衣類買取は、幅広い層から需要があるため、比較的取り扱いしやすい買取ジャンルと言えます。
新しい買取ジャンルを増やしたいと考えている方にもオススメです。今回は、そんな衣類買取で買取を増やす方法や、注意点などをまとめました。
衣類買取を始めたいと思っている方、現在衣類買取をおこなっている方。ぜひ参考にしてみてください。
古着の買取がオススメな理由
買取店で新たなジャンルを取り扱いしたいとき、古着の買取がオススメです。
その理由は、以下の2つ。
- 一年中需要があり買取も行いやすい
- 販売も比較的容易にできる
それぞれの理由について、詳しく解説します。
一年中需要があり買取も行いやすい
衣服は生活に必要なものなので、骨董品や美術品などの嗜好品に比べて、幅広くいろいろな人から需要があります。
流行の移り変わりが早く、流行が終わった衣類は売却する人も多いです。
また、衣類はダウンジャケットやTシャツなど、季節によって需要が高まるアイテムがあります。
そういったアイテムを、需要が高まる季節前に買取強化することで、商品を集めることができるのもポイントです。
販売も比較的容易にできる
衣類は買いたい人の層が幅広いため、買取後の再販売も比較的容易にできます。
たとえば、人気ブランドの衣類などは、定価ではなかなか手が出せない人も多いです。そこで、気になるブランドは買取店に訪れて、中古で購入する人もいらっしゃいます。
古着買取を増やす方法
古着の買取を始めたら、まず買取量を増やさないと再販売する商品がありません。古着買取を増やすためには、以下のような方法がオススメです。
- 査定方法をしっかり明記しておく
- 古着のベストシーズン前に宣伝する
- 古着の買取例や実績を紹介する
- 買取方法を複数用意しておく
- 靴やカバンも買取可能にしておく
- 事前査定ができるようにしておく
詳しく解説します。
査定方法をしっかり明記しておく
買取店を利用するお客様は、お店の査定方法などを参考に利用するお店を選んでいます。
査定方法はできるだけ分かりやすく、事前に確認できるようなところに記載するようにしましょう。また、ブランド品とノンブランドでは、査定方法を変えることも重要です。
なぜそれぞれ変えなければいけないのか、その理由と査定方法についてご紹介します。
ブランド品は一枚ごとの査定
ブランド(シャネル、エルメスなど)の古着を買取する場合、査定方法は一枚一枚チェックする方式をオススメします。
ブランド古着の場合、デザインだけではなく、そのブランドとしての価値がどの程度あるのかも含めて査定しないといけません。
まとめてチェックするのは難しいです。
ブランド品の古着の場合は、一枚一枚しっかり査定していますと明記しておくと、利用者も安心して依頼できます。
ノンブランド品は重さ買取
ノンブランド品(ユニクロ、ZARAなど)は一枚ごとの価値が低いため、一点一点を細かくチェックしていたら、利益が取れません。
ノンブランド品はサクサク査定を進めるためにも、量り売り(重量での査定)がオススメです。
量で買取額を決める方法なら、そこまで手間をかけずに査定を済ませることができます。
重量ベースの場合は、必ずホームページなどお客様の目に止まるところに記入しておくと、トラブルの防止につながります。
古着のベストシーズン前に宣伝する
衣類のなかには、季節によって需要が高まるアイテムがあります。
たとえばTシャツなら夏、ダウンジャケットやコートなどのアイテムなら冬が需要が高いです。
そういった季節性のアイテムは、需要が高まるシーズン前に買取強化することで、再販売しやすいアイテムを集められます。
ベストシーズン前に買取強化をして、ホームページやSNSなど分かりやすいところで、買取強化していることを宣伝するようにしましょう。
古着の買取例や実績を紹介する
依頼側にとって、お店の買取例や買取実績も、店選びの判断基準です。
買取例や実績があるお店は、それだけ依頼されてるお店という信頼感を与えることもできます。
古着買取をしているお店と分かってもらうためにも、できれば買取例や実績は紹介するのがオススメです。
特にブランド品は複数店舗で買取価格を比較する人が多いので、だいたいの買取価格も掲載してあると、お客様が参考にしやすくなります。
買取方法を複数用意しておく
依頼側には店頭に行けない事情がある方もいます。
宅配買取や出張買取を取り入れることで、そういったお客様のニーズに応えやすいです。
宅配買取の場合、依頼側は好きな時間に荷物を送ればいいので、忙しい方でも利用しやすいのがメリットになります。
逆にデメリットは、送料や手数料が発生したり、店頭買取よりも時間がかかることです。
出張買取は、依頼側の自宅に訪れて査定するため、量が多くても買取ができます。デメリットは、依頼側とお店側でスケジュール調整が必要なこと、お店側にとっては車の手配など経費がかかることもデメリットです。
靴やカバンも買取可能にしておく
衣類の買取を増やすためには、靴やカバンを買取可能にするのも効果的です。
クローゼットの整頓や断捨離で衣類を売るとき、一緒に靴やカバンなどのファッションアイテムを処分したいと考える人も多くいます。
靴やカバンなどのアイテムを買取することで、まとめて売りたいお客様からの依頼を受けやすいです。
衣類以外にどんなアイテムを買取しているか、買取可能アイテムの一覧などがあると分かりやすくなります。
事前査定ができるようにしておく
依頼側としては、少しでも高値で売れるお店に買取を依頼したいです。そのときに利用するのが、事前査定になります。
商品を売る前の査定が可能とアピールすることで、お店選びの候補に上がりやすくなります。
メールやWEB、電話、LINEなど。自店舗で取り組みやすい事前査定方法を検討してみてください。
買取時の注意
衣類の買取を始める際には、以下の点に注意しましょう。
- 買取不可な服を明記しておく
- ネーム入りでも買取可か明記しておく
事前に注意事項を明記しておくことで、お客様とのトラブルを防ぐことにつながります。
買取不可な服を明記しておく
お店の方針によって、買取可否の範囲は異なると思います。
たとえばブランド専門で取り扱いしたいのなら、ユニクロなどノンブランド衣類は買取不可にすることが多いです。
その他にも焼け、シミ、色落ちなどの状態難がある場合は買取不可になるのかどうかなど。
事前に買取不可なラインを明確にしておくことで、売る側も安心して依頼することができます。
ネーム入りでも買取可か明記しておく
衣類のなかには、ネーム入りの商品も少なくありません。
礼服、ビジネススーツ、子供服など。ネーム入りで使われていた商品は、売れるのかどうかお客様も悩みやすいです。
買取不可な衣類と合わせて、ネーム入りでも買取可能かどうかを明記しておく、お客様が利用しやすくなります。
ホームページなど、分かりやすいところに記入するようにしましょう。
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