結婚する、引っ越しする、一人暮らしを始めるなど、新生活をスタートさせる時に、一番最初に購入する生活必需品が冷蔵庫です。冷蔵庫は、生活環境や家族の数に合わせた容量で買い替えや処分を検討する事が多く、一人暮らしをスタートさせる場合は、小型の冷蔵庫をリサイクルショップで探す人も少なくありません。
近年の冷蔵庫の寿命は、部品の強度や耐久性を低くして製造コストを極限まで下げるため、一般的に8~10年くらいだと言われています。新品で購入して長く使っていると、そろそろ寿命かな・・と思うことはありませんか?
保証期間内で無料もしくは安く修理できるなら、修理して使い続けるのも良いですが、保証書を紛失したり期限切れなら、買い替えも選択肢に入ってきます。
そこで考えるのが、壊れた冷蔵庫はどうしたら良いか? ですね。
廃棄するか買い替えか、方法を間違えば刑罰の対象になってしまう冷蔵庫の処分方法についてまとめました。
壊れた冷蔵庫を売却する時の注意
処分費用がかかると思っていた冷蔵庫の処分も、リサイクルショップが買取してくれるとなれば、「いくらかお金が入る」と誰でも期待を持つでしょう。もしも、売りたい冷蔵庫が新しいモデルで正常に機能するものなら、何も問題なく、上手くいけば予想以上の高値が付く可能性もあります。
ですが、壊れた冷蔵庫や買取対象外の古い型式のものなど、処分費用を節約して軽い気持ちで廃棄業者に依頼すると、知らず知らずのうちに違法行為に荷担することにもなりかねません。
犯罪に巻き込まれないためにも、予測できるトラブルを事前に覚えておきましょう。
- 買取できないモデルがある
型式が古い・故障品など、再販できる可能性が低い冷蔵庫は、買取不可となるケースがほとんどです。
- 引き取り手数料を請求される
買取できない冷蔵庫を引き取る条件として、引き取り料・手数料を請求されることがあります。
- 「無料回収」が無料ではない
無料回収だと思って依頼したところ、「出張費」「申請代行費用」「スクラップ処理代」など、別の名称で費用を請求されたというケースがあります。
- 違法の回収業者だった
家電製品の中にある再生資源となる部品を取った後、不法投棄をするという違法業者が存在します。
素人では見極めが難しいですが、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか、もしくは市区町村の委託業者かを事前に確認するようにしましょう。
良く間違うのに「産業廃棄物の許可」「古物商の許可」がありますが、これらの許可では冷蔵庫の回収はできません!
壊れた冷蔵庫買取のおすすめ店紹介
家電高く売れるドットコム

東京・横浜・埼玉・名古屋・大阪・神戸・福岡と、全国に7店舗を構える家電買取の専門店。宅配買取や店頭持ち込みができない大型冷蔵庫は、出張買取が便利です。部屋からの運び出しもスタッフがしてくれるので、重量のあるものを売却したい女性にも安心です。
土日祝日も出張買取対応可能、午前・昼過ぎ・夕方・夜など、出張日程も細かい時間指定も可能なので、引っ越し間際で忙しい時にも、柔軟に対応してもらえます。冷蔵庫以外の家電もまとめて売却したい時にもおすすめです。
売買コムズ

一人で運べない重量物も、ヤマト運輸の「らくらく家財便」で部屋から搬出。梱包の手間がかからない「らくらく買取」が便利な売買コムズ。3ドア以上~ファミリータイプの大型冷蔵庫なら、5,000~80,000円、一人暮らしに最適サイズの2ドアタイプは、2,000~25,000円で買取可能です。
他店との相見積もりも歓迎、他店よりも査定額が低かった時には、交渉次第で最高額を提示してもらえます。
宅配買取は日本全国、出張買取は、兵庫・大阪を中心に、京都・奈良・和歌山・滋賀まで可能。買取内容によっては、四国・岡山・福井・三重・愛知にも対応します。
まとめ
昔は20年と言われた冷蔵庫の寿命は、近年では8~10年と短くなっているそうです。
その分、消費電量が少なく、20年前は毎月3,000円程度の電気代がかかっていましたが、最新の冷蔵庫では月平均600円程度と、家計に優しくなっています。
その為、製造から5年を過ぎた冷蔵庫は、たとえ故障していなくても高額買取はあまり期待ができないというのが現実です。
壊れた冷蔵庫を処分するには、『リサイクル費用+手間+処分するまでの期限』と、買取に出す『利益+リスク』を天秤にかけて検討することをおすすめします。
