圧力なべから始まるティファールブランドの歴史は非常に長く、実に80年以上を数えます。創業以来、150カ国で販売されているというキッチン用品の一大ブランド。看板商品は、取っ手の取れるフライパンや電気ケトルなどとなっており、赤い字で描かれた「T-fal」のロゴはおなじみとなっていることでしょう。
現在、全体的にホームベーカリーは以下でも述べている通り、微妙な立ち位置の商品となっています。ティファールも苦戦したのでしょう、現在までに日本で正式に発売されたのは3タイプですが、すでに全てが製造中止の憂き目にあっているのです。
ティファールホームベーカリーの買取価格紹介

ホームベーカリーの買取価格
「マイブレッド OW5511JP」、家電買取に自信を見せているショップによると、新品で7,000円、中古品なら4,000円。「ブーランジェリー PF522170」なら新品で6,000円、中古品なら3,000円となっています。機能に大幅な差があるにもかかわらず、買取価格が変わらないところを見ると、需要も変わらないということでしょうか。
ちなみに旧タイプの買取価格は?
同ショップで旧タイプの「ホーム&バゲット OW600370」の買取価格は新品で7,000円、中古品で4,000円となっています。これを見ると、ティファールのホームベーカリーでひとくくりの扱いとしています。こんな特殊なショップもあるようです。
高く売るためのポイント
新品・未開封、これに限ります
町内会や商店街のくじ引きで、ホームベーカリーが手に入る、ありそうなシチュエーションです。そんな場合は、まず新品の買取価格と中古の買取価格の差を思い出してください。加えて、使わなくなるという評判も。「試しに使ってみよう……」その考えが買取価格を半額にします。高く売る為のポイントは「新品」、まずはこれ。「試しに箱から出してみる」、これも買取価格を確実に下げますからご注意を。
日常の手入れは怠らない
使ってしまったら、できるだけきれいなものが高く売れるということになります。特に口に入れるもの関係にはシビアなのが日本、使用感はなるべく少なく、外観はキレイに。使った後のカマの手入れや、外観のカラ拭きなどの日常の手入れは怠りないように。また現物の査定前にはあらためて、中性洗剤で外側の汚れを落としましょう。
取説や付属品は大切に保管
ティファールに限らずホームベーカリーの使用法は簡単とはいえません。もちろん取説は必要ですし、外箱も宅配買取を利用する場合に荷作りの手間を大きく省きます。手間がかからない=買取価格アップと同じこと、「あ、これ売っちゃうかも」そんな予感がするならば、これらの付属品は必ず保管しておきましょう。
まとめ
リサイクルショップでも人気ブランドのティファールですが、ホームベーカリーは特殊な商品です。買取価格もショップによりばらつきがありますから、事前見積もりを数多く出し、高値を付けてくれたショップを頼るようにしましょう。
もちろん店頭や出張での買取もいいのですが、この場合複数の店舗で比較する手間が大変。多くのショップで比較する、この観点で考えるならば宅配買取が一番すぐれていますし、ティファールのホームベーカリーはこの方法が向いているのです。
