- ロレックスアンティークがなぜ安いのか知りたい
- ロレックスアンティークの特徴を知りたい
- ロレックスアンティークのおすすめモデルを知りたい
歴史と奥深さを感じられるロレックスアンティークが、なぜ安いのか解説します。人気のあるロレックスアンティークや、購入・使用時の注意点も紹介。
高級ブランドの代表格「ロレックス」のアンティーク時計は、希少価値の高さや、現行モデルより安く手に入れられる点が魅力的で、愛好家から注目を集めています。
自分好みのロレックスアンティークを手に入れたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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ロレックスアンティークとは
ロレックスアンティークとは、主に1970年代より前に製造された時計を指します。製造されてから50年以上が経過しているものの、メンテナンスをしっかりと行っていれば、現役で使える名機です。
製造当時の技術やデザインから、高級時計ブランド「ロレックス」の奥深い歴史を感じ取れます。現行モデルでは味わえない、アンティークモデルならではの独特な風合いが魅力です。
魅力
ロレックスアンティークは、まわりと被る心配がありません。流通量が少ないうえに独特の経年変化があるため、型番が同じでも見た目は千差万別です。
製造当時のスタイルや技術、パーツが反映されており、歴史的な価値や独特なデザインもアンティークならでは。ロレックスではすでに生産が終了しているクォーツ・手巻きモデルも存在し、希少性の高さも大きな魅力のひとつです。
現行品と比較すると、安価で手に入れられることもポイント。50万円以下での販売が多く、レディースであれば10万円台から購入できるモデルもあります。
資産価値
ロレックスアンティークの資産価値は、個体によってさまざまです。現行品と比べると高く評価されないことが多いですが、一部のモデルには驚くほどの資産価値があります。
資産価値が高いロレックスアンティークの特徴は、以下のとおりです。
- オリジナルに近い状態である
- レアなモデルである
- 特殊で美しい経年変化が見られる
- 他ブランドとのコラボ時計
ロレックスアンティークはなぜ安い？
高い人気を誇るロレックスアンティークが、現行品と比べてなぜ安いのか気になりますよね。いくつかある理由を詳しく知ると、ロレックスアンティークならではの特徴をチャームポイントと感じられるでしょう。
比較的需要が低い
ロレックスアンティークは注目度が高いとはいえ、直営店でも手に入りにくい現行品には人気の面でかないません。
現行ロレックスの需要と価格は高まりつづけています。目当ての時計を購入するには、何件もの正規店に通いつづけるロレックスマラソンを行う必要があり、それでもなかなか手に入らないモデルも存在することが現状です。
ロレックスアンティークは現行モデルと比較すると、知名度や求める人の数がはるかに少ないことから、価格も落ち着きを見せています。
パーツ交換が困難
ロレックスは、製造を終了した廃盤モデルでも、原則25年間はパーツを保管しています。
しかし、ロレックスアンティークは、製造から50年以上が経過しているため、純正パーツの保管期限を過ぎており、正規店に依頼しても交換してもらえない可能性が高いです。
現行品より、パーツ交換に時間や手間がかかるうえ、純正品以外と交換したときは価値が下落するリスクがあります。
劣化している
ロレックスアンティークが製造された当時は技術が発展途上にあり、素材も現行モデルと比べると耐久性に劣ります。風防に、現行品で用いられているサファイアクリスタルではなく、プラスチックが使用されている時計もあり、割れ・欠け・傷のリスクが高いです。
状態が悪いロレックスアンティークは美品ではないと判定され、安い値段がつけられます。保証書がついていない場合も多く、それも価値を下げる要因です。
元値が安価である
ロレックスは、欲しいと思ってもなかなか手が届かない高級時計ブランドのひとつとして挙げられます。
しかし、初めから価格が高額であったわけではなく、ロレックスアンティークが新品として発売された当初は、現行モデルよりも安価な価格設定でした。
そのため、長い時間が経ち、ロレックスアンティークと呼ばれるようになると、さらに安価での購入が望めるという仕組みです。
