【東京書房インタビュー】バーコードがなくても買取OK?古書に関する疑問をぶつけてみた【PR記事】

  • 2020年3月10日

「亡くなった主人の本が書斎にたくさんあるけど、古いものが多くて売れるのかわからない」「昔勉強で使っていた専門書があるけど今は使っていない」そんな処分に困った本はありませんか?中には1000冊以上お持ちの蔵書家の方もいらっしゃると思います。

使わないけど、思い入れがあるから捨てるのも忍びない。そんな古本や古書、専門書の価値をしっかり把握し、査定を行ってくれる古本屋が東京書房です。

古書や専門書ってどうやって売ればいい?

買取のため行動すると「100冊以上の古書があるので、どうやって売ればいい」「インターネットで調べたらバーコードのない本は買取不可と書いてある」といった買取に関する疑問点がいくつも湧き出てきた。

さらに「BOOKOFFなど大手の古本屋でも買い取ってくれるのか?」といった店舗に関する問題も浮上した。

東京書房に疑問をぶつけてみた!

そこで、『本を捨てないで!』の合言葉のもと、昭和23年創業の老舗古本屋東京書房に助けを求めた。

現在は、実店舗は持たず、買取とインターネットを通して古書の販売を行う同店。その代表取締役でもあり、古本業界で20年以上活躍する和田達弘(わだたつひろ)氏に古書や専門書の買取に関する疑問を聞いてみた。

これって売れるの?高価買取ジャンルは?

ウリドキ:どのような古本の買取を行っていますか?買取方法についても教えてください。

和田氏:基本は専門書や古書がメインです。書籍なら戦前から江戸時代のものも募集していますし、CDやDVDも買い取ります。反対に最近の漫画や流行の本の買取は苦手です。その手のジャンルの本は大手の買取店の方が高値で買い取ってくれると思います。

 東京書房は 出張買取・宅配買取・店頭買取をやっているけど、依頼が多いのは出張買取かな。依頼冊数によっては全国にお伺いします。一番遠くだと福岡まで出張したこともあります。

東京書房_江戸本
江戸期・明治期の書物

ウリドキ:福岡!遠くまで買取されているんですね。どういった理由でお客さまは出張買取を依頼されますか?

和田氏:引っ越すから書棚を整理したい方や遺品整理として利用される方まで様々です。あとは蔵書家で本棚を整理したいというリピーターのお客さまもいらっしゃいます。
 
ウリドキ:比較的高く買い取ってくれるジャンルの本ってありますか?

和田氏:美術や芸術関係の専門書は高値で買取ができます。あとは戦前の本も高く売れる傾向にありますね。
 例えば数学の専門書は買取額が13万円になったりしますし、江戸期の本でも状態や内容によっては1万円から数百万円になる物まで幅広くあります。

ウリドキ:古いからと言って高価買取になるわけではないんですね。

東京書房_数学専門書
買取額が13万円になった数学の専門書(の一部)

和田氏:今はネット販売が登場していますよね。例えば…ベストセラー本とかは市場に飽和状態なので値段が決まっています。だから僕たちが本の値段を決めることはできない。反対に専門書などはあまり市場に出回っていないので、比較的自分たちで価格を決めることができます。
なので、お客さまの希望価格になるべく寄り添うことができます。流行り廃りもそれほど関係なく、比較的価格も安定していますし。

ウリドキ:専門書は勉強で使っていた人もいらっしゃると思いますが、本に直接書き込んだりラインを引いてしまった専門書でも買い取ってくれるのでしょうか?

和田氏:もちろん買取ります。でも多少買取価格は下がってしまいますが…
 バーコードやISBN(※1)がない本が必ずしも売れないわけではありません。買取の扱いをしていないお店ももちろんありますが、東京書房は買い取ります!

