記念メダルというと、家の掃除をしているときに箪笥の片隅から出てくるものといった印象ではありませんか?
そのときは記念にいいなと思って購入しても、しまいこんでしまうのが記念メダルです。
好きでコレクションしている人でなければ、鑑賞することもあまり無いでしょう。
もちろん、保管していてもいいですが、もし興味がないなら買取に出してみてはいかがでしょうか。
ものによっては、思いもしなかった値段で売れるかもしれません。
ブランドレックス 宮本さんブランド、金・プラチナ、ジュエリー、時計などの買取店「ブランドレックス」を運営する、株式会社ワールド代表取締役。幅広い商品を扱っているだけあって、オールジャンルの査定を得意としています。圧倒的な経験値による業界屈指のスピーディーな対応と高価買取で、個人のみならず同業者からも信頼を得ており、2019年度お客様満足度No.1を獲得。
記念メダルとは?
記念メダルとはその名の通り、特別な行事やイベントに歴史的な出来事、業績・事績を記念するために作られた金属プレートのことを指します。
例えばオリンピックや万国博覧会、各国王室関係者の誕生や結婚、地方自治法の施行や鉄道の開通を祝してなどの様々なイベントを記念してメダルが発行されています。
一般的なメダルは、円形の金属板に記念とする出来事を象徴するデザインを刻印していますが、形状は円形に定められているわけではありません。
オリンピックの受賞メダルや華やかなリボンをつけた勲章のように、装飾品として作られることもあります。
使用される素材は金や銀など貴金属から、銅や真鍮にメッキを施したものまで様々です。
メダルとコインは違うもの
買取業者のサイトを見ていると、記念メダルと合わせて記念コインの買取情報が載せられていることが多くあります。
確かに、一部のメダルとコインは素材も外見もよく似ていますが、ある一点において明確に違います。
それは、「お金か、そうでないか」です。
記念コインは硬貨であり、各国の造幣局に該当する機関のみが製造できる法定通貨です。
コインそのものの価値以外に、お金としての額面が記載されていて品物を購入できます。
メダルはある事柄を讃えて作られる記念品で、いってみればインテリアや装飾品と同じ品物です。
もちろん、公的機関が作ったメダルのほうが信頼性が高いですが、お金ではありませんから、造幣局以外でも作れます。
メダルはその素材や希少性、コレクターの需要によって価値が変わりますから、物によっては買取対象にもならない場合もあります。
逆に、素材価値以上の高値で取引されることもあります。その意味で、メダルは美術品や骨董品に近いといえるでしょう。
記念メダルの価値を決める2つの要素
記念メダルの価値を決める要素は2つあります。一つは素材の価値。もう一つは希少性です。
記念メダルの素材は様々で、金やプラチナ、銀など貴金属の場合もあれば、卑金属にメッキを施したものもあります。
素材が貴金属であれば、その重さと貴金属の取引相場をもとにした買取単価によって貴金属の塊としての価値が算出されます。
記念メダルの買取価格の基本は、この貴金属としての価値です。この上に希少性による価値が加わります。
金が1番高かったと言われた時期が1980年の1g 6,000円台でしたが、その相場は3〜4ヶ月くらいで終わってしまいました。
メディアで「金が高騰している」と言われているタイミングは、価格が高騰しているので、ニュースをチェックしておくのも良いでしょう。
記念メダルはコレクション的な希少性によって価値が変わる
記念メダルは記念品であり、ある出来事や業績の存在を記憶に留めるために作られた品物です。
それ以外の用途は無いと言っていいでしょう。
記念すべき出来事が行われた時にだけ、入手できる限定品です。その後、同じものが新たに製造されることはほぼありません。
生活に役立つ道具ではなく、なにか特別な機能があるわけでもない。しかし、同じものはもう二度と作られることがない限定品。
それが、記念メダルの品としての位置付けであり、所有して揃え眺めて楽しむものです。
つまり、記念メダルは美術品や骨董品と同じくコレクションするものであり、最終的な価値はその需要に比べてどれほど希少性が高いかに左右されます。
人気度に比べて絶対数が少なく、キズがない美しい状態で保存されていて付属物もついていること。
そのような記念メダルは、素材の価値以上の査定価格がつきやすいです。
おすすめの買取店
買取大吉
