レアな10円硬貨を高く売る方法とは｜おすすめ買取店もご紹介

「レアな10円硬貨を集めているけど、今どのくらいの価値があるんだろう？」と気になる人もいるでしょう。

10円玉は、発行年やデザインなどの違いによって、額面を上回る価値をもつことがあります。素人目でも比較的見分けやすいため、見つけたら保存しておくといいでしょう。

価値の高いレア硬貨であっても、扱い方次第では価値を大きく失うこともあります。少しでも高く買取ってもらうには、正しい知識をつけて適切に扱うことが大切です。

本記事では、レアな10円硬貨の種類から買取店選びのポイントまで徹底解説します。高く売る秘訣やおすすめの買取店もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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レアな10円硬貨とは？

現在流通している10円玉のなかには、10円以上の価値をもつレアな硬貨が存在します。普段なにげなく使っている硬貨に紛れている可能性は大いにあるため、知っておくと思わぬ資金をゲットできるかもしれません。

一体どんな10円硬貨がレアなのか、主な種類を見ていきましょう。

「ギザ10」

そもそもギザ10とは、その名のとおり硬貨の縁がギザギザしている10円玉のことです。発行されていたのは、昭和31年を除く昭和26年～33年の7年のみで、とくに昭和26年および33年発行のものは価値が高いといわれています。

希少性がそこまで高いわけではないので、使用されたものはプレミアがつきにくいでしょう。一方、未使用品や美品のギザ10であれば、高価買取に期待できます。

昭和33年発行の10円硬貨

ギザ10の説明でも触れましたが、昭和33年発行の10円玉は、発行枚数が2,500万枚とかなり少なく、市場にあまり出回っていません。また、ギザ10が発行された最後の年であることから、コレクター人気も高い硬貨です。

こうした理由から、未使用品は約5万円ほどの高額取引がされています。

昭和61年発行の10円硬貨

昭和61年発行の10円玉は、前期と後期でデザインが異なります。これは、本来昭和62年に発行を予定していたデザインが、なにかの手違いで昭和61年後期にわずかに発行されたためです。

後期のものはレア度が高く、未使用品の場合は2万〜5万円ほどの高額が見込めます。なお、前期と後期のデザインを見分けるポイントは下記のとおりです。

出典：バイセル

平成25年発行の10円硬貨

平成21〜25年にかけて、さまざまな硬貨の発行枚数が減少しました。10円玉については、平成25年発行分が特に少なく、希少性が高いといわれています。

昭和33年・61年後期発行の10円玉に比べるとプレミア価値は低めですが、額面よりも高く買取ってもらえる可能性があるため、一度査定に出してみるといいでしょう。

エラーコイン

エラーコインとは、通常は製造段階ではじかれる不良硬貨が、なんらかのミスで出回ってしまったものをいいます。本来は流通しない非常にレアなものなので、見つけた場合は使わずに取っておきましょう。

10円玉の主なエラーの種類と見分け方は、以下のとおりです。

出典：うるココ

同じエラーでも、度合いによって買取価格に差が出やすい特徴があります。

レアな10円硬貨を高く売る秘訣

せっかく高価買取に期待できるレアな10円硬貨をもっていても、間違った扱い方をすると価値を大幅に下げてしまう場合があります。

ここでは高く売るためのコツを解説するので、買取に出すことを検討している人は目を通してみてください。

錆びに注意する

10円玉に使われている銅は酸化しやすく、保存状態が悪いと変色や錆びつきを起こします。

いい状態をキープするには、なるべく空気に触れないように専用のコインケースに入れ、直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。湿気も大敵であるため、湿度の高いところは避け、定期的な換気を心がけてください。

素手で触らない

硬貨を素手で触ると、手の皮脂や水分が付着し、そこから錆びや汚れが広がってしまいます。

レアな10円硬貨は、価値を落とさないようにピンセットを使用するか、手袋や布越しに取り扱うようにし、素手で触ることは避けましょう。間違って触れてしまった場合は、そのまま放置せずにやわらかい布でやさしく拭き取ってください。

自分で洗浄しない

「きれいにしてから査定に出したほうが高く売れるだろう」と、売る前に10円硬貨を洗浄する人もいるかもしれません。

一般的な買取品は、事前にある程度きれいにしておくと査定額がアップすることがありますが、硬貨の場合は例外です。下手に自分で洗浄することで、逆に価値を下げるリスクがあるため、そのままの状態で見てもらうことを推奨します。

早めに売却する

どれだけ良好な環境下で保存していても、経年劣化は避けられません。

プレミア価値が高まることを期待して長期保存していた結果、劣化がひどくて売りものにならない…という事態を招く可能性もあります。

コレクション目的で保存しておく場合は別ですが、売却を考えているなら早めに手放しましょう。

買取店を見極める

10円硬貨は、どこのお店に売っても変わらないわけではありません。買取店にも得意・不得意があるため、硬貨の買取を得意としており、高価買取してくれそうなお店を選びましょう。

なかには、わざと安く買取って利益を得ようとする悪質業者もいるので、信頼できる買取店をしっかりと見極められるかがポイントです。

レアな10円硬貨のおすすめ買取店3選

硬貨の買取を行っているお店は数多くあり、どこに売るべきか悩む人は少なくないでしょう。

以下に参考として、おすすめの買取店を3つご紹介します。売りたい10円硬貨があるのに、お店選びで行き詰まっているという人は、ぜひチェックしてみてください。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

