電子レンジの処分方法を有料・無料別で紹介！処分する際の注意点も

「電子レンジってどうやって処分するの？」といった悩みを持つ方は多いでしょう。粗大ごみに出していいのか、それとも回収業者に頼むほうがいいのかなど、処分方法に迷いますよね。処分方法は複数あり、それぞれメリットやデメリットがあります。

「とりあえず粗大ごみかな？」と考える人もいるかと思いますが、実は自治体によって分別や回収方法は若干異なります。知らないまま処分してしまうと不法投棄になる恐れがあるため、まずはしっかり確認するようにしましょう。

本記事では、電子レンジの正しい処分方法を、有料と無料に分けて紹介しています。有料で処分するほうが確実ではありますが、なかにはなるべくお金をかけずに処分したいという方もいるでしょう。

各方法について確認し、自分にあった方法がどれかを考えてみてくださいね。

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電子レンジは粗大ごみ？不燃ごみ？

電子レンジを捨てたい場合に迷うのが、粗大ごみとして出してよいのか、不燃ごみとして処理すべきか、という点ではないでしょうか。

一般的には、電子レンジを粗大ごみとして扱う自治体が多いようです。しかし地域によっては、不燃ごみとして扱うことも。

電子レンジを捨てたいときは、まずお住まいの地域の処分ルールを確認しましょう。

電子レンジは「小型家電リサイクル法」に従って処分する

電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象で、処分の際はルールに即した方法で捨てる必要があります。

「小型家電リサイクル法」とは、家電製品に含まれる鉄・銅・レアメタルなど、再利用できる有用金属をリサイクルするための法律。手放す場合、リサイクル料金などはかかりませんが、自治体の処分方法に従わなければいけません。

自治体ごとに、粗大ごみ、不燃ごみ、専用ボックスや窓口回収などルールを定めているので、適切な処分が必須です。

【有料】電子レンジの処分方法

電子レンジの処分方法はけっしてひとつではなく、複数の方法から都合の良い捨て方を選ぶことが可能です。

ここでは有料の電子レンジ処分手段をご紹介。自分に合った方法がないか、確認してください。

自治体の戸別収集に申し込む

電子レンジを捨てる場合、もっとも一般的なのは自治体の戸別収集に申し込む方法。各自治体へ問い合わせれば、電子レンジの適切な処分方法を教えてくれるはずです。

粗大ごみとして処分する地域や、不燃ごみに出せる自治体など、その方法はそれぞれ。

収集日や回収場所も異なるので、電子レンジの捨て方が分からない場合は、まず自治体の処分方法を確認しましょう。

粗大ごみで戸別収集してもらう流れ

自治体が、電子レンジを粗大ごみとして回収する場合、流れは下記のようになります。

まずは自治体の粗大ごみセンター等へ問い合わせ。問い合わせ先はインターネットで確認できます。

問い合わせを行えば、担当者が処理に必要な金額を教えてくれるので、その金額分の処理券を購入。処理券はコンビニなどで購入することが可能です。

その後、購入した処理券を捨てたい電子レンジに貼付し、収集日に指定場所へ出します。

自治体ごとに細かな手順は異なりますが、おおよそ上記のような流れで粗大ごみとしての処分が行えるでしょう。

ごみ処理施設に持ち込む

電子レンジを自分で運搬する手段があれば、ごみ処理施設に持ち込んで処分することも可能です。

まずは各自治体の窓口へ、電子レンジの持ち込みを申し込みましょう。すると手数料が教えてもらえるので、その分の納付券を購入・貼付してください。

貼付後、予約日に指定の場所へ電子レンジを持ち込みます。持ち込みの際、身分証明書の提示を求められることもあるので、忘れず持参しましょう。

自分で電子レンジを運べる場合や、急いで処分を完了させたいときは検討したい方法です。

家電量販店で処分する

不要になった電子レンジを、家電量販店で処分してもらう方法もあります。

基本的に有料ではありますが、自治体へ申し込んだり、持ち込んだりしなくてよい点は手間がかからずメリットと言えます。

店舗によって受付条件や費用が異なるので、確認しておきましょう。

ヤマダ電機

ヤマダ電機は、電子レンジをはじめとする「小型家電リサイクル法」対象品の回収を実施しています。

自分で店舗に持ち込む方法のほか、自宅に回収に来てもらうことも可能です。ただしその場合別途費用は必要です。

また、条件をクリアしていれば最大2,000円で下取りしてくれることもあるので、外観の損傷などがない電子レンジを手放す場合は、ヤマダ電機の回収を検討した方が良いでしょう。

