【早わかり】大阪市の粗大ゴミの処分方法|料金から申し込み方まで

  • 2023年5月23日

「大阪市で粗大ゴミを出したい」と思っても、手続きや問い合わせ先など分からないことばかりですよね。何から調べたらいいかも分からないと思います。

粗大ゴミの出し方は市区町村によってルールが決まっており、ルールを守ることが大切です。種類や大きさで引取りの料金が変わることもあるので、しっかり調べる必要があります。

もし、ルールに則らないと不法投棄となってしまい法律違反にあたる可能性もあるでしょう。不法投棄は、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が科せられることもあるので、ルールに従うことが大切です。

この記事では、大阪市の粗大ゴミの出し方や料金などについて解説します。大阪市で粗大ゴミを出したい方は、参考にしてください。

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【前提】大阪市はリユースを推奨している

大阪市では、粗大ゴミに出さずにリユースすることを推奨しています。粗大ゴミの排出量は年々増加しており、量を減らすことが目的です。製品に修理などを加えて再使用するリユースをすれば、粗大ゴミを減らすことができます。

大阪市は、リユースを進めるため、民間の事業者と連携していますが、ウリドキでも粗大ごみに出すような家電などの買取が可能です。しかも、最大10社の見積もりが最短60秒でお手元の携帯でできます。粗大ゴミを減らすためにも、検討してみてください。

大阪市が指定する粗大ゴミとは?

大阪市が指定する粗大ゴミとは、家庭で出るゴミのうち、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるものです。また、家庭の引っ越しや大掃除などで多量に出るゴミも、粗大ゴミに分類されます。

これらのゴミであれば、有料ですが粗大ゴミとして自治体で処分が可能です。ただし、あくまでも家庭からのゴミなので、事業者が排出する粗大ゴミは処分できません。事業者の方は、事業系ゴミの出し方があるので、その方法でゴミの処理を行ってください。

大阪市で粗大ゴミの対象外となるもの

先ほどご紹介した粗大ゴミの定義内でも、一部が異なるものがあります。そのため、粗大ゴミに出すときには、対象外にあたるのか気を付けなければなりません。ここでは、粗大ゴミの対象外になるものを紹介します。

・エアコン・テレビ・冷蔵庫または冷凍庫・洗濯機及び衣類乾燥機
・蛍光灯
・資源化可能な古紙
・有害な薬品類や灯油など危険なもの
・金庫やピアノなど処理が困難なもの
・商店や事務所など事業から出る事業系ごみ
・建築及び増改築などに伴う建築廃材やコンクリートがらなどのごみ

これらは、粗大ゴミの対象外となるので、それぞれの処理方法に則った処分をしなければなりません。処分方法については、大阪市のホームページに記載されておりますので、確認してください。

粗大ゴミの廃棄は申し込みが必要

粗大ゴミを廃棄に出す際は、事前に申し込む必要があります。申し込み方法は、インターネット・電話・ファクシミリまたははがきの3種類です。それぞれの申し込み方法を解説するので、自分にあった申し込み方法を探してみてください。

インターネット

インターネットでは、パソコンやスマートフォンから、24時間365日いつでもどこでも申し込めます。受付方法は簡単です。

  1. 手続きを選択する
  2. メールアドレスの確認
  3. 内容を入力する
  4. 申し込みをする

この4つの手順で受付が完了します。粗大ゴミの収集は、申し込みから早くて5日後です。この5日内に品目を追加すると、以前に申し込んだ品目も収集日が変更してしまうので、気を付けましょう。

電話

電話は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時までの受付です。月曜日や祝日明けは、電話がつながりにくくなります。なるべく、その時間帯は避けた方がよいでしょう。

連絡先は、固定電話と携帯電話で異なります。通話料は、固定電話は無料ですが、携帯電話は有料です。

  • 固定電話(通話料無料) 0120-79-0053
  • 携帯電話(有料) 0570-07-0053

ファクシミリ・はがき

ファクシミリやはがきの申し込みは、なるべく聴覚・音声機能・言語機能障がいなどがある方に向けての利用です。それ以外の方は、なるべくインターネットや電話からの申し込みを利用しましょう。

ファクシミリの番号は、下記の通りです。

0120-53-4153 (通話料無料)
06-7639-1432 (有料)

はがきの場合は、住所・氏名・粗大ごみの品目を記入したら、環境事業センターに送付してください。

粗大ごみ処理手数料券(シール)の購入

粗大ゴミを申し込んだ後、粗大ごみ処理手数料金についてのお知らせがあります。金額分の粗大ごみ処理手数料券を、収集日の当日までに用意しなければなりません。ここでは、粗大ごみ処理手数料券の購入場所をご紹介します。

購入場所

粗大ごみ処理手数料券は、次の場所で購入が可能です。自分の生活に合わせて、身近にある場所を選んで購入してください。

  • コンビニエンスストア
  • スーパーマーケット
  • 大阪市内の郵便局
  • 各環境事業センター

なお、一部のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでは販売していない場合があります。販売店舗には、粗大ごみ処理手数料券取扱店ステッカーが店舗についているので、確認してみてください。

