MacBookの一般的な寿命は?寿命をのばすコツや壊れる前兆についても解説

  • 2023年7月27日

これからMacBookを購入する人やすでに所有している人にとって、「MacBookの寿命はどのくらい?」といった疑問や、「不調なMacBookを修理すべきか買い替えすべきか悩む」という悩みはよくあることです。

簡単に結論をお伝えすると、Apple公式では4年を寿命として定めていますが、実際にはもっと長く使用できるケースが多いイメージなのではないでしょうか。

本記事では、MacBookの一般的な寿命について3つの観点から解説し、寿命をのばす方法や、壊れる前兆の買い替えサインについてもご紹介していきます。

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MacBookの一般的な寿命は?

MacBookは、Appleの公式発表では寿命が4年と言われています。しかし大きい買い物であるMacBook。できるだけ長く使いたいですよね。

OSのサポート面やバッテリーの寿命から見ると、もう少し長く使えるようです。各項目ごとに詳しく見ていきましょう。

Apple公式発表の寿命は4年

Apple公式によると、「最初の所有者を基準にした使用年数について、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年」とあります。

しかし、「ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く」とも記載されているので、4年で買い替えなければならないわけではありません。

ソフトウェア自体の使用年数は4年ですが、もっと長く使用できる場合がほとんどです。ノートパソコンは一般的に5~10年ほど使われることが多く、MacBookも使い方次第で長く使えます。

OSサポート期間による寿命は8〜10年

Apple公式で、MacのOSサポート期間は公開されていません。そのため、推測にはなりますがOSサポート面からみたMacBookの寿命はおよそ8~10年と言えます。OSは更新しながら使い続けられますが、長期間使っているとOSとの互換性が認められなくなるのです。

Apple公式によると、2023年現在最新のOSのひとつであるmacOS Venturaは、古いもので2017年発売のMacBookProとの互換性を認めています。OSサポートが切れたままMacBookを使い続けるのは、セキュリティ面でも危険なので、買い替えを検討しましょう。

バッテリーの寿命は最大5年半ほど

バッテリー面から見たMacBookの寿命は最大で5年半ほどと言われています。MacBookの機種にもよりますが、バッテリーの充放電回数の上限は300~1,000回です

充放電回数はバッテリーをすべて使い切った時点で1とカウントするので、充電回数とは一致しません。充放電回数の上限を上回ると、バッテリーは劣化していきます。

バッテリー容量が80%を切った時点でMacBookを使い続けたい場合は、バッテリーを交換することがおすすめです。バッテリー交換は自分でもできますが、不安な場合はプロに依頼した方がいいでしょう。

MacBookの寿命に影響を与える要素

使い慣れたMacBookは、できるだけ長く使いたいですよね。普段何気なくしている行動が、MacBookの寿命に影響を与えているかもしれません。

できるだけ長く使うために、やめるべき使用方法や保管時の注意点を知っておきましょう。

充放電回数

MacBookの充放電回数の上限は1,000回です。バッテリーをすべて使い切ってからフル充電して1回と数えるので、充電回数とは必ずしも一致しません。

しかし、充放電の回数を減らすために充電しっぱなしで使うと、バッテリーが熱を持ち劣化につながります。

あまりバッテリー残量が減っていないのに、毎日充電するのもよくありません。MacBookの特性とリチウムバッテリーの特性を考慮すると、バッテリー残量が30%を切った時点で80%まで充電すると寿命がのばせるでしょう。

使用環境

MacBookを使用したり管理したりする場所の適温は、10~35℃です。極端に高温になる車内や直射日光の当たる場所に放置しないようにしましょう。

また、極端に湿度が高く結露するような場所で使用するとMacBookに影響が出る可能性があります。ベッドの中や枕の上で使わず、安定した机の上などで使うようにしてください。

MacBookは通常通り使っていても本体が熱を帯びることがあるので、適正温度内の通気性のいい場所で使うようにしましょう。

物理的なダメージ

MacBookを落としてスクリーンが割れたり、ハードディスクにダメージを与えたりした場合、寿命にかかわらず買い替えなければなりません。

「充電がしにくい」「音が割れている」など、大したことないような小さな物理的ダメージも、積み重なって寿命に影響する場合があります。

症状によっては修理して使い続けられますが、高額な修理代はもったいないですよね。普段から持ち歩くときはケースに入れて、強い衝撃を与えないように気を付けましょう。

MacBookの寿命をのばす3つの方法

MacBookの寿命をのばす方法があったら知りたいですよね。充電の仕方や使うときの環境など、気を付けたいポイントを3つ詳しく紹介します。

寿命を縮めてしまう行動をあらためて、できるだけ長く使える使い方を習慣化しましょう。

充電の仕方を工夫する

充電したままの使用は、バッテリーが過充電になって寿命を縮めるのでやめましょう。充電はバッテリー残量が50%を切ってからが鉄則です。

バッテリー残量が30%を切ってから、フル充電ではなく80%まで充電するとリチウム電池の特性が活かせます。また長期間使わないときは、バッテリーを50%程度まで充電しておいてください。

