カプコンから2004年3月11日に発売され、続々とシリーズを増やし続けている大人気ゲーム『モンハン(モンスターハンター)』。
ここ1か月、コンスタントに最高値及び平均相場の価格が下落し続けています。いったいモンハンに何が起きたのでしょう? 買取価格変動における興味深いメカニズムを分析したいと思います。
買取価格の動向詳細に注目!
(※画像:2015/12/16更新 旧:2015/12/09)
価格動向を分析!
1か月前の2015/11/9時点で2178円の最高値だった「モンスターハンター4G[3DS]」。2015/11/17に2000円を割り、その後もコンスタントに下落を続けています。
2015/12/08の時点で1100円まで落ち込みました。約1か月でほぼ50%の買取価格になってしまいました。
買取市場の舞台では継続して価格が変動し続ける場合、何かしらの理由が潜んでいると考えるのが常識です。そこに注目してみたいと思います。
下落の理由とは?
大人気にも関わらず値段が下がってしまった理由とは何でしょうか?その理由はモンハンシリーズの新作「モンスターハンタークロス(MHX)」の発売が原因です。
2015年11月28日発売の前後に及び影響しています。シリーズ新商品が発売されると、過去の商品の買取価格に変動が起こります。
価格が上がるか下がるかは一概には言えませんが、動きが生じるわかりやすい要因の一つです。
とくにゲームの場合、新作が出ると旧作を売りに出してしまう傾向があり、買取業者でも飽和状態となってしまうことから、価値がグッと下がってしまう傾向が見受けられます。この商品に関しても然りです。
新作「モンスターハンタークロス」の魅力に迫る!
商品詳細
「モンスターハンタークロス」は、前作「モンスターハンター4G(MH4G)」の2014年10月11発売から約1年、続編として2015年11月28日カプコンよりリリースされました。
パッケージ版とダウンロード版の単品に加え、スペシャルパックも同時発売されています。スペシャルパックは、オリジナルデザインのNewニンテンドー3DS LL本体と、パッケージ版がセットになったものです。
とくに、ウリドキとしては「オリジナルデザインのNewニンテンドー3DS LL本体」に注目!
本作で増えた4大メインモンスターをデザインしたモンハンフリークにはたまらない仕様となってることや、数量限定の希少価値にも今後期待が高まります。
評判はいかに?
本作品ではじめて起用される様々なハンティングアクションの他、ゲーム内で出てくる「モウイチドングリ」さえあれば、体力がなくなっても復活できる「ニャンターモード」の搭載など、新しい魅力にが駆使されています。
販売店側から見てみますと、95%以上の消化率~品切れ店も続出するなど、言うまでもなく好調なスタートとなりました。
1週間で約152万本の圧倒的セールス!ソフト販売ランキングではもちろん1位を獲得しました。(アスキー・メディアワークス事業局調べ)
まとめ
前作「モンスターハンター4G」の価格が今後上がるか?という視点では、継続品がリリースされるゲームの性質上、今が一番の売り時と言えるかもしれません。
第1弾の発売から早いもので10年以上が経ちました。販売数も加速する中、新作の販売数がどこまで伸びるか?今後の動きに注目したいところです。