ソフマップのパソコン買取、徹底した個人情報の取扱方法とは?

  • 2019年11月19日
ソフマップのパソコン買取、徹底した個人情報の取扱方法とは?
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気になる個人情報はどうなっているの?

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photo by yuiseki aoba

古くなったパソコンは、家庭のパソコンであれオフィスのパソコンであれ、個人情報の塊ともいうべき状態になっています。メールアドレスだけでなく、年賀状作成ソフトの宛名データや、顧客連絡先の住所や電話番号など、万が一にも漏出してしまうと大変な事態となる個人情報がたくさん蓄積されています。

したがってパソコンを買取に出すにあたっては、データ消去を万全に行ってくれる買取業者を選択することが、非常に重要なポイントとなります。仮に、データ消去を行わない業者の見積もりが数千円程度高かったとしても、データ漏出にともなう信用失墜は、個人であれ企業であれ、数千円どころか、金額に換算出来ない深刻なダメージとなります。

その点、ソフマップは、買い取ったパソコンについて、専門のトレーニングを受けたスタッフが万全のデータ消去を行うため、安心できます。

ソフマップのサービス内容

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出典:ソフマップ

買取コースは3種類

ソフマップのパソコン買取のサービス内容は、まず、お客様持ち込み、お客様ご自身による梱包での発送、ソフマップ指定の業者が梱包材を持参して回収、の3つのコースから始まります。パソコン購入時の梱包材が残っている場合には、持ち込みや、自分で梱包して発送する方法が利用できます。

しかし購入時の梱包材が残っていない場合には、素人による安易な梱包による輸送は避けたほうが無難です。パソコンの梱包は、一般的な段ボールやエアークッション等で梱包しただけでは破損のリスクが高いのです。

引き取りコースなら回収してもらえる

ソフマップの「らくらく宅配買取引き取りコース」を利用すれば、ソフマップしていの宅配業者が、パソコン専用の梱包材を持参して回収してくれます。この方法は、手軽で簡単なだけでなく、パソコンを安全に輸送できるので安心です。

買取の流れ

買取センターに到着したパソコンは、ソフマップが独自に定めた機種ごとの買取価格を上限として、査定が行われます。この時、動作チェックや付属品の有無等が確認され、動作不具合や付属品の欠品等があれば、上限価格から減額査定となります。
査定額が決定し、お客様が査定額に納得すれば、買取代金の支払いが行われます。

データの完全消去が行われる

その後、ソフマップでは、パソコンの初期化を行います。具体的には、ハードディスクの全てのデータを復元不可能な方法を使って消去し、無線LANなどの設定があるものは、設定を全て消去して工場出荷時の状態に戻します。次にパソコンのOSをクリーンインストールします。

この方法で初期化されたパソコンから、お客様の記録した個人情報をはじめとする各種データは、復元することは不可能です。最後にソフマップでは、独自の品質基準によって動作確認や清掃を行い、見た目だけでなくデータについてもクリーンな状態にして、店頭で商品として販売します。

プライバシーマークを取得、安全のデータ管理システム

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ソフマップの個人情報取り扱いについて

ソフマップはプライバシーマークを取得しています。これは、買取に際して個人や企業から受け取った住所、氏名、電話番号などの個人情報を確実に保持して漏らさないことを保証するだけでなく、パソコンの買取にあたっては、買い取ったパソコンに記録された個人情報についても、徹底したデータ消去を行って、外部への漏出をシャットアウトすることをも保証しています。

厳重なデータ消去処理の背景

この背景には、2000年頃から世間に「データ復元ソフト」が出回るようになり、データ消去を行わずに廃棄されたパソコンから個人情報や企業秘密にかかわるデータを復元して、悪用するという事件が発生したことがあります。

ソフマップでは2001年には既に自社独自の基準でデータ消去を徹底して行うようにしています。このため、ソフマップで販売されたパソコンから、個人情報や企業秘密が漏れ出すことはありません。ソフマップは、プライバシーマークを2006年に取得しています。

物理的破壊もしている

稀に、ハードディスクの故障などによって、データ消去の操作が出来ない場合もあります。この時にはソフマップは、データの記録されている機器の徹底的な破壊を行います。この破壊作業は、ソフマップとの間で「個人情報保護契約」を締結した専門の処理業者への業務委託で行っています。

つまり、ソフマップに買取してもらったパソコンは、仮にデータの消去操作が出来なかったとしても、専門の処理業者の作業のおかげで、確実なデータ消去が実施されます。

このため、ソフマップ店頭で販売される中古パソコンはもちろんのこと、ソフマップが廃棄した機器等からも、前のオーナーが記録していた個人情報を復元して読み出すことは、完全に不可能です。

ソフマップでのデータ消去はどのように行われるの?

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photo by Chris McClanahan

データ消去の流れ

ソフマップでは、買い取ったパソコンを、まず、ソフマップの管理下にある「商品化センター」に集約します。「商品化センター」には、技能研修を受けた専門スタッフがいます。パソコンのクリーニングや付属品の再確認、OSやアプリケーションなどを初期状態に再セットアップすると同時に、前のオーナーが書き込んでいたデータを徹底して消去します。

2重のデータ消去

パソコンのハードディスクのデータは、管理領域と実データ領域の2箇所に記録がなされています。通常、私たちユーザーがデータを消去する場合には、管理領域の一部を無効なデータで上書きすることで、データ消去を完結します。管理領域の未消去部分や、実データ領域は、長い間パソコンを使っていれば、他の新しいデータで上書きされて、読み出せなくなることもあります。

しかし、廃棄後のパソコンには、新しいデータを書き込むという操作は行いません。このことが、2000年頃に社会問題となった、廃棄されたパソコンからの個人情報や企業秘密の読み出しの原因となっていました。

ソフマップの商品化センターでは、専用の機器と専用のソフトを利用してデータ消去を行います。この方法による消去は、管理領域の未消去部分と、実データ領域の双方に、無効なデータを上書きすることで実現しています。

このため、ソフマップの商品化センターでデータ消去処理を行ったパソコンから、前のオーナーが書き込んでいたデータを読み出そうとしても、読み出すことは不可能で、無効なデータが出てくるばかりということになります。

まとめ

パソコンは、新製品発表サイクルが早いこともあって、用途によってはまだ使えるパソコンを、買取に出さざるをえないケースが多々あります。

パソコンを買取に出す際には、パソコンに記録してある個人情報や企業秘密を、外部に漏らさないことは、今やパソコンユーザー全員に課された課題であると言えます。一般的なユーザーによる「ゴミ箱を空にする」操作だけでは、管理領域の大部分と、実データ領域の全てが、復元可能な形で残されています。

データ消去を行わずに中古品を店頭に出す買取業者は、個人情報保護上、企業秘密保持上、非常に危険です。
その点、データ消去を完全に行うソフマップは安心です。

パソコンを買取に出す際には、ソフマップのように、確実にデータ消去を行ってくれる買取業者を選ぶことが、とても重要なポイントであると言えます。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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