不要になったパソコンを廃棄する場合、「資源有効利用促進法」に基づき適切な対応が求められています。しかし、パソコンの廃棄を考えている方のなかには、適切な方法を知らないことで、粗大ごみとして処分してしまう方もいるかもしれません。
実は適切な手段で廃棄を行わなければ、法令違反による罰則が発生したり、個人情報が流出して悪用されたりする危険性があり、パソコンの廃棄には細心の注意が必要です。
そこで本記事では、パソコンの廃棄における注意点や適切な方法を解説します。知識不足が原因でトラブルに巻き込まれないよう、ぜひ参考にしてみてください。
パソコンは粗大ごみとして廃棄できない
パソコンは「資源有効促進法」に基づき適切に処理をする必要があります。パソコンには「レアメタル」と呼ばれる希少な金属が使われており、リサイクルをして資源を有効活用するためです。
粗大ゴミとして出せない主な対象製品は以下の通りです。
- パソコン
- ディスプレイ
- キーボード
- マウス
- スピーカー
- ケーブル類
一方、粗大ゴミとして処分できるものの例は以下のとおりです。
- ワープロ
- ゲーム機
- プリンター
- スキャナー
法人の場合、パソコンは産業廃棄物扱いなので、自治体に回収を依頼できません。ほかにも、個人とは違う処分方法が定められています。
パソコンを適切に廃棄しないとどうなる?
パソコンを適切に廃棄しないと、不法投棄となり罰則が発生する可能性があります。
ほかにも、個人情報が流出するという重大なリスクもあるので、不要なパソコンは正しい手順で廃棄することが大切です。
法令違反となり罰則が発生
パソコンを適切に廃棄しないと、不法投棄に問われる恐れがあります。不法投棄の罰則は「5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、あるいはその両方」という重いものです。
これは、廃棄を依頼した業者が不法投棄を行ったときでも、間接的に不法投棄を問われる可能性があります。そのため、適切に廃棄をしている業者を選ぶことが大切です。
個人情報が流出
パソコンが故障して使えなくなっても、個人情報はパソコンの中に残っています。パソコンを廃棄するときは、きちんと情報を消去しましょう。
他人に譲渡したり、悪徳業者に処分を依頼したりしてしまうと、思わぬところから個人情報の流出につながるので注意が必要です。処分をするときは、確実に個人情報を削除するか、慣れていなければ専門業者に依頼しましょう。
パソコン廃棄前の準備
具体的に、パソコンの廃棄前の準備を見ていきましょう。主な手順は、データの移行やバックアップをとり、残っているデータを消去します。
専用ソフトや専門業者があるので、ご自身の都合にあった方法で行ってください。
1. データの移行やバックアップ
使っているパソコンを処分して、新しいパソコンを購入するときは、データの移行やバックアップを行っておきましょう。
主な方法は、以下の通りです。
- HDDやSSDを使う
- メーカーの純正ツールを使う
- データ移行ソフトを使う
- クラウドストレージを使う
- LANケーブルを使う
- 専門店に任せる
行う際は、データを整理して、時間に余裕を持って作業しましょう。また、パソコンの操作に不安があるときは、遠慮せず専門店に依頼することも手です。
2. データの消去
パソコンのデータを移行できたら、今度は廃棄するパソコンに残っているデータを消去します。
このとき注意したいのは、パソコンが故障して動かない状態でもデータは取り出せるということです。また、パソコンの初期化を行っても、データ復元ソフトを使えばやはり元のデータを取り出せます。
データを消去するためには、専用のソフトを使う、またはハードディスクを物理的に破壊するようにしましょう。
専用ソフトを使う
データ消去のための専用ソフトがあります。無料で利用できるものがありますが、廃棄するためのデータ消去のときは、有料のソフトを使ったほうが確実です。
使用しているOSやバージョンを確認してから、ソフトを選ぶようにしましょう。
専門業者に依頼する