ケーズデンキ

ケーズデンキは、リサイクル料金2,200円を支払えば、電子レンジの引き取りを行ってくれます。ただし、新しい電子レンジの買い替えを行わず、自宅までの回収を依頼する際は、別途出張料金が必要。

また、ケーズデンキでは「買い替え応援下取りキャンペーン」と称して、他店で購入した電子レンジなどを回収してくれることもあるので、チェックしておきましょう。

エディオン

エディオンでは、事前に問い合わせを行うことで、電子レンジを550円で引き取ってもらうことが可能。縦+横+高さの合計が120㎝以下で、重さが10㎏以下の電子レンジであることが条件です。

また、「宅配便リサイクル」サービスを利用すれば、指定した日に小型家電を回収してもらうこともできます。まずは最寄りの店舗へ問い合わせてみましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼し、電子レンジを引き取ってもらうことも可能です。

不用品回収業者を利用するメリットは、申し込み手続きや指定場所への運搬といった、手間がかからない点。回収まで業者が対応してくれるので、手軽に電子レンジを手放すことができます。

ただし、業者によっては違法な方法で処分を行ったり、高い費用を請求してきたりすることもあるので、依頼先は慎重に選びましょう。

【無料】電子レンジの処分方法

電子レンジを処分する際、費用をかけたくない人も多いでしょう。捨て方によっては、無料で電子レンジを手放すことも可能です。

ここでは無料で電子レンジを処分する方法について解説します。

リサイクルショップや買取業者に出す

リサイクルショップや専門の買取業者に、不要な電子レンジを売却できます。買取が成立すれば、費用どころか買取価格を現金で受け取れます。

ただし、買取してもらえる電子レンジには条件が設定されていることが多く、年式が新しいものや状態がきれいなもの、付属品や箱が不足なく揃っているものなどでないと、買取不可となることも。

また買取額は業者や店舗によって異なるため、複数店舗の査定額を比較するのがおすすめです。

フリマアプリなどで販売する

フリマアプリなどを利用し、不要になった電子レンジを販売することも一つの方法です。

フリマアプリで販売する場合、価格は自分で設定でき、安く買いたたかれるなどの心配がありません。

ただし、一定の需要、保存状態を保っている品物でないと売れにくいほか、購入されるまで在庫を抱えるなどのデメリットがあります。

また、購入者との間でトラブルなどが発生する可能性も無いわけではありません。

身近で欲しがっている人に譲る

電子レンジは生活の中で使用頻度が高いため、身近で欲しがっている人がいるかもしれません。そのような人に譲渡すれば無料で手放せるだけでなく、相手にも喜ばれるでしょう。

新生活を始める人や、一人暮らしを検討中の親戚、あるいは勤め先や団体など、意外と電子レンジを必要としている人は多いです。

「ジモティー」などのサイトを利用すれば、近隣で電子レンジを欲しがっている人に売却・譲渡することも可能。ぜひ検討してみましょう。

電子レンジのおすすめ買取業者3選

電子レンジを無料で手放す方法として挙げられる、買取店への売却。

ここでは、家電の買取実績も豊富な買取業者3選を紹介します。手放したい電子レンジが比較的きれいな状態であれば、これらの買取店を利用するのはおすすめの方法です。

※口コミ評価はウリドキやその他サイトの情報を参考にしています

バイセル【PR】

出典：バイセル

公式サイト

特徴

• 全国に店舗展開
• 大型ECサイトなど販路を多数保有
• キズのある家電も買取相談可

買取店紹介

バイセルは東京、神奈川、埼玉、千葉といった関東のほか、大阪や愛知、宮城にも店舗を構える大型買取専門店です。買取対象品も幅広く、それぞれの分野に経験豊富な査定士が在籍。確実かつ高額な買取を実現しています。

