- せどりの基礎知識が知りたい
- せどりのおすすめアプリを知りたい
- せどりのアプリを使うメリット・デメリットを知りたい
せどりの作業効率を図るうえで、アプリの利用が効果的です。とはいえ、似たような内容のものも多く、どれを選ぶべきか悩む人もいるのではないでしょうか。
せどりアプリは、仕入れや売上管理のしやすさ、利益を出せそうな商品・価格相場のリサーチのしやすさなど、それぞれ強みとするポイントはさまざまです。そのため、用途別にいくつかのアプリを併用する人もいます。
ただし、評価の高いアプリをただ片っ端から利用するだけでは、逆に効率が悪くなる可能性も。評価や人気よりも、自分の目的に合ったアプリを見つけ、自分なりに活用していくことが大切です。
本記事では、せどりにおすすめのアプリ・ツールを用途別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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せどりの種類
せどりとは、商品を安く仕入れて高い値段で売り、利益を得るビジネスです。流れ自体はシンプルで、誰でもすぐに始められます。
せどりには種類があり、大きく分類すると「店舗せどり」「電脳せどり」の2つ。店舗せどりは、実店舗へ足を運んで商品のリサーチや仕入れを行うのに対し、電脳せどりはすべてインターネット上で行います。
どちらがいい・悪いというわけではなく、自分に合ったスタイルで行うといいでしょう。
おすすめせどりアプリ:仕入・管理ツール
せどりの円滑な運用には、アプリやツールの活用がおすすめです。無料で利用できるものも多くあるので、使ってみて損はないでしょう。
「仕入れ判断がむずかしい」「売上や仕入額の管理が大変」という人は、以下に紹介するアプリ・ツールを試してみてください。
【無料】Amazon Seller(アマゾンセラー)
「Amazon Seller」は、Amazonが提供する販売者向けの管理アプリです。商品の管理はもちろん、顧客情報の管理も容易に行えるため、本格的なビジネスとしてせどりを行う人にも適しています。
売上分析・注文の出荷・在庫管理・商品検索・返品管理・そのほか数多くの機能を備えているにも関わらず、すべて無料で利用可能。Amazonで出品する人には必須といっても過言ではないアプリといえるでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
バーコード読み取り機能 | あり |
【一部有料】Seller Book(セラーブック)
「Seller Book」は、フリマアプリで販売する人におすすめの売上管理アプリです。簡単に売上から仕入額・梱包資材費・手数料・取引状況まで細かく管理できるので、毎日コツコツと利益計算や入力作業を行っている人は、導入して作業の効率化を図りましょう。
基本的な機能は無料で利用できますが、有料版ではテンプレートで同じ商品をまとめて管理したり、出品用の画像や説明文を管理できたりと、より便利な機能が充実。支払いは1回きりで、3,600円のみで永久に利用できます。
魅力ポイント |
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利用料 |
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バーコード読み取り機能 | なし |
【有料】プライスター
「プライスター」は、商品リサーチから出品までワンストップでサポートしてくれます。リサーチした商品をそのまま出品できるほか、価格改定も自動的に行うため、自分でこまめにチェックしたり、一つひとつ価格を変更したりする必要がありません。
月額は5,280円と少し高めではありますが、作業にかかる手間や時間を大幅にカットできるので、相応のメリットは得られるでしょう。サポートも充実しており、困りごとやトラブル時も対応してもらえます。
魅力ポイント |
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利用料 | 月額5,280円 |
バーコード読み取り機能 | あり |
【無料】メルカリ
フリマアプリのなかでも多くのユーザーや商品を抱える「メルカリ」は、仕入れ先・出品先のいずれにおいても利用価値の高いアプリです。
メルカリの出品者は、ビジネスとして利益を優先する人だけでなく、「安くてもいいから楽に早く処分したい」という人も少なくありません。そのため、Amazonでは考えられないお得な価格帯で、目当ての商品が出品されている可能性もあるでしょう。
自身が出品する際は、売れたときに手数料として販売額の10%が差し引かれるものの、アプリ自体は無料で利用できます。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
