ヘルメットの正しい捨て方・処分方法は？寿命やおすすめ買取店も紹介

ヘルメットを長く使っていて、そろそろ買い替えようと検討していませんか。ヘルメットを買い替えるとき、古いものの捨て方が分からないと困りますよね。

しかしヘルメットはまめに捨てるものでもないため、正しい捨て方や、捨てる以外の選択肢を知らない人が多いアイテムです。

本記事では正しいヘルメットの捨て方や、それ以外の処分方法を紹介します。まだ使えるものは捨てる以外の選択も考慮しつつ、手放し方を検討してみてくださいね。

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ヘルメットの捨て方

ヘルメットは頻繁に買い替えたり捨てるものではないので、捨て方がわからなくて困る方も多いと思います。大きいものでは、処理にお金がかかることもあるかもしれません。

ここでは、ヘルメットの捨て方を3つ紹介するので、自分に合う方法を探してみてください。

新しいヘルメットの購入店でひきとってもらう

ヘルメットを新しいものに買い替えるなら、古いヘルメットは販売店で引き取ってもらうのが一番簡単な方法です。

一般社団法人「日本ヘルメット工業会」の加盟店では、2003年10月よりヘルメットのリサイクルを行っています。

回収したヘルメットを分解し、リサイクル可能品と廃棄物品に分別。廃棄物の排出抑制・再利用・化石燃料の代替エネルギーとして利用し、環境に配慮する活動を行っています。

廃棄の手間が省けますし、ゴミを減らすためにも、ヘルメットのプロにリサイクルしてもらうのが安心ですね。

自治体のルールに従ってゴミに出す

多くの自治体では、ヘルメットは不燃ゴミとして埋め立て処分されるのが一般的です。しかし、フルフェイスのヘルメットなど大きい場合は、粗大ごみとして扱われることもあります。

粗大ごみの処理は、自治体によってルールがさまざまです。回収してもらえるのか、ごみ処理場に自分で持ち込む必要があるのか、サイズ別の処理料金なども変わってきます。

住んでいる自治体のルールを確認し、廃棄しましょう。

不用品回収業者に依頼する

ヘルメット以外にも廃棄したいものが多くある場合は、不用品回収業者に依頼すると手間が減らせて便利です。

もちろんヘルメットだけでも回収してもらえますが、自治体で処理する場合と比べると処理費用が割高になる可能性が高いのでおすすめしません。

多くの不用品回収業者は、自宅まで引き取りに来てくれる出張サービスを行っています。大掃除や引っ越しなどの際に出た大量の不用品を処分したいときには検討してみましょう。

ヘルメットを捨てる以外の処分方法

自分ではもう使わないけど、まだ使えそうなヘルメットを捨てるのは少しもったいないこともありますよね。

そんなときには捨てる以外にも、処分の方法はあります。ものを大事にしたいという人や、ゴミをあまり出したくないという人はこちらの方法も検討してみてください。

買取店に買取に出す

中古品の買取、販売を行っているお店では、ヘルメットを取り扱っているお店もあります。もし、お手持ちのヘルメットが有名なメーカー品や未使用品であれば、高値で買取ってもらえるかもしれません。

特にバイク用のフルフェイスヘルメットは、新品では高価なものが多いです。そのため中古品にも需要があります。

近くに店舗がなくても大丈夫。宅配買取を行っている買取店もページ下部でも紹介するので、参考にしてみてください。

フリマアプリやオークションに出す

すぐに処分したいのでなければ、フリマアプリやオークションで売る方法もあります。

ただ、ヘルメットは大きいので送料が高くなりがちです。送料と販売利益を考えて価格設定をする必要があるでしょう。

ヘルメットの状態を詳細に記載し、売り手と買い手の双方が納得して取引ができるようにしましょう。特に、ヘルメットは命を守るものなので、誤解を生まないよう注意してください。

フリマアプリやオークションでも、有名なメーカー品だと高値で売れやすいです。

発展途上国に寄付する

ヘルメットの状態によっては、寄付という方法もあります。

ヘルメットは肌や髪に直接触れるものですが洗うことがむずかしいため、日本ではリサイクルの需要は少ないです。しかし、アジア・アフリカ等の発展途上国では必要としている人たちがいます。

まだ使えるけど日本では捨てるしかないヘルメットでも、誰かの役に立つかもしれません。
寄付できる基準は団体によって異なるので、興味のある方はNPO法人などを調べてみてください。

防災用に保管しておく

自宅に災害用のヘルメットを家族の人数分用意してある家庭は多くないのではないでしょうか。地震発生時、避難所へ避難する際は飛来物や落下物から頭を守るために、ヘルメットの着用が推奨されています。

