ブランド物の時計をネットなどで探していると、スーパーコピーという単語を目にすることが多くなったと感じるかもしれません。
ここでは、あなたがスーパーコピーに騙されずに、本物のブランド時計を手に入れることができる手助けの1つとなれるような説明をしていきます。
ブランド時計の購入を考えている場合は、購入予定の商品のことを想像しながらこの記事に1度目を通してください。
スーパーコピーとは
ここからは、スーパーコピーという単語説明の前にコピーについてお話します。
コピーとは、一瞬本物に見えるけど、よく見ると素材が安いものを使っている・ロゴが細かい部分で異なっているなど、素人が見てもわかるようなお粗末な作りとなっているのです。
これが、コピー品といわれるもので、昔の呼び方ではバッタ品といわれていました。
しかし、スーパーコピー品は、本物に近い天然素材を使用しており、縫製やロゴなども高い技術を持っている職人が制作しています。
素人はもちろんプロでも本物と見分けることが難しいといわれており、つまり本物にしか見えないコピー品が、スーパーコピーと呼ばれるものです。
スーパーコピーの腕時計が出回る理由
人気ブランドの時計は100万円以上するものも多くあり、欲しいと思っても購入することをためらってしまいます。
そんな人気モデルにそっくりの時計が数万円という安価で手に入るとなれば欲しくなる人が増えるかもしれません。
そこに目をつけたある外国の一部の人間が、各国でネット通販にて販売しているため、日本でも簡単にスーパーコピーの腕時計を買うことができてしまいます。
なぜスーパーコピーの腕時計が出回るのかというと、海外のサーバーを通じて運営しているため日本国内での取り締まりができないことが原因です。
これらのサイトは違法であり、違法サイトでスーパーコピーの腕時計を購入することも違法となりますから、購入を考える際の要注意事項となります。
スーパーコピーのランク
スーパーコピーにもランク分けがされています。
実は、Aランク・Sランク・SSランク・Nランクと分けられているのですが、このランク付けが本物のブランドの腕時計を購入する人にとっては、頭の痛い問題です。
ランク別の特徴を下記から確認してください。
- Aランク→使っている素材は安いものであり、素人が見ても偽物だと判断できる
- Sランク→プロが見ても、本物か偽物か判別がつきにくいレベル
- SSランク→Sランクの中でもさらに本物に近く高品質である
- Nランク→材料なども高品質なものを使うため、スーパーコピー品の中でも高い値段がつく
以上がランク別の特徴です。Sランク・SSランク・Nランクは、素人が見ても本物かスーパーコピーかの判断は不可能です。
高級腕時計に関しては、ランク付けという概念はなく、どこの工場が作ったかによって評価が変わります。つまり、偽物を作る職人の腕によるというところが驚くところです。
ブランド別スーパーコピーを見抜く方法
高級ブランドの腕時計は、高い人気と知名度を誇っていますが、それと同時に偽物が出回っていることも事実です。
ここでは、高級腕時計ブランドの本物とスーパーコピーの違いを解説していきます。購入の際の参考にしてください。
ロレックス
ロレックスのシンボルである王冠マークにスーパーコピーを見抜くポイントが存在します。
文字盤に立体的な染料もしくは金属で作られているため、横から見ると立体感がありますが、立体感が感じられないものや手書きされたようなものはコピーと判断できるのです。
また、ロレックスの王冠マークは、先端に向けて5本の線が細くなっていく特徴があります。
そのため先端に向かって極端に細くなっているものや、逆に太すぎるものは偽物の可能性が高いです。
ロレックスの腕時計には、クリスタルガラスの6時位置に、ロレックスの王冠の透かしがうっすらと見えますが、現行モデルでは特殊技術のレーザーで王冠が付けられています。
これは、肉眼では見えにくいものですから、大きくはっきり印字されている・王冠のバランスが悪いものは偽物の可能性が高いのです。
その他、スーパーコピーを見抜くために比較的わかりやすい部分は、ロレックス腕時計に使われているガラス部分になります。
現行モデルは、ダイヤモンドの次に硬いといわれるほど硬度があるサファイアクリスタルが使われており、購入段階で傷が入ることはありません。
万が一、ガラスに傷がある場合はサファイアクリスタルではなく硬質ガラスが使われている可能性があり偽物の可能性があります。
ブライトリング
ブライトリングの時計は、腕時計の裏ぶたにブライトリングの刻印が刻まれていることが大きな特徴です。
本物の場合、誰でも分かるくらいはっきりと凹凸が浮き出ていて立体感があり、時計職人の高度な技術を感じ取ることができます。
しかし、偽物の場合には手数をかけずに製造する傾向があるため、刻印がぼんやりとしか見えず平坦な印象を持つものが多くあるのです。
そのため、刻印がはっきりと見えない・掘り込みが浅いなどのケースでは、スーパーコピーであると判断できます。
裏ぶたを気にすることはないかもしれませんが、刻印の状態によって本物か偽物かを見分けることは、素人でも比較的簡単に見抜くことが可能です。
まずはじめに裏ぶたをチェックすることから始めましょう。