バーコード読み取り機能 | あり |
【無料】ヤフオク
ネットオークションといえば、「ヤフオク」を思い浮かべる人も多いでしょう。メルカリと同じように、ヤフオクも仕入れ先のひとつとしておすすめです。
不用品を片付けるために、相場よりも低価格で出品しているユーザーも多くいます。仕入れたい商品がAmazonでなかなか価格が下がらないときは、ヤフオクで探してみると安く仕入れられるかもしれません。
アプリの利用や商品の購入に料金は一切かからないので、特に負担なく利用できる点が魅力です。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
バーコード読み取り機能 | あり |
おすすめせどりアプリ:リサーチツール
せどりで稼ぐためには、入念な商品リサーチが重要です。リサーチ不足のまま仕入れても、売れない在庫を増やしていくだけの状況になりかねません。
ここでは、リサーチにおすすめのせどりアプリをいくつかご紹介します。
【無料】Ama-Jack(アマジャック)
「Ama-Jack」は、完全無料のせどりツール機能つきアプリで、プロ・初心者問わず高い評価を得ています。他サイトとの比較・売れ筋確認・出品作業のすべてをこのアプリだけで完結できるため、少ない時間で効率よく利益を出したい人にぴったりです。
危険性の高い商品を正確に見極めて事前に警告し、アカウント停止を防止してくれる点もポイント。専用LINEに登録すると無料でサポートが受けられるので、慣れていない人も安心して利用できるでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
バーコード読み取り機能 | あり |
【無料】ERESA(イーリサ)
「ERESA」は、累計ユーザー数が5万人を突破した、国内導入実績No.1の分析ツールです。Amazonの物販のエキスパートチームが開発に携わっており、無料登録するだけで13億以上の商品データを確認できます。
価格・ランキング推移なども無料で確認できるため、Amazonでせどりをする人にとっては心強い分析ツールとなるでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 |
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バーコード読み取り機能 | あり |
【一部有料】Amacode(アマコード)
「Amacode」は、店舗せどりには欠かせないリサーチ系アプリです。商品のバーコードを読み取ることで、Amazonでの販売価格を把握できたり、販売手数料を自動で計算してくれたりと、仕入れ判断に役立ちます。
有料版の「Amacode Pro」に申し込むと、リサーチと同時にランキングや価格推移、出品者数のグラフも表示。さらに、自身のセラーセントラルにワンタップで出品できる機能も搭載しており、面倒な出品作業を効率化できます。
魅力ポイント |
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利用料 |
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バーコード読み取り機能 | あり |
【一部有料】Keepa(キーパ)-Price Tracker
「Keepa」では、Amazonが取り扱っているすべての商品について、グラフで価格推移を確認できます。
仕入れを検討している商品をトラッキングし、価格の低下や在庫が復活した際にアラートで教えてくれるため、ベストなタイミングを逃すことなく商品を仕入れられるでしょう。
Google Chromeをはじめとするブラウザ、およびスマホアプリのどちらでも利用できます。商品の価格推移チェックのみではあるものの、無料版もあるので試しに利用してみるといいでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 |
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バーコード読み取り機能 | あり |
【有料】DELTA tracer(デルタトレーサー)
「DELTA tracer」は、商品の適正価格や人気度の変動、出品者数などを、見やすいチャートグラフで確認できます。せどりの大人気リサーチ系アプリだった「モノレート」がサービスを終了して以降、代替えアプリとして利用している人も多いです。
仕入れに必要な機能を網羅したオールインワンツールなので、なにを使えばいいのか悩んでいる人は、とりあえずDELTA tracerのみ導入するだけでも作業が楽になるでしょう。月額は2,200円で、最初の2週間は無料でお試しできます。
魅力ポイント |
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利用料 | 月額2,200円 |