パソコンのデータを消去してくれる専門業者に依頼するときは、「費用が明示されているか」「データ消去の方式」「情報漏洩対策」などを見て決めると良いでしょう。
データ消去にも規格があるので、それらを満たしているかを参考にします。安易に、安い業者に依頼しないことが大切です。
ハードディスクを破壊する
パソコン内部のハードディスクを破壊することで、データを消去することができます。ただし、見た目は破壊できていても、データは生きているケースがあるので注意しましょう。
ハードディスクを破壊してくれる業者に依頼するのが確実です。
3. 廃棄方法を決める
これからパソコンを廃棄しようとするときは、まず廃棄方法を決めましょう。パソコンの状態や台数、どのように処分したいかによって廃棄方法は変わります。
特にこだわりがなければ、まずは買取業者に依頼することがおすすめです。不要なパソコンが現金化できる可能性があり、買取できなくても無料で引き取ってくれる場合があります。
パソコンの廃棄方法7選
それでは具体的にパソコンの廃棄方法を見ていきましょう。
それぞれメリット・デメリットがあるので、ご自身に合った廃棄方法を選んでください。業者によっても、細かく対応は分かれます。利用前にサービス内容を確認しましょう。
廃棄方法 | データ消去 | 対象商品 | 費用 |
---|---|---|---|
パソコンメーカーに回収してもらう | 不可 | メーカーパソコン | 有料 |
リユース企業に依頼する | 可 | すべてのパソコン | 無料 |
自治体に回収してもらう | 可(有料) | すべてのパソコン | 有料 |
家電量販店で処分してもらう | 可 | すべてのパソコン | 有料 |
廃棄物業者に依頼する | 原則不可 | すべてのパソコン | 有料 |
フリマ・オークションに出品する | 自分で行う | 正常動作するパソコン | 販売 |
買取店で売却する | 可 | 原則正常動作するパソコン | 販売 |
1. パソコンメーカーに回収してもらう
パソコンメーカーが、自社のパソコンを回収するサービスを行っています。PCリサイクルマークのあるパソコンは無料、マークがないパソコンは有料です。
回収されたパソコンは、適切にリサイクルがされるので安心して処分できます。回収をするときは郵送でメーカーに送り、送料は無料です。
注意点は、倒産したメーカーのパソコンや自作のパソコンはこのサービスは使えません。また、データ消去は自分で行う必要があります。
2. リユース企業に依頼する
パソコンのリユース企業とは、パソコン専門のリサイクルを行っている業者のことです。リユース企業に回収されたパソコンは、適切にリサイクルされます。壊れたパソコンや、自作のパソコンも回収してくれることが特徴です。
どの業者も近年は情報漏洩などが起こらないように努めており、安心して処分を任せられるでしょう。業者によっては無料回収やデータ消去を無料で対応していることがあるので、パソコン処分以外のサービスも見ることが大切です。
3. 自治体に回収してもらう
自治体がパソコン回収業者と連携して、パソコンを回収しています。自治体が主体のサービスなので、信頼度が高いサービスといえるでしょう。
壊れたパソコンや自作パソコンも回収してくれます。ただし、データ消去は自分で行いましょう。費用は自治体によって異なるので、詳しくはお住まいの自治体に問い合わせてください。
また、自治体によっては小型家電回収ボックスを設けている自治体もあります。ボックスに入るサイズであれば、無料でパソコンを回収してくれるサービスです。回収品目・費用・データ消去の有無など自治体により異なるので、廃棄する前に自治体に確認しましょう。
4. 家電量販店で処分してもらう
新しいパソコンを買うタイミングでパソコンを処分するときは、購入した家電量販店で古いパソコンを処分してもらえる場合があります。
データ消去は家電量販店が行ってくれるので便利です。下取りをしてくれるケースもあり、詳しくは持ち込む前に店舗に問い合わせましょう。
回収費用はパソコンの本体は無料での引き取り、キーボードのような付属品は有料という店舗が多いです。また、配送するときは送料がかかるケースが。