消費電力を抑える

Appleメニューから「システム環境設定」を選択し、「省エネルギー」または「バッテリー」から省エネルギー設定にしましょう。

「バッテリー電源使用時はディスプレイを少し暗くする」を選択しておくと、バッテリーの消費が抑えられます。ディスプレイオフまでの時間を短めに設定しておくこともおすすめです。また、不要なアプリは起動したままにせずに、落としておきましょう。

使用環境に配慮する

MacBookは極端な高温や低温に弱く、使用したり管理したりする場所の適温は10~35℃です。閉め切った車内や直射日光の当たる場所に、長時間放置しないようにしましょう。

湿度が高く結露するような場所も寿命に影響を与えます。適温で換気のできる部屋で使うようにしましょう。

充電をするときはカバーを外すことも重要です。カバーをつけたまま充電すると、放熱できずに本体が熱を持ってバッテリーに負担がかかります。寝具の中などで使うことも、本体が熱くなる原因になるのでやめましょう。

MacBookが壊れる前兆

バッテリーの持ちが悪くなったり、フリーズしたりするようになったら、MacBookが壊れる前兆です。寿命とあわせて、不調によっては買い替えも検討しなければなりません。主な壊れる前兆をいくつかみていきましょう。

勝手に電源が落ちる

MacBookの電源が勝手に落ちる原因は、主に3つです。

ひとつめはシステムに問題がある場合で、SMCリセットをかけると改善されることがあります。

ふたつめはアプリに問題がある場合で、MacOSに対応していないアプリを使っている人は注意しましょう。

最後はバッテリーが消耗している場合です。故障の前兆なのでバッテリーを交換するか、買い替えを検討しましょう。

フリーズが多い

MacBookを長期間使っていると、動作が重くなったり画面がフリーズしたりすることがあります。フリーズしたときは、MacBookをスリープ状態にしてから再度開いてみましょう。アプリをたくさん開いている場合は、不要なアプリを落とすことも有効的です。

それでも解消しない場合は、MacBookを強制終了してください。頻繁にフリーズが起こる場合は、故障の前兆かもしれません。

うまく起動できない

MacBookを充電したのに起動しない場合は、電源ケーブルが断線していたり、バッテリーが劣化したりしている場合があります。また、OSやアプリが最新の状態に更新されていないと、起動しないトラブルが起きることも。

トラブル改善のために再起動やSMCリセットを何度も繰り返すと、さらにダメージを与えてしまうことがあります。早めに修理や買い替えを検討してください。

異常な機械音がする

「ギギギ」「ガリガリ」など、MacBookからの異常な機械音も故障の前兆です。データを保存するHDが回転するときに傷ついている可能性があります。

放置すると故障する可能性が高く、今までのデータが飛んでしまう可能性もあり注意が必要です。すぐにバックアップを取り修理の手配をするか、買い替えを検討しましょう。

充電ができない

充電ができなくなった場合、まずはセルフで対処できないか試してみましょう。

MacBookからケーブルを抜いて30秒ほど待ってから再度コンセントをさすと、充電できることがあります。ケーブルが断線している場合は、ケーブルを買い替えてください。

改善しない場合はバッテリーの劣化が考えられるので、壊れる前に買い替えましょう。

充電の減りが異常に早い

MacBookの充放電回数の上限は1,000回で、超えるとバッテリーが劣化し充電の減りが早くなります。寿命が近づいているので、バッテリー交換や早めの買い替えが必要です。

充放電回数の上限までまだ十分なのに異常に充電が減る場合は、バッテリーを大量に消費するアプリを使っていることがあります。一気にたくさんのアプリを立ち上げないことも大切です。

MacBookの寿命が終わった場合の選択肢

MacBookの寿命が終わり、壊れてしまった場合はどうするのがいいでしょうか。新しいMacBookを買うなら、すこしでもお得に手に入れたいですよね。

Apple公式の下取りやジャンク品の買取など、いくつかの選択肢をみていきましょう。

新しいMacBookに買い替える

手持ちのMacBookが寿命を迎えたら、新しいMacBookに買い替えるのが一般的です。

Apple Trade Inという公式の下取りプログラムを利用すると、新しいMacBookがお得に購入できます。下取り分の価格がその場ですぐに割引されるので、手軽でおすすめです。

