ホワイトゴールドを買取に出すコツと売却先選びのポイント

まるでプラチナかシルバーのように白く輝く金合金。それがホワイトゴールドです。ホワイトゴールドはカラーゴールドのなかでも特に人気があります。

それだけでなく割金に貴金属であるパラジウムを使っていることから、買取価格もやや高めの傾向があるのです。使わなくなったホワイトゴールドは買取りに出すのがオススメ！そんなホワイトゴールドを買取ってもらうために、知っておきたい豆知識をまとめてみました。

この記事に登場するブランド買取の専門家

ブランドレックス 宮本さんブランド、金・プラチナ、ジュエリー、時計などの買取店「ブランドレックス」を運営する、株式会社ワールド代表取締役。幅広い商品を扱っているだけあって、オールジャンルの査定を得意としています。圧倒的な経験値による業界屈指のスピーディーな対応と高価買取で、個人のみならず同業者からも信頼を得ており、2019年度お客様満足度No.1を獲得。

2010年に某買取店を銀座にオープン。その後、日本国内に店舗展開し、バイアウトした後に2020年1月、新たにブランドレックス第一号店が銀座にオープン。今後もさらに店舗展開を予定しており、独立を考えている野心のある方と一緒にリユース業界を盛り上げて行きたいです。

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ホワイトゴールドはカラーゴールドの一種

ゴールドは山吹色の美しい貴金属です。化学的安定性が高く、通常の空気中では変色変質することがほとんどありません。希少性とともに長い間美しさを保つその性質から、貴重な金属として装飾品に用いられてきました。

ですが、同じ貴金属であるプラチナや銀に比べると、ある特徴が1つあります。それは、合金にすると色が変わる、という点です。

ゴールドを合金にする理由

ゴールドは0.0001ミリまで薄くでき、1グラムの塊を糸状にすれば3000メートルにまで伸ばせるといいます。このような展延性があるゴールドは、加工性が高い反面柔らかすぎて、そのままではジュエリーの地金としては使いにくいのです。

そのため、他の金属を混ぜて合金にすることで、硬度を一定にまで高める必要があります。ゴールド以外でジュエリーに使われる貴金属であるプラチナやシルバー、パラジウムも同様で、合金化することで硬度を高めます。

ところが、ゴールドは他の貴金属と違い、合金化すると目に見えて変わる事があります。それはカラーです。

カラーゴールドの色は割金の種類と割合で決まる

ゴールドはプラチナやシルバー、パラジウムと異なり、合金化することによってはっきり色合いが変わります。本来の山吹色から色が変化したゴールドは、便宜上カラーゴールドと呼ばれ、もっとも普及しているものは、イエローゴールド（YG）、ピンクゴールド（PG）、ホワイトゴールド（WG）があります。

さらにこの他にもレッドゴールド（RDG）、グリーンゴールド（GRG）、グレーゴールド（GG）、名前がつけられていないその他の色調もあり、いかに幅広い変色があるかが分かります。

この色の変化は「割金（わりがね）」と呼ばれる、合金化するときに混ぜられる別金属の種類と割合がポイントです。ゴールドの割金は主に銀と銅が用いられ、パラジウムも利用されています。

銀の割合が多いほど、白みと青みを帯びてグリーンゴールドに近づきます。銅の割合が多いほど、赤みがましてレッドゴールドになります。銀と銅の割合がほぼ半々の状態がイエローゴールドです。ピンクゴールドは銅が多めのなかにパラジウムが混ぜられ、ホワイトゴールドとレッドゴールドの中間色のものをいいます。

そして、主にパラジウムを多く用いて作られた金合金がホワイトゴールドです。以前はニッケルが主な割金でしたが、金属アレルギーの関係で現在はパラジウムが主流になっています。

ホワイトゴールドの貴金属品位

このように、ホワイトゴールドは金とパラジウムの合金です。つまり「純金のホワイトゴールド」はありえません。

充分に白く発色するには、一定量の割金を混ぜる必要がありますので、ホワイトゴールドの品位（貴金属の含有量）は最高でもK18。つまり75％が金、25％がパラジウムの割合になります。この他には金が58.5％、銀が10％、銅10％、パラジウムが20％、亜鉛などその他金属1.5％の合金であるK14合金が、主なホワイトゴールドの品位です。

ホワイトゴールドの見分け方は品位表示を参考にしよう

では、ホワイトゴールドを見分けるにはどうしたら良いでしょうか。

一番確実な方法はジュエリーなどに付属してくる鑑別書ですが、それ以外では直接打刻されている貴金属品位表示があります。ジュエリーに限らず、貴金属を使用している装飾品や工芸品には本体のどこかに記号が打刻されているはずです。これは使用されている貴金属の種類と品位を示しています。基本的に主な貴金属を示す記号に、その含有量を示す数値をならべ、そのあとに合金の特徴を表示します。