amazonや楽天のようなネットショップで購入したパソコンでも、それぞれのネットショップがパソコンの回収を行っています。
5. 廃棄物業者に依頼する
引越しなどで、パソコン以外にも処分したいものがたくさんあるときは、廃棄物業者に依頼するのも手です。自作パソコンや故障しているパソコンも回収し、適切にリサイクルがされます。
ただし、ほとんどの業者はデータ消去には対応していないため、自分でデータの消去を行いましょう。また、回収費用がかかるので、予算に応じた廃棄物業者を選んでください。
6. フリマ・オークションに出品する
近年は、フリマやオークションを利用することも一般的になってきました。こういったところで、中古パソコンを出品できます。おおむね発売から3年以内のパソコンや、希少性の高いパソコンであれば、高価で売却できるでしょう。
注意点としては、データ消去は確実に行うこと。また、取引や梱包、発送を自分で行う必要があるので、業者に依頼するより手間がかかります。売れないケースも考えられるので、そうなったときのために、廃棄処分のことも考えておきましょう。
7. 買取店で売却する
中古パソコンの買取店を利用すれば、使わなくなったパソコンを現金化することが可能です。業者によっては、店舗に持ち込まなくても宅配や出張に応じているので、ライフスタイルに合った買取方法を選びましょう。
ただし、売却できるのは正常に動作するパソコンが原則です。一方で、業者によっては故障していても買取ったり、無料で回収したりするところがあります。
おすすめのパソコン回収業者3選
パソコンを廃棄するためにはデータの消去が必要ですが、操作に慣れてない人は不安ではないでしょうか。そこで、回収だけでなくデータ消去も行なってくれる回収業者をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
店舗名 | 公式サイト | 口コミ評価 | ポイント | 営業時間 | 回収方法 | 料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
ウリドキ | 一括査定する | ★PR | 一番高く売れる買取店がラクラク見つかる | 10:00〜19:00(ウリドキ) | – | – |
リネットジャパン | 公式サイト問い合わせ | ★3.3 | 国認定のサービス業者 | 24時間 | 宅配 | 無料 |
パソコン廃棄.com | 公式サイト問い合わせ | ★5.0 | 申し込み不要、無料で回収 | 10:00〜11:30、13:00〜17:00(持ち込み) | 店頭、宅配 | 無料 |
インバースネット | 公式サイト問い合わせ | ★3.5 | ヤマダHDグループで安心 | 24時間営業 | 宅配 | 無料 |
※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています
リネットジャパン
粗大ゴミでは処分できず、とても困っていたので、とても助かりました。 データ消去もしっかりと証明書まで出していただき、安心して利用できました。周りにもすすめたくなるサービスに感謝です。
特徴
- 国認定のサービス業者
- 無料で宅配回収
- データ消去対応
サービス紹介
「リネットジャパン」は、環境省の認定を受けたパソコン回収業者です。さまざまな地方自治体と連携して、パソコン回収を行っています。
無料でパソコン回収をするという業者のなかには、悪質な業者もいますが、「リネットジャパン」は国に認定を受けている信頼性の高い業者です。
回収方法は宅配のみで、無料で行われます。壊れて動作しないパソコンも回収が可能です。携帯電話や小型家電も回収品目に入っているので、パソコン回収のついでに廃棄できます。
データ消去は回収される前に自分で行うか、「リネットジャパン」にデータ消去をしてもらうことも可能です。データ消去は無料で行うので、不安があるときはリネットジャパンにしてもらいましょう。
業者情報
業者名 | リネットジャパン |
営業時間 | 24時間 |
回収方法 | 宅配 |
料金 | 無料 |
パソコン廃棄.com
ノート2台とスマホを持ってったら簡単に捨てれました!!
