- オーデマピゲの年齢層が知りたい
- オーデマピゲの歴史と特徴を知りたい
- オーデマピゲの人気モデルを知りたい
本記事では、オーデマピゲを購入する年齢層や人気モデルの価格帯について解説します。ブランドの歴史や特徴、人気モデルも紹介。
オーデマピゲはスイスの高級時計ブランドで、世界3大時計ブランドのひとつです。独自のデザインや職人技が光る時計は、コレクターズアイテムとしても人気で、ステータス性も魅力。
おすすめのモデルや購入時の注意点も含めて紹介するので、オーデマピゲの魅力を知りたい方はぜひ参考にしてください。
▼ウリドキなら最大10社から一括査定！
オーデマピゲの歴史と特徴
オーデマピゲは1875年にスイスの小さな町で創業されました。創業当時から時計技師としての評判が高かったジュール＝ルイ・オーデマが、友人のエドワール＝オーギュスト・ピゲと組んでブランドを作り、次々と複雑機構を搭載したムーブメントをリリース。
クロノグラフやミニッツリピーターなどはその代表です。懐中時計が一般的だったなか、腕時計式ミニッツリピーターを発表したのもオーデマピゲでした。
コングロマリットの傘下に入っている高級腕時計メーカーも多いなかで、家族経営を貫くオーデマピゲは独立精神と革新的な技術力が光る時計メーカーなのです。
オーデマピゲの魅力
オーデマピゲは世界各国の経営者やセレブに愛されるブランドです。歴史の長さと格式の高さは、数ある時計メーカーのなかでも群を抜いています。
オーデマピゲの魅力を、ブランドのステータス性や技術力などから紹介するので、参考にしてください。
ブランドのステータス性
「パテック フィリップ」、「ヴァシュロン コンスタンタン」とともに世界3大時計ブランドに数えられているオーデマピゲ。上記ブランドに「ブレゲ」と「ランゲ＆ゾーネ」を加えて、世界5大時計ブランドと呼ばれることも。
歴史的に見ても時計の発展に対する功績は大きく、王族・貴族に向けて高級品のみを作ってきたという格式の高さもあります。
雲の上のような存在のオーデマピゲの時計は、手にすること自体がステータスになるのです。
職人の技術と高品質な素材
天才時計技師とも言われたブランド創立者の技術や信念を受け継いで、オーデマピゲの時計はほとんどの工程が職人の手作業で行われています。時計を一本完成させるのに数百時間かかると言われるほどで、生産本数も多くありません。
質を重視するオーデマピゲのこだわりは、素材に対しても発揮されています。金やプラチナなどの高価な素材はもちろんのこと、セラミックをはじめとする新しい素材の技術開発にも余念がありません。
オーデマピゲの腕時計は、職人の技術とこだわり抜いた高品質な素材によってつくられているのです。
コレクターズアイテムとしての魅力
多様なバリエーションを展開していることもオーデマピゲの特徴のひとつ。
デザインやカラー、機能性など異なるディティールをもつモデルをそろえられるのは、確かな技術とデザイン力をもつオーデマピゲならではです。
もともとオーデマピゲの時計には高いブランド力と資産価値があります。それに加えて幅広いバリエーションを展開することで、コレクターの心を掴んでいるのです。
特に代表的なモデルであるロイヤルオークは、限定モデルやコラボレーションモデルも豊富で収集家からも人気があります。
オーデマピゲの価格帯
オーデマピゲは、低価格帯のエントリーモデルだと300万円程度から購入できます。ブランドのなかでも比較的シンプルなデザインのものが多く、使っているケース素材もステンレススチールのものが一般的です。
ミッドレンジのモデルは500万円以上から購入できます。エントリーモデルより高級な素材や複雑なムーブメントを使っていることが特徴です。
オーデマピゲの高級モデルは1,000万円以上の値段で販売されています。金やプラチナなどの高級素材を使い、最先端の複雑機構を搭載しているものが多いため、オーデマピゲの真髄を味わえるでしょう。
オーデマピゲの年齢層は？
数ある高級腕時計ブランドのなかでもトップクラスの技術と品質、格式を誇るオーデマピゲ。価格帯もエントリーモデルで300万円からと決して安くはありません。ここではそんなオーデマピゲを購入する人の年齢層について解説します。
40～50代以上の愛用者が多い
オーデマピゲの時計はエントリーモデルで300万円からですが、ブランドの魅力を堪能したい人は高級モデルの1,000万円以上のものを購入します。
