トヨタ エスティマの買取相場と高額買取のコツ3つ

  • 2023年7月11日

エスティマは、トヨタで製造されている美しいデザインの車体フォルムと、快適な空間を持つ人気のミニバンです。手放す際には、より高く買取してもらえるように買取相場を知っておきましょう。

大切にしてきた愛車だからこそ、価値ある価格での買取を考えるべきです。また、高価買取業者は、その車を必要としている顧客を持っている業者でもあります。無駄なく次のオーナーの手に渡るのは車のためにもなるのです。

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トヨタのエスティマとは

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たまごを思わせる曲線が美しいボディ

エスティマが最初に売り出されたときのキャッチコピーが「天才たまご」だったように、トヨタのエスティマはたまごのような曲線を描くボディが特徴です。

バンタイプの定番であるハコバンは四角くて、見た目にスマートではないものが多く、その上空気抵抗によって走りにも影響が出るという特徴を持っています。

それに対して同じバンの1種でありながら、エスティマは多くの人に選ばれやすく、走りも軽快になるという差別化をしているのです。もちろん、運搬をメインとした場合、荷物の積載しやすさにおいては劣ります。

つまり、エスティマは、ターゲットを業者向けとしないミニバンという立ち位置になるわけです。荷物をメインに考えるミニバンではなく、大きな荷物を積める乗用車というスタイルを見た目でわかりやすく示していると言えるでしょう。

一般向けは居住性がバツグン!人が乗るためのミニバン

エスティマには業務用も存在しますが、やはりその最大の特徴は乗用車として利用される一般向けにあります。7人乗りの2列目シートは、3列目シートを収納して、最大800mmのスライドによる広いスーパーリラックスモードが可能です。

シートにはアームレストやオットマンを装備していて、ゆったりと寛げるファーストクラスの乗り心地を謳っています。乗用車なのにまるでVIPルームのような空間を演出できるのです。

ロングドライブやオートキャンプなどにおける快適性を考えれば、その利便性は他の車種の追随を許さないでしょう。荷物がメインではなく、あくまでも乗る人をメインに考えたミニバンが、エスティマだと言えるのです。

トヨタエスティマの買取相場紹介

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エスティマ 2.4 アエラス 平成18年

平成18年に3代目としてモデルチェンジした一般的なエスティマがエスティマ 2.4 アエラスです。グレードのなかでは1番の普及型となりますが、最終進化タイプのエスティマとして、人気のあるモデルとなります。

このグレードでも7人乗りは通常は3列シート、3列目を収納すると2列目シートで広い空間を使えるというゆとりのある車です。10年という年数でも走行距離が10万km以下で人気カラーなら十分高価買取を狙えます。
買取相場70万円ほど

エスティマ 2.4 アエラス Sパッケージ 4WD 平成18年

エスティマ 2.4 アエラス Sパッケージ 4WDは、通常のアエラスに18インチのタイヤとホイール、デュアルパワースライドドア、さらにインテリジェントAFSなどを追加したモデルとなっています。

また、4WDタイプは走りが強化されているので、ミニバンのなかでも走りのいいエスティマがさらに快適に走ってくれると思っていいでしょう。こちらも10年を超える2006年のモデルですが、走行距離が10万km以下なら100万円を超える高価買取もあります。
買取相場102万円ほど

エスティマ アエラス プレミアム-G 平成28年

エスティマ アエラス プレミアム-Gは、現行モデルの最高グレードのエスティマになります。シートはブランノーブと合成皮革で張られていて、最高の座り心地を提供してくれます。

木目と本革を意識した内装が格調高く、高級感あふれるエスティマと言っていいでしょう。本来のメーカー小売希望価格が370万円ほど。1年前の2016年モデルならまだまだ新品同様で、エスティマを安価で欲しい顧客が多いこともあり、かなりの高価買取を期待できると思っていいでしょう。
買取相場280万円ほど

高価買取のポイント・注意点など

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トヨタエスティマは7人乗りシートが人気

トヨタエスティマには7人乗りと8人乗りがあるのですが、スーパーリラックスモードにできる7人乗りが1番人気となっています。そのため、同じエスティマでも7人乗りタイプは、買取価格が高めの傾向があるので、買取の際には注意しましょう。

スーパーリラックスモードはエスティマの目玉ともいえる機能であるため、あると無いとでは全く評価が違ってしまいます。また、スーパーリラックスモードを欲しがる顧客の場合は、やはり室内装飾は豪華なものを好みます。

そのため、革張りシートのプレミアム-Gは特に人気が高く高価買取となっているようです。

走行距離で買取価格が変わる

エスティマは休日のお出かけに使う車という位置づけとなるミニバンなので、走行距離はそう多くならないことが多いようです。中古車の買取の場合は走行距離10万kmを超えるか超えないかで買取価格が全く違って来ます。

買い替えを考えている場合には、10万km未満で買取をしてもらうようにするのがいいでしょう。逆に言えば、購入年が古いものでも、走行距離が短いものは思ったよりも高価買取になることがあります。

もう古い車だから下取りでいいやと考える前に、1度買取業者で買取査定をしてみることをおすすめします。

手放す予定ならフルモデルチェンジ前に

車には世代交代があります。エスティマは3世代目となっていますが、2006年にモデルチェンジした後には2016年にマイナーチェンジをしただけで、まだ大きな世代交代はありません。

車は世代交代をした後は前モデルに対する人気は大きく変動する傾向にあります。新しいモデルに人気が移行するか、前モデルの人気が上がるか、そのときにならないとわからないのです。

多くの場合は前モデルは価値が下がる傾向にあるので、手放すと決めたらフルモデルチェンジが来るよりも、早めに買取してもらったほうがいいでしょう。

まとめ

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エスティマはミニバンの中ではやや異色の、人が乗って楽しむタイプの車です。そのため、中古車となってもあまり価値が下がらない傾向にあります。

特に7人乗りタイプは贅沢に空間を使えるのが特徴で、エスティマの人気の大きなポイントとなっています。下取りに出してしまうとこのような人気の点が活かされないため、高価買取を狙うなら買取業者で査定を行ってからにしたほうがいいでしょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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