特徴
- 申し込み不要、無料で回収
- 故障していても回収可能
- 無料でデータ消去
サービス紹介
「パソコン廃棄.com」は東京都のパソコン回収業者で、NHKをはじめさまざまなメディアに登場しています。「パソコン廃棄.com」は、申し込み不要で送るだけでOKという手軽さが特徴。申し込む必要がないので、思い立ったらすぐにパソコンを処分できます。
店舗へ持ち込んで廃棄することもできますが、こちらも予約などの必要はなく、店頭に持っていけばパソコンを廃棄が可能です。パソコンの回収に費用はかかりません。故障をしているパソコンでも、無料で回収されます。
さらに、ゲーム機や腕時計、貴金属も廃棄するパソコンと同じ箱に梱包されていれば回収可能です。データ消去は「パソコン廃棄.com」が無料で行ってくれるので、自分で行う必要はありません。政府機関認定の消去ソフトを使って、データ消去をしてくれますよ。
業者情報
業者名 | パソコン廃棄.com |
営業時間 | 持ち込みの場合:10:00〜11:30、13:00〜17:00 郵送の場合:24時間365日 |
回収方法 | 店頭、宅配 |
料金 | 無料 |
インバースネット
自分でHDDやSSDの抜き取りをしたパソコンでも、無料で処分してくれるところも良かったです。
手間が掛かるのは嫌だったので、送って申し込んで終了、という簡単な流れを見て楽に処分出来て良いなと思いました。
自宅にコピー機が無いので、コンビニまでわざわざ身分証のコピーを取りに行く必要がないのも良かったです。
特徴
- ヤマダHDグループで安心
- 無料でデータ消去
- 古いパソコンでも回収可能
サービス紹介
「インバースネット」は、ヤマダホールディングスグループのパソコン回収業者です。ヤマダ電機という家電大手のグループ企業なので、信頼できる回収業者です。
回収されたパソコンは、無料でデータ消去されます。データ消去は、ISMS認証を取得した事業所で最新のデータ消去技術で行われ、場合によっては物理的破壊をします。
回収費用は無料で、古いパソコンや自作のパソコン、壊れて動作しないパソコンでも無料回収の対象です。パソコン本体とは異なるメーカのモニターなどの周辺機器でも、同梱できるものであれば無料回収をされます。パソコンまわりを処分したいときに便利ですね。
ただし、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などは無料廃棄の対象ではありません。詳しくは、ホームページの対象製品のページをご覧ください。
業者情報
業者名 | インバースネット |
営業時間 | 24時間営業 |
回収方法 | 宅配 |
料金 | 無料 |
おすすめのパソコン買取業者4選
処分するパソコンがまだ正常に動作するときは、パソコンの買取を依頼するのがおすすめです。特に発売から3年以内のモデルであれば、思わぬ高値で買取ってもらえますよ。
ここからは、おすすめのパソコン買取業者をご紹介します。データ消去も行ってくれる便利な買取業者です。
店舗名 | 公式サイト | 口コミ評価 | ポイント | 宅配買取 | 出張買取 | 店頭買取 | 宅配キット | 店舗がある地域 | 出張査定対応エリア | 定休日 | 営業時間 | 買取対象 | 古物商許可番号 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウリドキ | 一括査定する | ★PR | 一番高く売れる買取店がラクラク見つかる | 買取店による | 買取店による | 買取店による | 買取店による | 買取店による | 買取店による | 土日祝(ウリドキ) | 10:00〜19:00(ウリドキ) | ブランド、お酒、金、ゲーム、家電など | 第302171706809号 |
パソコン買取アローズ | 公式サイト問い合わせ | ★4.8 | 入金までがスピーディ | ○ | ○ | – | あり | – | 店舗近辺 | 水曜日、日曜日 | 電話受付10:00~14:00 | パソコン、タブレット、ディスプレイなど | 第631531400002号 |
パソコン工房 | 公式サイト問い合わせ | ★3.1 | 店舗が多く、気軽に持ち込める | ○ | – | ○ | あり | 北海道、東京、京都、、福岡、沖縄など | – | 店舗による | 店舗による | PC、タブレット、スマホ、モニターなど | 第621121102166号 |
