すっかり電子書籍が定番になり、今やスマートフォンやタブレットも電子書籍が読めるようになりました。「もはやわざわざ電子書籍リーダーである必要がないのでは?」と考える方が増えてきているようです。
しかし、電子書籍リーダーを売ろうと思っても、どこに持ち込んだら良いかわかりにくいのが難点です。そもそも電子機器なの?それとも書籍扱いなの?微妙なラインですよね。そこで今回は、電子書籍リーダーを買取りに出すときに知りたい情報をまとめてみました。買取価格の相場は?どこに売りに行けばいいの?などなど、実践に使える具体的なアドバイスが満載です!
電子書籍リーダーとは?どんな種類があるの?
電子書籍リーダーとは、電子書籍を読むための端末を指します。文庫本1冊ほどの軽さの端末に何百冊という書籍を入れておけるので、持ち運ぶのに非常に便利です。また通常タブレットなどの液晶とは違った液晶を採用しており、目が疲れにくいのも特徴です。筆者はアマゾンのKindleを持っていますが、もはやこれなしでは生きていけないほど愛用しています。
電子書籍リーダーにはいくつかの種類がありますので、それぞれご説明します。
Kindle
Amazonが販売している電子書籍リーダーです。スペック別に4モデルを展開しています。アマゾンで購入したコンテンツははクラウドに容量無制限に保存できるのも特徴です。
Kobo
楽天Koboが販売している電子書籍リーダーです。Koboの最大の強みは、外部メモリとしてmicroSD/SDHCが使える点でしょう。また電子書籍の購入では、楽天の買い物で溜まったポイントやお得なクーポンを利用できるので、楽天でのショッピングが多い人はお得に電子書籍が購入できちゃうのもメリットです。
Lideo
BookLive!が販売している電子書籍リーダーです。オンラインショップのほか、三省堂書店店頭でも購入できます。唯一の日本製なので、詳しい取扱説明書を見ながら操作したいというガジェット初心者の人にはおすすめ。また安価なので、試しに使ってみたいという方の入門としても良いでしょう。
気になる買取価格相場は?
電子書籍リーダーはいくら位で売れるのでしょうか?買取上限価格の目安としては、未開封の状態で定価の5〜6割が一般的なようです。ただし人気度や未使用か使用済か、容量や状態などで変動します。事前に査定してもらえるところが多いので、まずは問い合わせましょう。
故障したものでも大丈夫?買取対象製品の範囲
故障していても買取してもらえる?
はい、故障していても買取してもらえます。なぜでしょうか?故障している電子書籍リーダーでも買取ってもらえる理由は、大きく分けて2つあります。
1つめは、買取後に買取店が修理し、販売するからです。これは、修理にかかるコストを差し引いても利益が出る場合、買取が可能です。ですから、人気が高く需要のある電子書籍リーダーであれば、故障品であっても思わぬ高値で売れることがあるのです。
2つめは、他の電子書籍リーダーの修理用のパーツとして利用されるからです。この場合、修理すれば売れる故障品と比べると買取金額が下がる傾向にありますが、部品として価値があると認められれば、まったく動かない電子書籍リーダーであっても買取ってもらえます。
では、具体的に買取の対象になる製品は何か。kindle koboは人気が高いので、その分需要もあり、故障品であっても買取ってもらえます。特にkindleはAmazonの電子書籍を読めることからシェアが広く、高額買取に繋がることがあります。他にも、ソニーの電子書籍リーダーはメーカーへの信頼からか人気となっており、買取対応店は多いです。
買取不可の電子書籍リーダーって?
逆に、どんな電子書籍リーダーが買取できないかというと、改造品や海賊版等です。修理しようにも修理ができなかったり、部品取りをしようにもパーツが使えなかったり、販売すると問題がある場合等は、買取拒否をされることがあります。また、あまりにも汚れている物、欠損が大きい物、完全に水没してしまった物等も買取できないことがあるので、注意が必要です。
ただし、大抵の電子書籍リーダーは買取ってもらえますので、諦めずに査定に出すことをオススメします。
ネット買取でお得に売る方法
電子書籍リーダーって、どこに売りに行けばいいのか迷うところですよね。古本屋なのでしょうか、それとも電子機器買取店でしょうか?正解は電子機器を買取りしている買取店です。スマホやタブレットなどを扱っている買取店出れば、電子書籍リーダーの買取も行っていることが多いです。とくに近年では、ネットでの買取が普及しています。
ネット買取がおすすめ
ネット買取店がリサイクルショップよりもオススメなのは、インターネットを駆使することで、人件費や店舗費用等、会社を運営するのにかかるコストをギリギリまで削減し、その分を査定額に上乗せしているからです。また、ネット買取店はインターネットを利用することにより、広い販売ルートを独自開拓していますので、高額買取に繋がる可能性が高いのです。
選べる買取方法
ネット買取店は、宅配買取や出張買取サービスを行っており、家にいながらにして買取を完了させることができます。出張費や宅配にかかる送料、梱包用の資材料も完全に無料で、複数の品物を買取に出す際に便利なサービスです。
出張買取は査定依頼を出して希望の日時を指定し、家まで査定に来てもらう形になります。宅配買取は、査定依頼を出してから無料の梱包キットが送られてきますので、それに詰めて買取店に送るだけ。家まで集荷に来てくれるサービスもありますので、忙しい人でも隙間時間で査定依頼の手続きを完了することができます。
まとめ売りでよりお得に
まとめ売りであれば、こうした査定にかかる店側のコストが抑えられますので、その分査定額に還元され、買取金額がアップする傾向にあります。店によっては査定額に応じて買取金額が上がるキャンペーンを行っていますので、どちらにしろ、複数の電子書籍リーダーがあるなら、まとめて売却した方がお得です。
付属品は揃えて
また、電子書籍リーダー購入時に付いてきた、箱やケース、説明書、保証書、メモリーカード、ケーブル等の付属品も、まとめて買取に出した方が価値が上がります。売りに出す際には、忘れずに付属品を揃えておきましょう。
まとめ
電子書籍リーダーは、たとえ故障していても需要さえあれば高く買取ってもらえます。特に、Amazonの人気電子書籍kindleであれば、中古品やリサイクル品でも欲しいという購買者層がいますので、高い査定額が付きやすいです。ですから、故障していてもあきらめずに査定に出してみましょう。
複数の電子書籍リーダーをまとめて売却すればより高値が付きますので、使用していない物があるのなら、思い切って売ってみてはいかがでしょうか。宅配買取や出張買取であれば、まとめ売りも簡単で、買取店まで運ぶ労力がいりません。買取初心者でもきっと高額買取を実現させることができるでしょう。