携帯の売り時は?
携帯の売り時はいくつかきっかけとなるタイミングがあります。それぞれ使い方や重視している機能が違うため、売り時は人それぞれとも言えますが、ここでは一般的に携帯電話を買い換えるタイミング、つまり古い携帯の売り時を紹介していきます。
新機種が発売された時
携帯は約1年サイクルで最新機種が発売されます。スマホはOSがアップデートされ次々と使える機能が増えていくので、目玉の機能が搭載された時に買い換える人が多いです。最新機種が発売された時は、携帯会社が買い替えのための値引きキャンペーンを展開することが多く、購入には最も向いている時期です。携帯電話を買い換えた時が、1つの売り時でしょう。
分割払いが終わった時
最近は携帯の購入は分割払いが一般的です。約2年で支払い終わる人が多いので、2年のサイクルで買い換える人も多いのではないでしょうか?分割払い中の携帯は、買取に出す際に制約があります。分割払い中だと買い取ってくれない店や、減額されてしまう店などがあるので、最高価格で売るのは難しいと言えます。
そこで、2年の分割払いが終わったタイミングであれば制約が一切なくなるので、そこが携帯の売り時とも言えます。スマホは2年経っても高値で買取してくれることが多いので、新機種購入の足しにもなります。
買取相場が高い時
携帯の買取価格は日々変動しています。発売直後が一番高く、相場はそこから毎月下落していきます。相場が高い時期に売れば、お得に新機種を購入することもできるので、買取相場から売り時を見極めるのも一つの方法です。次々と発売される新機種、相場の変動もめまぐるしいので売り時をしっかり見極めるのが大切です。
携帯はどんな時に高く売れるのか?
3月がおすすめ
高く売れるということは需要が最もある時ということです。携帯が最も多く売れる時期が一年の中でもありますので、その時期は携帯を高値で売るチャンスでもあります。携帯が多く売れる時期はやはり3月です。入学、就職など4月からの新生活に向けて買う人が多いからです。
昔は中古携帯など買いたくないと思っている人も多かったのですが、今では携帯も立派な高級品です。新品では10万円ほどする機種も多く、機能がどんどん高度な物になり付属カメラも高画質になっています。それに伴い小さなパソコン感覚で持つ人も多いです。
だからこそ新しいものがどうしても欲しいという人ばかりではなく、安く手に入るならと思って中古品を買う人も増えています。
元々需要の多い物ですので、その需要を上回るような時期を狙うと高値で取引されるのです。
売り時を見極めるポイント
携帯をいつ売ればいいのか?そう考える人も少なくないと思います。契約にもよりますが、大手の携帯会社で取り扱っている携帯の本体は高いです。それを大体1年~2年で完済するのがほとんどですが、高く売りたいのなら完済したらすぐ売った方が良いです。前述でもありますが、携帯は時間が経つとどんどん安くなります。
更に新機種が出ると分かったならその数か月前には売りましょう。どうしてかというと、新機種が登場することにより当然買い替える人も続出します。そうすると旧機種をみんなで一気に手放してしまいます。ということは、大量に同機種を売る人がいるので買取価格も全体的に下がるということです。
つまり新機種が出るよりも少し前に売ることで競争率も減り良い売り時なのです。ただしそれには自らが持っている機種のシリーズで新機種が出る発売日を知っておく必要がありますので必ずチェックしておきましょう。
どんな携帯が高く売れるの?