福ちゃん

出典：福ちゃん

公式サイト

特徴

• 幅広い販路で高価買取が可能
• 全サービスの利用料が0円
• レディースプランで女性も安心

買取店紹介

多数の買取実績を誇る福ちゃんでは、膨大な種類が存在する硬貨を一つひとつ正確に査定し、適正な価値を見極めます。国内外問わず販売ルートを数多く所有しているため、自信をもった高価買取が可能です。

全国展開している店舗へ直接持ち込んで買取ってもらう以外に、郵送で完結する宅配買取や、自宅訪問してくれる出張買取が選べます。全サービスを無料で利用できるので、好きな買取方法で売りましょう。

出張買取については、受付・訪問・アフターフォローすべてを女性スタッフのみが対応する「レディースプラン」が用意されています。査定士とはいえ、男性を家に入れることに抵抗のある女性は利用してみてください。

買取実績

• 皇太子殿下御成婚記念金貨など：860,000円
• 一圓銀貨 明治16年～大正3年：84,000円
• パンダ金貨 100元：141,000円

出典：古銭買取｜福ちゃん

店舗情報

バイセル【PR】

出典：バイセル

公式サイト

特徴

• 取り扱い対象品目が多い
• 全店駅近でアクセス良好
• 状態の悪い硬貨も積極的に査定

買取店紹介

バイセルは、ブランド品や時計などの一般的なアイテムから、古銭、美術品、骨董品といった専門的な知識を要する品まで、多彩な品目を買取対象としています。

全国の主要な地域に店舗展開しており、すべての店舗が駅近の好立地。査定ブースはプライバシーに配慮した個室制で、周囲の目を気にせず落ち着いて相談しやすい環境です。知識豊富な専門査定士が担当するので、悩みや不安なども遠慮なく伝えましょう。

貨幣の買取では、旧硬貨や記念硬貨、古銭、エラーコインなど、価値に見合った適正な値をつけてくれます。表面に汚れやくすみのある硬貨でも積極的に査定してくれるため、売れるか心配な硬貨も一度見てもらいましょう。

買取実績

• プレミア100円硬貨はじめ、多数の古銭：110,000円
• 竜50銭銀貨／旭日竜50銭銀貨：145,300円
• 日本国際博覧会記念万円金貨：260,000円

出典：買取実績｜バイセル

店舗情報

Good Deal（グッドディール）

出典：Good Deal

特徴

• 貨幣に詳しい専門家が担当
• 宅配・出張買取ともに全国対象
• 出張買取は最短即日対応

買取店紹介

Good Dealでは、レア硬貨を含む各種コインや古銭、紙幣など、さまざまな貨幣を取り扱っています。硬貨に精通した専門家が、確かな目利きで1枚ずつ丁寧に査定。それぞれがもつ価値を見逃さず、しっかりと価格に反映してくれます。

天王洲アイル駅近くにある本社で持ち込み買取を受け付けているほか、宅配買取もしくは出張買取が利用可能です。どちらも全国を対象としており、利用料金は一切かかりません。

出張買取は、予約状況によっては最短当日に対応してもらえます。買取金額はその場で現金払いもできるため、すぐに現金化したいときにもおすすめです。万が一結果に納得いかずにキャンセルしても費用は発生しないので、気兼ねなく申し込みましょう。

買取実績

• 10万円金貨：110,000円
• 天皇陛下御在位六十年記念 10万円金貨：130,000円
• モントリオールオリンピック 記念硬貨 4枚セット：2,500円

出典：古銭買取｜Good Deal

店舗情報

レアな10円硬貨を売る買取店選びのポイント

ここでは、10円玉の売却先を決めるときに意識したいポイントを解説します。

きちんと理解しておかないと、高価買取のチャンスを失うだけでなく、知らぬ間に違法行為をしてしまう可能性があるため、以下の点を覚えておきましょう。

ネットオークションやフリマサイトはNG

買取店で売るよりも、ネットオークションやフリマサイトで売ったほうが高値で売れると考える人もいるでしょう。

ところが取引が認められているものは、古銭など現在は貨幣として使用できないもののみです。現行通貨を売買すると、法律違反を犯したとして逮捕される場合があるので、絶対に避けてください。

買取実績や査定員の経験を確認する

レアな10円硬貨を実際に多く取り扱っているお店は、専門的な知識と経験による適正な買取価格に期待できます。

一方、実績がほとんどないお店では、プレミア価値の見極めがむずかしく、マニュアルどおりの査定しかしてもらえないかもしれません。

しっかりと価値に見合った値をつけてもらうためにも、買取実績が豊富なお店を選びましょう。

複数の買取店へ見積もりを依頼する

ひとつの店舗で査定してもらうだけでは、その金額が妥当なものか判断できません。相場を把握するには、複数店に依頼をかけて見積もりを比較してみましょう。

わざわざ来店しなくても、多くのお店ではLINEや電話などを通して簡単に仮査定してもらえます。1店舗ずつ査定依頼するのは面倒な人は、一括査定が便利です。

ウリドキでは、一度の申し込みで最大10社の見積もりを比較できます。費用の負担はないため、ぜひ活用してみてください。

レアな10円硬貨は査定に出してみよう

同じ10円玉でも、発行年が違うだけで価値が大きく変わります。今後10円玉を手にしたら、発行年を確認してみましょう。意外とレアな硬貨が見つかるかもしれません。

使用感があると高値はつきにくいものの、1円でも額面以上の値がつけばお得なので、探してみる価値はあるでしょう。

未使用品であれば、数万円の価値がつく可能性があります。「コレクションに飽きた」「遺品整理で見つけた」といった場合は、早めに査定に出してみてください。