違う?

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タクシーと一般車両の違い

一言でいうなら、タクシーは「商用車」です。
更にわかりやすくいうと、タクシーは「働く車」で、トラックやダンプカー、バス・ハイヤーなども同じ。商用車には、物の輸送に使われる車両と人の輸送に使われる車両があります。

日本の法律上、人の輸送に使用される車は「乗用車」と扱われ、商用車というと貨物自動車を指していると考えられています。
たとえば、営業で外回りのために使用される車は商用車じゃないのか?という疑問がありますが、商用車と乗用車の違いは、ナンバープレートの色で区別されています。

商用車のナンバー

商用車のナンバーは、ナンバープレートの上部にある数字が〝1〟か〝4〟から始まる3桁になっています。対して、乗用車は〝3〟か〝5〟から始まります。
また、商用車は、乗用車と比べて長時間・長距離を走ることを想定して、エアコンやオーディオなどの装備を最低限に抑え、エンジンやボディが頑丈に作られています。

タクシー車両の中古市場

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車種の違い

商用車のタクシーには、街中でよく見かけるセダンタイプ、大人数や荷物の運搬にも使われるバンタイプ、車椅子や福祉施設の送迎に使用される福祉車の3タイプがあります。

このうち、もっとも普及していて、タクシーという言葉でスグに思い浮かべるのは「セダンタイプ」でしょう。日本国内のタクシーは、ほとんどがLPG燃料仕様で、リアシートの後ろ・トランクの奥に燃料が積まれています。

ところが、最近のタクシーは「プリウス」「アクア」「リーフ」のようなハイブリッドカーが急増しています。これらの車種も、メーターや自動ドアの取り付けなど、タクシー仕様のカスタムが行われているため、一般的な買取店で中古車として売却する際には、かなり悪い条件で取引されていました。

タクシー専門の買取店

中古車を売却するときに「下取り」よりも「買取」という選択肢が増えた昨今、タクシー車両専門の買取業者が登場しました。つまり、それだけ中古タクシー車両のニーズが多いということです。
考えられる背景としては、個人タクシーのドライバーの高齢化に伴う廃業、タクシー利用者減少に伴うタクシー会社の車両購入費用の節約が考えられます。

中古タクシーの購入を検討しているタクシー会社のニーズに応えるためには、売却する時も専門店を選ぶことがポイントと考えられます。

中古タクシーの評価基準

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外装・内装

タクシーの場合、人を迎えに行く、人を乗せる、荷物を運ぶなどの用途を考えた時、外見や乗り心地は重要な評価ポイントになります。

  • 外装のキズ・凹み
  • ボディカラー
  • ランプ・アンテナなどの破損
  • シートの汚れ・へたり
  • フロアマットの汚れ・破損
  • 車内の異臭

これらは、営業として客を乗せる際に、好印象を与えられるかという点で重要です。

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一般的な乗用車の場合、1年で1万キロというのが平均的な走行距離だと言われています。しかし、営業車両で使用されていた中古タクシーの場合、この基準に当てはまるということは無いでしょう。
タクシーの走行距離に関しては、エンジンの調子や足回りの状態、メンテナンスの頻度によって査定基準は変動します。

エンジン

エンジンの異音、オイル、プラグの状態、修復歴などが査定ポイントになります。ただし、エンジンのオーバーホールや載せ換えなどによって、査定額がアップするケースがあります。
他にも、車種・年式・グレード・整備記録・車検の残期間は、査定に大きく影響します。

中古タクシーの買取おすすめショップ

中古タクシードットコム

出典:中古タクシードットコム
出典:中古タクシードットコム

タクシー業界でも最大手「株式会社キャブステーション」が運営する中古タクシー売買の専門店です。日本全国にパートナー企業を持ち、買取車両の運送から販売まで中間業者を挟みません。中間マージンが発生しないので、高価買取りに期待が持てます。
取り扱い車両は、小型車両(コンフォート・クルー)から、クラウンやセドリックなどの中型車両、ハイヤー仕様・個人タクシー仕様・ジャンボタクシーなどです。売却の際には、提携業者が車の引き取りを行い、陸送費用の自己負担はありません。

ケーエスUSED

出典:KSサービス
出典:KSサービス

ガソリン車・クリーンディーゼル車と比較してもクリーンなLPG車の普及活動を行い、人と地球環境の共存をコンセプトに、LPG自動車の販売・買取を実施しています。高年式・走行40万キロ未満のLPG車両は高額査定、中でも、走行20万キロ未満の低走行車は人気が高く、予想以上の査定額が提示される可能性があります。
【取り扱いLPG車種】セダンタイプのパッセンジャー、バン・ワンボックスタイプの商用車、スポーツ・ハードトップタイプのスペシャルカー、中型のトラック・バス、4WDクロスカントリー車・軽自動車

アケボノコーポレーション

出典:アケボノコーポレーション
出典:アケボノコーポレーション

自動車整備事業をメインで行うアケボノコーポレーションの中古車販売部門では、LPG中古タクシー車両をメインに取り扱っています。もともと、自動車整備事業・自動車電装品販売業の企業なので、バッテリー・エアコン・カーナビの取り付け・整備もサポート。ハイブリッドカーの修理販売、福祉車両やCNG(天然ガス)車両の取り扱いも可能です。
近年需要の高いプリウスやオリジンは、走行距離に関わらず高額買取りに期待が持てます。

まとめ

利用者の減少やドライバーの高齢化で個人タクシーの廃業が増える中、企業を退職した中高年層が個人事業として個人タクシーを始めたり、女性ドライバーの増加など、世代交代を感じさせるタクシー業界。新規事業を始めるにあたって、中古タクシーのニーズは確実に存在します。

しかし、タクシーは一般車両の査定基準と異なるため、買取価格の相場は、業者によって大きな差が生まれることが予想されます。中古タクシーの売却は、必ず複数の買取業者から見積りを取り寄せて、比較検討しましょう。
ただし、一般車両の買取よりも業者が限られてくるため、陸送の費用負担などについてのチェックはお忘れなく!

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木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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