切手の種類は大きく分けて2つ|切手の価格一覧やコンビニで買える切手も

  • 2024年2月1日
切手は何種類ある?

切手はには「普通切手」と「特殊切手」の2種類に分類されます。

今回はあまり切手に詳しくない方へ向けて、種類や価格一覧、郵送したいものの重さ別に対応している切手を紹介。

また、ローソンやセブンイレブンなど、コンビニ別に購入できる切手についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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切手は大きく2種類に分けられる

切手は額面や絵柄などの違いで数多くの種類が存在しますが、基本的には「普通切手」と「特殊切手」の2種類に分類されます。

普通切手は一般的な郵便物などに使用されるもので、特殊切手はいわゆる「記念切手」など。それぞれの特徴や種類について、詳しく後述するので参考にしてみてください。

一般的な「普通切手」

普通切手は郵便料金の納付を目的として発行される切手のことです。おそらく、多くの方が一番よく目にするタイプであるはず。郵送したい封筒や手紙に貼り付けて使う方法が一般的で、特殊切手と異なり、コレクションのために購入する方はあまりいません。

63円・84円・94円など、金額ごとに種類があり、郵送物の重さや大きさに合わせて、一枚もしくは複数枚まとめて使います。


価格絵柄
1円普通切手郵便制度をつくった前島密の肖像
2円普通切手エゾユキウサギ
5円普通切手ニホンザル
10円普通切手トキ
20円普通切手ニホンジカ
50円普通切手ニホンカモシカ
63円普通切手ソメイヨシノ
慶事用63円普通切手扇面に梅文様
弔事用63円普通切手花文様
84円普通切手ウメ
慶事用84円普通切手扇面に竹文様
94円普通切手スミレ
慶事用94円普通切手扇面に松文様
100円普通切手サクラソウ
120円普通切手フジ
140円普通切手ヤマブキ
210円普通切手屋久島国立公園
260円普通切手吉野熊野国立公園
320円普通切手利尻礼文サロベツ国立公園
500円普通切手十和田八幡平国立公園

出典:切手|日本郵便株式会社

絵柄が特徴的な「特殊切手」

「特殊切手」は、毎年同じ時期に発行されるものや、特定のテーマに沿ってシリーズとして発行される切手です。歴史的偉人が描かれた「文化人切手」や、日本文化を象徴する「国宝切手」などがあります。

国家的イベント時などに発行される「記念切手」と同様に一定枚数のみ印刷。「販売される郵便局」「販売期間」「郵便に使用できる期間」が限られることもあるため、記念切手の一種とされています。

ふるさと切手

「ふるさと切手」とは、1989年から発行されている「故郷」をテーマにした図柄の切手です。日本の47都道府県それぞれの風景や県の花などが、デザインに採用されています。

販売開始当初は地域限定で販売されていましたが、郵政民営化の影響もあり、2008年以降は全国の郵便局や郵便局の公式サイトなどで購入が可能です。

グリーティング切手

行事や祝いごと事などに使用する目的で発行されている切手を「グリーティング切手」といいます。販売価格は、普通切手と同じです。

最初のグリーティング切手は1995年に発行。1997年からは、四角形にこだわらないデザインが取り入れられており、ドラえもんやハローキティなどの図柄が採用されたかわいい「キャラクター切手」も、グリーティング切手の一種とされています。

ご当地フレーム切手

「ご当地フレーム切手」は、切手印面のフレーム内にその土地ならではの、乗り物や動物、イベントやお祭りなどのモチーフをデザインした切手です。

ふるさと切手とは異なり、直接の購入は地域内の郵便局限定ですが、オンラインショップでも購入できます。

オリジナルフレーム切手

「オリジナルフレーム切手」は、日本郵便の「フレーム切手」をオリジナルデザインで制作する、写真と切手が一緒になった切手シートです。

ペットや結婚式などの写真をもとに、思い出の詰まった切手を作成できるので、行事を記念するギフトとして使用してもいいかもしれませんね。

オリジナル切手は、お店に足を運ばなくても、オンライン上で簡単に作れるため、興味のある方は郵便局の公式サイトを見てみましょう。

【普通/特殊】切手の購入方法

切手は「普通切手」と「特殊切手」で購入場所が少し異なります。それぞれの購入場所・方法について、次で詳しく見てみましょう。

普通切手の購入方法

普通切手を購入できる場所は多くあり、価格も一律のため、基本的には慣れ親しんだ所で買うのが一番です。ただし、購入箇所によって営業時間が異なる点には注意しましょう。

普通切手の購入場所は、以下を参考にしてみてください。

  • 郵便局:営業時間内(窓口)
  • スーパー:営業時間内
  • コンビニ:24時間
  • ネットショップ:24時間注文可能
  • 金券ショップ:営業時間内

