18金ネックレスをつけたまま温泉に入っても良い?つけっぱなしにするリスクも

  • 2025年5月8日
この記事で解決できるお悩み
  • 18金ネックレスが温泉で変色するか知りたい
  • 18金ネックレスをつけっぱなしにするリスクを知りたい
  • 18金ネックレスの手入れ方法を知りたい

18金ネックレスをつけたまま温泉に入ってもいいのか、錆びたり変色したりする可能性について解説します。お気に入りの18金ネックレスを外さずに、温泉に入ってしまった経験がある方もいるかもしれません。

この記事では、18金ネックレスをつけっぱなしにするリスクや、きれいな状態を維持するための正しいお手入れ方法についても解説しています。18金ネックレスを長く愛用したい方や劣化が心配な方は、ぜひ参考にしてください。

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18金製品の特徴

18金は、金の含有率が75%の地金のことを指します。残りの25%は、割り金とよばれる銀や銅などほかの金属です。

純金は安定した金属ですが、やわらかく変形しやすいためアクセサリーやジュエリーには向いていません。一方、18金は純金に混ぜたほかの金属の性質も併せ持っており、純金よりも硬く、加工しやすいことが特徴です。

純金と割り金の配分バランスがよく、イエローゴールドやピンクゴールドなどのバリエーションもあることから、18金はジュエリーやアクセサリーによく利用されます。

18金ネックレスつけたまま温泉に入っても良い?

ゴールドアクセサリーの画像

金やプラチナのアクセサリーは「つけたまま温泉に入っても良い」と耳にしたことがある方もいるかもしれません。

では、金に割り金を混ぜた18金は、つけっぱなしで温泉に入っても良いのでしょうか。18金が変色する可能性や注意が必要な金属について見ていきましょう。

変色する可能性がある

金は安定性が高く、酸性やアルカリ性にも強いため、つけたまま温泉に入っても変色しないといわれています。しかし、これは純金に限ったことであり、金に銀や銅を混ぜた18金は温泉で変色する可能性があるため注意が必要です。

18金に含まれている割り金は、温泉に含まれる硫黄成分やシャンプーなど含まれる硫化ナトリウムと反応し、変色してしまうことがあります。

温泉に入るときは泉質やシャンプーの成分を確認し、不明な場合や心配な場合は念のため18金ネックレスを外してから入ると良いでしょう。

18金以外の注意すべき貴金属

ピンクゴールドやイエローゴールドなど、金をベースにした合金のジュエリーも変色の可能性があります。特に、銅を多く含むピンクゴールドは、硫黄や硫酸ナトリウムを含む温泉に入れると変色や黒ずみを引き起こしやすいでしょう。

ピンクゴールドはジュエリーやアクセサリーで人気の高い金属なので、外してから温泉に入るよう注意してください。

18金ネックレスをつけっぱなしにするリスク

18金ネックレスを長時間つけたままにしておくと、ネックレスがくすんだり、金属アレルギーや肌荒れなどを引き起こすことがあります。劣化や肌トラブルを防ぐためにも、18金ネックレスをつけっぱなしにするリスクを確認しておきましょう。

くすみの原因になる

18金ネックレスを着用していると、どうしても皮脂や汗、香水、化粧品などが付着してしまいます。つけっぱなしにすると、その分汚れが蓄積していくので、輝きが失われネックレスがくすんでしまうことがあるでしょう。

くすみを防ぐためには、こまめに外してお手入れし、汚れが付着しにくいよう湿気を避けて保管しておくことが大切です。

金属アレルギーになる恐れがある

18金ネックレスをつけっぱなしにして汗をかくと微量の金属成分が溶け出し、皮膚の炎症やかぶれを引き起こすことがあります。特に、運動をする際や気温が高い夏場は汗をかきやすく、金属アレルギーのリスクが高まるため注意しましょう。

体質の変化やストレスなどにより、突然金属アレルギーを発症する場合もあります。汗をかきやすいときは着用する時間を短くし、こまめにお手入れをして清潔な状態を保つようにしましょう。

肌荒れを引き起こすこともある

長時間18金ネックレスをつけっぱなしにしていると、肌と金属の間に湿気が溜まり、細かいパーツやチェーンなどに汚れが付着しやすくなります。蓄積した汚れが肌に触れると、肌荒れを引き起こすことがあるので注意が必要です。

ネックレスに付いた汚れは目に見えにくいものですが、着用後には汚れを拭きとることを心がけ、肌荒れを防ぎましょう。

18金ネックレスの正しいお手入れ方法

ゴールドアクセサリーの画像

18金ネックレスの美しい輝きを維持したり肌トラブルを防いだりするためには、正しいお手入れが大切です。

日々こまめに汚れを拭きとる、ひどい汚れや黒ずみは洗浄して落とすなど、適切なケアを行えばお気に入りの18金ネックレスを長く愛用できるでしょう。

着用後は汚れを拭きとる

ネックレスに付着した汚れや皮脂をそのままにしておくと、くすみの原因となったり肌トラブルを引き起こしたりする場合があります。18金ネックレスの輝きを保ち肌トラブルを防ぐためには、日々のお手入れが重要です。