スーパーコピーを見抜くもう1つの方法は、時計の針です。
本物のブライトリングの針は、装飾が施されており立体感・重厚感がある作りとなっていますが、偽物は立体感がなく単調な針のような印象を受けます。
時計の針は、見逃しやすい部分ですがブライトリングのみならず、ハイブランドの時計メーカーは、針1つでも細部までこだわりがあるのです。
時計の針を見て簡素な印象があれば、スーパーコピーを疑いましょう。
ウブロ
ウブロの腕時計は、世界的に有名な著名人がつけている人気のブランドです。世界的に有名なブランドでありスーパーコピーが多く出回る傾向にあります。
本物とスーパーコピー品の見分け方で、簡単な方法としては、風防に光を当てることです。
風防とは、表面のガラス部分のことですが、実際に光を当て、光が反射してきた場合は100％コピー品であるといえます。
理由としては、本物のウブロ製品は、明るい室内でも時間が確認できるようにブルーコーティング・低反射加工が施されているため、光を当てるとほとんど反射しません。
他に比較的わかりやすい方法は、重さの比較です。スーパーコピー品では、本物とは違う材料を使っているために重さが変わってきます。
これは、ウブロに限らず他のブランドにもいえることですが、1度は本物がどのようなものなのかを実際に持ち、体感してみることが必要がです。
オメガ
オメガは、日本国内ではロレックスに次ぐ人気を誇るブランドです。
人気があるということは、スーパーコピー品がよく出てくるため本物とスーパーコピーの違いをここで説明していきます。
オメガの腕時計の裏ぶたには、「シーホース」の刻印がありますが、本物と偽物の違いは形状です。
本物と比較すると偽物は形状がはっきりしておらず、刻印にレーザーが使われているためにスーパーコピーの判断がつきやすいかもしれません。
他に判断しやすい部分は、バックルやフラッシュフィットです。腕時計の最終的な仕上げでは研磨をしますが、正規品は鏡面仕上げを施すため、光を反射します。
しかし、偽物は仕上げの研磨が雑であるため、反射することなく縞模様が残るのです。
その他ロゴの字体でスーパーコピーと判断することができますが、パッと見では判断することが難しいため裏ぶたやバックル部分から見ていくことをおすすめします。
スーパーコピーの腕時計かチェックするポイント
上記では、ブランド別で本物かスーパーコピーかを判断するための方法を説明してきました。
ここからはブランド関係なく、はじめにチェックをしなければならないポイントを説明していきます。
どのブランドの腕時計を購入するとしても、スーパーコピーに騙されないために、これから説明することは必ずチェックしてください。
保証書の製造番号と刻印のナンバーが一致するか
ハイブランドの腕時計には、保証書と腕時計本体にシリアルナンバーというものが打刻されています。
これは、この商品が本物という証明であり、シリアルナンバーが同じものはなく、世界であなただけのものであるという証明になるのです。
保証書と腕時計にあるシリアルナンバーは、同じ数字・アルファベットが示されており製造年月日がわかります。
万が一、保証書をなくした・盗難にあった場合でも探すための手がかりにすることが可能です。
保証書の製造番号と刻印のナンバーが一致していなければ、その時点でスーパーコピー品と疑ってください。
シリアルナンバーは、時計カバーの裏もしくは時計のブレスレットを外してカバーの側面から確認することができます。
シリアルナンバーを打刻したコピー品もありますから本物を1度見ておくことがおすすめです。
秒針の動きが不自然ではないか
秒針の動きは、偽物を見分ける方法としてブランド関係なくチェックしなければいけません。
1秒ごとに「カチッ、カチッ」と音をたてて動くということは高級腕時計ではありえないため、この場合は偽物。
ただし、スーパーコピー品は、本物と同じ内部構造を使っているケースがあるため、針の動きを見るだけではプロでも鑑定が難しい場合もあります。
あくまでも偽物を見分ける手段として確認してください。
塗料の塗りが雑ではないか
塗料の塗りの状態を確認することも、ブランド関係なく偽物を見分ける手段となります。
多くの腕時計は、いつでもどこでも時間が把握できるように夜光塗料が随所に塗られており、本物であれば時間を読み取ることは簡単なはずです。
盤面を動く針や数字はとても細い線でできていますから、その部分に均等に塗料を塗るには、職人の高い技術がなければできません。
本物ならルーペで拡大してみても、左右均等にはみ出すことなく塗られているのです。
しかし、偽物は塗料が枠からはみ出している・左右不均等・塗料が剥がれているなどのケースもあるため、塗装チェックをしてみるとスーパーコピーと見抜けるかもしれません。
スーパーコピーの腕時計は買取してもらえる？
結論からいくと、スーパーコピーの腕時計を買取してくれることはありません。
理由としては、価値がないだけではなく、業者が偽物を売買することは商標権の侵害という罪で法律で取り締まられ、買取業者は法律違反として処罰されてしまうからです。
また、買取業者以外にオークションなどで個人取引をしようと考える人もいます。