価格帯の高さから愛用者は富裕層やビジネスリーダーがほとんどで、年齢層は40〜50代以上の人が多いです。腕時計愛好家やコレクター、セレブリティ、投資家など経済的に余裕のある層が顧客としてオーデマピゲを愛用しています。
20～30代の若年層にも人気！
ムーブメントの複雑性やブランドとしてのあり方、高い品質やステータス性により、20〜30代の若年層でもオーデマピゲに憧れる人は多いです。
エントリーモデルは300万円から購入可能なので、20〜30代であってもモデルによっては手に入れられる可能性があるでしょう。
展開されている幅広いバリエーションのなかから、自分に似合う素材やデザインを選択すれば、どの年代でも違和感なく使えます。
オーデマピゲの人気モデル
長い歴史をもつオーデマピゲは、常に革新的なデザインや複雑機構を発表し続けてきました。人気が高いモデルも多いです。ここではオーデマピゲの人気モデルについて、定番のロイヤルオークも含めて紹介します。
ロイヤルオーク
ロイヤルオークが最初に発表されたのは1972年です。世界初の高級ステンレススティールを採用したこのモデルは、クォーツショックから回復するきっかけのタイムピースとなりました。
ラグジュアリースポーツモデルという新しいカテゴリを生み出すほど革新的な衝撃をもたらしたロイヤルオークは、現在に至るまで高い人気を誇っています。
ロイヤルオークオフショア
ロイヤルオークオフショアは、1993年に初めて発表されたローヤルオークの派生モデルです。
ロイヤルオークのオクタゴンベゼルを踏襲しつつも、文字盤がより大きくなっており、ベルトもステンレススチールではなく、ラバーベルトが採用されています。
オフショア クロノグラフやオフショア ダイバーなどは、オフショアのなかのラインナップです。
ロイヤル オーク コンセプト
ロイヤルオーク コンセプトは、2002年に初めて発表された最先端の技術と精度を備えたモデルです。ケースとムーブメントが一体化している点が特徴で、精密機械の美しさを感じられます。
コンセプトという名称は、車のメーカーが最先端の開発をアピールするために作るコンセプトカーに触発されて付けられました。同じようにこのモデルにも、オーデマピゲの技術革新が集約されているのです。
CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ
2019年に発表されたCODE11.59 バイ オーデマ ピゲは、過去のモデルのアップデートやバリエーション追加ではなく、新作として話題を呼びました。
革新的なデザインのケースや文字盤、新技術を取り入れたムーブメントをもつこのモデルは、新たなアイコンウォッチとしてオーデマピゲの代表的なコレクションのひとつに加えられています。
ミレネリー
ミレネリーは1995年に発表されたオーデマピゲの隠れた名品コレクションのひとつです。
独特の楕円形ケースは、ローマのコロッセオから着想を得てデザインされました。文字盤からムーブメントの動きが見えるという大胆なデザインを取り入れたことも、ミレネリーシリーズの特徴です。
採用されたムーブメントには、視覚的な美しさも追求されています。
ジュールオーデマ
ブランド創設者の名前を冠したジュール オーデマは、オーデマピゲのドレスウォッチの隠れた名品モデルです。シンプルでクラシカルなデザインが特徴で、スーツだけでなくカジュアルな服装でも使えます。
バリエーションも豊富で、エクストラシンやスモールセコンド、デュアルタイムなどが人気です。オーデマピゲのなかでは比較的リーズナブルな時計と言えます。
オーデマピゲのおすすめ時計5選
人気モデルも多数あるオーデマピゲ。ここではそんなオーデマピゲのおすすめモデルを紹介します。定番のロイヤルオークなどのラグジュアリースポーツモデルのほか、ドレスウォッチも掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.04
オーデマピゲを代表するコレクション、ロイヤルオークのモデルです。15500ST.OO.1220ST.04は2019年に発表された、シルバー文字盤で3針仕様。
ケースサイズは41mmで、Cal.4302というオーデマピゲ独自のムーブメントを搭載しています。70時間のパワーリザーブも特徴です。