ホワイトゴールドなら、品位表示の後にホワイトゴールドを示す「WG」がつけられます。ですので、品位を24分率で示した「K18WG」「K14WG」、1000分率で表示した「Au750WG」「Au585WG」の4つがホワイトゴールドの一般的な品位表示です。お持ちのジュエリーをよく見て、品位表示を探してみましょう。

品位表示の打刻は鵜呑みにしない

ただし、品位表示の打刻は制作会社が作成時に任意で彫る場合がほとんどですので、ごく稀に本来の貴金属品位とは異なる打刻があります。本来あってはならないことですが、そのような場合もあるのだと心に留めておいてください。

たなびく日本国旗の打刻の後にひし形マークに重なって1000分率の数字が打刻してあるものは、国家機関である造幣局が貴金属品位を実際に検査して確認した証明印（ホールマーク）です。この場合は品位表示の信頼性が格段に上がります。

また、よくある勘違いに「WGP」「WGF」表示があります。これはホワイトゴールドでメッキ、もしくは金張りをしている時の記号です。ややこしいですが、もしWGの後に別の英字記号が打刻されている時は、ホワイトゴールドを使用したメッキ品や張りものの可能性がありますので、注意してください。

経験の積んだ査定士なら、本物なのかメッキなのか経験や技術でわかります。

刻印がされていても偽物だった、刻印がなくても金だったというケースもありえるので、一度買取店に相談してみるとよいでしょう。

ホワイトゴールドの買取は情報集めと比較が大切

ホワイトゴールドは金とパラジウムの合金であることをご案内してきました。これは、銀や銅を主な割金としている他のカラーゴールドに比べて、買取価格が高くなる可能性を示しています。なぜならパラジウムは銀や銅に比べて格段に価格の高い貴金属だからです。

買取業者の転売方法

買取業者にとって、ジュエリーの転売は大きく分けて二通りあります。

1つはそのままか、もしくは少々手を加えて中古ジュエリーとして販売する方法。もう1つは宝石を取り出し、地金を精錬して、インゴットや素材として転売する方法です。

後者の場合は、ホワイトゴールドを溶かして金とパラジウムに分離し、それぞれを貴金属素材として販売する方法がとれます。そしてパラジウムは、ゴールドやプラチナほどではありませんが、同じ割金の銀や銅よりは単価が高い金属です。最近ではジュエリーの素材として注目を集め始めている貴金属でもあります。当然、パラジウムが転売できれば利益率は、銀や銅より上がります。

つまり「貴金属をインゴットや素材として転売するルートを持ち」さらに「パラジウムを別金属として査定する」買取業者なら、ホワイトゴールドの買取価格が高くなる可能性があります。

買取業者のサイトのどこに注目するか

では情報集めの際に、買取業者のどこに注目するべきでしょうか。

専門店であるかどうか

まずジュエリーや貴金属の専門買取業者であることでしょう。地金だけでなくセッティングされている宝石を査定し、素材としてだけでなく中古ジュエリーを転売するルートを持った買取業者でなくては、正確なホワイトゴールドジュエリーの価値を査定できません。

ホワイトゴールドを扱っているか

次に、貴金属買取単価表のなかで「ホワイトゴールド（WG）」が別枠として表示されているかどうか、という点に注目しましょう。

サイトタイトルに「ホワイトゴールドの買取なら」と書かれていても、いざ買取価格表を見てみるとK18の価格しか表示されていないことがあります。これではホワイトゴールドを高めに買い取ってくれるか、サイト情報だけでは判断できません。むしろパラジウム部分の査定はないと考えたほうが妥当でしょう。

さらに別枠で記載されていても、単価がK18と変わらない場合もあります。ホワイトゴールドの買取単価が、K18ゴールドとは別に表示されていて、しかも単価が高めに設定されているかどうかを確認してください。

このように「ジュエリー・貴金属専門の買取業者であること」「ホワイトゴールドには他の金とは別の買取単価を設定していること」の2点を確認して、買取業者をピックアップしましょう。

複数業者に査定を頼もう

その上で、K18、K14の買取単価が高い業者もあわせて比較し、高く買い取ってくれそうな店を数店選んで実際に査定してもらいます。なぜかというと、古いホワイトゴールドは割金にニッケルが使用されている場合がありますので、必ず高い査定額になるとは限らないからです。

