レンジにも、種類が3種類あります。まずは、最も一般的なオーブンレンジ。それからウォーターオーブンとスチームオーブンがあります。温め機能がついた最もシンプルな電子レンジにもなると、5,000円程度で手に入る身近な家電になりました。今現在、買取してほしいと思っている電子レンジが、どれくらいの価格になるのか?ある程度把握しておき買取の段階に備えましょう。
買取できる電子レンジメーカーやモデル紹介
SHARP(シャープ)
全体的に非常に高価買取されているメーカーです。シャープの電子レンジは、「ヘルシオ」といって過熱水蒸気で温める方式。過熱水蒸気“のみ”で食材を温められるのは特許を取っているシャープの製品だけです。今までレンジでは温められなかったような食材が温められるようになったので、ゆで卵をレンジ内でつくることなんかも可能になりました。そういった機能を把握している方は便利だと思うので中古でもじゅうぶんに需要があります。
買取価格は通常の電子レンジ(オーブンレンジ込み)であれば約3,000円~25,000円あたりが買取相場、ヘルシオであれば約20,000円~69,000円あたりが買取相場になっています。(※2016/04/18時点)
HITACHI(日立)
最もシンプルな製品展開を行う日立。電子レンジに関しても、むやみに新製品を発売するわけではなく信頼を持たれているように感じます。「ヘルシーシェフ」が人気のシリーズで、他社にはないトリプル重量スキャナーという、重さと温度を測りムラなく解凍や温め可能なオーブンレンジが発売されました。一見シンプルな機能のようですが、いざ一番使う機能として便利だと把握している方は、日立のレンジを購入するようです。
買取価格は通常の電子レンジ(オーブンレンジ込み)であれば約9,000円~12,000円あたりが買取相場、ヘルシーシェフであれば約20,000円~63,000円あたりが買取相場になっています。(※2016/04/18時点)
Panasonic(パナソニック)
調理家電の中では有名なパナソニック。常に先を行くスタイルが女性に人気です。パナソニックの熱水蒸気機能を搭載するモデルは「ビストロ」。過熱水蒸気機能がついた3万円代の電子レンジに劣ることなく10万円代のビストロが人気の上位に上がってくるなど革命的であった理由は、やはり現代にはかかせないタッチパネル式を真っ先に搭載し始めたからなのではないでしょうか。
買取価格は通常の電子レンジ(オーブンレンジ込み)であれば約3,000円~20,000円あたりが買取相場、ビストロであれば約28,000円~68,000円あたりが買取相場になっています。(※2016/04/18時点)
電子レンジ買取の利用方法
買取方法を選ぶ
買取方法は約3種類に分けられます。宅配買取なら品物を買取店に送って査定をしてもらう。出張買取なら家に来てもらい査定をしてもらう。店頭買取なら品物を持って店頭に査定をしに行きます。中でも、最近は宅配買取に力を入れている買取店が多く、買取り価格も高価に設定されている店が多いです。他にも、どんな地域に住んでいてもほぼ100%買取をしてもらえるという点が大きな利点です。
見積もり査定額を比較する
かならず買取店同士の見積もり査定額を比較してから買取の段階に進みましょう。買取店のメール査定なんかが無料ですし、おすすめです。最も高価に買取をしてくれる買取店を自分で見つけ出し、取引を行うと結果に満足できるでしょう。
査定価格を上げるためにやっておくべきこと
綺麗に掃除をしてから査定に出す
買取をしてもらう製品が電子レンジであるだけに、人によってはものすごく汚れていることと思います。あまり汚れている製品は減額になってしまいますので、事前に綺麗に掃除をしておく必要があります。あまり食べ物のにおいが付着している電子レンジも印象が悪いので、コンセントは抜き、蓋をあけて風通しのいいところで空気の入れかえを行っておくのもいいでしょう。
付属品を揃えて査定に出す
電子レンジを購入した際に付属されていたものはできる限り揃えて査定に出します。説明書、トレー、コードなど、何がついていたか思い出せないという方は説明書を確認したり、ネットでも調べられるので揃えて査定に出してください。これだけで高価買取価格になります。
査定基準
買取店が在庫を抱えているかどうか
買取店が在庫を抱えているかどうかなんて目に見えるものではないのでわかりにくいですが、お手持ちの電子レンジの型番品が著しく買取価格が低い買取店は、まったく同じものをもう何台も店で抱えている可能性が高いです。そんな場合は、他の買取店の買取り価格は絶対比較するようにしましょう。在庫を持っていない買取店は強化買取をしています。
新品か美品か
中には、新品の電子レンジを売る人もいると思います。箱から一切取りだされていなく、販売時同様の状態だと「新品・未使用」ランクとして買取、2~3回使用したのではないかと思われる状態は「美品」ランクになります。それ以外は使用した状態によって買取り価格もいろいろ変わってくるので、査定をしてもらった際に価格を知ることになります。
注意点や減額ポイント
人気のあるメーカー品であるかどうか
従来は食材を温められる機能があるだけで精いっぱいでしたが、電子レンジを使用して調理までをこなす感覚になってきています。シャープ、日立、パナソニックのような、電子レンジの中でも特殊な機能がついた製品メーカーは人気で、買取価格が数千円と聞くと非常に低く感じる方もいらっしゃると思いますが、本当はそんなことはありません。
有名メーカーでなければ買取価格は数百円にしかならないこともあるので、電子レンジはメーカーも非常に重要なんです。
状態が良いか悪いかどうか
徹底して掃除をして査定に出したものの、大きなキズがあったり、塗装が剥げてしまっているなど傷んでいる分は減額になってしまいます。逆に、あんなに傷んでいたのにもかかわらず思ったよりも高価買取してもらえて嬉しかった!など、人により感覚は違うと思いますが、状態が良いか悪いかどうかで考えると“悪い”場合は減額になってしまいます。
電子レンジの売り時
売りたいと思った時が売り時
電子レンジは日々使用する家電なので、売りたいと思った時が売り時です。特に次の製品が欲しいと思った場合、次の電子レンジを購入して家で設置するまでは、以前の製品もコンセントを抜いて売ってしまうとその間の期間が不便になってしまいます。売りたいと思った時に売るといいでしょう。
早めに売った方が良し
「売りたい時」と「早め」の矛盾はあると思いますが、新しい電子レンジを購入してからもう半年から1年以上も部屋に放置してしまうと、その期間に買取り価格の相場が下がってしまったり、劣化してしまっていることも考えられます。新しい電子レンジが家に来たら、できるだけ早めに売りましょう。
売れない電子レンジの処分方法
粗大ゴミに出す
家電量販店に、わざわざ重い電子レンジを抱えて持って行ったのに回収するのに手数料がかなりかかるお店が増えています。手数料を惜しむのであれば粗大ゴミに出すという方法を選ぶのも家の中に不用品を溜めない方法の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
リサイクル店に持って行く
最もおすすめなのはリサイクル店で処分することです。しかし「不用品無料で引き取ります」と書かれてあることが条件。リサイクル店で査定をしてもらい、100円でも買取値がつけばラッキーですし、買取値がつかなければ無料で引き取ってもらいましょう。
まとめ
電子レンジが人気家電になる時代がやってくるとは思わなかった。というくらい、勢いがある電化製品です。特殊な機能がついているものは、新品にまで手が出ないけれど中古なら購入してみてもいいかな。と考えている人は多く、需要はじゅうぶんにあります。買取を検討している方はまずは査定を。