瑪瑙(メノウ)に込められた意味とは?種類・効果・価値についても

  • 2024年1月5日

瑪瑙(メノウ)は、ものによって独特な色彩を持つ個性的な天然石で、ネックレスや数珠に使用されることも多いです。なかには、「石言葉の意味や効果について気になる」と感じる方もいることでしょう。

この記事では、込められた石言葉としての意味や、具体的な効果についてまとめました。また、宝石としての価値やどのような種類があるのかもお伝えします。記事の後半では、瑪瑙が使用されているおすすめのネックレスも紹介するので、ぜひチェックしてください。

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瑪瑙(メノウ)とは?



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さまざまな表情をもつ瑪瑙は、断面が馬の脳に似ているため「瑪瑙」と名づけられました。瑪瑙は細かい石英の結晶で成り立っており、世界各地で産出されている鉱物です。その多様な色彩や縞模様が特徴的で、個性的な美しさがあります。

また、古くから魔除けの石としても知られており、装飾品などとして用いられてきました。瑪瑙の見せる個性的な模様や瑪瑙の石言葉によって、現在も人々に愛されている天然石です。

アゲートやカルセドニーとの違い

日本では瑪瑙と呼ばれていますが、英語名では瑪瑙が産出されたイタリアの「アカーテ川」に由来し「agate(アゲート)」と名づけられています。アゲートは瑪瑙と同じ鉱物なのです。

一方で、カルセドニーは日本で「玉髄(ぎょくずい」と呼ばれています。両者とも同じシリカで構成されていますが、違いとして挙げられるのは「縞模様かそうでないか」という点です。アゲートは縞模様であり、対してカルセドニーは縞模様ではありません。

瑪瑙(メノウ)に込められた意味・効果

古き時代より人々に親しまれてきた瑪瑙は、仏教で「七宝」のひとつとされており、魔除けの石としても大切にされてきました。そのため、印章や装飾品、容器などさまざまなところで用いられている天然石です。

パワーストーンとしての効果は、リラックス効果や心身にエネルギーを満たしバランスを整える力があるとされ、所有する人にヒーリング効果をもたらすと信じられています。

また瑪瑙は、さまざまな結晶が集まってできた結晶体である由来から、人との絆を強めたり、人間関係を良好に保ったりする効果があるともいわれてきました。

石言葉は「共生・調和・勇気・健康」。瑪瑙の特性である多彩な色彩により、異なる石言葉がつけられている場合もあります。

基本的に身につける人をよい方向へ導く意味が込められているので、自分のニーズに合った瑪瑙を探すのも楽しいでしょう。

瑪瑙(メノウ)の宝石としての価値

瑪瑙は、同様の石英から構成されているとは思えないほどの多様な色や縞模様をしています。そのため、宝石としてさまざまな用途がある魅力的な天然石です。

そのなかでも価値のある瑪瑙の条件は、色のむらがなく縞模様がバランスよく構成されていること。この点をクリアしている瑪瑙は価値が上がります。瑪瑙は手が届かないほど高価なものではないので、手に入れやすい宝石でしょう。

瑪瑙(メノウ)の種類

同じ瑪瑙であってもその種類は豊富に存在します。瑪瑙は世界各地で産出される鉱物であり、模様や色などその土地によりさまざまです。

ここでは、代表的な瑪瑙を紹介します。パワーストーンとして込められた意味も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

レッドアゲート(赤メノウ)



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レッドアゲートはアメリカやインド、イタリアなどで現在も産出されており、古くから知られる種類のひとつです。鉱物を熱処理するときに赤く発色したことから、偶然発見されたといわれています。

炎を連想させるレッドアゲートには、健康や長寿、成功などの意味が込められており、別名では「真実の石」と呼ばれることも。孤独感や気分が落ち込んだときのネガティブな感情を、回復するサポートをしてくれると信じられています。

ブルーアゲート(青メノウ)

青く染められたブルーアゲートは、理性や知性に関係する意味が込められています。思考力を高め、持ち主の才能を引き出したり、集中力を高めたりするとされているのです。

受験のお守りや、仕事でステップアップしたいときのお守りとしてプレゼントをすると喜ばれそうな天然石ですね。日本でよく知られている勾玉は、古代よりこのブルーアゲートを用いて作られていました。