今回はブランド品ではなく亡くなった叔父のコレクションである記念切手の方をネット買取で大黒屋にお願いしました。バラ1枚から買取してくれたので、全部買い取ってもらえましたね。自分はそこまで切手の価値はわかりませんが、査定は種類別でしっかりしてくれたので特に不満はなかったです。
特徴
- 買取初心者も安心の大手
- 金製品の価値を積極評価
- 全国に850店舗以上展開
買取店紹介
買取大吉は全国に850店舗以上を構える大手買取店。TV番組やCMなどメディアへの露出も多く、知名度が高い買取店です。
規模や知名度に加え、第三者機関の調査で「買取価格支持率」「友人におすすめしたい買取店」「口コミ高評価」の3項目で1位に輝くなど、利用者からも高評価です。買取に慣れている人だけでなく、買取初心者にも安心して利用しやすい業者でしょう。
買取大吉では、インゴットからアクセサリーまで、金・貴金属類の買取実績が豊富です。買取品の分野ごとに深い専門知識を持つスタッフが在籍しており、豊富なノウハウと最新の相場から適正に査定してもらえます。金製の記念メダルや装飾品も納得できる価値をつけてもらえるでしょう。
買取大吉では、金製品については純度と重さだけでなくデザイン性も考慮して積極的に査定します。記念メダルも美術品として高い価値が見込まれれば、より高値での買取が期待できるでしょう。
店舗の展開エリアが広くさまざまなエリアから店舗にアクセスしやすいため、店頭への持ち込みのほかに、「店舗が遠い」「貴金属類を持ち歩くことは不安」という場合は出張買取もおすすめです。家に眠るメダルがあれば、積極的に査定を依頼してみましょう。
買取実績
- K24 記念メダル 41.7g:342,565円
- K22 金貨 総重量22.0g:150,000円
- TANAKA 金500g インゴット:4,200,000円
出典:金・貴金属買取|買取大吉
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | 買取大吉 |
営業時間 | 24時間(問い合わせ) |
定休日 | 年中無休 |
買取方法 | 店舗、出張 |
会社名 | 株式会社エンパワー |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第304361407260号 |
査定士 | – |
その他特徴 | – |
ブランドレックス
特徴
- スピード査定に自信あり
- 時計、宝石、金・貴金属、ブランド品などを中心にどんなものでも買取
- 選べる3つの買取方法
買取店紹介
ブランドレックスは、銀座でも口コミで人気の高い買取専門店です。2019年度には顧客満足度1位を獲得しました。
貴金属やジュエリーやバッグ、洋服などを中心に幅広い商品を取り扱っています。
貴金属に精通したプロが査定を行い、金メッキの商品も相場に合わせた価格を見定めてくれるので、オススメです。
買取方法は、店頭と出張、宅配の3つから選べるので、忙しくて店頭に行けない方や、銀座に行くのが大変という方も気軽に利用できるのが嬉しいですね。
そして、査定料や送料などの買取申し込みにかかる手数料が一切かからないのも大きな魅力です。
気になる方は、気軽に買取の相談をしてみてはいかがでしょうか。
買取実績
- K22 蛇モチーフ ブレスレット:225,000円
- 切れてしまった K18ネックレス:65,000円
- K24 ネックレス:270,000円
口コミ
K18の喜平ネックレスを査定に出しました。買取価格は25万円です。 私の親が80年代から90年代にかけて使っていたものなので決して新しい品ではなかったのですが、予想以上の高価買取となりました。 店員さん曰く、デザインが良かったとのことでした。中古市場で需要があるのなら何よりです。
出典:ブランドレックス
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | ブランドレックス |
問い合わせ | 電話でお問い合わせ メールでお問い合わせ ラインでお問い合わせ |
各種手数料 | 送料:無料、返送料:無料、査定料:無料 |
梱包キット | あり |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会許可 / 第304361308947号 |
査定士 | 宮本 亮直 |
