- 白金とプラチナに違いはあるのか知りたい
- 白金(プラチナ)の特徴を知りたい
- 白金(プラチナ)とホワイトゴールドの違いを知りたい
白金とプラチナに違いはあるのか解説します。
白金をそのまま日本語に訳すとホワイトゴールドなので、「白金はホワイトゴールドである」と間違えやすいです。しかし、白金はホワイトゴールドではありません。
本記事では、白金とホワイトゴールドの違いについても、特徴をピックアップして詳しく解説します。白金・プラチナ・ホワイトゴールドの違いがよくわからず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
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白金とプラチナに違いはない
「プラチナ」は学術用語で「白金」と言い、両者に違いはなく同じ金属です。江戸時代にプラチナを白金と和訳したことから、2種類の名前で呼ばれていました。
ちなみに白金をそのまま英訳するとホワイトゴールドですが、両者は別物です。
プラチナの魅力は白く美しく輝く見た目で、銀や金よりも比重が大きく、持ってみるとずっしりとした重みを感じられることが特徴として挙げられます。
昔は銀も「白金」と呼ばれていた
日本では、プラチナと同じように白い輝きを持つ銀のことも、白金と訳して呼んでいました。見た目は似ているものの、光の反射率は銀よりもプラチナのほうが低いため、暗めの白銀色がプラチナ、明るい白銀色が銀であると判断されます。
また、銀はプラチナの約2分の1ほどの重量のため、アクセサリーとして身につけるとプラチナよりも軽いと感じるでしょう。
「白金」の直訳「ホワイトゴールド」は別物
「白金」をそのまま英語にすると「ホワイトゴールド」です。そのため、白金を金の一種だと勘違いしてしまうかもしれません。
ホワイトゴールドは文字通り白色の金で、ジュエリーに用いられる金属ですが、プラチナとは別物です。第一次世界大戦でプラチナの流通が不足し、ヨーロッパでホワイトゴールドが登場したことから、見た目が似ているプラチナと混同されるようになりました。
宝石業界では、誤解を生まないよう「白金」という言葉の使用を控えています。
白金(プラチナ)の刻印
白金(プラチナ)の表面には、数字やアルファベットが刻印されています。
刻印が表しているのは、プラチナの含有率です。たとえば999という刻印は、ほぼ100%の純度の高いプラチナであることを証明しています。刻印の数字が小さくなるほど、プラチナの含有率が低いことを示し、価値も低下する仕組みです。
数字の刻印の近くには、プラチナを表す「Pt」「PT」「PLATINUM」などのアルファベットも刻印されます。
刻印 | プラチナ含有率 |
---|---|
850 | 85% |
900 | 90% |
950 | 95% |
999 | ほぼ100% |
白金(プラチナ)の用途
白金(プラチナ)は、耐久性が高いことから、ブライダルラインのアクセサリーに欠かせない素材として有名です。しかし、宝石業界だけでなく、自動車や医療をはじめとしたさまざまな産業分野にも深い関わりがあります。
プラチナは、耐久性に加えて耐酸性や耐食性にも優れていることから、自動車産業において、排気ガスに含まれる有毒の浄化触媒や燃料電池に使われることが多いです。心臓に不調のある方が体内に設置するペースメーカーの電極にも使われています。
白金(プラチナ)の価値
白金(プラチナ)は、世界での産出量が少なく、希少性の高さから長らく金よりも価値のある素材として知られてきました。しかし、近年は金の価格が右肩上がりで順調に伸びており、金の価値がプラチナを上回る逆転現象が起きています。
プラチナは7割近くが産業界で使用されているため、価値が景気に左右されがちです。そのため、2008年のリーマンショック以降、一時期は最高値の半値以下まで下落しました。しかし、近年は6~7割程度の価格で落ち着いている状況です。
白金(プラチナ)とホワイトゴールドの違い
白金はプラチナという単独素材です。一方で、ホワイトゴールドは、純金とニッケルもしくはパラジウム系の金属を配合したもので、表面にロジウムをコーティングして、シルバーの色合いを出しています。
ホワイトゴールドの刻印は、純金の割合を示す「K」と数字の隣に「WG」と打たなければいけません。18金のホワイトゴールドなら「K18WG」です。
白金(プラチナ)とホワイトゴールドには、色や強度、重さなどの特徴でも違いがはっきりとあります。それぞれの特徴を比較することで違いを明確に認識しましょう。
色
白金(プラチナ)は素材の色がシルバーカラーで、錆に強く、そのままの色を保持しやすいです。
ホワイトゴールドの地金の色は、淡い黄色を帯びたシャンパンゴールドカラーで、ロジウムコーティングによってプラチナに似たシルバーカラーを演出しています。コーティングが剥がれなければ、そのままの色を保てるでしょう。
色の変わりやすさ
素材の色が変わりやすいかどうかは、白金(プラチナ)の純度によって異なります。純度の高いプラチナは、ほかの成分に反応しづらく、変色しにくいことが特徴です。
ホワイトゴールドも変色しにくいですが、経年による色の変化のリスクはあります。
プラチナもホワイトゴールドも、含まれる別の金属の割合が高いほど、変色リスクもアップするため注意が必要です。
強度
白金(プラチナ)は、金属のなかでもやわらかく、変形したり傷ついたりしやすいという特徴があります。日常的に身につけていると、細かな傷がつきやすいため、アクセサリーとしての強度を上げるために割金を用いることが多いです。
ホワイトゴールドは、金にいくつかの金属を混ぜ合わせて作ります。強度が高く傷がつきにくいので、日常使用のアクセサリーとしての使い勝手が良い素材です。
重さ
白金(プラチナ)は、貴金属のなかでも比重が大きく、純金よりも重いです。比重とは、同じ体積で比較した重さのこと。
金にほかの金属を混ぜ合わせたホワイトゴールドは、プラチナより軽量です。プラチナは手に持つとずっしりと重さを感じやすく、ホワイトゴールドは身につけていても重みを感じません。
希少性
白金(プラチナ)は採掘場所や埋蔵量に限りがあるため、純金より希少性が高いです。必然的にホワイトゴールドと比べてもプラチナのほうが希少性があります。
しかし、プラチナは、世界の経済状況によって価値が変わりやすい貴金属。近年は、金の価格が上昇傾向にあるため、資産価値では純金やホワイトゴールドのほうがプラチナより高いです。
金属アレルギーのリスク
白金(プラチナ)は純粋な金属のため、金属アレルギーを引き起こすリスクは低いです。ホワイトゴールドは、アレルギーの原因となるニッケルやパラジウムなどの、さまざまな金属が混ぜ合わさってできているため、気をつけなければいけません。
また、プラチナのなかでも、割金を使用したものは金属アレルギーを引き起こす可能性があります。アレルギーを起こしやすい方は、可能な限り純度の高いプラチナや金などを選びましょう。
白金とプラチナは同じ金属である
白金とプラチナは呼び名の違いから、異なる金属であると思い違いをしている方も少なくありません。ホワイトゴールドと混同している方もいるでしょう。
白金とプラチナは同じ金属で、白金(プラチナ)とホワイトゴールドは別の金属です。
プラチナとホワイトゴールドの特徴には大きな違いがあり、特に金属アレルギーのリスクにおいては、間違いが健康上のトラブルにつながる恐れがあります。金属について正確に理解し、自分にとって有益なものを選びましょう。
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