依然として猛威を振るうコロナウイルス。外出自粛が促されるなど、いろいろなところで影響が出始めていますが、リユース業界への影響はあるのでしょうか。
今回は弊社、ウリドキ株式会社の営業担当、岡本と相原が実際に買取店から伺った話などを交えながらリユース業界への影響を解説します。
2020.3.20収録の動画を基に記事化しています。
リユース業界におけるコロナの影響は?
やはり皆さんも気になっているのではないでしょうか。私は営業の担当として色んなクライアントの方にお会いしているんですけれども、お話を聞いているとリユース業界的には悪いお話だけではないみたいなんです。
そこで今回はマーケティング担当として、すべてのクライアントにお会いしている岡本と一緒にお話をしていきたいと思います。よろしくお願いします!
ただ必ずしも世の中一般で言っているような、ネガティブな要素が全てではないかなと感じています。
インバウンドは激減!買取を利用する日本人も減った?
少なくとも販売は東京だと新宿・銀座辺り、あと大阪の販売も相当減ってますね。外国人の割合的に8割くらいがいなくなってるので、下手すると売上が1割とか2割くらいの可能性もあります。
ただ日本人は正直そんなに減っていなくて、むしろ買取に関してはほぼ一緒のところが多いです。
おそらく買取に影響がない理由は、特に外出制限が出ていないからというのが大きくて、多少そこで減ったとしてもそれとは“別の理由”で売りに来てる人がおそらくいるだろうなって。
今、株など含めてコロナの影響で色んな金融手段が目減りしてるので、できるだけ現金を手元に持っておきたいという人も一定数いて、そういう人達が売りに来てるんじゃないかな。
例えば、エルメスとかロレックスとかを資産として未開封のままで持っている人とかも結構いらっしゃって、かつロレックスとかも少なからず相場が少し落ちているから、これ以上落ちる前に現金化する人もいるのかもしれないっていうのが今の店頭においての現状かなと思います。
ただ今の時代、そういうお店はかなり少ないので、基本的にはデジタル・オンライン上でどんどん売るっていう方向にシフトしているのかなっていう感じですね。
逆に言うとみんな外出せず家にいる状況なので、ゲームやアニメ、動画や電子書籍などがオンライン上ですごく売れていて、その流れの一環として少なからずブランド系の商材もお店によっては増えている状況ですね。
オンラインが強くない買取店にプラスの影響が出た!
自社サイトもあって、一応宅配買取とか楽天とかヤフーを通じて販売もやってます、みたいなお店はコロナが流行するまではウェブ上での買い取りはそこまで発生していなかった。
でも結果的にお店のブランド力があるから、指名検索でお店のサイトに訪問して買取に出したり購入したりするケースが増えてきていて、ある意味このタイミングでオンラインで販売・買取ができるのを実感しているお店はいくつかあるみたいですね。
逆にもともとオンラインが強かったところはほぼ影響を受けていないと思いますね。世の中的には単純に家にいる人が多いんで、ウェブ見ている人もいつもより多くて、その影響で販売や買取が増えてたりとかっていうのはあると思うんですけど、今のところではオンラインは大きな影響を受けてない。
増えてもいないけど、少なくとも減ってはいないっていう状況ですね。
ただ、今後の外出規制などによってもっと増えるかもしれないし、今は外出が自粛ムードなだけで、規制が入ってないから店頭買取は減っていないけど、これがもし非常事態宣言が出て外出規制がかかるとオフラインの人たちはオンライン買取に流れるので、今以上に増える可能性が高くなるかもしれません。