- おすすめのアンティーク時計を知りたい
- アンティーク時計の魅力を知りたい
- アンティーク時計の今後の価値を知りたい
この記事ではおすすめのアンティーク時計を紹介!アンティーク時計の魅力や今後の価値も解説します。
アンティーク時計は、職人の手作業で1970年代以前に作られた時計のことです。機械式ムーブメントが採用されているので一生使い続けられます。現代にはないレトロなデザインも魅力で、個性を出したい方におすすめの時計です。
アンティーク時計に興味がある方はぜひ参考にしてください。
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アンティーク(ヴィンテージ)時計とは
アンティーク時計に明確な定義はないものの、一般的には「1970年代以前に職人の手作業で製造された時計」を指します。ほとんどのアンティーク時計が手巻き、もしくは自動巻きの機械式ムーブメントを搭載している点が特徴。
骨董品などは製造から100年以上経ったものをアンティークと呼びますが、時計は50年ほど経ったモデルからアンティークに該当するようです。ただし、お店により判断基準は異なるので、1970年代以前に製造された時計がすべてアンティーク時計とは限りません。
アンティーク時計の魅力
アンティーク時計には以下の魅力があります。
- 職人の手による丁寧な作り
- 機械式ムーブメント
- 現代にはないレトロなデザイン
以下でそれぞれの魅力を詳しく紹介するので、アンティーク時計の購入を検討している方は参考にしてください。
職人の手による丁寧な作り
アンティーク時計の2つ目の条件は職人によって手作りされていることです。
1970年代以前に製造されていて、職人の手作業によって作られた時計を一般的にアンティーク時計と呼びます。
機械式ムーブメント
機械式ムーブメントとは、巻き上げられたゼンマイがほどける力を使って時を刻む駆動方式です。1970年代にセイコーが電池で動くクォーツ式時計を開発するまでは、時計はほぼ全てが機械式でした。
アンティーク時計が搭載している機械式ムーブメントはゼンマイが動力なので、定期的にメンテナンスをすれば一生使い続けられる点が魅力のひとつです。
現代にはないレトロなデザイン
ロングセラーの人気モデルも、時代の変化に合わせてデザインが変更されていきます。その点、アンティーク時計は現代の時計とは異なったレトロなデザインが魅力です。ほかの人とデザインが被りにくく、まわりから一目置かれる満足感も味わえます。
時計業界で復刻モデルの発表が盛んに行われていることを見ても、アンティーク時計のデザインには魅力が詰まっていると言えるでしょう。
個性が出せるファッションアイテムとしても人気
独特でレトロなデザインのアンティーク時計は、20~30代の若い世代からも「個性を出せるファッションアイテム」として人気を集めています。
現在の時計とは異なる独創的なデザインをしたアンティーク時計は、ほかの人とはひと味違うファッションを楽しみたい若い世代にぴったりのアイテムといえるでしょう。また、アンティーク時計が持つ歴史的な価値も若い世代から支持されている理由のひとつです。
アンティーク時計の資産価値は?
