ベントレーのミニカーを製造しているメーカーは?
唯一無二のメーカー……のはずなのですが?
1919年に英国で創業以来、モータースポーツで比類なき実績を積みつつも、ロールス・ロイスに買われ、フォルクス・ワーゲンに買われ……何となくかわいそうな「ベントレー」です。超高級車でありながら、スポーツドライビングも可能、そんなイメージがあるブランドなんか他にはないのですが。
現行は6車種、価格は2,000万円~さあ、誰が買うのでしょうか?あの一度目にしたら忘れられない押し出しの強いボディ、運転してみたい?なかなか叶いそうもありませんが。
何種類も集めて見ますか!!
様々なメーカーがモデル化を手がけているベントレーですが、今回は高価格帯メーカーとして親会社「フォルクス・ワーゲン」のお膝元、ドイツの「ミニチャンプス」、生まれ故郷英国の「オックスフォード」、そしてやっぱり日本の「京商」を取り上げてみようと思います。
実車をコレクションできるのは一部のやんごとなき方々ですが、ミニカーならば大中小とそろえることも可能。更には、生産国による出来栄えの違いも比較して楽しめてしまえます。
他にはお手軽価格で買えてしまう、アメリカのトミカこと「マッチボックス」も忘れてはいけません!!それでは、いってみましょう。
ベントレーのミニカー買取価格紹介
ハイエンドメーカーの場合
・ミニチャンプス
「1/18 ベントレー EMBIRICOS 1939」
販売価格5万2,800円 買取1万9,000円
「1/18 ベントレーコンチネンタルGT 2011」
販売価格4万6,600円 買取1万円
「1/18 ベントレーS2 1960」
販売価格7万2,300円 買取1万3,500円
・ルックスマート(京商)
「1/43 ベントレー コンチネンタル GT3 2013 12 Hours」
販売価格2万1,000円 買取7,500円
「1/43 ベントレー コンチネンタル GT3( LSBT03)」
販売価格1万7,403円 買取7,300円
定価が高ければ、その分買取も高くなる、これは中古の世界の常識のはずですが、最高峰のミニカー、「ミニチャンプス」には当てはまらなそう。販売価格に対する買取価格の率が低いという結果です。
これは、買取価格の参考にしたサイトだけ特別に安いのではなく、オークションの相場でも同じことがいえます。「ミニカーは2万円まで」とか誰が言い出したわけでもないのに、不思議なもの。ミニチャンプスは飾って楽しんでおく、もしくは中古で購入するのが吉のようです。
中価格帯メーカーの場合
・オックスフォード
「1/43 ベントレー Mk.6 バルモラル」
販売価格5,400円 買取1,800円
・ブラーゴ
「1/18 ベントレー コンチネンタル スーパースポーツ コンパーチブル ISR」
定価12,200円 買取3,500円
ベントレーの生まれ故郷の「オックスフォード」と、イタリアの超有名なミニカーメーカー、「ブラーゴ」を取り上げてみました。
オックスフォードはイギリス製らしく、細部まで凝った作りで知られていますし、逆にブラーゴはイタリア製らしく、おおらかな……もっというといい加減な作りで知られています。その作りに対する評価が、そのまま買取価格の率に表れていますね。
低価格帯メーカーの場合
・マッチボックス
「1/64 ベントレー コンチネンタル GT」
買取200円
・ホットウィールス
「1/64 ベントレー コンチネンタル スーパースポーツ」
買取150円
・トミカ
「1/61 ベントレー コンチネンタルGT(No.115)」
買取50円
・京商(サークルKサンクス限定)
「1/64 ベントレー ミニカーコレクション」
買取200~300円
1,000円未満で買える子どものおもちゃ的なミニカーは、やはり買取価格もそれなりといった感じです。しかし、中には「トミカ イベントモデル No.17 ベントレー コンチネンタル GT(メタリックオレンジ)」という特殊なものもあり、こちらの買取価格は650円……といっても知れてますね。
相場の決まり方や査定基準
限定生産品は強いのか?
「限定」と付くと熱くなってしまうのが人の性ですが、需要が大きいものに対しての限定は意味がありますが、生産数同等の需要しかないものについては意味がありません。トミカの例で述べた程度がせいぜい。京商の「ミニカーコレクション」のシークレットは1,000~2,000円といったところでしょうか。
状態がいいのは当たり前
大人向けのハイエンドはもちろん、子供向けの低価格帯メーカーのものでも状態が悪いと買取ってもらえません。マッチボックスやホットウィールスの製品はブリスターに入っていますが、破ってしまっては買取りできないケースがほとんど。もちろん、箱なしも買取が厳しいのです。
おすすめ買取店
トイズキング
全国に6店舗、買取実績50万点突破、新店舗続々オープンとミニカーだけに特化して、ここまで商売を拡大できることに畏敬の念を抱かざるを得ないのが「トイズキング」。
店頭・出張・宅配の3通りの買取に対応している上に、宅配キットも無料で提供してくれるなど、サービスも上々です。まずはメールフォームにて問合せ、確かな査定眼でコレクションに評価を下してくれるでしょう。
買取利用方法
ミニカーの様なものは専門店に依頼するのが一番、近場にない場合には宅配買取を利用するのが一般的です。コレクションが特殊な場合などは特に、どれだけ事前査定をこなせるかが勝負ですから、状態がわかる写真を添付するなどして正確な査定額を判明させましょう。
その後は、高い値段のところに依頼するだけです。
まとめ
社運をかけた「コンチネンタル GT」の発表以来、日本でもパブリシティを増やしている印象がありますが、今一つ人気が出ないメーカーがベントレー。その影響はミニチャンプスの買取価格の低さにも現れています。
例えばフェラーリならばそこまで低くはないもの。逆にいえば生産数も低いはずですから、将来的にプレミアが付くという可能性もありますが……。まあ、そんな感じですね。
まあ、投機の対象としてミニカーをコレクションしている人もいないでしょうから、何となく健全な感じですね。まずは、飾って楽しみましょう。