iPod Classicの買取相場と高価買取にする4つのポイント

  • 2024年10月20日
まだまだ人気!iPod Classicの買取相場と高価買取のポイント
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iPod Classicの歴史と特徴

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photo by Cristian Janke

iPod ClassicはAppleが発売していたデジタルオーディオプレーヤーで、ハードディスクを内蔵することで圧倒的な量の曲をポケットに収めることができます。そのサイズはカセットテープとほぼ同じ大きさだったため、「すべての音楽を持ち歩く」ことのできる新しい時代を作ったデジタルガジェットでもあります。

第1世代と呼ばれる機種は2001年に発売され、最終モデルとなった第6世代の販売が終了したのが2014年です。

実はこのiPod Classicと呼ばれるようになったのは最終モデルの第6世代以降です。それまでiPodと呼ばれていたものが、iPod miniやiPod nanoという派生製品が生まれ、それらとの差別化をはかるためにiPod Classicという名称に変更しました。

iPod Classicの販売が終了したのは大容量でiOSを搭載したiPod touchの発売の影響によるものですが、「音楽のための専用端末」としていまだに愛用している人も多く、中古市場でも活発に取引されているのがiPod Classicです。

iPod Classicの買取相場

そんなiPod Classicの買取相場はどれぐらいなのでしょう。さすがに生産終了しているモデルですので、二束三文にしかならないのか、それとも愛用者に支持されて高価買取を期待できるのかを見ていきましょう。

2009年モデル(160GB)
シルバー(MC293J/A):3,000円〜20,000円
ブラック(MC297J/A):3,000円〜20,000円

2008年モデル(120GB)
シルバー(MB562J/A):3,000円〜14,000円
ブラック(MB565J/A):3,000円〜14,000円

2007年モデル(80GB)
シルバー(MB029J/A):2,400円〜13,000円
ブラック(MB147J/A):2,400円〜13,000円

2007年モデル(160GB)
シルバー(MB145J/A):3,000円〜20,000円
ブラック(MB150J/A):3,000円〜20,000円

(※2016/05/16時点)

iPod Classicを高価買取してもらうためのポイント

iPod Classicはすでに生産が終わっている製品ですので、買取価格が大きく変動しやすい製品でもあります。できるだけ良い状態で査定をしてもらうことで高価買取も期待できますので、ここで紹介する高価買取のポイントをよく読んで、買取査定をしてもらいましょう。

汚れは取り除いてきれいにしておこう

Appleの製品はその美しさにこだわって購入する人が多いため、きれいな状態であるかが買取価格に大きく影響してきます。長期使用していた場合の小さな傷などは避けられませんが、自分で貼ったシールの跡などがある場合はきれいに取り除いておきましょう。

買取査定を行う人がきれいと感じるかどうか、iPod Classicの買取ではとても重要な項目になります。落とせる汚れはすべて落としてできるかぎりきれいな状態で買取してもらいましょう。

初期化してから査定してもらいましょう

iPod Classicの中に音楽がいっぱい詰まった状態で査定依頼をするのではなく、きちんと初期化して工場出荷時と同じ状態で買取査定をしてもらいましょう。

音楽が入っている方がお得じゃないかと思うかもしれませんが、iPod Classicを音楽データ込みで買取してもらうことはできません。違法コピー扱いになることもありますので、必ず初期化をしておきましょう。

動作確認の必要もありますので、査定中に電源が落ちてしまわないように、きっちりと充電も行っておいてください。

付属品は必ず付けて査定してもらう

iPod Classicに限らずAppleの製品は外箱も価値があるとされています。充電ケーブルやイヤフォンなどの付属品だけではなく、外箱やクイックスタートの冊子もすべて込みで買取査定をしてもらいましょう。

そのとき忘れがちなのがDock用のアダプタですが、こちらも必ず一緒に買取査定をしてもらいましょう。Dock本体も不要になる場合は一緒に買取してもらうことで、買取価格のアップが期待できます。

複数の買取店で査定してもらう

iPod Classicは買取店によって買取価格が大きく違う製品のひとつです。最終モデルでも最高買取価格が5000円以下のところもあれば、反対に買取保証価格が4500円というような買取店もあります。査定依頼をするときは、必ず複数店舗で査定してもらうようにしましょう。

買取店によっては1万円近い買取価格差が発生することもあります。とくに大型のリサイクルショップでは買い叩かれやすいので必ずデジタルガジェットをメインに取り扱っている買取店で査定してもらいましょう。

iPod Classicを買取してもらうときの注意点

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iPod Classicは比較的中古市場に出回っている製品ですので、安心して買取してもらえるのですが、ときどき買取時にトラブルになることがあります。買取査定でトラブルにならないようするために、ここでは注意しておくべき点について紹介します。

宅配買取時にはしっかりと固定して発送する

iPod ClassicはHDDを利用しているということもあって、衝撃に弱く故障しやすいという面もあります。梱包した時には正常動作をしていたのに、輸送の途中で破損し査定時には動かなくなるということもありえます。

近くに買取店がある場合は店頭買取を選び、そうでない場合はしっかりと梱包してiPod Classicを衝撃から守るようにしてください。

身分証明証を提示する

iPod Classicがどれだけいい状態のものであっても、買取時に身分証明証を提示できなければ買取してもらうことができません。小さなことではありますが、わりと忘れがちなことですので、店頭買取をしてもらうときは、かならず免許証などを忘れずに持っていくようにしましょう。

また未成年者からの買取を行っていないショップがほとんどですので、未成年者が買取を依頼するときの対応について買取店に事前に確認しておきましょう。保護者同伴、もしくは保護者の同意書があれば買取可となる場合が多いですが、対応は買取店によって違いますので、事前確認をしておきましょう。

まとめ

iPod Classicは廃盤となったいまも絶大な人気を誇るデジタルオーディオプレーヤーです。新品のモデルはプレミアが付いて定価の3倍近い価格で取引されています。

状態が良ければ高価買取を期待できる製品ですので、「廃盤になった製品だから」と安い値段で手放すことなく、適正な買取価格で買取してくれるショップで買取してもらいましょう。

木暮康雄

木暮康雄 (監修者)

ウリドキ株式会社代表取締役CEO。ウリドキプラスの発行人でもある。
リユース業界での起業・事業運営の経験が豊富でリユースの専門家としてのメディア出演歴も多数。
著書に「リユース革命」(幻冬舎)がある。

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