ルイヴィトンの型番・シリアルナンバーを徹底分析してみた

  • 2022年3月24日

ブランド品のタグなどに数字が書かれているのを目にしたことのある方が多いのではないでしょうか。

一見ユーザーにとっては意味のない数字に見えますが、商品について理解する貴重の情報のひとつです。

今回は、ルイヴィトンのアイテムについて、主なアイテムの型番や型番からわかること、シリアルナンバーなどを解説します。ルイヴィトンの型番にどのような意味があるか気になる方はぜひチェックしてみてください。

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現行品ルイヴィトン型番一覧

型番は、ブランド品に関わらずさまざまなアイテムに付いている数字です。

ただ、ブランドやメーカーごとに表記が異なるので、あらかじめどのような型番が知っておくと良いでしょう。

ルイヴィトンの主な現行品の型番をまとめましたので、ぜひ確認してみてください。

  • トランク・メッセンジャー PM:M45727
  • トリオ・メッセンジャー:M69443
  • スティーマー・メッセンジャー:M57307
  • スコット・メッセンジャー:N50018
  • キーポル XS:M45788
  • ディスカバリー・バックパック PM:M57965
  • クルーザー・メッセンジャー :M57966
  • アルマンド・バックパック:M57959
  • ディスカバリー・バムバッグ PM:M45729
  • デュオ・メッセンジャー:M45730

ルイヴィトンの型番は刻印されていない

ルイヴィトンの型番は、公式オンラインストアなどには記載があるものの、商品には刻印されていません。

刻印されているシリアルナンバーであり、他のブランドと違って型番は刻印されていないことを覚えておきましょう。もし型番が刻印されているアイテムがあれば、それは偽物かもしれません。

刻印されているのは「シリアルナンバー」

上述したように、ルイヴィトンのアイテムに刻印されているのはシリアルナンバーです。シリアルナンバーは型番と混同されやすい番号ですが、両者は同じものではありません。

型番はモデルごとに付いた番号、シリアルナンバーは商品それぞれに付いた番号です。ルイヴィトンにおいては、製造番号がシリアルナンバーに使われています。

ちなみにルイヴィトンのアイテムをオーダーメイドした場合は、「AAS」という特別な記号がシリアルナンバーに付きます。

ルイヴィトンのシリアルナンバー確認方法

ルイヴィトンのシリアルナンバーは、アイテムによって確認できる場所が異なります。

チャックが付いているバッグやポーチの場合は、チャックの近くの裏地に刻印・印字されていることが多いです。

トートバッグなどの場合は、内部のタグにシリアルナンバーが刻印されています。また、財布やキーケースなどの小物には、内側の縫い目の近くに刻印されているケースが多いです。

シリアルナンバーでわかること

ルイヴィトンのシリアルナンバーは、アルファベット+数字4桁で構成されています。

  • 製造された国
  • 何年に作られた製品なのか

製造された国

アルファベットの部分は、製造された国・工場を表しています。国別に割り当てられたアルファベットは以下の通りです。

  • フランス:AA、AC、AH、AN、AR、AS、A0、A1、A2、BA、BJ、BU、CT、DU、ET、FL、LW、MB、MI、MS、NO、RA、RI、SL、SN、SP、SR、TA、TH、TJ、TN、TS、VI、VX、AAS
  • スペイン:CA、GI、LO、LB、LM
  • アメリカ:FC、FH、LA、OS、SD
  • スイス:FA、D1
  • イタリア:CE、FO、RC、BO、BC、RE、MA、TD
  • ドイツ:LP

何年に作られた製品なのか

数字は、製造された年を表しています。1980~84年までは数字だけの表記でした。例えば、「881」だった場合は88年1月という意味になります。

1985~88年からアルファベット+数字の組み合わせになりました。「AA881」であれば、フランスで88年1月に製造されたと読み取れます。

1990~2006年のシリアルナンバーは読み方が異なります。「AA0045」の場合、1番目と3番目の数字「04」が月、2番目と4番目の数字「05」が年を表すので、フランスで2005年4月に作られたものとわかる仕組みです。

2007年からは製造月が週単位で表記されるようになりました。先ほどと同じ「AA0045」であれば、1番目と3番目の数字「04」が週になるので、2005年4週と読み取る必要があります。

シリアルナンバーがないのは偽物?

ルイヴィトンのアイテムにシリアルナンバーがない場合、偽物かもしれないと思う方がほとんどでしょう。確かにシリアルナンバーがないものは怪しむ必要がありますが、必ずしも偽物とは限りません。

シリアルナンバーがない正規品が一部あることがわかっており、製品によってはシリアルナンバーが無くても本物です。

今後シリアルナンバーがないアイテムが増える可能性もあります。シリアルナンバーだけで真贋を判断せず、信頼できる販売店や買取店で確かめるようにしましょう。

まとめ

ルイヴィトンのアイテムには、型番は刻印されておらず、シリアルナンバーが刻印されています。

アイテムによって、チャックの部分やタグ、縫い目などに刻印されているので、自分で確かめることが可能です。

もしシリアルナンバーがなくても、必ずしも偽物ではありません。シリアルナンバーのない正規品もあるので、焦らず信頼できるお店で確かめることが大切です。

シリアルナンバーの意味も正しく理解し、まずは持っているアイテムから確認してみましょう。

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