自転車やバイクに乗らないためヘルメットをひとつも持っていない家族がいたら、災害時に頭を守れず危険です。災害時には、ヘルメットは家族全員の分が必要。

まだ寿命が来ていないヘルメットは、災害時の備えとして自宅に保管しておくのもいいかもしれません。

一般的なヘルメットの寿命

ヘルメットの製品安全協会が規定するSGマークの期限は、購入後3年間と定められています。使用せずに自宅保管していた際も5年程度で買い替えるのが望ましいです。

ヘルメットの有名メーカーARAIは公式サイトで、ライナーの発泡スチロールが劣化するため購入後5年での買い替えを推奨しています。

特に、使用したヘルメットは紫外線や汗により劣化するもの。命を守るものなので、寿命がきたら買い替えることをおすすめします。

一度衝撃を受けたものは廃棄

寿命がきていなくても、一度でも転倒したり衝撃を受けたヘルメットは使用できません。ヘルメットは衝撃を受けた際、発泡スチロールなどの内部構造が壊れることで衝撃を吸収するように作られています。

購入後3年以内であっても、衝撃を受けたり破損したりしたヘルメットは、事故の際に本来の機能を発揮できません。

ヘルメットは事故の際に命を守るためのものです。見た目には変化がわからなくても、大丈夫と思わずに新しいものに買い替えましょう。

自転車用や作業用ヘルメットの寿命

バイク用ヘルメットと同じく、自転車用や作業用ヘルメットのSGマークの期限は購入後3年です。紫外線や汗により、ライナーの発泡スチロールが劣化して保護性能が低下します。

衝撃を受けたヘルメットも同じく、見た目には分からなくとも内部構造が変形するので、廃棄して新しいものに買い替えましょう。

また、自転車用ヘルメットはファッション性に優れたものが多いです。ファッション性を大事にする人は、帽子を変えるようにヘルメットを買い替えるのも楽しいかもしれませんね。

ヘルメットの買い替えの目安

衝撃を受けたヘルメットは廃棄するという基準は明確ですが、経年劣化による廃棄基準は分かりにくいです。気づかないうちに、買い替えるべきタイミングを迎えているかもしれません。

ヘルメット買い替えの目安を解説するので、定期的にお持ちのヘルメットを確認してみてください。

顎紐や内装がすり減ってきた

汗や紫外線のダメージにより、顎紐やライナーの発泡スチロールが劣化します。顎紐が切れかかっていたり弱くなっていたりすると、事故の際に頭からヘルメットが外れて保護機能を発揮できません。

ライナーの発泡スチロールは、すり減ったり劣化すると萎縮し角が取れて丸くなりツルツルの質感になります。素材によっては、触ると粉が落ちるようにボロボロとした質感になることも。

発泡スチロールが劣化すると衝撃吸収機能が落ちてしまうので、交換時期と考えましょう。

ヘルメットをかぶって首を振るとズレる

内装や内部素材のすり減りや劣化は、詳しくない人には見た目で判断することはむずかしいかもしれません。そんなときは、ヘルメットをかぶって首を振ってみると簡単に判断できるのでやってみてください。

内部の素材が劣化するとヘルメットの内径が少し大きくなったり、頭の形に合わなくなったりするため首を振ったときにズレます。これだと、事故の際に保護機能を発揮できず危険です。ためらわずに買い替えましょう。

被ってにおいが気になるとき

実は、ヘルメットは定期的に洗濯する必要があります。ヘルメットの構造は外装と内装に分かれており、外装は洗えませんが内装は洗濯可能です。

外装は洗剤やアルコールを使用することで、発泡スチロールや接着剤が変性する恐れがあるので注意が必要です。内装は取り外して洗濯しましょう。洗濯ネットに入れたり、デリケートな衣類の洗濯コースで洗濯することがおすすめです。

洗濯してもにおいが消えないときは、雑菌が繁殖してしまっています。安価なヘルメットでは、内装を取り外して洗えないものも。洗濯してもにおいが取れないとき、洗濯できないヘルメットがにおうときは、衛生面から買い替え時だと言えるでしょう。

ヘルメットのおすすめ買取店5選

ヘルメットを売却したいとき、買取店によって取り扱いジャンルや価格、査定の対応は異なるため買取店選びには迷ってしまうと思います。

おすすめ買取店をご紹介するので、売却を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

UP GARAGE

出典：UP GARAGE

特徴

• ニーズに合わせた売買方法
• カスタムカーも査定対象
• レアなパーツなども販売

店舗紹介

カー用品、バイク用品の買取の業界最大手の「UP GARAGE」は、車やバイク用品に加え電動工具や自転車も買取の対象。20年以上の売買実績に加え専門のスタッフが丁寧に査定するので安心です。

買取の方法は店頭への持ち込みのほか、WEB、LINE査定も行っており、宅配買取、出張買取の方法もあります。他社では査定ができないカスタムカーやバイクにも対応していることが強みです。

「UP GARAGE」は販売も行っており、ここでしか販売していないレアなパーツを見つけることもできます。各パーツの専門のスタッフが常駐しているので、その場で取りつけも可能です。

買取実績

• SHOEI X-TWELVE SHOYA Mサイズ 2011年製造モデル
• SHOEI HORNET Lサイズ キズ汚れあり インナーパット欠品
• TACHIBANA GT-750 フルフェイスヘルメット 2009年製 サイズM