ガラケーは高額で売れやすい
「スマホでなければ高額で売れない」と思っている人も多いでしょう。実は機種によってはスマホよりガラケーのほうが高額で売れる場合もあります。スマホが主流になるにつれ、ガラケーの販売数が激減したのは言うまでもありません。
しかし、実際にスマホに乗り換えたユーザーたちの中には、「使いにくい」「トラブルが多い」「維持費が高い」という理由でガラケーに戻そうとしている人が急増しています。
ガラケーの需要が高まってきているにもかかわらず、ガラケーは品薄状態。つまり「欲しくても買えない」ために、中古でガラケーを探す人が増えてきているのです。需要があればそれだけ高額で買い取ってもらえますので、家で眠っているガラケーがあれば、ぜひ売りに出してみてください。
iPhoneは売らないと損
日本におけるiPhone人気は根強いものになっています。海外ほど「androidは安く、iPhoneは高い」というイメージはないものの、機能性の高さや安定性からiPhoneを選ぶユーザーは後を絶ちません。iPhoneはそれだけ需要が高く、中古スマホ市場でも抜群の人気を見せているのです。
使わなくなったiPhoneこそ高く買い取ってもらえる可能性が高いので、売らないと損をしてしまいます。
高く売りたい時のコツ
付属品をそろえる
スマホを購入したときに一緒についていた付属品、例えばマニュアルやケーブル・充電器などは、できる限りそろえて一緒に売りましょう。ほとんどの場合、全ての付属品がついている状態を基本として足りないものがあれば減額、という計算により買い取り価格が決まるものです。
一緒に売らない付属品は分けておきましょう。手放す前に、本体からSIMカードやSDカードを抜いておきましょう。店舗で買い取りの手続きをする場合にはスタッフが最終確認をしてくれる場合もありますが、ネット業者を利用する場合には自分で注意をしておく必要があります。
本体の清掃
査定額に大きな差が出るわけではありませんが、本体はキレイにしておいたほうが印象が良くなります。専用のクリーナーですみずみまでしっかりと磨き上げましょう。スマホクリーナーがなければ、メガネ拭きクロスがオススメです。ティシューペーパーなどは、紙の繊維が細かい傷をつける可能性があるので、あまり好ましくありません。細かい部分の掃除には綿棒や歯ブラシが役立ちます。
覚えておきたいこと
売る前に本体を初期化しておきましょう。
「設定」メニューなどから行えます。「機種名 初期化」でGoogle検索するか、説明書で初期化を調べるといいでしょう。ただし、初期化すると本体メモリーに記憶されていたデータが一括で消去され、新品で購入した当初に戻ってしまいます。電話帳や受信したメール、写真、音楽などは消去されて再現できなくなります。
残しておきたいデータは必ずSDカードに移動するか、PCのバックアップソフトを使ってデータを保存しておきましょう。勘違いしている人もいますが、SDカードなどを挿しているからといってデータはそこに入っているとは限りません。データの保存先を選択したり、初期設定で設定していないと本体メモリーに保存されていますので気を付けてください。
SIMカードとSDカードを抜く
初期化が終わった後は、本体からSIMカードとSDカードを抜きましょう。SIMカードは電池パックを外した後ろにあるのが一般的ですが、SDカードはその近くだったり、本体横だったりするので注意しましょう。特に電池パック裏は完全に隠れていることもあるので、見落とさないように。必ずカードの挿入口を示す絵があるので確認して下さい。
SIMカードが他人に渡ると、あなたの電話は他人のものになったと同じ事、SDカードが渡れば大事な写真も他人に丸見えです。
いくら本体を初期化してもこれらカード類が漏れると意味が無いので注意しましょう。
まとめ
中古携帯を買取してくれる業者はたくさんあります。しかし携帯は個人情報の詰まったものでもありますので、データの初期化、大事なデーターはバックアップを取って中身を空の状態にしてから売るようにしましょう。ガラケーが古いから売れないと思っている人もいますが、まだまだ需要があるので家の奥底に眠っていたら売った方が良いです。
スマホは値段の変動が激しいので、もう不要だなと思ったらすぐに売った方が良いです。そして売る時には本体をきれいにしてから付属品もつけて売ると高く買取してもらえます。買取査定は無料がほとんどなので、何店か無料査定をしてもらい一番高額で買取してもらえるところを選びましょう。