着用後は、やわらかい布でやさしく汚れを拭きとることを心がけましょう。めがね拭きや、研磨剤が入っていない金製品専用クロスの使用もおすすめです。

汚れがひどいときは洗浄する

拭きとるだけでは落とせない汚れがある場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗浄しましょう。まず、ぬるま湯に中性洗剤を1:1の割合で溶かし、洗浄液を作ります。洗浄液にネックレスを5分程度浸け置きし、汚れが浮いてきたら水ですすぎましょう。

汚れが気になるときは、やわらかいブラシで落としてください。すすいだあとは、水分をしっかり拭きとりましょう。

黒ずみには重曹での洗浄が効果的

18金ネックレスが黒ずんでしまった場合は、重曹(炭酸水素ナトリウム)で洗浄すると落とせます。重曹はアルカリ性で、皮脂汚れなどの酸性の汚れを効果的に落とすことが可能です。

重曹をぬるま湯で溶かしてペーストを作り、18金ネックレスにつけて指でやさしくこすると、傷つけずに黒ずみをきれいに洗浄できます。ペーストを5分程度浸け置きしてからこすると、より効果的です。

重曹以外の洗浄方法

重曹がない場合も、レモンや酢を混ぜたぬるま湯に浸ける、純粋な炭酸水に15~30分浸け置きしたあとやさしくこする方法で洗浄できます。

また、金製品の専用クリーナーをつけたやわらかい布で拭いたり、マイクロファイバークロスで磨いたりするケア方法もおすすめです。

洗浄する際、強くこすりすぎると傷がつく可能性があるので、汚れや黒ずみがひどい場合は無理に落とそうとしないよう注意してください。

塩化への対処はジュエリーショップへ依頼する

銅が含まれている18金ネックレスに塩素系漂白剤が付着すると、塩化して黒ずんでしまうことがあります。塩化で生じた黒ずみは落としにくく、自宅にあるアイテムでの改善はむずかしいでしょう。

万が一18金ネックレスが塩化して黒ずんだときは無理に自分で落とそうとせず、ジュエリーショップへ依頼してプロにクリーニングしてもらうことをおすすめします。

18金ネックレスの使用に関するよくある質問

18金ネックレスは温泉に入れると変色の可能性がありますが、「通常のお風呂や海は平気なのか」「プラチナなら温泉で変色しないか」など、疑問をお持ちの方がいるかもしれません。

18金ネックレスの使用についてよくある質問に回答していくので、18金ネックレスをお持ちの方はぜひ参考にしてください。

通常のお風呂ならつけたままでも平気?

通常のお風呂で入浴剤を使用しない場合は、つけたまま入浴しても変色する心配は少ないでしょう。ただし、入浴中に付着した石けんやシャンプーをそのままにしておくと、のちに変色してしまう可能性があり注意が必要です。

変色を防ぐためにも、18金ネックレスをつけたまま入浴したときは、入浴後にネックレスをよく水洗いして乾拭きしましょう。

海に18金をつけたまま入るのはNG?

塩分を多く含む海水に18金をつけると、変色してしまうのではと心配な方もいるかもしれませんが、つけたまま海にはいっても変色することはありません。

ただし、海水が付いた状態で放置すると残った塩分が汚れとなったり、砂が18金の表面を傷つけてくすみの原因となることがあります。海に入るときは、18金ネックレスを外しておいたほうがきれいな状態を維持しやすいでしょう。

プラチナのネックレスならつけたまま温泉に入っても平気?

「プラチナのネックレスは温泉でも変色しない」といわれることがありますが、変色の可能性はプラチナの含有率で異なります。

プラチナは安定した金属のため、純粋なプラチナやPt900・Pt950など、プラチナの含有率が高い場合はつけたまま温泉に入っても変色の心配が少ないでしょう。

また、日本で販売されているプラチナのアクセサリーは割り金にも温泉で変色しにくいパラジウムなどを使用しているため、変色の可能性は低いといえます。

黒ずんだ18金も買取は可能?

黒ずみがあっても、買取自体は可能なケースが多いでしょう。買取できるかどうかは、買取店や黒ずみの程度によっても異なります。

優良な買取店であれば、当日の金相場や金重量に基づいて査定額を出してくれるでしょう。また、ジュエリーとして再販できる場合は、デザインやブランドを考慮して価値を見出してくれます。

ただし、黒ずみがあることで買取価格が下がることもあるため、黒ずみができないよう普段からこまめに汚れを落とし、きれいな状態を保つことが大切です。

温泉に入るときは18金ネックレスの変色に注意しよう

18金ネックレスをつけたまま温泉に入っても良いのか、つけっぱなしにするリスクについて解説しました。18金ネックレスには純金以外にも銀や銅などが含まれているため、つけたまま温泉に入ると変色の可能性があります。

また、つけっぱなしにしているとくすみや金属アレルギー、肌荒れの原因となることがあるでしょう。18金ネックレスを美しい状態に保つためにも、温泉に入るときは変色に注意し、普段から正しいお手入れをするよう心がけましょう。

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)。自身が運営する「リユースチャンネル」は登録者数1万人を突破。

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