中古パソコン市場 | 公式サイト問い合わせ | ★3.3 | パソコン専門店の実績 | ○ | – | ○ | なし | 全国 | – | 店舗による | 10:00〜20:00(問い合わせ) | パソコン、周辺機器、モニターなど | 第909990038867号 |
ラクウル | 公式サイト問い合わせ | ★3.9 | 「持ち物帳」で高価買取 | ○ | ○ | ○ | あり | 北海道、宮城、、東京、大阪、福岡など | 東北、関東、関西、中国 | 年中無休 | 店舗による | パソコン、スマホ、ソフト、テレビなど | 第301031206576号 |
※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています
パソコン買取アローズ
入金までにかかった時間も短くて対応も親切にしてもらえたと思いました。この度の査定ありがとうございました。
新しいパソコンに買い替えたので古いパソコンの方が少しでも値段がついたらいいなと思って査定して頂きました。連絡もスムーズに来ましたし売ってよかったと感じました。
特徴
- 入金までがスピーディ
- 買取費用は無料
- データ削除は無料対応
店舗紹介
「パソコン買取アローズ」は、買取の依頼から入金までのスピーディさが魅力のパソコン買取業者。12:30までに回収の申し込めば、当日のうちに集荷が可能です。すぐにパソコンを処分したいというときや、ちょっと時間ができたときに依頼しやすいでしょう。
買取にかかる送料や査定料、振込料などの諸費用は無料で利用できます。適当な梱包材がないときは、無料で宅配キットをもらえますよ。査定時に無料でデータ削除を行ってくれるので、自分でデータ削除をする必要がありません。
また、大量のパソコンを処分するときは、出張での買取も行っています。梱包から配送作業をアローズで行うので、大量のパソコンの処分でお悩みのときは利用してみてはいかがでしょうか。
買取実績
- acer Aspire A515-51G-A58G/K:45,000円
- FMV LIFEBOOK AH53/B2 FMVA53B2B:112,500円
- NEC LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GAS PC-HZ750GAS:111,600円
出典:パソコン買取アローズ
店舗情報
店舗名 | パソコン買取アローズ |
営業時間 | 電話受付10:00~14:00 |
定休日 | 水曜日、日曜日 |
主な買取ジャンル | パソコン、タブレット、HDD、ディスプレイなど |
買取方法 | 宅配、出張 |
運営会社名 | 株式会社GlobalArrows |
古物商許可番号 | 兵庫県公安委員会 第631531400002号 |
査定士 | – |
その他特徴 | メールは24時間対応 |
パソコン工房
息子がパソコンのパーツを売りに行くに付いて行きました。
希望の価格で売れたようです。
特徴
- 店舗が多く、気軽に持ち込める
- 自作パソコンでも買取可能
- データ消去に対応
店舗紹介
「パソコン工房」は、全国に70店舗以上を展開する大手パソコン買取業者です。主要都市には店舗があるので、気軽にパソコンを持ち込んで買取を依頼できます。
買取の対象商品も豊富で、パソコンだけでなくスマホやタブレット、モニターといった周辺機器も対象。不要なものを一気に処分できます。ただし、正常動作することが買取の条件なので、買取依頼をする前に一度動作を確認しておきましょう。
また、自作のパソコンも買取可能です。不要な自作パソコンがあるときは買取を依頼してみてはいかがでしょうか。データ消去は「パソコン工房」で行うので、自分で行う必要はありません。データのバックアップを取ってから、買取を依頼しましょう。
買取実績
- Surface Pro9 Core i5/8GB/256GB QEZ-00011 プラチナ:80,000円
- Mac mini (2023) Apple M2 Pro MNH73J/A:110,000円
- iPhone14ProMax 512GB SIMフリー パープル:142,000円
店舗情報
店舗名 | パソコン工房 |
営業時間 | 店舗による |
定休日 | 店舗による |
主な買取ジャンル | PC、タブレット、スマホ、モニターなど |
買取方法 | 店頭、宅配 |
運営会社名 | 株式会社ユニットコム |
古物商許可番号 | 大阪府公安委員会 第621121102166号 |
査定士 | – |
その他特徴 | 下取りで買取額アップ |
中古パソコン市場
店員さんもとても感じの良い方だったので良かったです。
迅速に対応していただきありがとうございました!
