売れる足踏みミシンと高価買取オススメ2社

  • 2024年6月13日
機械 古い

足先の上下運動でミシンを動かす足踏みミシンは、足元にある踏板の角度や位置を操り、電源を使わずして生地を縫える旧式のミシンです。中古市場では、100年以上経った今でも現役で使えるアンティーク品にはプレミアムがつき、高額で販売されているとの情報もあります。

しかし、現在では電動ミシンが主流となり、足踏みミシンを目にする機会が減ってきています。「使わなくなった足踏みミシンをどう処分しようか」とか「電動ミシンに乗り換えたいから、使わなくなった足踏みミシンをどうにかしたい」という人もいるのでは?今回は、そんな足踏みミシンに関する耳寄りな情報をご紹介します。

あなたの売りたいものの
\一番高い買取価格がわかる/

買取できる足踏みミシンの特徴

足踏みミシンは、踏板、ピットマン棒、ピットマンクランクといった数々の部品で構成され、定期的な整備をしなくては、サビがついて使えなくなってしまいます。よって、部品がすべて揃っており、かつ致命的なサビがないことが買取できるかできないかの分かれ道になります。

 

高く売れるミシンブランド

足踏みミシンの中でも、とりわけ高く売れるものはどのようなものか?一部をご紹介します。

シンガー(SINGER)

1850年に現在のミシンと同じ構造の実用ミシンを発明し、翌年に特許を取得したアメリカの老舗ミシンメーカー。手回しミシンから足踏みミシン、電動ミシン、コンピューターミシンまで歴代の幅広いミシンを手がけ、ミシンを使う業界では知らない人がいないほどの知名度の高さをほこります。

ブラザー(brother)

1908年に創業した日本のミシンメーカー。当時、国内で使われていたミシンはどこもシンガー社製一色とされていました。1928年に第1号のミシンとされる「麦わら帽子製造用環縫いミシン」を発売し、1932年から家庭用ミシンの量産をスタート。足踏みミシンは工業用・家庭用ともに販売していました。

ジューキ(JUKI)

1965年創業の日本の専門商社。1968年に発売した日本製ロックミシン「baby lock(ベビーロック)」は、品質と性能の高さに加え、手厚いサポートが人気を呼び、現在でも中核をなすベストセラー商品となっています。足踏みミシンは工業用「TL-82 」などを販売していました。

蛇の目(JANOME)

1921年に「パイン裁縫機械製作所」として創業した日本メーカー。ミシン製造と技術者と実業家の3人で立ち上げた同社は、創業間もなくして国産第一号の小型手廻し式ミシン「パイン500種53型」を発売。その後も日本製にこだわって数々のミシンが排出されます。1930年代から50年代にかけて、足踏みミシンも販売していました。

買取を受け付けている会社

ものや状態にもよりますが、現在でも足踏みミシンを買取している業者をご紹介します。

ますけん

ますけん
出典:ますけん
骨董品や書画、和服といった年代物を中心に買取する会社。出張買取のみおこなっており、ホームページまたは電話で受け付けています。出張範囲は東京と神奈川となっています。

足踏みミシンは、テーブルの鉄脚が網目・唐草模様といった装飾的なものに限定し、 鉄脚が直線的なタイプは買取不可となっているとのこと。利用する際には、ご自身がお持ちのものが買取可能なものか、問い合わせてみると良いでしょう。

ジャンクスタイル

ジャンクスタイル
出典:ジャンクスタイル
エイティーンワンと同じ北海道のリサイクルショップ。古書や家具、楽器といった年代物を中心に取り扱い、他ではお目にかかれないアンティーク品も積極的に買取しています。過去に、蛇の目やジューキといった国産の足踏みミシンを買取した実績があるとのこと。同店のブログにその詳細が記載されているので、お近くにお住みの方や気になる人は確認してみましょう。

売れなかった場合の処分方法

リサイクルショップで売れなかった足踏みミシンは、どう処分すれば良いのか?その方法をご紹介します。

インターネットオークションに出品する

現在のインターネットオークションは、部品や雑貨といった小物から、車やヨットといった大型品まで多種多様なものが出品されます。足踏みミシンももちろん対象です。撮影から出品、発送までを自分でおこなう必要がありますが、試しに出品してみると良いでしょう。

価値を見出す人がいれば、出品価格にもよりますが入札する可能性があります。アンティークとしての価値があったり、状態が良かったり、送料が無料であったりと、付加価値やサービスがあるとなお良いです。

NGOに提供する

電力が十分に確保できない発展途上国は、電気を使わない道具へのニーズが依然高いです。NGOがおこなうUPA国際協力プロジェクトでは、そのような道具を回収して発展途上国へ輸出する活動を実施しています。

足踏みミシンも提供できる道具のひとつ。今後も使わないものや、捨てるなら誰かにあげたいと考えている人は、NGOに提供する方法もありでしょう。提供方法については、各NGOのホームページにアクセスして調べてみましょう。

粗大ゴミに出す

インターネットオークションでも売れず、NGOに提供するにも問題がある。そのような人は、一層の事ゴミとして処分することをおすすめします。粗大ゴミは地域によって処分方法が異なるので、ホームページや役所に問い合わせるなどして確認しましょう。

まとめ

現在ではあまり見かけなくなった足踏みミシン。電動ミシンが台頭して使われなくなったことに加え、足踏みミシンを使いこなせる熟練の技術者が少なくなってきていることがおもな要因とされています。

しかし、年代物として価値があることもまた事実。不要になった足踏みミシンがあれば、上でご紹介したお店や会社で買取してもらったり、NGOへ寄付したりといったことを検討してみてはいかがですか?

無料

60秒

一括査定で最高額を調べる