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ブルーレースアゲートの特徴は、淡い水色にきれいな縞模様が入っていることです。チベット人はブルーレースアゲートを蓮の花として見立て、「神の石」と呼び崇めていたそうです。

ブルーレースアゲートは高ぶる気持ちをおさえ、所有者に安らぎを与えるといわれています。穏やかな気持ちで満たされたいときは、この天然石を握りしめてみると気持ちが落ち着くかもしれません。

現在ブルーレースアゲートは、美しい縞模様をはっきりと表したものが減少しているため、その価値が高まっています。

グリーンアゲート(緑メノウ)



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グリーンアゲートは、ブルーアゲート同様に勾玉として古くから利用されている瑪瑙です。さらに、古代エジプトやローマでは治療薬としてさまざまな人が使用していました。

グリーンアゲートはほかの瑪瑙よりも、他者との結びつきを強くするといわれています。それは、グリーンアゲートが所有者の心を豊かにし、優しい気持ちを育くむとされているため。人間関係を円滑にしたい方や、ストレスから守ってほしいときは、グリーンアゲートを選んでみましょう。

サードオニキス(紅縞メノウ)



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サードオニキスはオレンジや白、赤色の色彩が入った縞模様の瑪瑙です。「オニキス」という名前がついていますが、日本では縞模様のある赤い瑪瑙を指します。

サードオニキスに込められた意味は、夫婦円満や和合。恋人や夫婦の仲を安定させたり、よい人間関係を引き寄せたりする瑪瑙といわれています。また、強力な守護を持つとされているので、厄除けのお守りにもなる天然石です。

苔メノウ



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苔メノウはきれいな「苔色」を連想できることから「モスアゲート」とも呼ばれています。
その色彩から感じられるように、森林浴同様の効果があるとされ、心身の安定や清らかさを取り戻すサポートをするといわれている瑪瑙です。

古き時代には「農業の守り神」と崇められ、豊穣を願う儀式に使われていました。また、子宝を望むときや子孫繁栄のお守りとしてもおすすめです。

ファイヤーアゲート



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ファイヤーアゲートは、何種類かの物質が層状になって重なることにより、光を虹色に反射します。炎を連想させる縞模様をしており、瑪瑙のなかでも希少価値が高い天然石です。

ファイヤーアゲートの石言葉は、厄除けや勇気を与える力とされています。見ているだけでもエネルギーをもらえるファイヤーアゲートは、ネガティブな気持ちの切り替えをするサポート役としておすすめです。

瑪瑙(メノウ)のおすすめネックレス10選

瑪瑙が持つ意味は共通していても、こうして種類ごとに見てみるとさまざまな特徴や願いが込められていることがわかりますね。

この章では、瑪瑙のネックレスを10個に厳選して紹介。お気に入りの瑪瑙と出会うきっかけになるよう、特徴も解説します。

レッドアゲート 1粒 K16GP ネックレス

レッドアゲートをゴールドのワイヤーで包み込んだ、ファッションのワンポイントにもなるネックレスです。赤色のアクセサリーと考えたとき、少し派手ではないかと考える方もいるのではないでしょうか。

レッドアゲートは赤色というよりも、落ち着いた深紅色をしています。そのため派手ではなく、むしろ所有者の魅力を引き出す色彩でしょう。

レッドアゲート 勾玉 ネックレス

レッドアゲートには健康や成功という石言葉のほかに、ネガティブな気持ちを切り替えるサポート効果もあるといわれています。深い赤色をたたえたレッドアゲートを首元に飾ると、自然と元気がわいてくるかもしれません。

こちらのネックレスは「三種の神器」と呼ばれる勾玉を、レッドアゲートでモチーフにしたもの。程よいサイズ感なので、毎日身につけられるお守りにおすすめのネックレスです。