バーコード読み取り機能 | なし |
【有料】ワカルンダ
「ワカルンダ」は、バーコード読み取りやキーワード検索などで簡単に商品リサーチができるアプリです。
リサーチだけならほかにも数多くのアプリがありますが、このアプリを使うメリットは、アカウント停止対策も同時に行えること。過去のAmazon出品者アカウントの停止事例や真贋の疑いがあった事例などから、商品の危険度を5段階に分けて表示してくれます。
仕入れ前にリスクのある商品かどうかわかるため、慣れていない人も安心して仕入れ判断しやすいでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 |
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バーコード読み取り機能 | あり |
※アプリ自体は無料ですが、「セラースケット」の会員限定アプリであるため、会員費として料金が発生します
おすすめせどりアプリ:マップツール
店舗せどりでは、実際に店舗に足を運んでリサーチや仕入れを行います。あらかじめ目的の店舗をピックアップして巡回ルートを決めておくことで、余計な時間をかけずスムーズに進められるでしょう。
このような店舗せどり向けのマップ系アプリを2つご紹介します。
【無料】Googleマップ
普段から利用している人も多いかもしれませんが、巡回ルート作成には「Googleマップ」がおすすめです。
経路検索で目的地までの所要時間を、電車・車・徒歩・自転車などの移動手段別に表示。経由地を追加すれば、複数の目的地を通った最速ルートを案内してくれます。作成したルートは、共有することで保存可能です。
お気に入り機能を使うと、気になるお店をリスト化していつでも瞬時に再検索できるので、活用してみてください。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
【無料】ロケスマ
「ロケスマ」は、現在地周辺の店舗をカテゴリ別に検索できます。各店舗特有のアイコンつきでマップ上に表示され、どこになんのお店があるのかひと目で把握しやすい点が魅力です。
数日内の最新データを随時更新しているため、「行ったら閉店していた」という心配もありません。営業時間などの店舗情報も細かく掲載しており、仕入れ先の店舗検索には欠かせないアプリといえます。
ルート作成可能なGoogleマップと組み合わせて使うことで、より店舗せどりの作業効率アップにつながるでしょう。
魅力ポイント |
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利用料 | 0円 |
せどりでアプリを使うメリット
せどりでアプリを使うメリットは複数あります。
- 利益の出る商品が判断できる
- 出品・価格改定の効率が上がる
- 在庫管理がしやすくなる
せどりをするなら、アプリの利用は検討したいところ。しかし、利用するならしっかりとメリットを知っておきたいですよね。ぜひこれから紹介する内容を確認してください。
利益の出る商品が判断できる
アプリを利用することで、利益の出る商品が判断できます。せどりをするにあたって、利益の出る商品を把握しておくことは大切です。ネット検索して調べることもできるかもしれませんが、少し手間がかかりますよね。
アプリであればデータを確認できるので、検索する手間が省けます。スムーズに利益に関するデータを知りたい人はアプリの利用を検討しましょう。
出品・価格改定の効率が上がる
アプリを導入すれば、出品作業や価格改定を自動でしてくれます。せどりは出品作業に時間がかかることがデメリットのひとつですが、アプリを利用すれば出品作業の手間は大きく改善されるでしょう。
また、価格改定も自動で行ってくれるので、大幅な時間短縮が可能。利益を上げるには効率よく作業することが大切です。アプリ導入で効率の良い作業を目指してはいかがでしょうか。
在庫管理がしやすくなる
せどりでは在庫管理に手間がかかりますよね。アプリを導入することで、在庫管理の手間が少なくなります。
せどりをする人のなかにはエクセルなどのツールを利用している人も多いと思いますが、そのやり方ではどうしても確認に時間がかかるのが難点です。アプリを利用すれば、スマホだけで瞬時に在庫を把握できます。いつでもどこでも在庫を確認できることは嬉しいポイントですよね。
この機会にアプリで在庫管理をしてみましょう。
せどりでアプリを使うデメリット
せどりでアプリを使うデメリットは以下の通りです。
- 費用がかかる場合がある
- 操作に慣れるまで時間がかかる
アプリを利用する際には、メリットとデメリットを比較したうえで導入を検討しましょう。デメリットを理解したうえでアプリを導入すれば、後悔も少なくなりそうですね。
費用がかかる場合がある