しかし、スーパーコピーであることをわかったうえで出品や購入をすることは、詐欺罪に問われる可能性があるのです。
査定に出した時計がたとえスーパーコピー品だったとしても、買取店が教えてくれることはほとんど考えられません。
「買取できない」と断られたときに、その時計がスーパーコピー品である可能性が浮上します。
1度スーパーコピーの腕時計を購入してしまうと、自分でずっと持ち続けるか、処分するほかありません。
プロの査定士に見極めてもらうのはアリ
先ほど買取店で売却はできないとお伝えしましたが、本人がスーパーコピー品だと判断できずに査定に持ち込むのは違法ではありません。
買取店では熟練の査定士が価値を見極めているため、「価値がつかない＝コピー品」と判断するのもよいでしょう。ここでは、時計の価値を正確に見極めてくれる買取店を紹介します。
おたからや
初めてだったので緊張しないように色々話して下さりとても雰囲気良かったです。
査定前後の雑談が抜群にいい、フレンドリーだがキチッとして誠実を感じまた、話をする為に何か売る物を探してしまう事になってしまう。
特徴
- 全国に1,200店舗以上を展開
- 出張買取にも対応
- 専門知識豊富な査定士が在籍
店舗紹介
おたからやは、全国に1,200店舗以上を展開している業界トップクラスの買取店です。ブランド品や時計、金・貴金属など取り扱いジャンルも豊富なので、時計以外に自宅にある不用品もまとめて売却できます。
また、専門知識豊富な査定士が対応してくれることも魅力のひとつ。ジャンルごとのプロが対応してくれるため、初めて買取店を利用する方も不安なく依頼できることでしょう。
おたからやの買取方法は、店頭買取・出張買取の2種類。どの買取方法を選んでも査定料はもちろんかかりません。また、出張費やキャンセル料も不要なので、売却を検討している品があるなら気軽に申し込んでみてください。
おたからやでは、期間限定のキャンペーンも定期的に実施しています。キャンペーン内容は都度変わりますが、どのイベントもユーザーにとって魅力のあるものばかりです。買取を依頼する方は、先に公式サイトをチェックしておくとよいでしょう。
店舗の詳細は、公式サイトの店舗一覧にて確認できます。ぜひ自分に合った店舗を見つけ、時計の高価買取を目指してみてください。
買取実績
- ロレックス デイトナ PT アイスブルー 116506A：15,955,000円
- パテックフィリップ ゴンドーロ 5030J-001 ホワイト：2,051,500円
- パテックフィリップ ゴンドーロ 5024/001 オレンジ：2,596,000円
※価格は2024年9月時点の情報。
お問い合わせ
店舗情報
| 店舗名 | おたからや |
| 営業時間 | 8:00〜21:00（問い合わせ） |
| 定休日 | 年中無休（問い合わせ） |
| 買取方法 | 店頭、出張 |
| 会社名 | 株式会社いーふらん |
| 古物商許可番号 | 神奈川県公安委員会 第451380001308号 |
| 査定士 | – |
| その他特徴 | – |
スーパーコピーの腕時計を買わないための購入時の注意点
スーパーコピー品の時計を手に入れないためには、どのように見分ければよいのでしょうか？ 購入するときに注目しておきたいポイントを紹介します。
正規価格より極端な値引きがされていないか
本物の高級ブランド腕時計は、正規販売価格で100万円以上するものが多く、中古でも数十万円～の値段で売られるものです。
中には、10万円もしない高級ブランド腕時計が出てきますが、これは高確率でスーパーコピーの腕時計となります。
正規価格と比べてあまりにも安すぎる場合は、いきなり購入するのではなくスーパーコピーを疑うようにしましょう。
日本語の表記が不自然ではないか
実は、スーパーコピーをインターネットで検索すると当たり前のように表示されます。
腕時計を探しているので、商品画像を早く見たいという気持ちはあるかもしれませんが、画像を見る前に説明文などにまず目を通してください。
ところどころ日本語表記が間違っている・文章がおかしいという部分が出てきます。これが出てきたら違法サイトで間違いありませんから、ネット検索の場合は文章を読んでみてください。
信頼できる業者か
本来、市場にブランドの偽物が出回ることはあってはならないことです。スーパーコピーの腕時計販売は違法であり信用してはいけません。
違法行為をしている会社に個人情報や金銭情報を渡すことは、情報を悪用されるリスクがあり、商品が届かないという詐欺行為にはまる可能性もあります。
信頼できる正規店などから購入することをぜひ考えてください。
スーパーコピーの腕時計か不安なら専門家に相談しよう
ハイブランドの腕時計を手に入れたいと思っても、本物かスーパーコピーか素人はもちろん、プロでも判別が難しいくらいスーパーコピーの精度が上がっています。
数多くのスーパーコピーの腕時計が世に出回っているため、安易に購入するのではなく1度専門家に相談することがおすすめです。
わかりやすい偽物であれば、あなた自身で判断できるかもしれませんが、スーパーコピーは本物にしか見えませんから不安な場合はすぐに専門家に相談してください。