ウリドキ:ネットで調べると「バーコードがないとダメ」とか見かけたりします。

 和田氏:ネット検索って雑音が多いんですよね。情報も溢れかえりすぎていますし。例えばネットに『バーコードがついている書籍は買い取ります。』と“だけ”書いてあれば、それを読んだユーザーは「バーコードのついていない本は売れない。値打ちがない。」と思ってしまう。
 本を売りたいのに全く別の情報が出てきてユーザーが勝手に判断しちゃう。結果、本来価値があるものだったのに捨てられる。という悪循環になってしまいます。

ウリドキ:確かにネットの情報を鵜呑みにすることはよくあります。

(※1) ISBNとは

東京書房
出典:東京書房
 

(International Standard Book Number=国際標準図書番号)
雑誌や書籍の式別用に用いられる番号です。世界共通番号で日本では、これを基準に日本図書コードとして使用している。このコードをスキャンすれは「読者対象」「発行形態」「内容」などが即座にわかる。

これも売れるの?意外な価値ある品

和田氏:ネットでよく調べる人ほど良いものを捨てている気がします。

ウリドキ:ネットの情報って鵜呑みにしがちですもんね。

和田氏:それに、みなさんが意外と売れないと思ったものに価値があったりします。

 書籍以外のもので、例えば昔の映画のパンフレット。映画館の館名入りだと価値があります。東京の上映館より地方の上映館の館名入りだとさらに買取額が上がります。やっぱり地方だと数か少ないんですよね。古い映画だと半券やチラシも売れますし、映画は奥が深いです。

ウリドキ:もう存在しない映画館もありますもんね。

和田氏:そういう意味だと、戦時中の手紙とかもそうなります。手紙の消印があるものだったらその消印だけでも価値がありますし。満州の消印とかもう存在していませんから。ほかにも、ディーラーで貰える自動車のパンフレットや会社の社内報、社史も高く売れる場合があります。

ウリドキ:社内報も売れるんですか!

和田氏:当時の化粧品や食べ物、制服がいっぱい載っているので当時を知る資料として貴重で価値があります。

社内報などタダで貰ったもの(お金を出していないもの)って売れないと思い捨てる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。捨てる前に一度東京書房にどうぞ(笑)。

ウリドキ:歴史の教科書みたいな感じですね。だいたいどれぐらいの年代の物から価値があるのですか?

和田氏:古いものほど良いです。おおよそ50年前、1970年代から以前のものは状態とかにもよりますが、高価買取が期待できます。昔の週刊誌…例えば週刊プレイボーイや平凡パンチも価値があります。大衆誌も当時の世相を知る十分な資料になりますから。

困ったら呼んで欲しい。身近な買取店を目指して

ウリドキ:東京書房の強みを教えてください。

和田氏:鑑定力!大手だとデータ化されていないという理由だけで、捨てられてしまうこともあります。例えば美術展の図録とかは、大学の教授が画家について研究したり論文を書いているのにデータ化されていない。それだけで、価値がないものと判断されてしまう。そんなものが捨てられるのはダメ。勿体ない話で、僕らがそれを大手から買っていることもあります。

 「この書籍は売れない」と思い込んで捨てる人や「売りたくない」と思って捨ててしまう業者さんがいるのが現状です。そこには経験と鑑定力と目利きがないとダメだと思います。

ウリドキ:創業から70年以上の経験が生きているということですか。

和田氏:それもそうだけど、古本の職人になれとよく言っています。僕を含め東京書房の職員は古書組合(※2)に行っていろんな情報をもらってきます。

 古本組合に行くといろんな古本が観れるので勉強にもなります。あとはお客さまのところにいく普段の買取も経験だよね。どれだけ本を見たか。いろんな本屋さんと繋がっているというのも強みですね。今もこれからも勉強だと思います。

東京書房_露天販売
不定期だが、倉庫前で販売をおこなうことも

ウリドキ:買取を行う時これは絶対に守るといったポリシーみたいなものはありますか。

和田氏:お客さまのニーズに合わせた買取を心がけています。お客さまによっては値段がつく品物だけ引き取って欲しい。買取できるできない関係なく全部持っていって欲しい。など要望は様々です。
 他の書店さんが買取した後や値段が付かなかったもの、他の書店さんが入った後でも喜んで行きます。そうすると、意外と売れるものがあるんです。値段が付かなかったものも無料で引き取って古紙屋さんに持っていっています。

 本を見るとわかるんですよね。(持ち主が)こういう仕事をしていたとか、こんな悩みがあったんだなとか。だから、みなさん本に思いがあるから捨てられない。だから僕らの役目はそれを全力で引き上げる。