この場合は純粋に金部分のみの査定になるので、K18やK14の単価が高い業者に買い取ってもらったほうが得になります。最終的に一番高い査定額を出してくれた業者に売るのが、高く買取してもらうコツです。

カラーによって金の買取価格は変動し、ホワイトゴールドは高くなる傾向にあります。他のカラーの価格に比べるとgで+300円くらいになります。

ホワイトゴールドのオススメ買取店

銀蔵

特徴

• 創業15年の実績豊富な買取店
• 全国どこでも激戦区と同じ買取水準
• 買取にかかる送料などの諸費用は全て無料
• 累計買取額800億円以上

買取店紹介

銀蔵は、ホワイトゴールドの時計・指輪・ダイヤなどの貴金属を買取する買取専門店です。

同店の特徴は、独自のネットワークを用いて市場に流通しているブランド品の相場を常にキャッチしているところにあり、銀蔵の査定士一人一人が相場を理解しているので、今一番高く買い取れる価格を提示してくれるのです。

累計買取額も800億円を突破しており、15年以上、買取激戦区と言われる新宿で買取を続けてきた実績を見れば、多くの利用者から信頼を得ているのがわかります。

ホワイトゴールドの貴金属も買取実績豊富で、東京の相場を基準に価格設定されているので、他店よりも高額での買取が期待できます。

→ 銀蔵の買取実績はこちら

買取方法は、家から出られない人に嬉しい『出張買取』、自宅から宅配で送るだけで、査定料など無料の『宅配買取』、知識豊富な査定士と納得行くまで商談できる『店頭買取』、新宿本社限定の完全予約制買取サービス『サロン買取』、に分かれており、それぞれの都合に合わせて買取に出すことができるのも嬉しいポイントです。

なお、事前査定をして欲しいという人はLINEやメールからでも依頼できるので、事前に買取価格を把握しておきたい人にオススメの方法です。詳しくは、銀蔵のウェブサイトをチェックしてみてください。

→ LINE査定はこちら

→ メール査定はこちら

銀蔵のウェブサイトはこちら

口コミ

なるべく高く買取りしてくれるところを探しており、ネットに実際にいろんな買取サイトに査定をお願いした比較サイトがあり、ここが最も高かったためここにしました。どのような点で商品の価格が上下するかが詳細に書いてあったので大変参考になりました。

出典：ウリドキ

これまで様々な宅配買取を使っていましたが、他より金額が高く丁寧な対応でとても満足しました。こちらの口コミでは少々不安もありましたが、ネットで検索し査定金額が高いのと即日入金とあったためお願いしましたが、満足の結果で次回もお願いしたいと思いました。
ダンボールも組み立てて届けてくださり手間がなくいいです。
電話をした際も丁寧な対応で安心できました。
またお願いします。

出典：ウリドキ

買取実績

• ロレックス チェリーニ 5115 レディース WG/革 腕時計 手巻き シルバー文字盤：~250,000円
• CARTIER カルティエ スパルタカス K18WG ネックレス：~200,000円
• LOUIS VUITTON ルイヴィトン チェーンネックレス K18WG：~100,000円

出典：銀蔵

お問い合わせ

店舗情報

ブランドレックス

特徴

• 金・貴金属を扱う買取店
• 金相場や市場を常に把握
• スピーディーな事前査定

買取店紹介

ブランドレックスは、金・貴金属を扱う買取店です。

経験豊富な査定士が常に金相場や経済動向をウォッチし、買取価格に反映します。同店はブランドの査定も強いので、ブランドのジュエリーやアクセサリーは、ブランド力やデザイン性を加味した高価買取に導いてくれるでしょう。

銀座にある店舗での店頭買取のほか、宅配買取や出張買取を受け付けています。

メールやLINEによる事前査定にスピーディーに対応してくれるので、まずは相談してみてはいかがでしょうか？

ブランドレックスのウェブサイトはこちら

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ホワイトゴールドは必ず業者を比較して高く買取ってもらおう

いかがでしたか？このようにホワイトゴールドは、他の金合金に比べて高価な割金であるパラジウムが使用されており、素材全体の評価が高い傾向があります。

しかし、古いホワイトゴールドにはニッケルが使用されている場合がありますし、ホワイトゴールドを特別扱いしない業者も多く、実際に査定してもらうまでは高く売れるかわからないジュエリーです。ホワイトゴールドを高く売るなら、その割金も含めてジュエリー全体を細かく査定をしてくれる業者を選ぶべきといえるでしょう。

だからこそ、買取業者の比較検討が必須です。ホワイトゴールドを高く買い取ってもらうなら、腰を据えて買取業者の比較をしましょう。