ただしジャンク品などは下取りしてもらえません。下取り対象外品は無料回収されますが、リサイクル料は不要です。

Macbookを買取に出す

Apple Trade Inの下取りは便利ですが、あまり高値がつかないことも事実です。より高額を目指すなら、買取専門店の利用を検討しましょう。Apple Trade Inではジャンク品は下取り対象外ですが、買取店によっては価値がつく場合があります。

MacBookを高く買取してもらうコツは、保証書や取扱説明書、外装の箱など付属品はできるだけそろえること。無料査定をしている買取店も多いので、一度いくつかの店で査定してもらって買取価格を比べてみるのもおすすめです。

ジャンク品OK!MacBookのおすすめ買取店3選

古いMacBookをできるだけ高額で買取ってもらって、新しいMacBookを買う足しにしたいですよね。

公式の下取りではむずかしいジャンク品も、買取ってもらえる買取専門店があります。ここでは、おすすめの買取店3店舗を見ていきましょう。

店舗名公式サイト口コミ評価ポイント宅配買取出張買取店頭買取宅配キット店舗がある地域出張査定対応エリア定休日営業時間買取対象古物商許可番号
ウリドキ一括査定する★PR一番高く売れる買取店がラクラク見つかる買取店による買取店による買取店による買取店による買取店による買取店による土日祝(ウリドキ)10:00〜19:00(ウリドキ)ブランド、お酒、金、ゲーム、家電など第302171706809号
Mac買取ネット公式サイト問い合わせ★3.16製品に合った梱包材が無料あり土 日 祝日(問い合わせ)10:00~19:00(問い合わせ)Mac第621152103424号
ジャンクバイヤー公式サイト問い合わせ★5.0ジャンク品専門買取の元祖あり関西土 日 祝日(問い合わせ)12:00~17:00(問い合わせ)Mac、iPhone、アンプ第622030133997号
パソコン買取専門.com公式サイト問い合わせ★-Mac新品未使用品は減額なしあり北海道札幌市豊平区日曜日10:00~19:00パソコン、スマートフォン、ソフトウェア第101290002261号

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

Mac買取ネット

★★★☆☆3.16
とてもスムーズな発送用箱のご手配と査定頂きました!
買取品の受取の連絡、査定期間の提示、実際の回答期間、査定金額、全てにおいて適切であったと思います。

東京都/30代男性

電話での対応が丁寧だったので安心して取引ができました。
また無料梱包やグッズや無料集荷のサービスのおかげで梱包・送付がとても楽でした。BTO製品なので査定額が心配でしたが増額で対応していただけました。

北海道/40代男性

公式サイト

特徴

  • 製品に合った梱包材が無料
  • 製品状態のランクに合わせて見積もり
  • BTOもグレードに合わせて買取可能

店舗紹介

「Mac専門買取店」は、MacをはじめとしApple製品を中心に買取を行っています。

宅配のみの受付ですが、売りたい製品に合わせたサイズの梱包材と緩衝材を無料で提供しているので、配送中に壊れる心配が減り安心です。全国どこでも自宅まで集荷可能で、送料もかかりません。

ジャンク品はもちろん、他店では断られたり安く買いたたかれたりしやすいBTOも、グレードに応じた価格で買取してもらえます。公式サイトでは、売りたい製品のシリーズを選んで見積もりを簡単に調べられるので、事前に調べてみましょう。

査定から入金までは、商品到着から最短48時間とスピーディーです。データは専門スタッフによって完全に消去されるので、安心して任せられるでしょう。

買取実績

  • MacBook Pro 2020:78,000円
  • MacBook air 2019:33,000円
  • iMac 2017:20,000円

出典:Mac買取ネット

店舗情報

店舗名Mac買取ネット
営業時間10:00~19:00(問い合わせ)
定休日土 日 祝日(問い合わせ)
主な買取ジャンルMac
買取方法宅配
運営会社名GEEKS株式会社
古物商許可番号大阪府公安委員会 第621152103424号
査定士
その他特徴ランク制度の査定

