スマホ・ガラケー問わず中古の携帯電話を買取してもらう時に覚えておきたい「赤ロム」白ロムは聞いたことあるけど赤ロムって何?という人が多いと思います。
そんな気になる「赤ロム」ですが、知っているか知らないかで買取価格は大きく変わります!
中古の携帯を売る前に「赤ロム」について学んでおきましょう。自分の携帯は白ロム?赤ロム?買取価格を大きく分ける、2つの違いを解説していきます。
赤ロムとは
中古の携帯を売る時に、覚えておきたいキーワード「赤ロム」
早速赤ロムについて説明していきます。
ざっくり言うと、赤ロムとは携帯電話として使えない状態を指す言葉です。
最近の携帯は端末代金を分割払いで購入するのが一般的です。
例えば、ドコモのiPhone6なら3,510円を24回に分けて購入します。
もちろんその端末代金を支払い終わるまでは、端末の所有権は携帯会社にあります。
その間に携帯代金を支払えなかったりすると、端末は携帯会社から止められてしまいます。
そして、電波を止められて使えない状態になってしまった携帯端末の事を「赤ロム」と呼びます。
つまり、勝手に売ったり買ったりしてはいけないということです。
ネットワーク利用制限をかけられた端末が赤ロム
「ネットワーク利用制限」という言葉を聞いたことがありますか?
ネットワーク利用制限とは、代金未払いなどで携帯会社がその端末をロックしてしまう事を言います。
携帯会社のホームページで、自分の携帯端末の製造番号を入力すると確認することができます。
これは、ドコモ・au・ソフトバンクがホームページ上で提供しているものです。
○:ネットワーク利用制限ではございません
盗難や不正契約などによる入手では無いと判明したものです。今度、ネットワーク利用制限を対象となることはありません。
△:ネットワーク利用制限ではございません
ご利用に問題はなく、特段の手続きの必要はありません。今後、盗難や不正契約などが判明した場合には、ネットワーク利用制限の対象となる可能性があります。
×:ネットワーク利用制限制限中です
ドコモのホームページではこのように解説されています。
端末代金を一括で支払ってあり、すでに端末が自分のものになっている人はここの表示が「○」となります。
売ったり買ったりするのも自由です。一般的に、この状態を「白ロム」と呼びます。
分割払いで購入して、現在も端末代金を支払い続けている場合はここの表示が「△」となります。
売ったり買ったりするには端末代金を一括で精算する必要があります。
そこで端末代金を支払わなかったりした場合、表示が「×」となり「赤ロム」となってしまいます。
売ったり買ったりはもちろんできなく、今後も一切携帯電話として使えなくなってしまいます。
赤ロムの条件
そんな携帯電話として使用できなくなってしまうのが赤ロムです。
それでは、どういう条件を満たすと赤ロムになってしまうのでしょうか。
- 盗難品
- 不正契約
- 端末代不払い
何らかの事情があり、盗難された端末は赤ロムとなります。警察に被害届が出されていたり、携帯会社が盗難された事を把握しているとロックされます。
偽造の身分証を使ったり、嘘の申告で契約された端末はロックされ赤ロムとなります。
一番多い原因が端末代不払いです。24回払いで購入した端末の支払いが滞り、携帯会社がロックをかけたものも赤ロムとなります。
上記の条件に当てはまってしまうと、携帯会社からロックをかけられてしまい赤ロムとなってしまいます。
盗難や不正契約で購入された事を知らない人が、中古品として購入後突然赤ロムとなり利用不可となってしまうこともあるそうです。
気になる赤ロムの買取
そこで気になるのは赤ロムの買取価格です。
赤ロム=不正が発覚した携帯端末であることから、買取は不可な場合が多いです。
ネットワーク利用制限は一度かけられてしまうと解除されることがないのも1つの原因と考えられます。
ネットワーク利用制限がかかり赤ロムとなってしまうと、通話はもちろん全ての通信機能が使えなくなります。
一度ネットワーク利用制限を実施した携帯電話機の利用制限解除はいたしませんので、オークションや中古市場でご購入いただく場合は、ご注意ください。
このように、一度赤ロムになってしまうと二度と普通に使うことができないと公式ホームページでも紹介されています。
買取ももちろん不可になってしまうので、ほぼ買取価格は0円になってしまうのは避けられないでしょう。
赤ロムを買い取ってもらえる買取店は?
