エドワード グリーンとは？
エドワードグリーンは1890年に設立した靴のブランドで、靴職人のエドワード・グリーがオープンしたショップがその発祥です。
当時の靴は一般的に履き心地を重視していましたがそのスタイルは決して美しいものとは言えず、多くの人がおしゃれを考える上では大きな悩みの種でした。
エドワードはこの点に着目し、履き心地を重視しながら外見も美しく見せる技術の研究を重ね、その成果を発揮したものとして高い人気を博しました。
エドワードグリーンは1890年の創立以来そのスタイルを変えずに130年もの歴史を刻んでいるブランドです。
その間には1977年のアメリカ資本への売却、そして最終モデルの差し押さえなど様々なビジネス上の苦難も乗り切っており、紆余曲折を経て現在の地位を築いている点にも特徴があります。
アイテムの特徴
エドワードグリーンは、現代の紳士靴の定番ともなっているスワンステッチやグッドイヤーステッチなどはエドワードグリーンが創業当初から採用しているものです。
履き心地をそのままにしっかりとホールド感を与えるほか、そのステッチ自身がスタイルのアクセントとなり、美しい足本を演出するものとなっているため、多くの英国紳士に受け入れられ定番のスタイルとなりました。
エドワードグリーンは日本でも人気のブランドとなっており、靴に愛着を持つビジネスマンなどに広く愛好家が存在しており、現在でも様々なモデルを生み出している非常に希少なシューズメーカーとなっているのです。
買取価格
エドワードグリーンの靴は世界中で高く評価されているため、中古市場でも非常に高値で取引されるものが多くなっています。
概ね一般的には中古市場での靴の買取価格は定価の2割程度が多いのですが、エドワードグリーンの場合には人気モデルのチェルシーで状態が良ければ4割程度、ドーヴァーでも3割程度の価格が一般的です。
チェルシーのE82ラストストレートチップでは新品同様の場合は70,000円もの高値がついています。
チェルシーの場合には使用感のある物でも30,000円程度の値がつくことがあり、非常に高価買取が期待できるものとなっているのが特徴です。
またドーヴァー606ラストは70,000円程度の高値で買い取られることが少なくありません。
エドワードグリーンの買取価格が高い理由には、一足一足を職人が手作りで縫製をしている店にあります。
天然革を使用しているため、天候や気温によって革の状態が変化することから、その状態や変化を見越して縫製を行わなければならないため、職人の経験とカンが非常に影響を及ぼすのです。
エドワードグリーンは非常に秀逸な技術を持った職人が経験とカンで最適な状態の縫製を施すため、長期間使用しても型くずれせず、また履き続けても足元が緩んでしまうといったことがありません。
その履き心地の良さと疲れにくいところから多くのファンを獲得しており、中古でも手に入れたいと言う人が多いことから買取価格が非常に高まっているのが実態です。
おすすめの買取店3選
エドワードグリーンは日本国内でも非常に高値で取引されており、その流通量が少ないことからファンにとっては垂涎のものとなっています。
新品で購入したいと言う人も多いのですが、手作りであるためにオーダーをしてもなかなか手に入れることができないため、中古品でも手に入れたいと言う人が非常に多いのが特徴です。
しかしその一方で非常に現在では定番となっているスタイルを使用している外見のため、目利きのできない買取店では買取価格が低くなってしまうことも多く、そのためにしっかりと判定できるスタッフがいる専門店での買取を選ぶことが非常に重要となってきます。
エコスタイル
特徴
- 取り扱いブランドは20,000以上
- シーズン商品関係なく買取OK
買取店紹介
エコスタイルは様々なブランド靴の買取実績があるブランド品買取専門店で、エドワードグリーンの買取を強化しています。
最近ではブランド靴は非常に人気が高まっていますが、その中でもイギリスの定番のスタイルを貫いているエドワードグリーンは特に人気が高く、中古市場でも品薄の状態が続いていることから積極的な買取を行っているのが実態です。
おたからや
特徴
買取店紹介
おたからやはブランド品を高額買取することで知られており、ブランド靴も積極的に買取を行っています。エドワードグリーンはその中でも特に高額買取を行った実績のあるブランドで、非常に買取に力を入れているため高額買取が期待できるショップとなっています。
ブリング
出典：ブリング
特徴
買取店紹介
ブリングはメンズブランドの古着を中心に買取を行っている買取店ですが、ここでもエドワードグリーンは非常に人気です。
ブリングの価格が低かった場合には、状況に応じて買取価格をアップする仕組みもあるため高値買取が期待できるショップとなっているのです。
エドワードグリーンは紳士靴の基本的なスタイルを100年以上も守り続ける伝統的なブランドとなっており、多くのブランド靴買取店が積極的に買取を行っている点も特徴です。
しかし買取店によってその金額には違いがあるため、より高額買取を目指すためには実績の多い買取店を選ぶことが必要となります。
さらに靴の場合にはソールの状態やその他の状態により買取価格が変動することが多いため、これらの条件も踏まえて高値買取を行うところを選ぶのが非常に重要となるのです。
売る際の注意点
日常からケアをする
エドワードグリーンの靴を売る際には、査定時にできるだけ美しい状態にしておくことが重要です。
日ごろから手入れを確実に行い、常に美しい状態を維持することが売却する際の高値につながるため、心がけておくことが重要となります。
靴のメンテナンスは基本的には表面の皮革を良いコンディションに保つために、クリームを塗布したり布で磨き上げるといった工程をしっかりと行うことが重要です。
単に靴をきれいにしているだけと考える人も多いのですが、革靴の場合には革の状態を採用に保つために非常に重要な方法となっています。
革は非常に汚れに弱く、その状態で放置をすると汚れが内側に浸透してしまうので変形の原因となるほか、表面が変色してしまい汚くなってしまうことも少なくありません。
ソールの部分は使用するとすり減ってしまうため、定期的にメンテナンスをすることが重要です。
付属品は残しておく
エドワードグリーンの靴にはギャランティカードが添付されることが少なくありません。
このカードは大切に保管しておき、売却する際に一緒に提示すると査定額がアップすることが多くなっています。
箱も重要な添付品であり、売却時にあると高値となる傾向が高いので、これらの添付品はしっかりと保管しておくことが大切になります。
まとめ
エドワードグリーンは古くから多くの人に親しまれてきたビジネスシューズであり、英国紳士の身だしなみを端的に表現したものとしても非常に歴史のあるブランドです。
日本でもファンが多く、その履き心地と美しさからいちど手に入れると他のブランドには行けないと言う人も少なくありません。
そのため中古市場でも非常に高い人気を誇っており、取引価格も高騰している状態です。
非常に貴重なものであるため、履かない場合には複数の買取店に査定を依頼すると、思わぬ高値が出ることが少なくありません。