本社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座8-9-17 KDX銀座8丁目ビル6階 |
会社名 | 株式会社ワールド |
買取方法 | 店頭買取・宅配買取・出張買取 |
店舗ページ | 公式サイト |
その他特徴・条件 | – |
七福神
出典:七福神
特徴
- 記念メダルの高価買取が期待できる
- 制約率99%以上と圧倒的な満足度
買取店紹介
七福神は、記念メダルの高価買取を実現する買取店です。99%以上と脅威の成約率を誇り、多くの人から信頼されていることがわかります。
特に競馬やオリンピックの記念メダルは高値が期待できるようです。
依頼は、宅配買取と店頭買取で受け付けています。宅配買取は無料で梱包キットがもらえるので、自分で用意する手間がかかりません。全国どこでも自宅にいながら空いた時間で売れるので、便利です。
また、LINEによる事前査定を受け付けているので、まずはお問い合わせしてみましょう。
口コミ
競馬記念メダルの買取をどこよりも高く買い取ってくれました。最初に他店で査定を依頼しましたが、買取価格はまずまず良かったものの、手数料がかかるとのことで重さも結構あったため、キャンセルしました。七福神では買取価格も高く、手数料が0円だったので、即決で売却を決めました。結果的に数十万単位で受け取るお金が違ったので、七福神に売って本当によかったです。ありがとうございました。
金を売りたく、インターネットで買取店を探していたら七福神さんのサイトを見つけ、公開してある買取価格表が一番高かったので査定をお願いしてもらうことにしました。持って行った純金の外国メダルを丁寧に査定して頂き、価格表通りの単価×重さで買取価格を提示してくれました。また機会があれば宜しくお願いします!
引用:買取本舗 七福神
店舗情報
店舗名 | 七福神 |
電話番号 | 0120-111-891 |
各種手数料 | 送料:無料 返送料:有料 査定料:無料 振込手数料:なし |
梱包キット | あり |
振込期間 | 即日 |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会許可 / 第301111006411号 |
査定士 | – |
本社所在地 | 銀座本店 〒104-0061 東京都中央区銀座1-8-17佐々木ビル5階 |
会社名 | 株式会社 アンドカンパニー |
店舗ページ | 公式サイト |
その他特徴・条件 | – |
なんぼや
特徴
- 選べる3つの買取方法
- 無料査定
買取店紹介
全国で展開しているなんぼやは金・貴金属・メダルの買取を行っております。
店舗買取の他に商品の多い方にぴったりな出張買取、昼間に時間のない方には宅配買取がおすすめです。
今なら2つ以上の持ち込みで買取額がアップする可能性があります。自宅に眠っている金貨・コイン・メダルがあればぜひまとめて査定してもらいましょう。
今も価格が上昇している金製品、売るなら今がチャンスです!
コレクションとしても人気の高いメダルを買い取ってほしい方は「なんぼや」を利用してみてください。
口コミ
この度初めてなんぼやさんにお世話になりましたが、口コミの評価など参考に行ってあまり期待はしていなかったのが正直な気持ちでしたが、対応して頂いた方や最初の受付もとても対応も良く、そして目標の金額にも届いたので大変満足しております。また機会がありましたらよろしくお願い致します。
引用:ウリドキ
店舗情報
店舗名 | なんぼや |
電話番号 | 0120-66-1333 |
各種手数料 | 送料:無料 返送料:無料 査定料:無料 振込手数料:なし |
梱包キット | あり |
振込期間 | 当日 |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会許可 / 第301102004121号 |
査定士 | – |
本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 28F |
会社名 | バリュエンスジャパン株式会社 |
店舗ページ | 公式サイト |
その他特徴・条件 | – |
記念メダルの買取相場と業者の選び方
貴金属とコレクションアイテムという2つの価値がある記念メダルの買取相場は、業者によって違いが出てきます。
それは、どちらの価値に重点をおくかで評価が変わってくるからです。
