お家に古い切手や記念硬貨などのコインはありませんか?
コインは、品自体の価値に加え、貴金属としての価値も持っています。
切手に関しても同様で、品の価値以上の値段がつくことがあります。
例えば、数千円分の切手が、数万円の価値に化けた事例もあるほどです。
そのため、タンスの奥底に眠らせておくのはとてももったいないことです。
ここでは、切手やコインの買取を行っているおすすめ店を東京、大阪で1店舗ずつ紹介します。
おすすめの買取店
野崎コイン
特徴
- 古銭の専門店で切手も取り扱い有
- メール・FAXで査定額をお知らせ
- 日本、中国、台湾、韓国などのコインを強化買取中
店舗紹介
東京都中野区の中野ブロードウェイ2階に本店がある買取店です。
コイン、古銭、古紙幣に特化しており、切手や古美術品なども買い取りしています。
昔ながらの買取店といった雰囲気で、専門性の高い査定をしてもらえることが期待できます。
査定結果は数日後にメールもしくはFAXで知らせが来ますが、基本的に電話連絡には対応していません。
店頭買取を優先しているお店なので、正確な買取価格をすぐに知りたい方は直接店舗に行くことをおすすめします。
店頭買取の場合は査定料無料ですが、宅配買取の場合は送料がかかるので要注意です。
店舗情報
- 店舗名:野崎コイン
- 住所:〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ2F 251
福ちゃん
特徴
- 出張費、送料など手数料はすべて無料
- 写真を撮って送るだけのLINE査定が便利
- 状態不良でも、価値あるものなら買取
店舗紹介
貴金属、骨董品など幅広い種類のものを取り扱っている大阪本社の買取店です。
中尾彬、池波志乃夫妻がイメージキャラクターで、二人の買取実例もHPに掲載されています。
店舗は東京、大阪に数店舗ありますが、宅配買取、出張買取もあるので遠方の方はそちらを選択するといいでしょう。
なお、査定料、送料、宅配キット代、キャンセル代などの手数料はすべて無料です。
査定方法は、WEBの申込フォーム、LINEで受け付けており、簡単に申し込めます。
特にLINE申込は、友達追加後、写真を送るだけで査定に進めるのでお手軽です。
また、写真を撮る際の注意点ですが、商品全体が見えるように明るい場所で撮影しましょう。
写真がぼやけていたりすると、正確な査定額が算出されにくくなってしまうので注意が必要です。
HPには、コインや切手の買取実例も掲載されているので、査定前の参考にしてみてください。
店舗情報
- 店舗名:福ちゃん
- 住所:〒541-0053
大阪府大阪市中央区本町2- 5-7 メットライフ本町スクエア3F
高価買取の条件
切手、コインそれぞれが高く買い取られる条件についてまとめました。
いずれもプレミア品が高く売れる傾向にあります。
切手
高値が付きやすいのは、プレミア感のある特殊切手や記念切手です。
また、エラー切手や手彫切手、お年玉切手もその希少性から、高く買い取りされます。
特に今ニーズがあるのは、文化大革命時代発行の中国切手です。
流通数が元々少なく、中国の富裕層が投機目的で切手を多く購入した背景があり、高値で取引されています。
また、日本の切手は明治~昭和30年以前のものが高く買い取りされる傾向にあります。
例としては、日本の切手の先駆けとなった竜門切手、これに続いた竜銭切手です。
また、昭和20年代の見返り美人なども高く売れるプレミア切手として有名です。
コイン
やはり、プレミア硬貨に高値が付きやすい傾向にあります。
例えば、昭和62年の500円玉や平成21~25年の5円玉はプレミア硬貨と判断されます。
というのも、同年に発行枚数が少なく、希少性が高いとみなされるためです。
また、製造エラーのコインや記念硬貨なども、プレミア硬貨として高く売れる傾向にあります。
補足ですが、造幣局発行のミントセットなども高値が付きやすいです。
ミントセットに入っているコインは未使用品のため高値で買い取りされる傾向にあります。
切手とコインの買取事例
ここでは、切手とコインの買取価格について紹介します。
市場や状態によって、買取価格は変動するのであくまでも目安としてください。
切手
- 商品:記念切手(大正銀婚切手の50枚シート)
買取価格:180,000円 - 商品:中国切手(年賀切手 赤猿)
買取価格:112,000円 - 商品:年賀切手(応挙のとら 小型シート)
買取価格:6,500円
コイン
- 商品:記念硬貨(皇太子殿下御成婚記念金貨など)
買取価格:860,000円 - 商品:小判(鑑定書付きの天保小判など)
買取価格:220,000円 - 商品:穴銭(中国銭中型など)
買取価格:260,000円
買取の注意点
切手やコインを買取してもらう際に、気を付けておきたい注意点をまとめました。
査定前にチェックしておきましょう。
切手
日本郵趣協会の会員減少からも、緩やかに切手コレクターが減少傾向にあることが読み取れます。
そのため、売りたい切手があれば市場のニーズがあるうちに売るようにしましょう。
あとは保存状態を良好に保つことが大切なポイントになります。
破れ、裏ノリ無など、保存状態が悪い場合には査定額が下がる可能性が高まります。
切手に折れ目が付かないよう、クリアファイルブックなどに入れて保管するといいでしょう。
バラの切手の場合には、小さなジッパー袋などに入れておくと、折れを防ぐことができます。
コイン
記念硬貨や古銭などの場合、鑑定書や箱、証明書などの付属品が元からついています。
これら付属品を捨てずに、綺麗に保管しておくといいでしょう。
また、専門知識がない状態でコインを磨いたり修繕するのはおすすめしません。
誤った手入れをすると、かえって査定額が下がる可能性が高いです。
そのままの状態で早めに査定に出しましょう。
手数料の確認
買取店によっては、送料がかかる場合があります。中には、買取金額に応じて送料が有料になるケースもあるので注意しましょう。
また査定額に納得がいかず、商品を返送してもらう際、キャンセル料がかかる場合もあります。
買い取りを依頼しない場合「送料やキャンセル料を取られて終わった」と後悔しないよう、手数料は事前に確認しましょう。
まとめ
切手やコインはその専門性から、査定難易度の高いのが特徴です。
適正な評価をしてくれる査定員との出会いを果たしたいものですね。
そのためにも、ひとつの店舗の査定で満足するのではなく、複数店検討することをおすすめします。