ジャンクバイヤー

★★★★★5.0
他店で100円と見積もられた電源の入らないMacBook Proをジャンクバイヤーさんで20,000円で買取してもらえました。
電源が入らないので内部データが心配だったのですが、データの取り扱いもしっかりとされている様で安心してお任せできました。

uniさん

背面割れなのに高値買取していただきました、ここに売りにきて良かったです。

Masayuki Miyamotoさん

特徴

  • ジャンク品専門買取の元祖
  • 故障状態にあったランクで査定
  • 企業・法人からの大量買取も対応

店舗紹介

「ジャンクバイヤー」は、ジャンク品を専門に取り扱う買取店です。関西の店舗への持ち込みだけでなく宅配買取も実施しています。企業からの大量買取にも対応可能です。

ジャンク品は一律価格の買取が一般的ですが、ジャンク品専門店として症状に合った適正価格で買取を実施します。傷は減額対象にならないので、他店よりも高額買取が期待できるでしょう。

電源が入らない製品はデータが心配ですが、専用の機械で物理的に消去することでデータ流出の心配はありません。

送料や梱包材は無料で、キャンセルの場合返送代も無料です。店舗へ持ち込みの場合、査定後最短5分で現金を受け取れます。宅配の場合は、webだけでなくLINEや電話でも受付可能です。

買取実績

  • MacBook Pro 17インチ Early2011(液晶全体にライン):14,000円
  • MacBook Pro Retina Late 2013 (液晶割れ):22,000円
  • iMac Retina 27インチ 2017(ロジックボード故障):50,000円

出典:ジャンクバイヤー

店舗情報

店舗名ジャンクバイヤー
営業時間12:00~17:00(問い合わせ)
定休日土 日 祝日(問い合わせ)
主な買取ジャンルMac、iPhone、アンプ
買取方法宅配、店頭
運営会社名株式会社FLYING BIRD
古物商許可番号大阪府公安委員会 第622030133997号
査定士
その他特徴リピーター・学生は買取価格割増

パソコン買取専門.com

壊れて使わなくなったiMacの処分に困っていたときに友人にここのサイトを教えてもらいメールしました。古い商品だったので無料で引き取ってくれるだけでもありがたかったのですが、まさか金額まで付くとは思いませんでした。もっと早く知っていればよかったなと思いました。

山口県/A.Yさん

新しく買い替えをしたので前使っていたものを売ろうと思い、どうせなら高く売れるお店をと探していたところ、こちらのサイトにたどり着きました。2年間使っていたので多少の減額はありましたが、自分が思ってるよりだいぶ高額で買い取ってもらい大変満足しています!次に買い替えたときも、こちらで売ろうと思います!

大阪府/J.Fさん

特徴

  • Mac新品未使用品は減額なし
  • 来店・宅配買取から選べる
  • キャンセル時の返送料が無料

店舗紹介

「パソコン買取専門.com」は、パソコンだけでなくソフトや周辺機器も一括で買取を実施しています。札幌に店舗があり、宅配だけでなく持ち込みも可能です。

新品未開封のMacは、製品登録がされていると減額されることが一般的ですが、パソコン買取専門.comでは減額されません。もし減額がある場合は理由を明確に伝えてもらえるので、安心して任せられるでしょう。

査定料は無料で、宅配の場合送料・返送料もかかりません。査定は年中無休で行っているので、すぐに結果が知りたい人におすすめです。データ消去後は、無料でデータ消去証明が発行され、法人の方も安心でしょう。

買取だけでなく、壊れたMacやiPhoneからのデータ取り出しや修理も任せられます。

買取実績

  • Mac Book Pro Retina 13 インチ Mid 2014 MGX72J/A:65,000円
  • Mac Book Pro Retina 13 インチ Late 2016 4 TBT3 CTOモデル:185,000円
  • Mac Book Pro 13 インチ Early 2011 MC700J/A:42,000円

出典:中古Mac買取事例|パソコン買取.com

店舗情報

店舗名パソコン買取.com
営業時間10:00~19:00
定休日日曜日
主な買取ジャンルパソコン、スマートフォン、ソフトウェア
買取方法宅配、店頭
運営会社名株式会社クランプ
古物商許可番号北海道公安委員会 第101290002261号
査定士
その他特徴修理・データ救済が可能

MacBookの寿命が来たら買取に出そう

MacBookの一般的な寿命や寿命をのばす方法について解説しました。

日々何気なくしている充電の仕方や使い方次第で寿命は大きく変わるので、注意しながらできるだけ長く使っていきたいですね。

MacBookのOSの互換性がなくなったり、物理的に故障したりした場合は、買い替えを検討しなければなりません。そんなときは公式の下取りだけではなく、この記事を参考にして自分に合った買取店を探してみてください。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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