粗大ゴミ手数料(一部抜粋)

品名手数料
ガスオーブンレンジ1,000円
食器洗い乾燥機(卓上型)400円
炊飯器200円
掃除機200円
DVDプレーヤー200円
電子レンジ400円
食器棚(幅・奥行・高さの合計が2メートル未満)400円
ソファー(二人掛け用以上)1,000円
テーブル(天板の最大の辺又は径が1メートル未満)400円
テレビ台(幅・奥行・高さの合計が1.5メートル未満)400円
本棚(幅・奥行・高さの合計が2メートル未満)400円
ミシン(卓上型)200円
ベビーカー200円
温水洗浄機付便座200円
ベッド本体(マットレス類を除く)1,000円
レンジ台700円
机(袖付)1,000円
たんす(幅・奥行・高さの合計が2メートル未満)400円
スプリングマットレス(シングル・ベッド本体を除く)700円
いす(一人掛け用・座いすを含む)200円

出典:粗大ごみ処理手数料一覧表|大阪市

上記は、大阪市の粗大ゴミ手数料の一部を抜粋したものです。いすは、種類や回転機能付きかどうかで、料金が異なります。机や本棚、たんす、テーブルなどは大きさで料金が異なるので、大きさを計ることが大切です。

丸い机は直径など、四角いテーブルなどは最大の辺、 靴箱や本棚などは幅・奥行・高さを計るようにしてください。

上記の表や出典元の表にないものでも、粗大ゴミとして回収できる場合があります。その場合も、大きさによって手数料が変わるので、大きさを計るようにしてください。なお、その場合の手数料は以下の通りです。

幅・奥行・高さの合計大きさ手数料
1.5m未満のもの200円
1.5m以上2m未満のもの400円
2m以上2.5m未満のもの700円
2.5m以上のもの1,000円

出典:粗大ごみ処理手数料一覧表|大阪市2023年4月時点

また、最大の径や辺が30センチメートル以下のものを多量に出す場合は、ゴミ袋にいれて粗大ゴミに出せます。その場合は、手数料が200円になるので、小さいものはゴミ袋にまとめて出すのもひとつの手段です。

粗大ゴミを出すときの注意点


粗大ゴミを出す際の注意点に気を付けなければ、最悪の場合、回収してくれないおそれも。ここでは、粗大ゴミに出すときの注意点を紹介します。

午前8時半までに出す

粗大ゴミは午前8時30分までに出しましょう。これ以上遅いと収集してくれない恐れがあります。

収集場所はマンションやアパートなら建物ごとに回収場所が決まっているはずです。オーナーや管理会社に確認するようにしましょう。

戸建ての場合は、基本的には自宅の前が収集場所です。もし、自宅の前に収集車が入れない場合は、普通ゴミ置き場が収集場所になるでしょう。もし、心配の場合は粗大ゴミ収集センターに問い合わせしてください。

ゴミの持ち出しサービス(ふれあい収集)

年配の方や障害のある方だと、粗大ゴミに出したくても重くて出せない時がありますよね。そんな方に向けて、「ふれあい収集」というゴミの持ち出しサービスがあります。職員が無料で自宅までゴミの収集に伺うサービスです。

申し込みは、済んでいる地域を担当する環境事業センターで行います。申し込みの後は、審査や現地調査が必要。利用を検討される方は、環境事業センターに問い合わせてください。

そのほかの処理方法

粗大ゴミに出す方法ですが、他にも自分で持ち込む方法と業者に依頼する方法の2つの処理方法があります。場合によっては、そちらを利用した方がお得になる場合もあるでしょう。詳しく解説するので、参考にしてください。

自ら大阪市ごみ処理施設に持ち込む

粗大ゴミを自ら処理施設に持ち込む方法です。この場合は、ゴミによって手数料が変わることはなく、10キログラムにつき90円で処理を行ってくれます。

こちらは希望する持ち込み日の前日までに予約が必要です。住んでいる地域を担当する処理施設に電話して、予約してください。なお、受入日は火曜日・水曜日・木曜日・金曜日(年末年始を除く)、時間帯は9時から11時、13時から15時の間です。

一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼

大阪市の一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼する方法です。こちらは、民間の業者のため、行政の収集よりも割高になるでしょう。ですが、時間帯や対応の早さに融通がきくため、仕事などで忙しい方におすすめです。

粗大ゴミの申し込みをする前にまずは買取を考えてみては

本記事では、大阪市の粗大ゴミの出し方や手数料などについて解説しました。

粗大ゴミの出し方を解説しましたが、冒頭でもお伝えした通り、大阪市では粗大ゴミに出すよりリユースを推奨しています。粗大ゴミの申し込み手続きをする前に、ウリドキなどを利用して、まずはリユースにだすことが大切です。

そして、リユースに出せなかったものを粗大ゴミに出すようにしましょう。その場合は、今回ご紹介したことを参考にして、自分にあった粗大ゴミの出し方で処分してください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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