- カラトラバの定価を知りたい
- カラトラバの中古価格を知りたい
- カラトラバが高い理由を知りたい
本記事では、高級腕時計ブランド、パテックフィリップのカラトラバというモデルについて解説していきます。
カラトラバの定価はいくらなのか、中古は?買取額は?自分にも購入できるのだろうか。そんなモヤモヤを解決していく記事です。また、今後の価格変動を予想し、投資目的で購入したい方もいるでしょう。その場合はとにかく情報収集が必要です。
「人生で一度はカラトラバを身につけてみたい」「コレクションしてみたい」という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
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パテックフィリップのカラトラバとは
カラトラバは、パティックフィリップのドレスウォッチラインです。無駄をそぎ落とした優美なフォルムが特徴で、「ドレスウォッチの最高峰」とも呼ばれています。
1932年に発売されて以降、多くのモデルが販売されてきました。多くのファンを生み出した、シンプルで美しい流線型とドルフィンハンドの針は、カラトラバ独自のデザインです。
ちなみに「カラトラバ」というシリーズ名は、パティックフィリップのシンボルである「カラトラバ十字」から取られています。
カラトラバの定価一覧
商品画像 | 型番 | 定価(税込み) |
---|---|---|
6119G-001 | 5,080,000円 | |
6119R-001 | 5,080,000円 | |
7200R-001 | 5,090,000円 | |
6007G-001 | 6,030,000円 | |
6007G-011 | 6,030,000円 | |
6007G-010 | 6,030,000円 | |
4997/200G | 6,120,000円 | |
4997/200R | 6,120,000円 | |
5226G-001 | 6,400,000円 | |
5227G-010 | 6,400,000円 | |
522R-001 | 6,400,000円 | |
5227J-001 | 6,400,000円 | |
5088/100P-001 | 16,750,000円 |
※2024年8月8日時点
以上が、現在パテックフィリップの公式サイトで販売されている時計の定価一覧です。平均的に6,000,000円前後の価格が多く、もっとも安い価格は、6119G-001・6119R-001の5,080,000円です。もっとも高い価格は、5088/100P-001の16,750,000円です。
カラトラバの中古品の価格
商品画像 | 型番 | 中古価格 |
---|---|---|
6119R-001 | 4,850,000円 | |
6119G-001 | 5,180,000円 | |
5227G-010 | 4,150,000円 | |
5119J-001 | 2,280,000円 | |
4820J-001 | 1,280,000円 | |
7234R-001 | 4,980,000円 | |
3919R-001 | 1,630,000円 | |
3820R | 1,750,000円 | |
570 | 2,880,000円 | |
3425 | 1,580,000円 |
※2024年8月8日時点
以上が、カラトラバの中古価格です。
公式サイトでは売られていないものもありますが、全体的に定価よりも2,000,000円〜3,000,000円ほど安く売られています。ただし現在公式サイトで販売中のモデルは、定価より少し安くなった程度で、中古品の方が大幅にお得とは言えない状況です。
カラトラバの買取価格
型番 | 買取価格 |
---|---|
6119G-001 | 〜3,700,000円 |
6119R-001 | 〜3,500,000円 |
5196G-001 | 〜2,000,000円 |
3718A | 〜1,700,000円 |
3796R | 〜1,500,000円 |
※2024年8月8日時点
以上、5つのモデルの買取価格です。どれも最高額は1,000,000円は超える高価買取ですが、元の定価を考えれば妥当な金額といえるでしょう。
特に、6119シリーズのモデルは、買取価格が3,000,000円を超えています。今後、生産終了やモデルの入れ替わりにより、希少価値の高いものや需要のあるものは買取価格のアップが期待できそうです。
カラトラバはなぜ高い?
カラトラバは、安いモデルでも5,000,000円を超え、高いモデルでは10,000,000円を超える超高級時計です。ここまで高額だと、その理由が気になりますよね。ここではカラトラバの値段が高い理由を紹介します。
歴史と伝統
パテック・フィリップのカラトラバが高額である背景には、ブランドの歴史と伝統が深く関係しています。
カラトラバは1932年に初めて登場し、そのシンプルでエレガントなデザインが時代を超えて愛されてきました。このモデルは、パテック・フィリップの哲学と品質の象徴であり、ブランドの長い歴史の中で培われた信頼と威信を体現しています。
カラトラバを所有することは、パテック・フィリップの伝統を引き継ぐことであり、それが高額な理由の一つです。ブランドのステータスや歴史的背景が、カラトラバの価値を一層高めています。
確かな技術力
パテックフィリップ全体に言えることですが、腕時計を製作する技術が素晴らしいという点も、価格が高い理由の一つです。
パテックフィリップは、時計製造に関する全ての工程を自社で行う、数少ないマニファクチュールメーカーです。他のメーカーでは真似できないような複雑な工程も自社で行い、厳重な品質管理のもと、時計を製造しています。
時計に対するこだわり、磨き上げた技術力が時計に反映されていると言えるでしょう。
希少価値の高さ
前述の通り、パテックフィリップはマニファクチュールで1本1本丁寧に時計を製造しています。そのため生産量が限られており、世間の需要に対して供給が追いついていません。結果として希少性が高まることが、価格が高騰する理由のひとつです。
また、パテックフィリップでは生産が終了したことで、希少価値が高くなっているモデルもあります。販売終了後も人気が衰えず、定価を上回るほどの市場価格がつくことも珍しくありません。
カラトラバを定価で買う方法は?