出典：バイクヘルメット｜UP GARAGE

店舗情報

出張買取アシスト

出典：出張買取アシスト

特徴

• 買取品目が業界最多水準
• 海外の取引ルートあり
• 出張、査定料無料

店舗紹介

「出張買取アシスト」は、東京、神奈川を中心に店舗を展開しています。買取品目が業界最多水準で、多数の不用品をまるごと買取ってもらえることが特徴。通常買取がむずかしい品も、海外リユース品として活用することで買取可能です。

ユーザーが便利に使えるサービスを追及している「出張買取アシスト」は、有料の付帯サービスも充実していることが嬉しいポイント。

エアコンの取り外しや粗大ごみの処理も行ってくれるので、引っ越しや大掃除の際には買取や不用品の処分をまるごとお願いできて便利です。

年間7,000件の取引実績を持ち、ユーザー対応や満足度で口コミで高い評価を得ています。東京、神奈川、隣接エリアへの出張、査定は無料で、web査定は24時間受付です。

買取実績

• ヘルメット YAMAHA YJ-17 XXL：4,000円
• ヘルメット SHOEI Z-7：4,000円
• ヘルメット ARAI SZ-Ram4 SZ-Ram4：9,500円

出典：買取価格相場｜出張買取アシスト

店舗情報

大黒屋

出典：大黒屋

特徴

• 送料・査定料・キャンセル料なし
• 買取までの所要時間が早い
• 店舗数が多く全国展開している

店舗紹介

「大黒屋」は全国に263店舗展開しており、ブランドの鞄や財布はもちろんジュエリー類、電子機器、楽器やヘルメットなど幅広く買取を行っています。多数のブランド品や楽器などの買取を強化しており、高額買取が期待できるでしょう。

公式サイトでは、過去に買取されたものがいくらで買取ってもらえたか画像つきで見られます. す。未使用・中古の買取価格が記載されているので、事前にチェックしてみてください。

24時間買取の申し込みが可能で、リアルタイム査定は10時から18時の間にLINEにて写真つきで送ることで、短時間で簡単な査定を依頼できます。査定にかかる料金、宅配買取キットの送料、万が一買取をキャンセルしたいときの料金は、すべて無料です。

買取実績

• ゼニス デファイ 10.9100.9004/22.I200 エクストリームカーボン：1,350,000円
• ロレックス ターノグラフ 116261：950,000円
• ルイ・ヴィトン モノグラム M50202 リベラミニ：110,000円

出典：買取実績｜大黒屋

店舗情報

Ride on

出典：ライドオン

特徴

• 諸々の手数料が無料
• 全国どこからでも買取可能
• 専門スタッフが丁寧に査定

店舗紹介

ヘルメット買取専門店「ライドオン」は、ヘルメットを中心にバイク用品の買取をインターネットで行っています。ヘルメットのほか、バイクウェア・レーシングスーツ・インカムなども取り扱う。

査定は、ヘルメット・バイク用品が大好きな専門のスタッフが丁寧に対応します。送料・査定料・振込手数料は無料です。店舗を持たずインターネットで対応しているので、人件費などを押さえることで高価買取を実現しています。

メール・LINEで対応しており、全国どこからでも買取が可能です。また、無料宅配キットを取り寄せれば面倒な梱包や配送手続きもいりません。

買取実績

• Arai RX-7X MAZE フルフェイスヘルメット
• SHOEI GT-Air2 BONAFIDE フルフェイスヘルメット
• MOMODESIGN FIGHTER EVO ファイター エボ ジェットヘルメット

出典：買取商品一覧｜ライドオン

店舗情報

パーツワン

出典：パーツワン

特徴

• 商品の発送料金が0円
• 申込み・査定・振込まで最短3日
• 事故・故障バイクも買取OK

店舗紹介

パーツワンの魅力は、「スピード対応」「送料0円」「買取対象が広い」の3つです。

バイクのパーツは細かいものや重いものも多く、店舗まで持っていくのもひと苦労。また、店舗によっては査定に数時間・数日待たされて、イライラすることもあるでしょう。

しかし、パーツワンは自宅で梱包から振込まで手数料0円で完結。汚れやサビもそのままで送れます。あなたが行うのは、「申し込み」と「梱包」の2つのみです。

また、最短3営業日で振込まで完了するスピード感も魅力的。すぐにお金が欲しいという方にもおすすめです。スピード感を重視する人や手間を極力削減したい方はパーツワンを利用してみるべきでしょう。

買取実績

• YOSHIMURA カーボンスリップオン
• DYNAG マグネシウムホイール
• OHLINS リアサスペンション

出典：バイクパーツ買取例｜パーツワン

店舗情報

自分に合った方法で処分しよう

ヘルメットのいくつかの処分方法と、おすすめの買取店を紹介しました。ヘルメットのメーカーや状態によっては、捨てること以外にも選択肢はあります。

災害時に役に立ったり、海外の方に有効活用して喜んでもらえたりするかもしれません。売却したら思った以上の高値で買取が期待できるかもしれないので、一度無料査定をしてみることもおすすめです。

一番自分に合う方法で手放せるよう、お手持ちのヘルメットの状態をもう一度確認してから処分方法を検討してみてくださいね。