スマートフォンを使われている人だったら「HTC」というロゴを見たことがあるかもしれませんが、“エイチ・ティー・シー”と聞いても日本ではあまり馴染みがありません。中には日立(HITACHI)と勘違いされることもある「HTC」とはどういうメーカーなのか? HTCのスマホ・タブレットの魅力や評判について徹底解説していきます。
HTCとは?
HITACHIの略語だと勘違いしている人もいますが、HTCは台湾の台北市を拠点とするスマホやPDAのメーカーで、以前は「High Tec Computer」という社名でした。世界的なシェアは日本のメーカーよりも広く、新しいアイデアを形にしています。より使いやすいスマートフォンの開発を行い、ハイスペックで画質も美しく、音質やレスポンスの良さでは定評があります。
近年、HTCスマホはWindows モバイルからAndroidへとシフトし、スマホ市場を牽引してきました。しかし、サムスンの業績拡大に伴って、劣勢へと転じています。
日本での評価
ユーザー満足度1位
「HTC」のスマホは、日本ではauユーザーにはお馴染みのモデルです。もしかすると、タブレットのGoogle「nexus9」がHTC製だということをご存知ない方も多いかもしれませんね。
これらの製品を実際に使用しているユーザーの評価が高く、スマホに関するアンケート調査によると、HTC社製の『J One HTL22』が満足度でトップとなっています。
「高嶺の花」は過去の話
スマホに詳しい人たちからは、以前だったらHTC製は高嶺の花。海外製の高性能スマホの代名詞的な存在でした。ところが、近年のスマホショップの店頭を見てみると、WiMAX搭載の「HTC EVO」は安売り状態、「EVO 3D」もMNPで0円など、高級感を感じさせない扱いとなっています。また、「HTC Desire HD」も特売価格で売り出されるなど、人気がないんだろうな…と感じさせる光景は、HTCファンにとっては少々不満かもしれませんね。
日本人好みではない
日本人に受け入れられやすいコンパクトでスマートなスタイルとは反対に、HTC製はストイックなデザインとずっしりとした重量感。使いづらいとまでは行かなくとも、端末をおしゃれに扱いたいユーザー層には敬遠されがちなスタイルです。
日本で今ひとつ人気が出ない理由は他にも色々ありますが、HTC社が日本市場をターゲットとしてあまり意識せず、欧米に向けた製品展開をしているのではないかと言われています。
ヘビーユーザー向け
ライバルの「サムスン」は、ワンセグ対応やおサイフケータイなど、日本市場を意識した機能を搭載し、販売ランキングでも大健闘を見せています。HTCも日本向けの機能を“検討している”としながら、進化している様子はありません。とは言え、もともとハイスペックな製品であることから、今もマニア層からは絶大に支持を受け続けています。
HTCの人気モデル買取価格相場
気になるHTC製のタブレットとスマホの買取価格を「ウリドキ」を使って調べてみました。
タブレット
残念ながら、タブレットの買取相場はすべて「問い合わせ」となっていて公開されていませんでした。
ちなみに、他買取店が公開している買取実績を検索してみると・・
●SmarKet
- 32GB LTEモデル 未使用16,200円 / 中古9,200~14,700円
- 16GB Wi-Fiモデル 未使用13,900円 / 中古8,000~12,600円
●モバックス
- 32GB Wi-Fiモデル 新品未開封品 33,000円
- 16GB Wi-Fiモデル 中古 20,000円
●コムショップ
- 16GB 18,000円
- 32GB 20,000円
スマートフォン
- HTC J ISW13HT HTI13 3,300~8,000円
- HTC J butterfly HTL21 700~7,000円
- HTC J butterfly HTL23 10,100~22,000円
- HTC J butterfly HTV31 5,000~21,000円
- HTC J butterfly HTV32 ~28,900円
- HTC J One HTL22 4,000~12,000円
- INFOBAR A02 HTX21 1,500~4,200円
- EVO WiMAX ISW11HT HTI11 2,000~3,000円
- Desire 626[SIMフリー] 8,700~10,100円
- Desire EYE[SIMフリー] 16,700~23,100円
※買取価格は記事作成時(2016/09/29)のものです。
スマホやタブレットの買取相場は変動が早く、数日遅れるだけで値段が大幅に変わってしまうことも。これから買取を検討している人は、最新の買取情報を検索することをおすすめします。
ウリドキで最新のHTC スマホ・タブレットの買取価格を調べる
HTC 高価買取店紹介
カウモバイル
関西をメインに、大阪・京都・神戸・岡山・岐阜・北海道に実店舗を持つカウモバイル。画面割れ・水没・IDROCK・動作不良などのジャンク品も買取OK、支払い中の端末、支払いが滞った赤ロムの買取にも対応しています。スマホ買取で不安なデータ消去は、専用ソフト「Blancco」を導入し、端末をリセットしても消せないデータも確実に完全削除します。
SmarKet
ゲームの販売・買取でお馴染みのゲオが運営するSmarKet。ウェブサイトから最新の買取相場が検索できて、ウェブ限定の高価買取を実施しています。買取方法は「宅配買取」のみで、申込から入金確認まで全て自宅に居ながら完了。査定後の振込も最短翌日のスピード対応です。
商品を送る際の送料・代金の振込手数料は無料、買取キャンセル時の返送料は自己負担になります。また、動作不良・水濡れなどのスマホ・タブレットの買取は不可です。
まとめ
HTCのタブレットと言われてもピンと来ない人も「Google nexus9」というとわかる人は多いはず。iPadと比較すると価格的にも入手しやすく、特にauユーザーは「HTC」のロゴは店頭でお馴染みだと思います。
数年前までタブレット人気は上昇する一方でしたが、スマホの画面が大きくなるに従って、需要は下降気味。手元にすっかり使わなくなったタブレットがあれば、早めに査定に出すことをおすすめします。デジタル機器の買取査定は変動が激しく、思いついた時がウリドキですよ!