「宅配買取ってどうなの?」「宅配買取を行っているが依頼が増えない」「宅配買取はどうやって始めればいいの?」
リサイクルショップの買取件数を増やすために、宅配買取を検討しているお店は多いです。
全国からの買取依頼を受けられる宅配買取は、上手く活用すれば効率的に商品を買取できます。
しかし、最初に宅配買取の依頼数を増やすコツをおさえておけないと、全く依頼数が増えず宅配買取の恩恵が受けられません。
そこで、この記事では、宅配買取の依頼件数を増やすコツやメリット・デメリットについてご紹介します。
宅配買取を増やす方法
宅配買取の利用者を増やす方法は以下5つあります。
- 事前にユーザーの不安を取り除く
- 配送料の情報を明記しておく
- 配送用の箱はお店側で用意する
- 箱詰についての情報を紹介する
- 事前査定ができるようにしておく
順番に詳しく見ていきましょう。
事前にユーザーの不安を取り除く
宅配買取の利用者を増やすために大切なのは、事前にユーザーの不安を取り除くことです。
宅配買取を利用するユーザーのよくある不安は、主に3つあります。
まず1つ目は、信頼できる買取店かどうかの不安です。信頼してもらうためには、自社サイト内で、鑑定士の顔や今までの買取実績を掲載しておくのがオススメです。
次に2つ目ですが、宅配買取の配送中における破損の不安です。高価なものは特に宅配買取での依頼に躊躇してしまいます。
対策としては、運送保険でいくらまで保証できると明確に伝えて不安を払拭してください。
最後3つ目は、査定額に対する不安です。安心して依頼できるよう、事前査定を設けてユーザーを査定額で納得させて、宅配買取の件数を増やしましょう。
配送料の情報を明記しておく
宅配買取の配送料の情報は、サイトに明記してください。
宅配買取でかかる配送料の情報がサイトに明記されていれば、ユーザーが安心し依頼につながりやすくなります。
また、配送料が有料、無料どちらにせよ明記しておくことが重要です。
もちろんユーザーは、配送料、キャンセル料などが無料であるお店を好みますが、利用時に査定額と比較し検討するため、有料でも査定額が高ければ利用者は見込めます。
お店側としては、配送料がかかると利益を圧迫するため、無料か有料かじっくり検討したいポイントだと言えます。
配送用の箱はお店側で用意する
宅配買取に利用する配送用の箱は、お店側で用意するのが最適です。
郵送時に必要な配送箱を無料提供すれば、ユーザー側の負担が減り、依頼する可能性が上がるためです。
また、郵送箱は買取商品によってサイズを分けて提供するのが良いでしょう。
商品サイズに合わせて輸送箱を提供すれば、お店側の配送コストが減らせるためです。
箱詰についての情報を紹介する
もし、店舗側で配送用の箱を用意できない場合、ユーザー側で梱包材を準備してもらう必要があります。
ユーザーが梱包材を用意する際に不安にならないように、箱詰についてサイトへ掲載しておきましょう。
例えば、主に以下のような情報です。
- 1箱に詰め込みできる荷物の目安
- 商品ごとの箱詰め方法
- 緩衝材として利用できるもの
詳しく掲載してユーザーが依頼をスムーズにできるようにしてください。
事前査定ができるようにしておく
お伝えしたように、ユーザーは手元にある商品がいくらで売れるかを一番知りたいです。
そのため、宅配買取の依頼前に事前査定ができるようにしておくと、販売意欲の高いユーザーの増加が期待できます。
事前査定でオススメな方法は、LINEやメールで写真を送って査定する方法です。
これらは、自宅にいながら利用できるので、ユーザーの負担が少なく、気軽に使えるためユーザー数増加が見込めます。
宅配買取のメリット
宅配買取を取り入れようと検討している方は、宅配買取から得られるメリット・デメリットについてを知って判断材料にするのが最適です。
まず、宅配買取を行うお店側のメリットは以下3つあります。
- 全国どこからでも買取の依頼が来る
- 査定に時間が取れる
- 大きな商品も買取しやすい
順番に詳しく見ていきましょう。
全国どこからでも買取の依頼がくる
宅配買取のメリット1つ目は、全国どこからでも買取依頼が来ることです。
そのため、店頭買取だけでは買取できない多様な商品を取扱える機会が増えます。
仕入れ先をさらに増やしてお店を拡大したい方は、取り入れておくべき買取方法と言えます。
査定に時間が取れる
宅配買取のメリット2つ目は、お店のタイミングで査定ができることです。
例えば、店頭買取であれば、店頭に来たユーザーを待たせるとトラブルになるケースがあるため、その場ですぐに査定する必要があります。
一方、お伝えしたように宅配買取は、商品到着後にお店のペースで査定ができます。
査定時間の融通がききやすいのは、宅配買取の嬉しいポイントです。
大きな商品も買取しやすい
宅配買取のメリット3つ目は、大きな商品も買取しやすいことです。
大きな商品を売りたいユーザーにとって、店頭まで商品を持ち運ぶのは一苦労です。
ユーザーの中には面倒だからと諦めてしまう方も。
しかし、大きな商品も宅配買取であれば、依頼が簡単です。梱包資材に詰めるだけで後は自宅から発送するだけと手間がかかりません。
そのため、今まで面倒だと思って依頼しなかった潜在的なユーザーの買取にもつながります。
宅配買取のデメリット
宅配買取を行うお店側のデメリットは以下3つあります。
- 査定時のトラブルが起こりやすい
- 買取不可の商品を送られる可能性がある
詳しく順番に見ていきましょう。
査定時のトラブルが起こりやすい
宅配買取のデメリット1つ目は、査定時のトラブルが起こりやすいことです。
宅配買取は、対面で接客を行いません。
そのため、宅配買取では、査定額に対しての不信感があったり、ユーザーの不安点をその場で解消できず、トラブルになるケースがあります。
しかし一部では、非対面がプライバシー保護につながることからメリットと捉えるユーザーもいるので、一概にデメリットとは言えません。
買取不可の商品を送られる可能性がある
宅配買取のデメリット2つ目は、買取不可の商品を送られる可能性があることです。
事前査定が必須ではなく、キャンセル料を無料としているお店だと、買取不可の商品が届いた分だけ無駄なコストがかかります。
対策としては、「キャンセル時の配送料は無料だが、買い取れない商品に限り返送料は必要」などのように、サイトへ掲載してください。
宅配買取のリスクを事前に対策するのは重要です。
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宅配買取を行うことで、全国的なユーザーからの買取ができ、取扱い商品を増やすことができます。しかし、効果的な宣伝をしなければ依頼は増えません。
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