CtoBの買取プラットフォーム「ウリドキ」を展開する株式会社ウリドキネット(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:木暮康雄、以下ウリドキネット)と、世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」への出店を通じ日本企業の「越境EC」を支援するイーベイ・ジャパン株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤 丈彦、以下イーベイ・ジャパン)は、国内中古市場の活性化と、国内CtoB(ウリドキ)と海外BtoC(eBay)を通じた適正な価格での取引実現を目指し、業務提携したことを発表しました。
それに先立ち、ウリドキネットおよびイーベイ・ジャパンの両社は2019年9月26日、eBay Japan 品川オフィスにて今回の業務提携に関する記者会見を実施しました。
国内中古市場の活性化を目指しウリドキネットがイーベイ・ジャパンと業務提携
会見に登壇したイーベイ・ジャパン ビジネス開発部部長 岡田朋子氏は今回の業務提携の背景として、現在eBayで日本から販売しているものの60%が中古の商品となっていることを明かし、その上で「日本の商品は状態が良く、偽物が少ないため海外需要が高い。eBayのユーザーからも品質の良さと偽物の少なさ、さらに価格面からも日本の中古商材は高い評価を受けており、日本の中古商材へのニーズは年々拡大している」と説明しました。
▲イーベイ・ジャパン ビジネス開発部部長 岡田朋子氏
続いてウリドキネット 代表取締役 木暮康雄は、日本のリユース市場について「2兆円規模である」としながらも、「にも拘らず、60%以上の人が物を売っておらず、リユース品を売っているエンドユーザーの数は増えていない」と指摘。
「ブランド品は既に15兆円、携帯だけでも2兆円もの資産が眠っており、さらに毎年7.6兆円にもおよぶリユース品が埋もれている。我々の使命は眠ってしまっているリユース品をいかに掘り起こすかだ」と語りました。
▲ウリドキネット 代表取締役 木暮康雄
また今回の業務提携について、まずはスマートフォン、カメラ、高級腕時計、ブランドバッグの4つのカテゴリの海外実勢価格を買取店向けに提供することを明かした上で、「徐々に全ての商材で海外実勢価格の提供を行い、将来的には『ウリドキ』で買取った商材をそのままスムーズに越境販売できるような取り組みを行なっていきたい」と語りました。
「eBay.com」データ提供により海外実勢価格を参照できる新サービス開始
今回のウリドキネットとイーベイ・ジャパンの業務提携に伴い、CtoB買取プラットフォーム「ウリドキ」では、「ウリドキ」に登録している買取店が、査定対象品の海外実勢価格を参照できるサービスを2019年9月26日から提供いたします。
これは「eBay.com」からのデータ提供により実現したサービスであり、これによりイーベイ・ジャパンは世界190ヵ国のバイヤー(買い手)に向け真贋鑑定済みの高品質な中古商材の販売を強化することができ、ウリドキネットは「eBay.com」上での取引価格情報を連携することで、中古商品取引価格のグローバルスタンダード化を促進することができます。
また、中古商品の正当な適正価格が浸透することで、国内中古市場が活性化し、企業や家庭の遊休資産が掘り起こされ、越境市場が拡大することを目指します。
将来的にはウリドキとeBay.comを通じて、買取から海外での越境販売までを、簡易的にできる取り組みを見据え、両社での提供を進めてまいります。
■サービス概要
サービス名称:「URIDOKI」
提供開始日:2019年9月26日(木)
利用イメージ
【 eBay Inc.およびイーベイ・ジャパンについて 】
URL:https://www.ebay.co.jp/
eBay Inc.(米国NASDAQ上場、ティッカーシンボル:EBAY)は、世界中から1億8,200万人*ものアクティブバイヤー(買い手)が集まる世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay」などを運営し、世界をリードするコマース企業です。1995年に米国カリフォルニア州サンノゼで創業され、ひとりひとりがそれぞれのパーフェクトを見つけられる場所として、世界中の買い手と売り手を結びつけています。2018年の取引高は946億ドル(約10.6兆円)となり、常時12億商品が世界中から出品されています。
* 2019年第2四半期決算発表 為替レート(1ドル=112円)で換算。
【イーベイ・ジャパン株式会社】
本社所在地:東京都渋谷区
事業内容:オンライン・マーケットプレイス「eBay」を通じた日本企業の「越境EC」支援
【ウリドキネットについて】
会社名:株式会社ウリドキネット
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-19-11 道玄坂セピアビル5階
設 立:2014年12月
代表者:代表取締役 木暮 康雄
URL:https://corporate.uridoki.net/
事業内容:C2Bプラットフォーム「URIDOKI(ウリドキ)」(https://uridoki.net/)の企画・開発・運営
「URIDOKI」とは
その名の通り、自分が持っている商品の「売り時」がわかる日本最大級のネット買取ポータルサイトです。
売りたい商品の現在の買取価格を調べられる他にも、どこのショップがいくらで買い取っているのかを比較することもできます。
気になるショップがあれば、特徴も確認できます。実際にショップを利用したユーザーの口コミも見られるので、自分に合った買取店を探せます。ウリドキ買取ならそのまま商品が売れるので、売り時を逃すこと無くお得に買取サービスを活用できます。