ステンレススティールケースと反射防止加工を施したサファイアガラスの風防を採用しています。
オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 26170ST.OO.D101CR.03
ロイヤルオークの派生モデルであるロイヤルオーク オフショアコレクションのうち、クロノグラフのモデルです。42mmサイズの文字盤はダイヤで彩られています。
文字盤とラバーストラップのカラーは人気のブラックです。38時間のパワーリザーブで、デイト表示もあります。風防は傷に強いサファイアガラスです。
オーデマ・ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ 15210ST.OO.A348KB.01
最先端の技術を駆使したコレクション、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲのモデルのひとつです。ナイトブルーの文字盤に、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアワーマーカーと針がシックな印象を与えます。
ケースにはステンレススティール、風防にはダブルカーブの反射防止加工付きサファイアグラスを採用。30mの防水性も備えています。
オーデマ・ピゲ ミレネリー 4101 15350OR.OO.D093CR.01
楕円形のケースが特徴のコレクション、ミレネリーの代表的なモデルが4101です。
日本人時計技師、浜口尚大氏が設計責任者を務めたムーブメントを採用しています。文字盤とケース裏からムーブメントを覗ける点が特徴です。
素材はK18ピンクゴールドとレザーを使用し、20m防水性も備えています。
オーデマピゲ ジュール オーデマ 77208OR/O/0067CR/01
オーデマピゲの隠れた名品コレクションであるジュール オーデマのレディースモデルです。ラウンドケースにシルバー系の文字盤を組み合わせた、クラシカルで上品なデザイン。
素材にK18ピンクゴールドを採用しており、ケース裏はシースルーで精巧なムーブメントが覗けます。搭載しているムーブメントは手巻き式です。
オーデマピゲ購入の注意点
高価で格式のあるオーデマピゲの腕時計を購入する際は、最先端の精密な機械式ムーブメントを搭載しているため維持費がかかったり、そもそも正規店での購入が困難だったりする点に注意する必要があります。
これから詳しく紹介するので、参考にしてください。
購入したあとの維持費も高額
購入時にかかる費用も高額なオーデマピゲですが、精密な機械式ムーブメントには定期的なオーバーホールなどのメンテナンスが欠かせません。一般的にオーバーホールは3〜5年に1度は行う必要があります。
オーデマピゲ正規店でのオーバーホールの価格は、自動巻きで10万円前後から、クロノグラフだと15万円前後からです。購入したあとの維持費もそれなりに必要なことは覚悟しておきましょう。
正規店での購入は困難
オーデマピゲの時計は高い技術を持った職人がひとつひとつ手作りしているため、年間の生産本数が多くありません。人気のモデルは正規店でも在庫がなく、予約も受け付けていない状況です。
ただし、過去に購入履歴がある方や信頼性の高い仕事をしている方で、正規店との信頼関係があれば、予約が再開された際に連絡が届く可能性が高まります。
中古品は偽物に注意
正規店での購入がむずかしいため、オーデマピゲを入手したいという人は並行輸入品や中古品を購入する場合が多いでしょう。
正規店以外で購入すると、偽物が紛れている可能性がゼロではないので、信頼できるお店を利用することが重要です。中古品の場合は傷や使用感なども十分に確認してください。
インターネットで取引する場合は、「掲載されている写真と送られてくるものが異なる」という悪質な業者もいるので注意しましょう。
どの年齢層でも自分に合うオーデマピゲは見つかる
格式と価格の高さから40〜50代の富裕層に愛用者が多いオーデマピゲ。ブランドの魅力を堪能できる高級モデルは1,000万円以上します。
しかし、エントリーモデルなら定価が300万円からのものも。人気のコレクションはバリエーションも豊富なので、ブランドの魅力を知る20〜30代でもある程度の収入があれば、購入は不可能ではありません。
維持費や購入ルートも検討して、自分に合ったモデルを見つけてくださいね。