また説明も丁寧で分かりやすく、また機会がありましたら是非ご利用させていただきたいです。
特徴
- パソコン専門店の実績
- 故障したパソコンも買取可能
- 無料でデータ消去対応
店舗紹介
「中古パソコン市場」は、株式会社メディエーターが運営している、主に西日本に店舗を展開しているパソコン買取業者です。創業15年以上で、中古パソコンの販売実績も豊富。さまざまな販路を持っているので、パソコンの買取も積極的です。
また、Microsoft認定のパソコン再生業者で、故障をしているパソコンや自作パソコンでも買取ってくれます。買取では値段がつかなかったとしても、系列の「パソコン回収市場」で回収できるので、別の業者を探す手間がありません。
買取られたパソコンは「中古パソコン市場」でデータが消去され、安心して買取を依頼できるでしょう。
店舗情報
店舗名 | 中古パソコン市場 |
営業時間 | 10:00〜20:00(問い合わせ) |
定休日 | 店舗による |
主な買取ジャンル | デスクトップパソコン、ノートパソコン、周辺機器、モニターなど |
買取方法 | 店頭、宅配 |
運営会社名 | 株式会社メディエイター |
古物商許可番号 | 福岡県公安委員会 第909990038867号 |
査定士 | – |
その他特徴 | サイトで簡単見積もり可能 |
ラクウル
古いiPadを随分高く買い取ってもらった。Apple公式の買取プログラムの面倒さと買取の安さ(しかも現金でない)を考えると非常にありがたい。接客も親切だった。
特徴
- 「持ち物帳」で高価買取
- 無料でデータ消去
- 店頭、宅配、出張買取に対応
店舗紹介
「ラクウル」は、ビックカメラグループの株式会社ソフマップが運営するパソコン買取サービスです。
「ラクウル」には「持ち物帳」というとても便利な機能があります。これは自分の持っているものを持ち物帳に登録しておくと、売りどきを教えてくれる機能。
できるだけ高くパソコンを売りたいと思っても、相場を調べるのは大変です。持ち物帳があれば、自分の希望額に近いところで売れるでしょう。
買取られたパソコンはデータ消去をされるため、情報漏洩の心配はありません。データ消去は無料で利用できます。
買取方法は店頭、宅配、出張の3つです。宅配は無料の宅配キットを利用でき、自分で梱包材を用意する必要はありません。パソコンの出張買取は、大型家電の買取とセットなので注意しましょう。
買取実績
- 1TB Surface Desktop2022モデル プラチナ SBF-00009:220,000円
- Zenbook 17 Fold OLED テックブラック UX9702AA-MD007WS:200,000円
- Mac Studio Early 2022 MJMW3J/A Apple M1 Ultra 20コアCPU_64コア:310,000円
店舗情報
店舗名 | ラクウル |
営業時間 | 店舗による |
定休日 | 年中無休 |
主な買取ジャンル | パソコン、スマートフォン、パソコンソフト、テレビなど |
買取方法 | 店頭、宅配、出張 |
運営会社名 | 株式会社ソフマップ |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第301031206576号 |
査定士 | – |
その他特徴 | 現金以外で代金相当を受け取れる |
パソコン廃棄に伴う注意点
法人でパソコンを処分するときは、自治体のサービスを利用できません。家庭とは違う手順が求められます。また、パソコン回収の悪質業者もいるので、依頼するときは注意が必要です。
法人のパソコンは産業廃棄物扱い
法人のパソコンを処分するときは、産業廃棄物として扱われます。そのため、自治体に回収を依頼できません。処分するときは、廃棄物処理業者やメーカー、リサイクル業者に依頼します。
廃棄物処理をしたときは、「廃棄処理証明書」を取得して一定期間保存しましょう。証明書があると、外部にパソコンを正しく処理した証明が可能です。
ただし、「廃棄処理証明書」という統一の様式はありません。「産業廃棄物管理票」「引取証明書」などが「廃棄物処理証明書」として扱われます。
また、データ消去したときは「データ消去証明書」、会社の内部では「固定資産廃棄証明書」の作成が必要です。
悪質業者に注意する
パソコン処分業者には悪質な業者が存在します。「最初は無料だったのに、追加料金を請求する」「個人情報を消去せずに再販する」などです。
無料のパソコン回収サービスはありますが、それらは大手の家電量販店であったり、地方自治体と連携していたりといった裏付けがあります。
パソコンの回収を依頼する前に、料金がきちんと明示されているか、あるいは口コミを確認するなどして悪質業者を利用しないようにしましょう。
パソコンの廃棄処分は正しく行おう
今やパソコンはなくてはならないツールですが、処分するときはひと手間かかります。データの消去などは自分でできますが、不安なときは業者を利用することで手間を省けるでしょう。また、法人と家庭ではパソコンの処分方法が違うので注意が必要です。
使わなくなったパソコンを正しく処分すると、資源の有効活用につながります。環境保護のためにも、正しいパソコンの処分を心がけてくださいね。