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音楽を聴くとき、こだわればこだわるほどもっと良い音で聴きたい!という気持ちがあふれてきますよね。こだわりの音楽環境にSTAX(スタックス)のオーディオ機器を使っているという方も多いかもしれません。
今日はこだわりを持つオーディファンに知らない人はいない「STAX(スタックス)」のオーディオ機器の買取に迫ってみます!
STAX(スタックス)とは?
出典:STAX
STAX(スタックス)は、1938年(昭和13年)創業の日本の音響機器メーカーです。しかし1989年のバブル崩壊以降、業績が低迷したことによって有限会社になり、2012年から国内資本から中国のEdifier Technologyへと移り、現在は業務資本提携をしています。
STAX(スタックス)ではヘッドホンのことを「イヤー・スピーカー」と呼んでいて、普通のヘッドホンのダイナミック型とは異なるエレクトリック・コンデンサー型を採用しています。非常に透明感がありとても繊細な音で聴けるので、理想的な音として音楽好きには重宝されています。STAX(スタックス)のイヤースピーカーは、形も特徴的ですが、方式もエレクトリック・コンデンサー型という特殊方式なので、常にコンデンサーに直流をかけなければならず、イヤー・スピーカー以外に別の装置が必要です。
STAX(スタックス)のオーディオ製品高価買取モデルは?
それではここでSTAX(スタックス)のオーディオ製品高価買取モデルのご紹介します!
元々の価格が高いので中古での取り引きもかなりの高額取引が続いていますよ。
STAX イヤースピーカー SR-009 買取価格¥175,000 円ほど
出典:STAX
STAX SR-009膜に新しい高分子極薄フィルム素材を採用するハイエンド向けコンデンサー型ヘッドホン。新開発のサウンドユニットを搭載し、ダイアフラム(振動膜)に、従来のエンジニアリングプラスチックをさらに高性能化したスーパーエンプラという新しい高分子極薄フィルム素材を採用。低域から超高域まですぐれた周波数特性と広大なダイナミックレンジを実現しています。傑作と言われるイヤースピーカー「SR-007A」よりも高価で定価は¥388,500円。現在の買取価格は¥175,000 円ほど(※2016/5/31時点)
STAX イヤースピーカー SR-007A 買取価格¥75,000円ほど
STAXのイヤースピーカー、SR-007A。STAXのイヤースピーカーの最高傑作というユーザーも多い製品。イヤーパットに本革(スペイン産羊皮)を採用したことで、特に低域の解像度が改善され、引き締まった低域と低音楽器のメロディーの明瞭土が大きく改善されたと評判。2007年発売され、当時の価格で定価は¥210,000(税込)。購入に思い切りも必要ですが、買えば納得!後悔ナシ!といわれた一品。現在の買取価格は¥75,000円ほど。(※2016/5/31時点)
STAX イヤースピーカー・システム SRS-4170 買取価格¥45,000円ほど
SRS-4170は、Λ(ラムダ)シリーズSR-507と同じ発音体を採用したイヤースピーカーより「SR-407(Signature)」と真空管を出力段に採用したドライバーユニット「SRM-006tS」の組合せによるハイクォリティなシステムです。ケーブルにはPC-OCC平行6芯特製幅広低容量平行ケーブルと金メッキのプラグを採用した高級モデル。振動フィルム、マウントエレメントが改良されて、音の厚みや精度がアップ!より広いソースに対応したサウンドを聴かせてくれます。現在の買取価格は¥45,000円ほどです。(※2016/5/31時点)
STAX(スタックス)製品が高く売れる時期や売り時は?
STAX(スタックス)製品が高く売れる時期や売り時はあるのか?みていきましょう!
扇風機やエアコンなどのように、オーディオ製品に季節感はないので、一年の中で買取価格に顕著に差が出ることは少ないです。ただ、業者によって高価買取対象として挙げられることがあるので、その時は少しプラスで査定してもらえることになります。ただ、いつ高価買取対象になるか、はわかりませんし、高価買取対象にならない場合も考えられます。オーディオ製品もきちんと手入れをしないと劣化してしましますので「もう使わないな」「買取してもらおう」と思ったらその時が売り時です。
STAX(スタックス)製品の高価買取のポイント
付属品をそろえておこう
オーディオ類を買取に出すときにで大事なのは、付属品が揃っているかどうか、が大きなポイントです。ケーブルやイヤーパッド、取扱説明書や保証書なども併せて依頼しましょう。外箱も残っているようであれば、機器を外箱に入れた状態で買取をしてもらうとプラス査定につながりますよ。
真空管式アンプの交換時期はいつか
STAX(スタックス)のアンプは真空管式と半導体式の2種類があります。長く使っていると、再生する際、音の質が落ちたなと感じて真空管の修理をすることもありますよね。修理交換した時期がいつごろかも説明できるようにしておくとより良い査定が期待できます。
機器をきれいに掃除しておこう
STAX(スタックス)のオーディオ機器を使っている方々は音楽やオーディオ機器への意識が高いので、ふだんからきちんとメンテナンスされていると思いますが、買取を依頼する前にホコリやよごれを取り除いてきれいな状態にしておきましょう。キズなどがないかも確認し、査定時に話せるとより良いですね。
注意点
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STAX(スタックス)のオーディオ機器類は有名で、音にこだわりを持つ人ならば知らない人はいないといっても過言ではありません。しかし、買取してくれる業者は注意を払って選ぶようにしましょう。
買取の際にオススメなのは、やはりオーディオ機器を専門に扱う業者に依頼するということと、いくつかの業者の査定額をを比べてみるということです。業者がSTAX(スタックス)のオーディオの価値はわかっていても、自分の店で売れないと判断されたら買取価格はどうしても下がってしまいます。しかし他の業者で需要があれば買取価格は高値になります。業者1つの査定で決めることなく、面倒でもいくつかの業者の査定額を比較することが重要です。
まとめ
ということで、STAX(スタックス)のオーディオ機器の最新買取事情いかがでしたでしょうか。
心打たれる魅力的なサウンドを愛しているユーザーが多いSTAX(スタックス)。もともとが高価なので使わないなと思ってもなかなか買取を依頼することが出来ないと思いますが、使わずにおいておいても何の特にもなりません。もう使わないなと思ったら、すぐ買取依頼をしてみてください。きっと思ったよりも高価で取引してもらえると思いますよ。
お持ちのSTAX(スタックス)オーディオがより高値で取引されますように。