免許をとってしばらくの間ペーパードライバーであった私も、「車ってなんてすばらしいんでしょう!?」という車なしの生活はできなくなり、全く車に興味がなかった当時の私からは想像もできないくらい、各メーカーの主要車種くらいはわかるようになりました。(とはいっても車好きの方の足元にも及びませんが・・・)
そんな私も知っているNISSANのスカイライン。今回はこの中古車スカイラインの買取相場や買取価格に迫ってみたいと思います!
日産スカイラインとは
photo by Thomas Chung
1957年4月に当時の富士精密工業によって初代プリンス・スカイラインとして小型乗用車として発売されたスカイラインは、のちにプリンス自動車工業が日産自動車に吸収合併されても、モデル廃止にならなかった当時からの人気車種です。
日産のスポーツカーの代名詞として世間に幅広く認知された「GT-R(PGC10)」はサーキットでの使用を主に開発された車両で、手に届くレースカーとして多くの人々の心を掴みました。「GT-R」という言葉に特別な感情を抱く人達もいるほど愛されている車で、現在のスカイラインはスポーツカーという位置づけよりは、高額セダンに分類されるようになっていて、当時スカイラインをスポーツカーとして愛用していた人たちが、年齢を重ねても愛し続けて乗っている車種です。
スカイラインの買取価格を紹介
それではここで、中古車スカイラインの買取価格をご紹介します!
V36 250GT/2014年式 パール ¥161~184万円
日産スカイラインのベースとなる「250GT」。走行距離が5000キロということで買取価格も高めになっているようです。
V36 250GT Type P 55周年リミテッド/2014年式 ガーネットブラックパール ¥212.1~242.4万円
スカイライン生誕55周年を記念した特別感を演出しているモデル。なおV36 250GT Type P 55周年リミテッドは「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」に認定されていて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、自動車取得税および自動車重量税が50%減税となっていました。
KV36 370GT タイプSP 55周年リミテッド ガーネットブラックパール ¥226.6~259万円
「370GT Type SP」をベースとした、特別仕様車「55th Limited」は555台限定生産されたモデル。前席ヒーター付アニバーサリーレッド本革シート(一部人工皮革使用)に前席部分に55周年記念刺繍を施し、ボディーカラーは専用色のガーネットブラックパールを設定するなど、スカイライン生誕55周年を記念したモデルです。
KV36 370GT タイプSP/2010年式 パール ¥186.8~213.5円
走行距離は26,000km。3.7L搭載のセダン370GT「タイプS」/「タイプSP」、クーペ370GTベースと「タイプP」/「タイプS」/「タイプSP」がありますが、こちらはタイプSP。6速マニュアルは、クーペ370GT タイプS系に設定し、スポーツフロントバンパー&サイドシルスポイラー、4輪アクティブステア(4WAS)、スポーツチューンドサスペンションなどを備えるモデルです。
スカイラインの査定基準
photo by Brett Levin
スカイラインはやはりスポーツカー好きにはたまらない車なのでATではなくMT(ミッション)車であって、ターボ付きというのが査定としてはよくなります。
またスポーツカーは足回りにガタがくると致命傷になるため走行距離が少ないものがやはり高く買取してもらえます。
スカイラインを高く買取してもらうポイントは?
スカイラインを高価買取してもらう一番のポイントは日産の純正部品であることです。スポーツカーに乗る人はいろいろと社外品などに変えて改造していることが多いと思いますが、買取してもらう場合には見た目はかっこよくてもほとんどの場合マイナス評価になってしまいます。純正のホイールに夏タイヤをはいた、ノーマルスカイラインの外観が買取価格は一番高くなります。
ただし、日産で販売しているメーカーパーツ装着車なら買取査定はプラスになる場合もあります。車の後部の丸テールランプやGT-Rなどのロゴマークは外さないようにしましょう。
また、買取してもらう前には洗車をしてボディと室内も綺麗にしておくことも重要です。ガラスの内側や、ボンネットの中も濡れたタオルで一通り拭いておきましょう。もちろん買取業者でも掃除はしますが、事前にきれいにしておくことで印象は違ってきますので気を遣っておきましょう。
そして一番の高値買取のポイントはやっぱり「比較」。インターネット上の車買取一括査定サービスや、近くのめぼしい業者などにいくつか依頼してみて、査定額が一番高いところに売ることが高値での買取のポイントです。
買取の流れと必要書類
スカイラインの買取が決まったら用意しなければならない必要書類がいくつかあります。業者によく聞いて、また以下を参考に準備しておきましょう。
スカイラインの車検証の所有者欄が本人名義の場合には、印鑑登録証明、委任状に実印、譲渡証に実印、当年分の自動車税納税証明書、車検証の住所と現住所が違う場合には、その住所を証明できる書類が必要です。
住所証明の書類はひとつ前の住所なら住民票の前住所欄でわかりますが、2つ以上は前住所の役所で住民票の除票を取らなければいけません。5年以上経っていると、本籍地にて戸籍抄本が必要になりますのできちんと確認して手配するようにしましょう。
また、自分のスカイラインがローン購入などで、所有者が日産の自動車ディーラーや信販会社の場合には委任状に認印、譲渡証明書に認印、当年分の自動車税納税証明書、住所確認の書類のみで大丈夫です。
買取をしてもらったあと、ほかにこれから乗るクルマがある場合にはスカイラインの買取の分と別に、その新しい車の分も必要ですので、印鑑証明書を役所に取に行った際には2部取得し、あわせて住民票も取っておくと便利です。
まとめ
photo by San Sharma
ということで、日産スカイラインの買取事情いかがでしたでしょうか。スカイラインの買取を考えたときには、インターネットから簡単便利な「車買取一括査定サービス」が個人的にはおススメです。インターネットで「車買取一括サービス」と検索すればサイトがでてきますので依頼してみてくださいね。
お持ちのスカイラインがより高値で買取されますように!