アンティーク時計は資産価値が高く投資に向いていると聞いたことがある人も多いはず。
実際にモデルによって購入時と比べて価格が上がっているものがあります。
ここでは、アンティーク時計の価値について詳しく解説するので、価値の見極めの参考にしてみてください。
価値が上がっているモデルも
ブランド時計はその希少価値を保つために生産量を制限しており、市場に出回る数がそもそも決まっています。そのため、販売されなくなったアンティーク時計には価値が上がっているモデルも少なくありません。
たとえば、「パテックフィリップ カラトラバ Ref.3579-1」は製造数があまり多くなかったため、現在では希少価値が高まっています。
高価買取のタイミング
高価買取のタイミングは先ほど述べた新型モデルが販売されたタイミングです。
特にロレックス、パテックフィリップは高価買取される傾向があります。
これらの高級ブランドの新型モデルが販売されたタイミングが高価買取で最も適していると言えるでしょう。
アンティーク時計のおすすめブランド
機械式ムーブメントとレトロなデザインが魅力のアンティーク時計ですが、どのブランドを選ぶべきか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは、アンティーク時計のおすすめブランドを紹介します。各ブランドの特徴や歴史、おすすめの理由などを紹介するので参考にしてください。
ロレックス
ロレックスは1905年に誕生したブランドで、現在は高級ブランドとして高い知名度を誇っています。「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の三大発明が知名度を高めるきっかけでした。
ロレックスは、アンティーク時計に当てはまる1970年代までは実用時計の開発に特に力を入れていました。当時の時計でも定期的にメンテナンスすることで日常使いできるほど耐久性が高いため、アンティーク時計のブランドとしておすすめです。
オメガ
オメガは1848年に創業したスイスの高級時計メーカーです。時計技術の高さから、オリンピックやNASAの月面着陸でも使われました。ムーブメント内の摩擦を減らし、部品の寿命を延ばす「コーアクシャル脱進機」を採用していることが特徴です。
オメガの古い時計のなかには、発売当時は高級時計に位置付けられながらも、現在は10万円台で購入できるモデルがあります。比較的価格が安いアンティーク時計から試したい入門者には、オメガがおすすめです。
カルティエ
1847年にフランスで創業したカルティエは、世界五大ジュエラーのひとつに数えられる一流ブランドです。1911年に世界で初めての男性用量産型腕時計として「サントス」を発表。1919年には第一次世界大戦時の戦車をモチーフにした「タンク」を発売しました。
革ベルトが採用されたカルティエのアンティーク時計は、レトロなデザインでありながらも現代のスタイルにも自然に馴染みやすい点が魅力です。
【メンズ】おすすめのアンティーク時計5選
次はメンズでおすすめのアンティーク時計について紹介します。
ロレックス オイスターRef.6426
ロレックスのオイスターRef.6426はメンズの他の時計と比べると小さめなフォルムが特徴です。
クラシックでシンプルなデザインで幅広い年齢層から多くの支持を集めています。文字盤に記載されているオイスターとは、防水時計という意味です。
品質も高く信頼性の高いムーブメントが搭載されています。文字盤は定番のシルバーでバーインデックスが魅力的です。
ブレスレットは巻き込みタイプなので、市場に出回っているものは経年劣化が見られますが、これもヴィンテージ感があり良い味を出しています。
ロレックス オイスターデイト プレシジョン Ref.6694
ロレックス オイスターデイト プレシジョン Ref.6694は、定番ブレスであるオイスターブレスが使われています。
このオイスターブレスは巻ブレスやリベットブレスと比べて堅牢性があるのが特徴です。そのため、耐久性が高く、付け心地も良くなっています。
独特な印象を与えるため、個性を出したい人にはおすすめのアンティークです。
ヴァシュロン・コンスタンタン エッセンシャル セミフラット 31039/000J-3
エッセンシャル セミフラット 31039/000J-3は盤を囲っている枠と指針がゴールドで高級感と大人な雰囲気を放っているのが特徴です。
シンプルなラウンドウォッチで、32mmのメンズ時計としてはやや小さめなケースなので、女性が付けていても違和感がありません。
ムーブメントは手巻きを採用しており、ヴァシュロンの歴史を味わえる一品です。
1960’s オメガ シーマスター
1960’s オメガ シーマスターは、1966年製のアンティーク時計です。金無垢素材が使用されているほか、インデックスのカッティングが美しい点もこの時計の魅力。
6時上にはシーマスターとデビルのダブルネームの表記があります。デビルがシーマスターから独立したラインになるまでの限られた期間しか作られなかった貴重なモデルです。
ロレックス オイスター スピードキング 6420 Cal.1210