購入する際は、レジにて必要な切手の額面と枚数を伝えればOKです。(例:「84円切手を1枚」など)

特殊切手の購入方法

基本的に普通切手と同じ場所・同じ方法で購入可能ですが、スーパーやコンビニでは取り扱っていない可能性があります。確実に購入したいなら、郵便局やネットショップを利用しましょう。

金券ショップは店舗ごとに在庫が異なるため、あまりおすすめできません。仮に利用する際は、事前に希望の切手の種類を問い合わせておくと良いでしょう。

コンビニで買える切手の種類は?

24時間営業かつ店舗数の多いコンビニは、切手の購入場所として利用している方も多いはずです。しかし、コンビニでは一部の切手しか取り扱っていない可能性が高く、種類を把握していないと「売ってなかった」と、余計な手間がかかるかもしれません。

主にコンビニで購入できる切手は以下の通りです。

  • 63円普通切手
  • 84円普通切手
  • 94円普通切手
  • 120円普通切手
  • 140円普通切手

ただし、コンビニによっては特殊切手や、上記以外の切手を取り扱っていることもあります。一般的な郵便物の発送で使用する切手なら、確実に取り扱っていると考えておきましょう。

封筒の切手代(郵送代)

切手代(郵送代)は、郵便物のサイズによって異なります。切手代が足りないと、受取人に届かず返送されたり、受取人が不足した切手代を請求されたりする恐れも。

ここでは郵送に必要な切手代を、定形郵便物・定形外郵便物にわけて紹介します。トラブルや失礼がなく相手に届くよう、郵送前に切手代をしっかり確認しましょう。

定型郵便物

重量切手代(郵送代)
25g以内84円
50g以内94円

出典:郵便物(手紙・はがき等)|郵便局

定形郵便物として送れる郵便物は、手紙やはがきなどが一般的です。14×9cmのはがきサイズから、23.5×12cm、厚みが1cmまでの郵便物が定形郵便物に分類されます。

ただし、最小サイズが設定されている点に注意が必要です。

定形外郵便物

重量規格内の切手代(郵送代)規格外の切手代(郵送代)
50g以内120円200円
100g以内140円220円
150g以内210円300円
250g以内250円350円
500g以内390円510円
1kg以内580円710円
2kg以内1,040円
4kg以内1,350円

出典:郵便物(手紙・はがき等)|郵便局

定形外郵便物は、規格内か規格外かで切手代が変わります。規格内の封筒として送るには、長辺34cm、短辺25cm、厚さ3cmおよび重量1kgのすべての条件を満たすことが必要です。

封筒のサイズにかかわらず、1kgより重い場合はすべて規格外として扱われます。

旧価格・古い切手でも使える?

切手に使用期限はないため、消印済みでなければ旧価格・古い切手でも問題なく使用できます。また、郵便局の窓口で希望すれば、現在の切手へと交換も可能です。(返金は不可)

ただし、ものによっては額面以上の希少価値がついている可能性があります。切手の専門店に持ち込めば高値で売れることもあるため、使用する前に買取店へ査定に出してみることもおすすめです。

種類によっては価値が高い切手もある

切手によっては、販売価格以上に価値が上がるものもあります。
下記のような切手は価値が上がる可能性があるので、お持ちの切手を調べて、該当するようであれば高価買取が期待できるかもしれません。

  • 美しい絵柄
  • 発行枚数が少ない
  • 現存する枚数が少ない

実際、現存する枚数が少ない「中国切手」などは、当時の販売価格を大幅に超える高額で取引されています。日本独自の美しいデザインがみられる浮世絵などを図案にした切手は、コレクターからの人気も高く価値が高いです。

切手は種類豊富!封筒サイズによって使い分けよう

切手には、63円や84円、1円や2円など、さまざまな種類があります。そのため、送りたい封筒の大きさをしっかりと調べた上で、購入しなくてはいけません。

「切手の額に対して、少しくらいサイズオーバーしていても大丈夫だろう」と思っていると、郵便物が自宅へ返ってきたり、届け先に請求がいったりするため要注意です。

また、切手はコンビニでも買うことができますが、必要な切手の種類がわからない場合は、直接郵便局に行って質問するようにしましょう。

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