記念メダルを買取に出すときは、以下の点に気をつけて業者を比較検討してみてください。
記念メダルの素材によって違う買取相場
前述したように、記念メダルの基本となる価値は素材によるものです。
買取業者もまずメダルの素材を見ます。
金製メダルならどれでも買取対象です。
しかし銀製になると非常に安く、銅製や他の卑金属製なら買い取ってもらえないこともあります。
貴金属として査定するので、重量と買取単価によって基本の価格が決まります。
メダルの場合は、同じメダルでキズがなければ一律同じ重量です。
そういった理由から、各業者が設定している買取単価によって差が生まれます。
買取業者のサイトを見ても、メダルごとの買取価格を提示しているところは意外と少ないので、むしろ貴金属の買取単価を参照しましょう。
その会社の貴金属買取相場がわかれば、メダルの査定額もある程度予測できますから、業者の比較が可能になります。
希少性の価値を査定してくれるかが高額買取の鍵
貴金属の買取単価が高い業者をピックアップしたらもう一つ確認しておきたい事があります。それは、希少性の価値を査定してくれるかどうかです。
例えば、1964年に発行された東京オリンピック記念メダルはK18の金製、Ag925の銀製。そして、銅製の3点セットになっています。
このメダルセットの場合、銅製メダルは査定対象外とされる場合があります。3点セットであるにもかかわらず、銅製メダルが欠けていても査定額は変わらないわけです。
確かに、貴金属として見た時は3点セットである必要はないですし、銅はグラム単価も安く一枚のメダル程度では査定できないのも納得がいきます。
しかしコレクションアイテムとして見た時に、銅製メダルだけ欠けていたら、3点セットが成り立たないのも事実です。
つまり、銅製メダルを査定対象としない業者は、東京オリンピック記念メダル3点セットをコレクションアイテムとしては見ていないことになります。
もちろん査定は、専門的な知識と経験が必要な難しい業務です。銅製メダルまで見てくれるなら、コレクションアイテムの希少性を査定してくれる業者だ、と単純に断言できるわけではありません。
あくまでも査定基準を見定める一つの手段として注意してみてください。
希少性やコレクションアイテムとして査定してくれるかを確認するには、数社に査定してもらい、内容をしっかり説明してもらって比較することが一番確実です。
記念メダルを買取に出すときの注意点
買取業者を数社ピックアップして、記念メダルを実際に査定してもらうときは2点ほど注意が必要です。
それは付属品を持っていくこと、あまり綺麗にし過ぎないことです。コレクションアイテムである記念メダルは、美術品や骨董品と同じように扱いましょう。
付属物は全部持って行こう
記念メダルは、専用のパッケージや箱に収められていたり、証明書や説明カードが付属していたりします。
コレクションアイテムとして考えると、それら付属物も全て揃ってこそ意味がありますし、査定においても評価の対象となります。
入手したときについていたものは一緒に査定に出しましょう。
磨き過ぎるとかえって評価が落ちる時がある
コレクションアイテムである記念メダルは、美しい状態であることが望ましいです。
パッケージされている時は、なるべくパッケージから出さないほうがいいです。
手にするときは、指紋や手の脂をつけないように手袋をしてなるべく縁を挟むようにして持つことをオススメします。
しかし箱を失ってしまったり、パッケージから出してしまえばどうしても傷や汚れがつきます。そのような場合、買取に出す前に綺麗にしておきましょう。
ですが、汚れを取ろうとして貴金属用のクロスで磨いたりはしないようにしましょう。
かえって表面の刻印を削ってしまったり、細かな傷をつけて価値を下げてしまいます。
買取前のお手入れは、やわらかな布で埃や脂を拭い取るだけで十分です。
そのままの状態で査定に出す、もしくは日頃からちゃんと保管しておくようにしましょう。
記念メダルは買取業者の比較が大事
このように、記念メダルは基本的に貴金属として査定されます。
しかし、その本質はコレクションアイテムです。希少性が高ければコレクターの間で評価が上がります。
そのコレクション的な価値を査定してくれる業者を見つけることができるかどうかが、高額買取の鍵です。
情報を集めて実際に査定してもらい、もっとも買取価格が高い業者を選びましょう。
コレクション的な価値を判断してくれる業者を見つけるためには、情報収集と比較が大切です。