グリーンアゲート 十字架 ネックレス

所有者の心を豊かにするといわれているグリーンアゲートを、十字架の形にデザインしたネックレス。透き通ったグリーンが心を清らかにしてくれるようですね。

十字架はファッションとしても、比較的、日常生活のなかでも身につけやすい
モチーフでしょう。グリーンアゲートは、ストレスから自分を守る効果もあるとされるため、毎日身につけたいネックレスです。

グリーンアゲート イエローゴールドネックレス

グリーンアゲートは、人との結びつきを強める天然石とされています。信頼関係を築くのが苦手だったり、ストレスを感じやすかったりする方には心強いものとなるでしょう。

2〜2.5ミリのグリーンアゲートが連なったこのネックレスは、さわやかなグリーンが心を軽くしてくれそうです。また、そのシンプルなデザインは年齢問わず気軽に身につけられます。

ブルーアゲート ニッケルフリー ネックレス

ブルーアゲートは思考力を高め、才能開花や集中力アップのサポートをしてくれる天然石として知られています。こちらのネックレスはそのブルーアゲートを約6mmにカットし、5連につなげたもの。

小粒のブルーアゲートが並ぶ姿はとても愛らしく見えますね。ネックレスのテールの先にも、トップと同じサイズのブルーアゲートをあしらっているので、後ろ姿もおしゃれで美しい印象に仕上がるでしょう。

ブルーレースアゲート 平安扣ネックレス

「神の石」と崇められていたブルーレースアゲート。所有者を穏やかな気持ちに導くとされるように、その色彩はとても優しい印象ですね。

きれいな縞模様が入ったこちらのネックレスは、優しい印象そのままに淡い水色をたたえ、主張しすぎないのでどんなファッショにも合います。日常使いとしても、フォーマルなシーンでも活躍するネックレスです。

ブルーレースアゲート バロック調 ネックレス

ブルーレースアゲートは、その色合いのため身につけやすい瑪瑙です。淡い水色に入った縞模様がそれぞれの表情を見せてくれるでしょう。

こちらのネックレスは、ドロップ型モチーフのブルーレースアゲートをバロック調の枠で包みこんでいます。ブルーレースアゲートの神秘性が増した、素敵なデザインをしたネックレスです。

サードオニキス 淡水パール ネックレス

夫婦円満やよい縁を引き寄せるといわれるサードオニキス。色味は、赤色よりもオレンジ色に近いものがあり、このネックレスのように何粒か集まっても主張しすぎず自然と馴染むでしょう。

連なる淡水パールにも「厄除け」「恋の宝石」の石言葉があります。夫婦や恋人の仲を安定させるサードオニキスと、淡水パールの組み合わせでより強力なサポートが期待できそうですね。

モスアゲート ティアドロップ ネックレス

身につけていると、森林浴と同じ効果があるといわれている苔メノウ。心を落ち着かせる深いグリーンが、疲れた心身を包み込んでくれるようです。

このネックレスは、苔メノウをティアドロップ型でデザインしたもので、より自然を連想できます。水草を内包したような苔メノウが、所有者の心を安らげてくれるでしょう。

ファイヤーアゲート ドロップ型 ネックレス

希少価値が高く、それゆえに美しさも際立つファイヤーアゲート。虹色の輝きをその身に宿す不思議な天然石です。勇気を与えるとされるファイヤーアゲートは、身につけるだけでもパワーをもらえそうですね。

希少な天然石のため瑪瑙のなかでも高価ですが、その存在感は特別。ドロップ型に仕上げたファイヤーアゲートが首元をエレガントに飾ります。

瑪瑙(メノウ)はヒーリング効果が高い

瑪瑙の石言葉の意味や効果、瑪瑙の種類について解説しました。宝石として価値を持つ瑪瑙には、ここで紹介したほかにもさまざまな種類が存在します。種類により効果が異なるとされていますが、瑪瑙は総じてヒーリング効果が高い天然石です。

疲れた心身を癒す効果や、穏やかな気持ちに導く効果など、人に寄り添った癒しのパワーが古くから愛される瑪瑙の魅力のひとつなのでしょう。

この記事を参考に込められた石言葉をチェックしながら、自分に合った瑪瑙を探してみてください。

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