大型ECサイトなど、買取品の再販ルートも数多く保有しているため、ほか買取店以上の高額査定が期待できるでしょう。

電子レンジをはじめとする家電も買取強化商品としており、実績も多数。さらに多少の傷や、汚れがあっても買取ができる可能性を謳っています。

他の店舗では買取を受け付けてもらえなかった電子レンジも、あきらめずバイセルに相談してみて下さい。予想以上の買取額がつくかもしれません。

買取実績

• LEICAのカメラを数点：300,000円
• Dior、VUITTON、COACHなど：64,000円
• BVLGARI、GUCCIなど：61,200円

出典：カメラ買取実績｜バイセル、ブランド品買取実績｜バイセル

店舗情報

買取屋さんグループ

出典：買取屋さんグループ

公式サイト

特徴

• 全国対応可能
• 買取品目の広さは業界トップクラス
• 早い！高い！がモットー

買取店紹介

買取屋さんグループは全国に25店舗を構える買取専門業者。関東はもちろん、札幌から福岡まで、全国で利用が可能です。

買取ジャンルも幅広く、楽器やオーディオ、カメラ、PC、ゲーム、洋服などのほか家具・家電も強化買取。買取品目の広さは業界最高クラスです。

「早い！高い！」をモットーに、家にあるものをなんでも買取してくれるので、引越しや断捨離など、大量の品物を一気に買取に出すことも可能。電子レンジをはじめとする家電も、ぜひ相談してみてください。

買取方法も店頭買取に加え、出張買取や宅配買取にも対応。都合に合わせて、買取方法が選べます。

店舗情報

セカンドストリート

出典：セカンドストリート

公式サイト

特徴

• 全国800店舗超
• 年間買取数7,000万点
• 家電の買取実績も多数

買取店紹介

セカンドストリートの店舗数は全国800店舗以上。年間7,000万点もの買取実績を持ち、あらゆるジャンルの品物に豊富な買取実績を持っています。

独自のバイヤー試験に合格した専門のスタッフが査定を担当し、品物の正確な価値を鑑定。買取方法も店頭買取はもちろん、出張買取、宅配買取にも対応しているため、都合に合わせて買取方法が選べます。

セカンドストリートは家具・家電の買取実績も多数。電子レンジの買取も数多く行っているため、高額買取を望む人は、ぜひセカンドストリートの買取額も確認しておいてください。ホームページを見れば、家電の買取実績を多数公開しているので、参考にすると良いでしょう。

買取実績

• TOSHIBA石窯ドーム(過熱水蒸気オーブン)ER-WD7000(K)2021年モデル30L：50,000円
• SHARPウォーターオーブンHEALSIO AX-AS500：15,000円
• Panasonicオーブンレンジ NE-FS300 2020年製：6,500円

出典：電子レンジの買取実績｜セカンドストリート

店舗情報

電子レンジを処分する際の注意点

ここでは電子レンジを処分する場合に押さえておきたい注意点について解説します。

自分に合った処分方法を行うために、電子レンジ処理に関する知識をしっかり身に付けておきましょう。

家電リサイクル券は不要

エアコン、冷蔵庫、洗濯機やテレビは「家電リサイクル法」の対象で、処分の際はリサイクル券が必要です。

それに対し電子レンジは「小型家電リサイクル法」の対象。この法律は金属を再資源化することを目的として、2013年に施行されました。

「小型家電リサイクル法」の対象品は、処分する際リサイクル料が不要です。電子レンジを捨てる際も、リサイクル券などを購入する必要がないことは、覚えておくと良いでしょう。

自治体ごとのルールを確認する

電子レンジをごみとして処分する方法は地域によってさまざまですが、最終的には各自治体の処分ルールに従う必要があります。

粗大ごみとして処分する自治体が多い一方、不燃ごみとして出せる地域や、独自の回収ボックスを用意している自治体、期間を定めて回収している自治体も。

回収場所や、回収のタイミングも地域ごとに異なるため、電子レンジを捨てたい場合は自治体への確認は必須事項と言えます。

買取に出す時は対象品かどうかをチェック

不要な電子レンジを手放す場合、買取店へ売却するのは有効な方法です。処分費用が不要などころか、買取金額を得ることもできます。

ただし、買取店は買取った電子レンジの再販を想定している場合が多く、どんな電子レンジでも買取ってもらえるわけではありません。

売りたい電子レンジが買取店の対象となっているかどうかは、事前に確認しておいた方が良いでしょう。製造経過年やメーカーなど、買取対象が絞られる可能性があります。

使える電子レンジはお得に処分できるかも

この記事では電子レンジを処分したい場合の対応方法を、有料、無料に分け解説しました。

電子レンジの処分は自治体にもよりますが、有料となることが多いです。ただし、処分方法を工夫すれば、無料で手放すことも不可能ではありません。

とくに現状使用が可能な製品や、製造されてからの期間が短い製品の場合、買取に出すことも可能です。

手放したい電子レンジの製造年や状態、メーカーなどを確認し、適切な処分方法を選択しましょう。