ウリドキ:大手の買取店との違いはお客さまとの距離感ということですか。

和田氏:痒いところに届き、お客さまに利益を与えやすい存在でありたい。きれいな新古本だと大手の古本屋さんの方が高く売れますよと正直に話すこともあります。

 訪問する社員を選べる指名制もあり、蔵書家でリピーターのお客さまがよく利用されています。他にも女性でも安心して利用できるように要望があれば女性社員を同行できるようにしていますし、希望があれば、古書や古本以外にも段ボールや古新聞も回収しています。

ウリドキ:まさに古本を通した社会貢献ですね。

和田氏:かもしれません。

(※2) 古書組合とは

古書組合_画像
出典:日本の古本屋
 

古書の市場を運営している組織。各都道府県に一つずつ存在する。
全国の古書組合は「全国古書籍商組合連合会」(全古書連)という団体を作り、全古書連加盟店であれば、全国どこで開催される市場であっても売り買いができることになっている。

買取以外にもできること

和田氏:買取以外にも、郵便局と協力して振り込め詐欺防止の手紙を出したりしています。資金は活動を知って寄付してくれる人もいますが、先ほど話した古紙屋さんで得た代金を手紙に当てたりもしています。活動を認められて、警察から感謝状をいただいたこともあります。

 あとは近所の小学生に向けた職場体験の実施もやりました。100名近くの応募が来て、全ての子の体験が終わるまで2ヶ月ぐらいかかりました(笑)

東京書房_体験学習
好評のうちに終了した職場体験の応募チラシ

ウリドキ:職場体験中は業務も止まると思いますが、どうしてそんな体験活動を実施したのですか?

和田氏:古本を寄付するボランティアはよく聞きますが、本当に活動しているのかわからない。僕らの活動は記録にも残るし実際にわかるといった利点があります。

それに、古本業界って縮小傾向なんだよね。古本業界だけじゃなくて新刊の書店も潰れている。僕らの世代では商売として成り立っているがこれからはそうはいかない。市場が活性化しないと尻すぼみになるから、小学生に体験してもらって本屋になりたい子が一人でも増えればと思います。そして、次の世代でも本屋や紙媒体が残るようにしたい。この取り組みはとても重要だと思う。

 この取り組みが、最終的に価値のある本が捨てられる世の中に近づくのを防ぐことにもなると思います。古い本だから価値がないと判断されて捨てられるなんて嫌ですから。

ウリドキ:本日はありがとうございました。

東京書房で本を売る方法

出張買取

東京、千葉県、埼玉県、神奈川県全域は100冊以上。その他の地域は2000冊以上の依頼なら自宅まで買取に伺います。出張費は無料で過去には福岡まで出張買取に伺ったことも!
下記のお問い合わせから電話かメールで連絡し、訪問の日程を決めます。

冊数が多い方なら遠方からも依頼できるのでたくさん本がある方以外にも遺品整理や、大学の研究室などの引越しなどを考えている方におすすめです。本の梱包や運び出しはすべて東京書房が対応するので、重たい古書を運ぶ苦労もなくなります。

宅配買取

50冊以上から利用可能。段ボール箱に本を詰めるだけなので、「出張買取に来てもらうほど書籍の数がない」「自宅に人を入れるのはいやだ」という方におすすめです。送料、査定料は無料ですが、もし値段に納得いかない場合の書籍の返送料は有料になるので注意してください。

店頭買取

直接店舗まで持って来る方法で、こちらも事前の申込み必要ですが、1冊から買取ができます。店舗まで出向く必要がありますが、その場で査定、すぐに現金が受け取れるメリットも。

お問い合わせ

メール 問い合わせ電話 問い合わせ

店舗情報

店舗名東京書房
電話番号0120-05-4646
各手数料出張費:無料、査定費:無料
支払い方法銀行振込もしくは現金支払
対象エリア東京、神奈川、千葉、埼玉(100冊以上から) ※2000冊以上なら全国
古物商許可番号神奈川県公安委員会許可 / 第452560006611号
査定士和田・松方・松岡
本社所在地〒216-0033 神奈川県川崎市宮前区宮崎3-9-11
店舗ページ公式サイト
その他特徴・条件店頭買取(1冊以上から)、宅配買取(50冊以上から)あり

まとめ

書き込みをしている専門書や他の買取店で値段がつかなかった古書でも査定をしてくれる店舗を変えれば、買取になる可能性があります。
値段がつかないからと処分してしまう前に、古書や専門書を一度、東京書房で見積もりをしてもらうのはいかがでしょうか。