ロレックス オイスター スピードキング 6420 Cal.1210は、オイスターシリーズのなかでも数が少ないアンティーク時計です。現在は生産終了しているモデルで、黒色の文字盤と12時の王冠のコントラストが特徴としてあげられます。
ボーイズサイズなので、性別問わず着用しやすい大きさ。小さいサイズのアンティーク時計を探している方におすすめです。
【レディース】おすすめのアンティーク時計5選
レディースでおすすめのアンティーク時計を紹介します。
どのモデルもおしゃれで普段使いに打って付けなので、参考にアンティーク時計を選んでみてください。
ロレックス カメレオン
ロレックスのカメレオンは名前の通り、ベルトを付け替えることでさまざまなバリエーションを楽しむことができます。
1.5cmの小さなフォルムが特徴で、女性らしさがより感じられるデザインです。そのデザイン性から1950年代に誕生以来、多くの女性の支持を集めてきました。
ベルト交換も簡単で、背盤の隙間にベルトを通すだけで替えることができます。誕生してから1960年代にかけて短い期間でしか販売されていなかったため、希少価値は非常に高いです。
ロレックス オーキッド
ロレックスのオーキンドは丸みを帯びたフォルムとケース形状が女性らしさを引き立たせる時計です。海外ブランドであるロレックスでありながら和装にも合います。
7mm幅のブラックのベルトは革製で高級感と重厚感のあるデザインです。
高級感と重厚感がありながら、女性に合う珍しい時計となっています。
オーデマ ピゲ 5863 クルドパリ
こちらのモデルも1970年代に製造されました。洗練されたトノー型ケースと、手の込んだ「クル・ド・パリ」(ピラミッド型のギザギザ模様)のダイヤルが特徴です。
オーデマ・ピゲならではの技術力と美しいデザインセンスがつまった一本で、所有する喜びを一層引き立ててくれるでしょう。限定品としての価値も高く、特別な一本です
ロレックス オイスター パーペチュアル 6619
ロレックス オイスター パーペチュアル 6619は、1965年に製造されたアンティーク時計です。18金無垢イエローゴールドのケースが魅力で、セレブリティな雰囲気を演出します。
防水性が高く丈夫なオイスターケースを採用しているほか、自動巻きのムーブメントも搭載。高級感のあるデザインと機能性を兼ね備えています。
カルティエ マストタンク
カルティエ ヴィンテージ マストタンクは、1970年代に販売された時計のなかでは数少ない手巻きタイプのモデル。ブラウンの文字盤と外側に広がったペンシルハンドのバランスの良さが魅力です。
愛嬌あるタンクのケースデザインもこの時計の特徴のひとつ。直線を強調したデザインの時計が欲しい方におすすめです。
アンティーク時計を使用するときの注意点
おすすめのアンティーク時計をメンズ・レディースともに紹介しましたが、最後に使用・購入するときの注意点を紹介します。
アンティーク時計は経年劣化しているものもあるので、取り扱いには注意が必要です。また、メンテナンスも必要になる場合もあるので、詳しく解説していきます。
専門店で購入する
アンティーク時計を専門店以外で購入する場合は細心の注意が必要です。アンティーク時計は現代のブランド品と比べると偽物はほどんど出回っていません。
しかし、経年劣化や不具合によるトラブルが起こる可能性があります。
その点、専門店であれば仕入れた段階でメンテナンスを行っており、修理業者と提携している専門店が多いため、故障によるトラブルを減らすことが可能です。
日常で使って故障したときは保証対応をしてくれるアフターサービスも手厚い専門店もあるので、一度探してみましょう。
素材の違い
購入するアンティーク時計の素材をきちんと確認しておきましょう。素材による違いがわからないと、不具合の原因に繋がる場合があります。
なぜなら、素材によってメンテナンスの方法が違うからです。素材によって適切なメンテナンスが変わります。
そのため、自分が購入しようとしている素材や素材の特徴とメンテナンスの方法を把握しておくことが大切です。
定期的なメンテナンス
アンティーク時計のメンテナンスは非常に簡単です。
自分でできるアンティーク時計の手入れの基本は時計全体の汚れを取るだけ。定期的にメンテナンスをすることで品質を保ち続けるだけではなく、愛着も深まります。
手入れの方法は全体の汚れをセーム皮やマクロファイバークロスで拭き取り、細部の汚れは専用のブラシや爪楊枝で取るだけです。
メンテナンスをするときは、汚れを強く擦って取るのではなく優しく拭き取って、時計に傷が付かないように注意しましょう。
個性を出すならアンティーク(ヴィンテージ)時計がおすすめ!
この記事では、おすすめのアンティーク時計などを紹介しました。
アンティーク時計とは、職人の手により1970年代以前に作られた時計のこと。機械式ムーブメントを採用しており、一生使い続けられる設計です。
また、現代にはないレトロなデザインもアンティーク時計の魅力のひとつ。ほかの人とデザインが被りにくいので、個性を出したい方はアンティーク時計を選んでみましょう。
本記事の画像や買取実績、口コミの出典