ロレックスアンティークがおすすめな人
独特な個性と魅力にあふれるロレックスアンティークをおすすめできる人は、以下のとおりです。
- 安価でロレックスを手に入れたい人
- 他人と被りにくいロレックスの時計が欲しい人
- アンティーク時計ならではの経年変化や独特の風合いを楽しみたい人
- ロレックスの歴史や伝統を味わいたい人
ロレックスアンティークは、コレクションや普段使いなど、さまざまな楽しみ方ができます。
人気のロレックスアンティーク
「アンティークモデルの魅力は分かったけれど、どの時計をチェックすればいいんだろう」と迷ってしまいますよね。
ここでは、ロレックスアンティークのなかでも、根強い人気を誇るモデルを紹介します。
オイスターデイト プレシジョン 6694
1950～1980年代後半まで製造された、ロレックスアンティークの定番モデル「オイスターデイト プレシジョン 6694」。
現行品にはないプレシジョンという表記が特徴で、当時採用されていた厳しい品質規格をクリアしたことを指す、ロレックスの企業努力の結晶です。
特筆すべきは、シンプルな構造ゆえに故障しにくいこと。50万円前後という比較的安価で購入できる点や、現代に通用するスマートなデザインも魅力で、1本目のロレックスアンティークとしておすすめできる名機です。
デイトナ 6265
「デイトナ 6265」は、1970～1987年頃まで製造された時計です。現行モデルにおいても王道の人気を誇るコスモグラフデイトナの第三世代で、ロレックスにおける手巻きクロノグラフの最終世代でもあります。
なかでも、文字盤に赤い「DAYTONA」の文字が入ったビッグデイトナと呼ばれる時計は、1,000万円以上の高値がつけられることも多く、資産としても非常に価値が高いです。
サブマリーナー 5513
本格ダイバーズウォッチ「サブマリーナー」も、ロレックスアンティークのなかで長年根強い人気を誇るモデルです。
1962年に発売され、約30年間にわたって製造されたロングセラー商品で、今なお愛されつづけています。細かく仕様変更を繰り返しており、同じ型番のなかでも、それぞれに個性的な違いがあることが特徴です。
お気に入りの仕様を探したり、レアモデルに着目したりできることも、「サブマリーナー 5513」ならではのおもしろさでしょう。
ロレックスアンティークの注意点
ロレックスアンティークについて、事前に知っておくべき注意点がいくつかあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、購入・使用するときに分けて、注意点を確認しましょう。
購入するとき
ロレックスアンティークは、必ず信頼できる時計専門店で購入しましょう。ネットショップやフリマアプリは、故障や偽物のリスクが高く、おすすめできません。
買う前に、針や文字盤などのパーツがオリジナルに近い状態かを確かめましょう。箱や保証書といった付属品の価値も高いため、有無を確認することが重要。
また、モデルを特定するための型番である、リファレンスナンバーについて知っておくと、素材・装飾を含め、どのような時計かを判別できて便利です。
使用するとき
ロレックスアンティークは水やホコリに弱いです。汗をかいたり、強い負荷がかかったりするときは外し、ストラップも含め、傷みには十分に気を付けてください。
スマートフォンやパソコンなどに近づけないようにして保管することも重要です。ロレックスアンティークは現行品より磁気耐性が低いため、故障につながります。
定期的なメンテナンスは欠かせませんが、正規店ではオーバーホールしないでください。現行パーツと取り替えられ、資産価値が下がってしまいます。
魅力あふれるロレックスアンティークの世界へ
根強く支持されつづけているロレックスアンティークがなぜ安いか解説しました。
現行品に比べて比較的求めやすい価格でありながら、実用性と堅牢さから、今も現役でありつづける個体がたくさん存在します。一本手元に迎えれば、ロレックスの歴史と伝統、味わい深いデザインを楽しめるでしょう。
普段使い目的から、驚くほどの資産価値がつくレアモデルまで、魅力あふれる名機たちは世界中で愛されています。ぜひロレックスアンティークの世界に触れてみてください。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典：GINZA RASIN