アプリの導入には費用がかかることがあります。一部無料で利用できるアプリもありますが、すべての機能を使えるとは限りません。また、なかには基本料は無料でも、一部の機能に対して費用がかかることもあるので、注意が必要です。
とはいえ費用をかければ、その分作業の効率改善や適正なデータ分析が可能になるのも事実。予算に余裕があるなら、それほど大きなデメリットにならないかもしれません。
操作に慣れるまで時間がかかる
アプリの操作には慣れるまでに時間がかかるかもしれません。普段、スマホやアプリを使わない人は、アプリの導入には後ろ向きになってしまいますよね。
しかし、アプリ操作に慣れてしまえば、多くのメリットがあります。本記事でも紹介していますが、出品作業や在庫管理、データ分析の時間を短縮できるでしょう。
アプリに慣れて、効率の良い作業を目指してはいかがでしょうか。
せどりアプリを選ぶ際のポイント
せどりアプリといっても数多くの種類があるため、どのアプリを選ぶべきか悩みますよね。だからといって、良さそうなアプリをあれこれ適当に利用することはおすすめしません。
ここでは失敗なくアプリを選ぶポイントをご紹介します。
使用目的を明確にする
アプリをどんなことに使いたいのか、どんなことを求めているのか、まずは使用目的を明確にしましょう。
似たような機能を備えたアプリであっても、強みはそれぞれ違います。自分のニーズに適したアプリを選ぶことで、より効果的に活用できるでしょう。
必要な機能があるか確認する
たとえば店舗せどりでは、バーコードリーダーがあると便利です。ところが、「いざ使おうとしたら対応していなかった……」となれば、また新しくアプリを登録し直さなければなりません。
無料ならまだしも、有料だと無駄な出費を負うはめになるので、必要な機能がついているか事前によく確認しましょう。
利用するECサイトと連携しているアプリを選ぶ
アプリを導入する場合は、よく利用するECサイトと連携しているアプリから選びましょう。ECサイトと連携していなければ、商品登録や在庫登録の手間がかかるケースがあります。
しかし、連携さえしていればそのような手間もなくなり、作業を効率化できるでしょう。余計な作業を発生させないためにも、ECサイトと連携しているアプリを導入してください。
まずは無料のアプリから試す
有料アプリのほうが使える機能が多くて便利なことはたしかですが、初めは逆に機能が多すぎるとわかりづらく、うまく使いこなせないかもしれません。
利益が出るまでは月額の負担も大きいため、無料のものから始めてみて、慣れてきたら物足りない部分を有料版でプラスαするといいでしょう。
せどりに関するよくある質問
せどりは立派なビジネスのひとつで、本業の片手間でも十分稼げる可能性があります。とはいえ、「興味はあるけど、ちょっと不安……」という人もなかにはいるでしょう。
せどりに関して懸念されやすい・疑問を持たれやすい点をご紹介します。
転売との違いは?せどりは違法?
せどりと転売は、いずれも仕入額より高い金額で売ることは同じです。明確な違いはないものの、商品を安く仕入れ、利益分を上乗せして売るせどりに対し、転売は入手しにくい商品を仕入れて定価よりも高額で売ることが多いでしょう。
なお、せどりも転売もその行為自体に違法性はありません。
せどりは確定申告が必要?
せどりを本業とする場合は、所得が基礎控除の48万円を超えると確定申告が必要です。所得は利益額のことを指し、総売上額ではありません。
一方、副業として行う場合は、所得が20万円を超えたら申告してください。この金額以下の利益であれば不要です。
せどりには古物商許可証が必要?
せどりをするなら古物商許可証は取得しておくほうが便利でしょう。
新品の商品を販売するには許可は不要ですが、中古品の販売で利益を上げるためには許可が必要です。せどりを本格的に行い、中古品を売っていきたい場合は、古物商許可証を取得しましょう。
古物商許可証は一度取得すれば、永年有効となります。ぜひこの機会に取得を検討してください。
せどりで効率よく稼ぐには上手にアプリを活用しよう
せどりは誰でも簡単に挑戦できますが、なかなか利益が出せなかったり、予想以上に時間を取られたりして、挫折してしまう人も少なくありません。しかし、自分に合ったアプリやツールを取り入れることで、初心者でも効率よく稼げる可能性が上がるでしょう。
無料のアプリでも、便利な機能を備えるアプリはたくさんあります。お金をかけたくなければ、まずは無料のものから試してみるといいでしょう。ぜひ本記事でご紹介したアプリを参考に、せどりで収入アップを目指してください。
また物販ラボでは、物販ビジネスについてのノウハウを紹介しています。収入の柱を増やしたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。
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