買取クイック
画面が割れているアイフォンの買取をお願いしました。
他のお店だとジャンク品で500円と言われましたがこちらは一般中古品として買い取ってくれました。
また機種変更するときに買取お願いしたいです。
特徴
- 全国100店舗以上を展開
- 分割払い中の携帯買取も可能
- スマホや携帯の買取に特化
店舗紹介
全国100店舗以上の展開で、スマホや携帯などの買取に力を入れている「買取クイック」。iPhoneやAndroid、タブレットなどさまざまな端末を対象とし、傷や状態に合わせた価格で「どの店舗よりも高く売れた」という声が多く聞かれています。
画面割れや動作不良などの端末も買取の対象で、思わぬ価格がつく可能性もあるでしょう。分割払い中の携帯も買取可能ですが、ネットワーク利用制限がかかっている「赤ロム」の買取は不可のため、注意が必要です。
買取方法は、店頭での直接買取と宅配買取の2種類から選べます。家に居ながら気軽に依頼ができる宅配買取では、公式サイトから簡単に申し込みが行えるため、忙しくて時間がない方や近くに店舗がない方でも利用しやすいでしょう。
店頭買取では最短10分のスピード査定が可能で、スムーズに売却したい方やすぐにお金が必要な方には特にぴったりです。どちらの方法でも、公式サイトでの依頼フォームより機種や状態などを入力するだけで、買取予定額を提示してもらえます。
お持ちの携帯が「赤ロム」なのかわからない場合も、一度店頭で相談することがおすすめです。相談や査定は無料のため、不安も減らせるでしょう。
買取実績
- iPhone15 Pro Max 1TB:225,000円
- iPhone15 Pro 1TB:207,000円
- iPhone14 Pro Max 1TB:179,000円
お問い合わせ
店舗情報
店舗名 | 買取クイック |
営業時間 | 店舗による |
定休日 | 店舗による |
買取方法 | 店頭、宅配 |
会社名 | 株式会社 ブループリント |
古物商許可番号 | 東京都公安委員会 第308841307145号 |
査定士 | ‐ |
その他特徴 | ‐ |
買取してもらうときは白ロムにしよう
赤ロムになってしまう条件は上記で解説しました。
手持ちの携帯電話が赤ロムになってしまっては買取価格も期待できません。
買取価格が最も高いのは「白ロム」です。
では、次に赤ロムにしない方法、白ロムとして買取してもらう方法を紹介していきます!
残りの端末代金を全て支払う
分割払い中の携帯電話は、支払いが止まってしまうとネットワーク利用制限がかかり赤ロムになってしまいます。
上記のネットワーク利用制限確認サイトで表示が「△」になっているものが分割払い中の端末です。
一括払いをすることで表示が「○」となり、今後ネットワーク利用制限がかかる心配のない白ロムとなります。
買取店としても、今後ネットワーク利用制限がかかる心配のない白ロムを一番高価買取しています。
信頼できるショップで購入する
最近、中古で携帯端末を購入する人が増えています。
ネットオークションやリサイクルショップでも気軽に購入できるのですが、赤ロムになってしまう可能性もあります。
前の所有者が代金を支払わない場合、すぐに中古で買った端末は使えなくなってしまいます。
そのためにも、ネットオークションで購入証明が無い端末や、保証書が付いていない端末の購入はやめたほうが良さそうでう。
最近では事前に製造番号を公開しているショップが大半なので、事前にホームページでネットワーク利用制限がかかる心配がない事を確認してから購入しましょう。
白ロムとして購入した端末は、自分が売るときにも白ロムとして買い取ってもらえるので安心です。
まとめ
今回は、中古携帯電話を売買する時によく聞く「赤ロム」についてまとめてみました。
赤ロムとはネットワーク利用制限がかかってしまった携帯端末の事を指します。
一度赤ロムになってしまうと今後解除されることはなく、携帯電話としては使えなくなってしまいます。
もちろん携帯電話として使えなくなってしまうと買取も不可となり、せっかく買った携帯電話も意味のないものになってしまいます。
不正契約、盗難品、代金未払いの可能性が高い赤ロムは、売るのも買うのもリスクが高まります。
一方、端末代金を全て支払った状態の端末は「白ロム」として高価買取されます。
白ロムは今後ネットワーク利用制限がかかる心配がないためです。
せっかく売るなら、少しでも高く買取してもらいたいですよね。手持ちの携帯は売る前にきちんと代金を全て支払い、白ロムとして高価買取してもらいましょう!