カラトラバを定価で手に入れたい場合、国内もしくは海外の正規店で購入する必要があります。
ただし、正規店で購入予約をすることは簡単ではありません。過去の購入履歴を考慮したり、本当に欲しいという気持ちを分かってもらうことが必要です。
そのためにはお店に通い続けたり、「この人になら売っても大丈夫」という信頼を勝ち取らなければ、予約リストにも入れてもらえません。
カラトラバのおすすめ商品
ここからは、カラトラバのおすすめ商品を紹介します。シンプルでありながらも魅力的で機能性の高いカラトラバ。ここまで読んで、購入意欲が高まったのではないでしょうか。ぜひ自分にぴったりなモデルを探してみてください。
5196R-001
カラトラバの代表的なデザインの5196R-001。初代モデル「Ref.96」を受け継いだモデルであり、古くからのファンを惹きつけるクラシカルなデザインが魅力です。
手巻き式モデルの中では最大の37mmサイズで、身につけるとかなりの存在感があります。定番デザインや時計の重厚感を求めている方に、ピッタリのモデルと言えるでしょう。
3923J
ラウンド型のフォルムが美しいゴールドイエローこの時計は、1986年に発売されました。Ref.5023を小さくした旧モデルです。
現行モデルとは異なり、薄型のケースが特徴です。また、巻き上げ効率の良い手巻き式ムーブメントを搭載し、使い勝手が良くストレスがありません。
無駄がなく滑らかな素材感で、ゴージャスとシンプルが同居した一品と言えるでしょう。
オフィサー Cal.215 PS 5022G
パテックフィリップの150周年を記念して製造されたオフィサー。第一次世界大戦時、オフィサー(将校)に贈呈した時計を元にデザインされました。
この時計の1番の特徴は、裏蓋が開くケースで構造です。懐中時計を彷彿とさせるデザインは、遊び心が感じられますね。文字盤のクラシカルなデザインが、落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
カラトラバを愛用する芸能人
- 藤原竜也
- 福山雅治
- 櫻井翔
- ライアン・ゴズリング
- ローレンス・オリヴィエ
- 澤部佑(ハライチ)
- 岩井勇気(ハライチ)
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- 小木博明(おぎやはぎ)
※敬称略
以上が、現在カラトラバを愛用している芸能人です。基本的に男性が多く、アーティストや俳優、写真家など幅広いジャンルの有名人に愛用されています。
主な年齢層は40〜60代と言えるでしょう。テレビで引っ張りだこな有名芸能人や、各業界で成功を収めた著名人に、カラトラバは愛されているようです。
パテックフィリップの時計についてよくある質問
ここからは、カラトラバに限らず、パテックフィリップについてよくある質問に答えていきます。
なかなか手が届かない、超高級時計のパテックフィリップ。周りに詳しい人がおらず、分からないことが聞けないという人も多いでしょう。「メンテナンス費用」や「購入に必要な年収の目安」など、疑問点を解決していきましょう。
パテックフィリップで一番高い時計は?
パテックフィリップの中で一番高い時計は、グランドコンプリケーション セレスティアル 月齢表示 6102P-001で、その価格は、53,504,000円です。
「雲上ブランド」とも呼ばれるパテックフィリップですが、最高額は家が立つほどの超高価格です。星座表を搭載した文字盤は、ひとつのアートと言えるほど美しいものです。
パテックフィリップで一番安い時計は?
パテックフィリップで一番安い時計は、トゥエンティ4 4910/1200Aで、価格は2,409,000円です。折りたたみ式のバックルに収まるサイズの時計で、リュウズには、パテックフィリップの象徴である、カラトラバ十字が刻まれています。
一番安いものでも200万は超えてしまうパテックフィリップは、それだけのブランド力、ユーザーの信頼、確かな技術があるからでしょう。
パテックフィリップのメンテナンスにかかる費用は?
雲上のブランドだから、メンテナンスも高いのでは?と、思ってしまうかもしれません。しかし、オーバーホールの費用は超高価格というわけではありません。
防水パッキン、一部のムーブメントは必ず交換し、指針一式、リュウズ、主ぜんまいまたは電子回路は、必要に応じて交換します。それらを含めて最低で115,380円〜かかります。
これらは基本のオーバーホールなので、それ以外の部品交換は別途料金が必要です。
パテックフィリップを買える人の年収は?
パテックフィリップを買える人の年収の目安は、1500万円以上です。
あくまでも目安なので、この年収を超えなければ買えないというわけではありません。しかし、一本500万円、600万円するものなので、かなり懐に余裕のある人しか買えないでしょう。
時計の購入額の目安は、年収の20%〜25%と言われています。パテックフィリップの定価である250万円から逆算して、1500万円の年収があれば、無理なく買えると言えるでしょう。
仕事を頑張る理由の一つとして、パテックフィリップの時計の購入を目標とすることもよいかもしれませんね。
カラトラバを手に入れるなら定価をおさえておこう
いかがだったでしょうか。今回はパテックフィリップのカラトラバについてご紹介しました。
カラトラバの定価は、その価値や希少性を反映しており、購入を考える際に重要なポイントです。定価は新作モデルや素材によって大きく異なり、数百万円から数千万円と幅広い価格帯で展開されています。
カラトラバの購入を検討する際には、まず定価をしっかりと確認し、その価値を理解することが重要です。雲上のブランドと言われるパテックフィリップなので、購入は慎重に行いましょう。定価をおさえておくことが、賢明な選択につながります。
本記事の画像・買取実績・価格・口コミなどの出典
出典:パテックフィリップ,adorer column,GINZA RISIN,ブランドバンク,宝石広場,Yahoo!ショッピング